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つらい生理痛や頭痛。お薬を使わずに漢方でよくする方法

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うるおい漢方の専門家

2015年2月13日更新 | 15,834 views | お気に入り 288

女性特有の不調である生理痛や頭痛。
雨の日に痛くなる、冷えると痛くなる、ストレスがたまっていると痛くなる、というひともいるのでは?

生理痛や頭痛は、ひとによって原因はさまざまで対処法も異なります。市販の頭痛薬、鎮痛薬を飲めばすぐに治るからいいや、と放っておくと、あなたのカラダは取り返しのつかないことになってしまうかも!?

今回は、頭痛や生理痛を、西洋薬を使わずに漢方薬で改善していく方法をお伝えします。

なぜ、西洋薬を飲み続けてはイケナイの?

絶対にダメ!というわけではありません。辛い痛みをガマンしてイライラしてひとに当たったり、寝込んでしまうくらいなら西洋薬に頼るのも正解です。

しかし、飲み続けても、根本的に解決をしなければ、痛みはくり返します。
また、漢方の視点で考えると、西洋薬を飲み続けて一時的に症状が和らいでも、実は、どんどん、頭痛や生理痛になりやすい体質にしているかもしれません。

まずはあなたの生理痛、頭痛の原因を漢方の考え方でチェックしてみましょう。

あなたの生理痛、頭痛の原因は?

以下のチェックリストであなたのタイプを知って、自分に合った対処法を実践しましょう。

1、冷えタイプ:___個

  • 月経中に腰が重だるくなる
  • 月経中は疲れやすい
  • 月経中に下腹部が冷える
  • 冷え性である
  • 温かいお風呂につかると月経痛も頭痛もやわらぐ
  • 下痢をしやすい

2、ストレスタイプ:___個

  • 月経中はおなかや乳房が張る
  • 月経周期が不規則になりがち
  • イライラすることがおおい
  • 頭が熱くなり、こめかみが痛くなる
  • キーンという耳鳴りがする
  • 目の奥が痛くなる

3、血行不良タイプ:___個

  • 生理痛がひどく、刺すように痛む
  • 生理の血にレバーのようなかたまりが出る
  • 月経前に大きくて赤いニキビができる
  • しみやあざができやすい
  • 目の下にクマができやすい
  • 首、肩こりがある

4、血(けつ)不足タイプ:___個

  • 月経血の量が少ない
  • 月経中に集中力が落ちたり、物忘れをしやすくなる
  • 立ちくらみがする
  • お肌が乾燥している
  • 顔が青白い
  • 爪が割れやすい

5、水たまりタイプ:___個

  • 月経中は乗り物酔いをしやすい
  • 頭が重たいような痛みがある
  • 雨や曇りの日は特に痛む
  • 脚がむくみやすい
  • 水分をたくさん摂る
  • 胃がムカムカする

1〜5のうちチェックが一番多いものがあなたのタイプです。
複数のカテゴリーで同じなら、気になっている項目を優先してくださいね。

それではタイプ別に漢方で改善していく方法をお伝えします。

痛みタイプの解説

1、冷えタイプ

もともと、冷え性だったり、寒いところに長時間いて冷えてしまったことで血行が悪くなり月経痛、頭痛がひどくなっているのがこのタイプ。温めてあげることが解決策です。冷やさないように温かい服装を心がける他に、カラダの内側からも体を温めていきましょう。

★よく選ばれる漢方薬★

  • 温経湯(うんけいとう)
  • 当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)

★カラダをあたためる食材★

  • 高麗人参
  • 長ネギ
  • 生姜
  • シナモンなど

2、ストレスタイプ

ストレスやプレッシャーによって「気(き)」のめぐりがわるくなり、月経痛や頭痛になっているのがこのタイプ。気のめぐりを良くすることで痛みはやわらぎますよ。アロマオイルをたいたり、ゆっくりするなど自分なりのストレス解消法をもっておくほかに、カラダの内側から気をめぐらせることもしていきましょう。

