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夏の日差しにも負けない!お肌がいきいきする美味しい漢方のススメ

2015年7月16日更新 | 3,992 views | お気に入り 439

女性のお肌は夏に3歳老けるといわれます。その原因の8割が「紫外線」によるお肌トラブルです。日焼け止めクリームや美白美容液なども必要ですが、カラダの中から紫外線対策ができたらいいですよね。そこで、今回は夏の日差しに負けないお肌のつくりかたと、日焼けしてしまったあとの応急措置について、漢方の視点からお話しします。

なぜ、夏に女性のお肌は3歳老ける?

なぜ、夏の女性のお肌は3歳老けるのでしょうか?その理由は3つ考えられます。

1つ目は、先にもお伝えしたとおり、紫外線によるお肌ダメージです。紫外線がお肌の奥に入ってじわじわと悪影響をあたえ、お肌のコラーゲンを変性させて弾力をなくし、シワの原因となっていきます。さらに、一度日焼けをしたお肌は、20代なら24日ほどで元に戻りますが、30代では約120日、40代になると約365日もかかってしまいます。夏の日差しを何も考えずに浴びていると、艶も透明感もない、くすんだシワシワのお肌になってしまうのです。

2つ目は、外の暑さと、室内の冷房による肌乾燥です。日本の夏は蒸し暑く、そとにいるとダラダラと汗をかきます。それが電車や車、室内に入った途端に冷蔵庫かと思うほどの強い冷房がついていますよね。冷房はかいた汗を蒸発させるだけではなく、お肌に必要なうるおいも奪っていきます。こうしてうるおいがなくなったお肌は、お魚で例えると、鮮魚と干物なら、干物になってしまったのと同じ。焼けやすいのはどちらでしょうか?干物ですよね。乾燥した干物肌は、さらに日差しに弱い日焼けしやすいお肌になってしまうのです。

3つ目は、夏の暑さによる不規則な食生活と寝不足です。暑いと食欲がなくなったり、冷たいものばかりを食べたり飲んだりして食事の栄養バランスがくずれがちになります。お肌は食べたり飲んだりしたもので創られますので、お肌の栄養にならないものばかり食べていては、お肌は元気がなくしぼんでしまいます。

また、夏の熱帯夜によって睡眠不足にもなりがちです。睡眠は最高の美容液。紫外線対策をしっかりして、食事に気をつけていても、寝なければお肌は枯れてしまうのです。

こうして私たちのお肌は、夏に3歳老けてしまうのです。

なぜ、カラダの中から紫外線対策ができるの?

前項の2つ目に書いたとおり、お肌は乾燥していると日差しのダメージを受けやすくなります。ということは普段からうるおいのあるお肌を保っておけば、日差しに強くなれます。

「うるおいのあるお肌を保つ」とはどういうことでしょうか?それは「うるおすこと」と「保湿すること」この2つです。一見、同じことのように思うかもしれませんが違いがあります。

「うるおすこと」とは、カラダの内側からうるおいを創り出し、お肌表面まで届けることです。
「保湿すること」とは、カラダの内側から湧き出たうるおいをお肌表面で保つことです。

つまり、「うるおす」とはカラダの内側からすることで、食べもの、飲み物、サプリメントが該当します。「保湿する」とはお肌に直接するスキンケアやUV対策となります。わたしからはお肌を「うるおすこと」についてお話ししたいと思います。

カラダの内側からお肌をうるおすというとどういうことを思いつきますか?コラーゲン、プラセンタ、ヒアルロン酸、ビタミンC、水分を摂るなどでしょうか?それもありますが、漢方の視点で考えるとカラダの中の「気・血・水(き・けつ・すい)」を整え、とくに「血(けつ)」を補うこととなります。

漢方では、私たちのカラダは「気(き)・血(けつ)・水(すい)」の3つの要素でできていると考えています。

「気(き)」

「気(き)」とは、目には見えない空気のようなもので、カラダを温めたり、動かしたり、元気のチカラだったり、新陳代謝に関わるもの。

「血(けつ)」

「血(けつ)」とは、血液を含む、栄養のある水分のことで、お肌、髪、つめ、瞳、くちびるにうるおい、栄養を与え、老廃物を回収する体液。

「水(すい)」

「水(すい)」とは「血(けつ)」以外の水分のことで、全身にうるおいを与える体液。

この「気・血・水」がいずれもたっぷりとあり、しっかりと全身をめぐっていることが外見を美しくするための条件であり、お肌がうるおうためには、「血(けつ)」がたっぷりとあり、しっかりとめぐっていることが必須条件となります。

気・血・水を整えて、血をたっぷりと補っておくことでお肌はうるおい、日差しに強い、いきいきとしたお肌でいられるのです。

日差しに負けないうるおい肌をつくるおいしい漢方

それでは具体的に、日頃からお肌をうるおしておくために、「血(けつ)」をおぎなえるおいしい漢方をご紹介します。

クコの実

漢方のルビーとも言われるクコの実は、お肌や髪にツヤを与え、目の疲れにもよいと考えています。ほんのり甘い味なので、お気に入りのハーブティーや紅茶などにそのまま入れれば、即!おいしいクコ茶になります。

海外ではゴジベリーと呼ばれ、セレブもこぞって食べる美容フードとして選ばれています。海外セレブたちの間ではスムージーにいれることが多いようです。漢方薬局やスーパーなどでも販売されていますので、試してみてください。

