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化粧品を選ぶときに参考にして欲しい、化粧品ラベルの読み方!

2015年10月30日更新 | 5,403 views | お気に入り 490

化粧品を選ぶとき、何を参考にして化粧品を選びますか?

化粧品の広告や宣伝を見て、ですか?インターネット検索でしょうか?
その化粧品のホームページからでしょうか?
あるいは、お店に設置しているポップですか?
それとも、誰かにすすめられたからですか?

もしかしたら愛用者の声を聞いたとか、口コミを見て、かもしれません。
その他にもイメージのモデルさんが美しいから、パッケージが可愛いとか、価格が安いからなどという理由もあるかもしれません。

ところで化粧品を選ぶとき、実は一番参考にして欲しいのが「化粧品に書いてある表示」つまり、「化粧品ラベル」なんです!
広告や口コミ、ポップなどに記載されていない重要なことがこの化粧品ラベルに書いてあります。化粧品に関るすべての決まり事やルールに関する仕事に20年以上従事し、欧米、オセアニア、アジア等様々な国の化粧品ラベルを数万個作成してきた筆者が化粧品を選ぶ時に参考になる化粧品ラベルの読み方を伝授します!

化粧品ラベルに書かれていること

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化粧品ラベルは、法定表示といって法律で何をラベルに書くかが決まっています。

  • 製造販売名
  • 種類別名称
  • 内容量
  • 全成分
  • 製造販売元
  • 使用上の注意
  • 保管上の注意
  • 製造番号
  • 使用期限
  • 原産国

です。
それぞれがどのような意味を持つのか、次に詳しく解説してみます。

①製造販売名

都道府県に届ける名称です。
化粧品の効果を逸脱したネーミングや、医薬品と間違えるような商品名はつけることができません!「しわ取りクリーム」「しみ取りクリーム」「美白クリーム」などは化粧品では認められていません。
※美白クリーム、ニキビ用化粧水等は承認を受けた医薬部外品のみです。

また、ビタミンCクリームとか、ローズクリームなど、ある特定の成分名を販売名称とすることはできないんですよ。

②種類別名称

この化粧品がどんな種類の化粧品なのか、を表しています。
例えば、チューブに入っている化粧品が、洗顔料(洗い流す)なのか、クリーム(洗い流さない)なのか、化粧品のパッケージの見た目だけからは判断できないため、その化粧品の種類を書くことになっています。

③内容量

gやml、○枚、○個などと記載されています。

④全成分

化粧品に配合されるすべての成分を記載しなくてはなりません。
これは2001年より始まったルールです。全成分を表示することで肌に合わない成分など確認することができます。ただし、成分は多い順番に書き、配合が1%以下の成分に関しては、順番は自由です。
そのため、たくさん入っているように見せたい成分を上に持ってくるなど、各社工夫を凝らして成分を並べています。

⑤製造販売元

化粧品の品質や安全性に関してすべての責任を持つ会社名が書かれています。使用中に起きた肌トラブルや、その化粧品の配合している成分について、使い方保管方法など、その化粧品に対しての疑問や質問、または何か問題がおきたらこの責任元に連絡できるようになっています。

⑥使用上の注意・保管上の注意

化粧品を使用する時にどんなことに注意したらいいのか、家などで保管する時にどんなことに注意して保管したらいいのか等が記載されています。せっかく自分のために購入した化粧品ですから、正しく使用、保管して最後まできちんと使用するための大事な内容ですからしっかりと読んでおきたいですね。

⑦製造番号または製造記号

トレーサビリィーといったら分かりやすいでしょうか?
その化粧品がいつ製造されたのか、いつ出荷したのかなど追跡することができる番号です。製造販売元は、この番号で商品がお客さまの手に渡ってもなおかつ、品質や安全性を見届けなければなりません。売ったら売りっ放しということはできないのです。

⑧使用期限

化粧品は、製造から未開封の状態で約3年間品質が保たれる場合は、この使用期限の記載はありません。たいていの化粧品には使用期限が記載されていないのが現状です。ただし、最近ではオーガニックやナチュラルコスメなど防腐剤が使用されていないものもあり、その場合、使用期限が記載されている物も一部ですがあります。

⑨原産国

どこの国で製造されたのか、原産国を記載する必要があります。容器の見た目のデザインはフランスっぽいのに、中身は日本で作られている、アメリカのブランドだけど実は韓国で作られている、など原産国から製造している場所がわかります。

購入前に必ず確認しましょう!

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お店等で購入する時には、商品の一番外側(外箱など)の見える所に記載してあるのでぜひ購入前に確認してみてください。

一方、通販等で買う場合には、内容量や成分は書いてあるかもしれませんが、残念ながら化粧品を手に取るまで、全ての情報が見ることができません。
その場合は、その販売先に問い合わせしてみるといいと思います。

小さくて見えない場合には…

確かに化粧品の裏に書かれている文字はとても小さくて見えづらいかもしれません。小さい限られたスペースにこれだけの情報を掲載するのですから、文字が小さくなってしまいますよね。そんな時にオススメな方法は、「携帯電話のカメラで写真を撮る」です。こうすると、あとで拡大して見ることもできますのでとても便利ですよ。

化粧品ラベルは限られたスペースに書かなくてはならない事項を書いているため、とても字が小さく、なかなか読む気になれないかもしれません。
でも、誰が、どこで、どんな成分を配合してどんな化粧品を作っているのか、を正しく知るためには、「化粧品ラベル」をチェックすることが一番なのです。広告や宣伝、口コミだけでは見えてこない化粧品の本来の中身が分かりますよ!化粧品購入の際にはしっかりチェックしてみてくださいね。

著者情報

炭酸美容家/薬事コンサルタント/ホリスティック栄養理学士

本記事は、2015年10月30日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。