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避妊だけじゃない!?知っておきたいピルの基礎知識

2015年10月22日更新 | 4,205 views | お気に入り 609

生理痛や生理前のだるさ、むくみ、イライラが原因で仕事をお休みしてしまうOLさん、試合に生理が重なって困っているスポーツ選手や学生さん、そんな煩わしさから解放されたらなあと思っている人も少なくないと思います。今日はそんなあなたにぜひ知ってもらいたい正しいピルのお話です。

ピルの基礎知識について

①ピルってなあに?

そもそもピルというのは避妊のために使われるホルモン剤で、以前もお話ししたエストロゲンとプロゲステロンという2種類のホルモンが入っています。
★参考記事:ホルモンについてのお話はコチラ⇒

このホルモン剤によってもともとのホルモンの波がなくなるので、それにより排卵をさせなくしているのですが、それだけではなくホルモンの波によって引き起こされる様々な症状を改善できるのです。また入っているホルモンの種類によりニキビに効くもの、むくみにくいものなど少しずつ特徴があります。

②避妊以外のピルの効果

生理痛

生理痛には2タイプあって、原因のあるものとないものがあります。
原因のあるものの多くは子宮内膜症という病気。
この病気の進行を食い止めるのにピルが使われます。こうした生理痛の治療に使われるピルには保険も適用されます。
★参考記事:生理痛について詳しくはコチラ⇒

PMS(月経前症候群)

生理前になるとイライラしたり逆に不安や落ち込みがひどくなったり、身体がむくんだり、頭痛がしたり、だるくなったり・・・こうした症状は排卵の後に出てくるプロゲステロンというホルモンの働きで起こるのですが、このような症状にもピルは効果が確認されています。

にきび

日本ではあまりニキビの治療にピルというのは知られていませんが、アメリカではホルモン周期によるニキビに対して治療薬としてピルが認められています。

生理が多い(過多月経)

ピルを飲むと生理の量が少なくなります。人によってはほとんどなくなってしまう人もいます。毎月生理の量が多くて貧血に困っている人は使ってみる価値は大!

卵子を取っておける!?

ピルを飲むことで排卵がないためその分、卵子を取っておけると思っている人もいるのですがそれは間違い。
ピルを飲んでいたからと言って年齢を重ねてからも卵子が残っているということは残念ながらありません。

③ピルの副作用

こんなメリットの多いピルですがやはりお薬には違いありません。
そして薬には副作用はつきもの。

血栓症

ピルの大きな副作用に血栓症というものがあり、一時ニュースにもなりました。
血栓症というのは血液が固まりやすくなることにより足の血管などにできた血の塊が血流にのって肺や頭の血管につまってしまうことを言います。
でも実はあまり知られていませんが女性は妊娠するととても血が固まりやすくなるので同じく血栓症のリスクが増えるのですが妊娠中のリスクに比べればピルのリスクはとても小さいものなのです。

太る!?

また、ピルで太ると思っている人も多いのですが、そんなことはありませんのでご安心を!
ただし種類によってはむくみやすいものもあるので、むくんで体重が増えたということは考えられます。

乳がん

乳がんのリスクが上がるという話を聞いたことがある人も多いと思いますが、実は乳がんのリスクを上げる可能性はとても低いんです。
タバコの方がずっとずっとリスクは大きいのです。

④どこでもらえるの?

では生理痛や生理前の不調がある場合にどこに行ったらいいのでしょうか?

ピルを出してくれる病院はたくさんありますが1年に1度の検診を含め、きちんと診てもらえる婦人科やレディースクリニックなどが安心です。
最近はジェネリック医薬品で少し安いものも出ていますが料金は一か月で約3000円ほど。

まとめ

たかが生理痛で病院に行ったら怒られるんじゃないか?
と思って我慢している人、生理がない方が楽と思って生理がないのを放たらかしにしているアスリートや学生さん、いつでも産婦人科やレディースクリニックに相談に来てください。

上手に生理と付き合っていきましょう!

著者情報
本記事は、2015年10月22日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。