角質は美肌には必要のないもの。というイメージがありますよね。
角質を取るために、しっかりと洗顔をしたり、ピーリングをしたりしている人も多いことでしょう。
しかし、本当に角質は必要ないものなのでしょうか?
必要な角質、いらない角質について知り、正しいスキンケアで美肌を目指しましょう。
皮膚は表皮と真皮の2重構造になっています。
そして、表皮の一番外側が角質層です。外部と接触する部分ですね。
角質層は0.02~0.03mmというとても薄い膜で、角質細胞がレンガブロックのように重なって出来ています。重なった角質細胞の間には、肌の水分を保持するためのセラミドが存在しています。レンガブロックを繋ぐための粘土のような感じですね。
角質層は、とても薄い膜ではありますが肌の水分を保持し、肌を守るバリアの役目をしています。
すなわち、角質層がなければ肌は水分を維持できず、また、外部からの刺激にも耐えられないということになります。角質層ってとっても大切なんです。
角質層は肌を健康に保つためにとっても大切なものです。
そのため、ゴシゴシと洗顔をしたり、ピーリングをしすぎたりして角質層を破壊してしまうのはダメなんです。
角質層をしっかりと守るようなスキンケアをしましょう。
角質層を守るケア方法がこちら。
角質層のあり方によって肌は美しくもなり、ボロボロにもなります。
美肌のためには角質層を守るためのケアを行いましょう。
肌を守る角質層はとても大切です。
しかし、肌は常に生まれ変わっています。肌の奥に新しい肌細胞が生まれ、徐々に表皮へと運ばれます。肌細胞によって新しい角質層が作られれば、古くなった角質は役目を終えたものとなります。肌をバリアしていた角質であっても、もう肌にとっては必要のないものとなるのです。
また、必要のなくなった古い角質が剥がれ落ちずに肌に付着したままだと、くすみやニキビ、肌の老化促進などの肌トラブルを起こす元凶となってしまいます。
役目を終えた角質が、ズバリ!いらない角質なんです。
いらなくなった角質は、肌トラブルを起こす前に取り除きましょう。だからといってゴシゴシ洗顔をしてはいけません。必要な角質まで取り除かれてしまいますからね。
古くなった角質だけを取り除くようなスキンケアを行いましょう。
角質=敵というイメージがありますが、実は肌を健康に保つためにはとっても大切なものなんです。肌を美しく健康に保つためにも、角質層を守るスキンケアを心がけて下さいね。