★よく選ばれる漢方薬★

  • 加味逍遥散(かみしょうようさん)
  • 抑肝散(よくかんさん)
  • 釣藤散(ちょうとうさん)

★ストレス解消の食材★

  • 柑橘系のフルーツ
  • 大葉
  • 小松菜
  • 春菊
  • セロリなど香りがよいもの

3、血行不良タイプ

ドロドロの血が血管の流れをわるくして、たまった経血を無理やり出そうとしたときに痛みがおこるのがこのタイプ。冷えが原因で血行不良になることがあるので、足湯などでしっかりカラダを温めたり、ストレッチをして血のめぐりをよくすることが解決策です。カラダの内側からもめぐりをよくすることもできます。

★よく選ばれる漢方薬★

  • 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

★血めぐりを良くする食材★

  • にんにく
  • 生姜
  • たまねぎ
  • 黒酢など

4、血(けつ)不足タイプ

偏食や小食、夜更かし、働きすぎなどでカラダの中の血が不足して、すみずみまで栄養が行き届かないために月経不順や立ちくらみが起こりやすくなっています。血になるものを食べることが解決策です。

★よく選ばれる漢方薬★

  • 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

★血になる食材★

  • クコの実
  • ナツメ
  • 黒豆
  • 黒キクラゲ
  • 牡蛎
  • ほうれん草など

5、水たまりタイプ

胃腸が弱いことなどが原因でカラダの中の水のめぐりが悪くなり、余分な水分をためこんでいるために、月経痛や頭痛が起こっているのがこのタイプです。ぬるめのお風呂にじっくりつかったり、ヨガなどゆったりとした運動で汗をかいて、たまった水分を外に出すことが解決策です。また根本的にカラダの内側から水はけの良いカラダにしていきましょう。

★よく選ばれる漢方薬★

  • 五苓散(ごれいさん)
  • 半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)

★水はけを良くする食材★

  • はとむぎ
  • あずき
  • とうもろこしのひげ茶など

月に80錠、頭痛薬を飲んでいました

私は数年前まで、頭痛がひどくて、頭痛薬を月に80錠飲んでいました。飲めば治るから、それでOK!と思っていてとくに危機感はありませんでした。

いまから考えると、薬を飲む度に頭痛をひどくしていたんですね。
一般的な市販の頭痛薬というのは「解熱鎮痛薬」です。
痛みも抑えますが、「解熱」もするのです。つまり、カラダを冷やしているのです。もしあなたの頭痛が冷えによるものだとしたら、薬を飲み続けることが、どんどん頭痛体質にしている、ということになります。

私の場合は、数年前、身内がガンになったことがキッカケで漢方に出会い、自分に試してみたところ、2週間で頭痛が治ってしまい、それ以来、頭痛薬とは無縁になりました。
頭痛に対して漢方薬を飲んだのもその2週間だけです。
そのあとは、飲み物や食べものを意識するだけで、予防できています。

生理の時は、のたうちまわるほどの痛みと、イライラ、何を言っているのかワカラナイほどの意識とカラダのコントロールができない状態だったのが、すっかりなくなり、今は携帯のアプリで予定日をつけておかないと、いつくるかわからないほどに。

漢方を味方にすれば、頭痛や月経痛は自分でコントロールできるようになります。また、頭痛、月経痛をコントロールできるようになると、お肌の調子やスタイル、機嫌もよくなっていくので一石二鳥なのです。

いかがでしたか?

あなたにとっても漢方が身近な存在になっていただければ幸いです。
ただ、おぼえておいていただきたいのは『漢方薬は薬』です。
副作用もあります。

自分の判断で選ぶのではなく、必ず、医師や薬剤師に相談して選んでください。何か違和感があればすぐにやめて医師、薬剤師に相談してくださいね。

本記事は、2015年2月13日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。