クコ茶の一例

夏に失いがちなミネラルを補給できるルイボスティーにクコの実を5粒程度いれて、お湯を注ぐだけ。3分ほどで飲みごろとなります。ルイボスの爽やかな風味にクコの実のほんのり甘い味が加わって美味しく、たのしく、手軽にとりいれることができます。

デザートにトッピング

杏仁豆腐の上にクコの実を1つのせるだけ。見た目もかわいくおいしそうになりますし、お肌にもいいなら、のせないなんてもったいないことです。 

ナツメ

中国では一日3つ食べると老けないといわれているエイジングケアフードのナツメは、漢方では、元気の「気(き)」と、うるおいの「血(けつ)」を補ってくれるので、夏の疲れ気味にもお肌にオススメしたいドライフルーツです。

ナツメをまるごと鍋料理にいれてもいいですし、ジャムになっているものが販売されているので、スプーン一杯をお湯や紅茶等に溶かしてなつめ茶にしてもおいしく飲めます。

日焼けをなかったことにできる?

カラダの中からも外からも紫外線対策をしても、うっかり日焼けをしてしまうこともありますよね。そんなときの応急措置もお伝えしておきます。

日焼けはヤケドですので、お肌の外側からはまずはしっかり冷やすことが必要です。そのあとはシミとして残らないような行動に移ります。日差しを浴びてからシミができるまでは数日かかるので、その数日間が勝負です!スキンケアとしては美白化粧水や美白美容液などをつかうのもよいでしょう。

漢方では、シミは「血(けつ)のめぐり」がわるいとできると考えています。ということは日焼けをしてしまったらまず「血のめぐり」をよくすることでシミを予防していけばよいのです。 

日焼けをなかったことにしよう!美味しい漢方

日焼けによってシミができてしまうのは、先にもお伝えした通り、漢方では「血(けつ)のめぐり」が悪くなったサインだと考えます。
ということは、シミになる前に血(けつ)のめぐりをよくしてしまえばいいのです。血めぐりをよくする美味しくてかわいい漢方をご紹介します。

ローズ

漢方では「マイカイカ」というバラ科の花のつぼみです。いわゆる香水のようなバラの香りがするのではなく、ほんのりかすかな甘い香りと味なので、飲み物にいれてもおいしくいただけます。

ローズティーの一例

ティーポットに、ローズ(マイカイカ)を5個程度いれて、お湯を注ぎ、3分ほど待てばできあがりです。紅茶などお気に入りのお茶にブレンドするのもおすすめです。日焼けしてしまった!というときはすぐに飲みましょう。

おまけ

〜普段からカラダの中を整えておく、おいしい漢方〜

日差しに強いお肌をつくるために、漢方でいう「血(けつ)」をおぎなうことでうるおいのある日差しに強いお肌をつくり、「血(けつ)」めぐらせることで、シミを予防するというお話をしてきました。

さらに上のいきいきとしたお肌を手に入れるためには、「なぜ、カラダの中から紫外線対策ができるの?」のところでお話しした通り、漢方ではカラダの中の「気・血・水(き・けつ・すい)」を整えることが条件となります。しかし、気・血・水は毎日消耗されるので、毎日補う必要があるのです。 

元気なお肌になりたい!と願いながらも、日々忙しい中、『気は高麗人参でおぎなって、めぐらせるのは柑橘類、血はクコの実でおぎなって、ローズでめぐらせて、水は・・・!?』と考えるのが大変だな、面倒だな、と思ってしまうあなたのために、おススメの漢方のお茶を参考にご紹介します。

うるおい美漢茶®

クコの実、ナツメ、リュウガンニク、高麗人参、みかんの皮、サンザシの6種類の素材をブレンドした「気・血・水」を整えること考えて創った漢方のお茶です。味はローズヒップティーを少し甘くしたような感じで、煮だす必要がなく、お湯を入れて5〜10分待つだけなので、毎日朝起きたときや喉が渇いたときに気軽に飲めます。

また、茶葉が入っていないので、飲み終わったあとの素材を、スムージーにしたり、ゼリーに混ぜたり、ミキサーかけてペースト状にしてカレーにしたり、余すことなく使えます。

温かいまま飲むのがおすすめですが、暑い夏にも続けて頂きたいので、夏は少し冷やして飲んだり、炭酸と割っても美味しく飲むことができます。

まとめ

いかがでしたか?
夏は女性のお肌が3歳ふける季節です。これは夏に上手に暑気払いができていないからとも言えます。暑気払いというと、現代においては、すぐに冷えた清涼飲料水やビールなどが思い浮かばれます。しかし、本来は、漢方などの考え方に基づき「体を冷やす効果の有るもの」を摂るものであり、冷たいものとは限りません。むしろ薬湯のようなものが飲まれていたと言われています。

漢方というと苦い、美味しくないといったイメージがありますが、甘くて美味しい、見た目も可愛い漢方の素材はたくさんあります。まずは今回ご紹介した、クコの実、ナツメ、ローズ(マイカイカ)から入っていただき、親しんでいただければと思います。そして、上手に暑気払いをして、夏の日差しにも負けない、いきいきとしたお肌を手に入れてください。

著者情報

うるおい漢方の専門家

本記事は、2015年7月16日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。