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漢方で緩和する花粉症対策

2015年2月25日更新 | 7,385 views | お気に入り 567

春になると多くの人を悩ませている花粉症。2月になるとそろそろムズムズし始める人もいるのでは?

毎年、マスクやメガネ、最新花粉症対策グッズが発売されますが、完全にガードするのは難しいもの。そこで、今回はカラダの内側から花粉に強くなるための漢方のお話をしたいと思います。

なぜ、花粉症になる人とならない人がいるの?

外から入ってくる花粉に対して、カラダの中でアレルギーに対抗するためにIgEという免疫物質がつくられます。この体内のIgEの量が一定量を超えると花粉症になるというのが一般的な考え方です。

このIgEをつくりだすのを抑えられない人がアレルギー体質であり、花粉症を発症しやすくなると考えられています。

一方、漢方では、カラダが健康であれば、外から花粉や病原菌などの刺激が入ってきてもその影響は受けないと考えています。なので、カラダの中のバランスがくずれている人が花粉症になりやすく、そのバランスを整えることで花粉症の症状を和らげていくことができるのです。

漢方で、花粉症を撃退するには?

◎STEP1

花粉症に負けない健康なカラダに必要なものは「気(き)」です。
気が不足すると免疫力が低下して抵抗力がなくなるので、花粉症の症状が出やすくなるのです。
まずは「気(き)」を補いましょう。

★気をおぎなう食材

  • 豆類、イモ類、穀類、きのこ類

このタイプによく選ばれる漢方薬

  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

◎STEP2

STEP1でカラダの抵抗力を高めることができたら次に、花粉症の症状別に対処法を知っておきましょう。

①透明の鼻水が滝のように出る、くしゃみが出る、だるい

このタイプはカラダが冷えています。
温めることが鼻水地獄から脱出できる近道です。

温め食材

  • ショウガ、ねぎ、たまねぎ

NG食材

  • チョコレート、ケーキ等の甘いもの、冷たい飲み物

このタイプによく選ばれる漢方薬

  • 小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
②鼻がつまる、黄色い鼻水がでる、のどがかゆい・痛い、ぼーっとする、頭が痛い

このタイプはカラダの一部に熱がこもっています。
余分な熱は冷ますことで、いつもキレのいいあなたに戻れます。

熱とり食材

  • ミント、緑茶、れんこん

NG食材

  • 辛いもの

このタイプによく選ばれる漢方薬

  • 葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)
  • 辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)
  • 荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
③目がかゆい、充血する

このタイプは目に熱がこもってしまうタイプ。
ストレスやプレッシャーがおおい人に多く見られる症状ですね。
冷ますことで目薬無用の春を迎えましょう。

熱とり食材

  • 菊花、くこの実、ミント

【漢方素材の活用法】
菊花、くこの実、お気に入りの紅茶にブレンドして飲んだり、そのままお湯を注げば手軽に菊花茶やくこ茶にして美味しく頂けます。また、鍋料理に一緒にいれるとカンタンに薬膳鍋にできますよ。
それから、杏仁豆腐にトッピングされているのは、くこの実。残さず食べましょう(^_-)-☆
ミントはミントティーとして飲むのが一番とりいれやすいですね。

NG食材

  • 辛いもの

このタイプによく選ばれる漢方薬

  • 越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)
  • 荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
  • 杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)
④お肌がピリピリする

このタイプはカラダのバリア機能が弱っています。STEP1の気をおぎなうことを意識しながら、お肌にうるおいを与えることでバリア機能を高めましょう。

オススメ食材

  • 豆類、イモ類、穀類、きのこ類、クコの実、ナツメ、しそ、ヨーグルト

【漢方素材の活用法】
ナツメは、ナツメ茶やナツメジャムが販売されているので、それを紅茶やお湯に溶かしていただくと、手軽で美味しくとりいれられます。
また、乾燥したナツメを、鍋料理に浮かべればそれだけで薬膳鍋にできるので、いつもと違ったワンランク上の鍋レシピにできますよ。

食べ過ぎ注意

  • 辛いもの

このタイプによく選ばれる漢方薬

  • 荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
  • 温清飲(うんせいいん)

いかがでしたか?

花粉症対策は早く行動した人だけが実を結びます。
毎年メガネやマスクに頼っていたあなたも、今年は今からカラダの中を整えて、花粉症に強いカラダをつくっておきましょう。

今回も漢方薬をご紹介しましたが『漢方薬は薬』です。

副作用もあります。自分の判断で選ぶのではなく、必ず、医師や薬剤師に相談して選んでください。何か違和感があればすぐにやめて医師、薬剤師に相談してくださいね。

著者情報

うるおい漢方の専門家

本記事は、2015年2月25日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。