歯がしみると思っていても、歯科に行く時間がなかったり、予約を取るのが面倒だと言って先延ばしにしている人はいませんか?そのような行動、後で後悔する可能性があります。
歯ってとても大切なものです。それは、私たちが毎日使うものでもありますし、栄養源となる食物を噛み砕く場所でもあるためです。また、歯の病気と思っていたら、ちょっと違っていた・・・なんてことも実際あります。
虫歯で歯がしみることがあります。年齢を問わずに虫歯の患者はいます。
早めに見つかれば、苦痛も通院も治療費も最低限で済みます。
昔、治療した虫歯の付近などは、どうしても虫歯になりやすいものです。
虫歯になりやすい歯質もあるでしょう。定期検診がお勧めです。
最近多いようですね、冷たいものがしみる・・・というようなCMも放送されています。熱いものも刺激があります。
歯の表面のエナメル質が薄くなっているためにこのような症状がおきます。
主な知覚過敏の原因はこのようなものです。その他にも原因はあります。
歯の症状はほうっておいても良くはなりません。早めの診察が必要です。
あまり聞きなれない病気かもしれませんが、この病気は熱いものが歯にしみるという特徴があります。急性と慢性があり、酷いものは激痛を伴うこともあります。虫歯の原因菌が歯髄に入って起こす現象です。
歯の中には神経が通っており、歯質が崩壊してしまうと歯がしみるという現象が起きます。そのままにしておくと、歯の神経が細菌に負けてダメになってしまいます。
歯茎の中に腫瘍ができるということがあります。どちらかというと、稀な疾患ですが、多くは良性腫瘍です。最終判断は病理検査ということになります。多くは、あまり症状が出ないようですが、腫瘍が大きくなると神経を圧迫して歯がしみるということもあります。
良性の場合でも、基本は手術によって取り除く方法が取られます。
歯がしみる・・・表面的に見て原因が分からないという場合は、レントゲンを撮ることになります。そこで疑うべき病気が出てくると、CTの検査をすることも。町の歯科医院では行えないような手術などの場合は、総合病院や大学病院の口腔外科で行うことになります。
歯に関係する腫瘍は、良性であっても基本的には手術で取り除くことが多いようです。悪性化する可能性があるということもですが、良性の腫瘍であっても歯の根っこを吸収したりして歯そのものをダメにしてしまうからです。
しかし、病状は人それぞれですから、経過観察という場合もあるでしょう。