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ひとごとではない!?現代人の睡眠にまつわる気になる病気

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2015年12月3日更新 | 2,373 views | お気に入り 312

忙しい時期になると一番減っていくのが「睡眠時間」です。

慣れれば大丈夫!と軽視していくと気づかないうちに様々な病気を抱えている・・・ということもあります。

また、睡眠不足になると脳卒中、心筋梗塞、うつ病、糖尿病、高血圧などの重大な病気にかかるリスクが3倍になると言われています。今回は睡眠に関する病気についてお話します!

1)最適な睡眠時間は年代別に異なります!

2014年3月厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針」より年齢別の最適な睡眠時間が発表されました。

  • 13-18歳~ 8~9時間
  • 25歳~  7時間
  • 45歳~ 6.5時間
  • 65歳~ 6時間

年齢に合った睡眠時間を確保しましょう。

2)現代人に急増!
気になる睡眠にまつわる7つの病気

★1、睡眠不足症候群

睡眠時間を確保しているはずなのに、日中耐え難い眠気を感じる。そんな方はいらっしゃいませんか?
睡眠時間は何時間ですか?と質問すると3時間と回答されます。

これは、本人が睡眠不足を自覚していない今最も増えている病気です。

数か月~数年続けていくと、日中の強い眠気に悩んだり、知らないうちにイライラしたり、仕事のパフォーマンスが大幅に低下する原因になります。

「睡眠不足でも慣れれば問題ない私は、ショートスリーパー!」

とお話しする方もいますが、6時間以下の睡眠時間が最適な睡眠時間であるショートスリーパーの方は、全体の数パーセントしかいないと言われています。
また、日中の強い眠気を感じることがなく、週末も平日と同じ睡眠時間でも眠気や朝起きたらスッキリしないなどの症状を感じることはありません。

※いつでもどこでもどんな場所でも眠れる人も要注意!

よく、「私は電車の中で立ったままでも寝られる!布団の中に入ったら3秒で夢の中・・・」という方がいらっしゃいますが、電車の中やひと目がある場所では緊張感があるため眠れないのが普通です。
また、ベッドに入って眠気がくるまでは数10分程度かかると言われています。
睡眠不足や睡眠の質が低下している人は意識を失うように眠気が訪れます。

★2、概日リズム睡眠障害

24時間働き続ける日本で急増中の病気です。
症状も少しずつ異なり、職業柄睡眠リズムが不規則な方に多い症状です。

交代勤務睡眠障害

夜勤→日勤→夜勤など交代制勤務の看護師、介護師などの職業の方に多く見られます。体内時計が乱れ、寝つきが悪い熟睡感がない、胃腸障害などを引き起します。原因は、人の体温は朝から昼にかけて上昇し夜になると下がり眠気を感じるというリズムになっていますが、夜勤の生活を送ることで眠気を感じるリズムが機能しなくなり睡眠の質が低下します。また、太陽を浴びる日が少ないと睡眠物質のメラトニンが分泌されないため夜の寝つきが低下します。

睡眠相後退症候群

夜更かしや徹夜などの夜型の生活により睡眠時間帯が後ろにずれて深夜~朝方にならないと眠れないそのため朝起きられない」という症状があります。原因は、GWやお正月休みなど長期休暇中に昼夜逆転の生活を送るなどして、体内時計が乱れる病気です。最近では夜遅くまで残業が続く方にも多く見られます。深刻な病気になる前に睡眠日誌をつけて就寝時間を見直しましょう。

睡眠相前進症候群

通常よりもかなり早い夕方に眠くなり、早朝に目が覚める病気で40代を過ぎると症状を感じる方がいます。

特に高齢者に多いと言われています。生活に支障がない場合は問題ありませんが、お昼に眠気がある場合は15分程度のお昼寝を取り入れて集中力を高めましょう。

非24時間睡眠覚醒症候群

体内リズムの乱れにより就寝・起床時間が毎日30分~1時間ずつずれていきます。
一定の時間に就寝できないため昼夜逆転の生活になり、会社や学校に行けなくなることもあります。症状が悪化すると食欲不振やうつ病を発症することがあります。

気になる症状がある場合は、専門医に相談してください。

★3、睡眠時無呼吸症候群

睡眠中に10秒以上呼吸が止まる。強いいびきと、日中の耐え難い眠気が特徴です。最近では自動車事故などの重大な事故を引き起こす原因になっています。

睡眠時無呼吸症候群は女性にも増えている病気です。特にあごが小さい女性は呼吸する際に空気の通り道が狭いため無呼吸になりやすいのです。また、閉経後の女性も無呼吸になりやすいと言われています。その理由は女性ホルモンを分泌することで呼吸をうながす作用があるため閉経後にホルモンバランスが乱れることにより閉経後の女性は睡眠時無呼吸症候群の症状が現れます。

★4、ナルコレプシー(過眠症)

日中耐え難い眠気に襲われ、会議中、会話中、笑った時などに意識を失い眠ってしまう病気です。

不眠症が注目される一方でまだまだ理解がされていない病気です。
10代など若い世代に多いと言われており、がくっと体の力がぬけ、自分の意識と反して無意識に眠ってしまうという症状が見られます。集中力が足りない!と非難されることがありますが、本人の意識とは別のところで起きている病気なので無理をせずに専門医の治療を受けましょう。

★5、むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)

虫が這うようなかゆみ、痛みや不快感により睡眠を妨げる病気です。

脚の不快感で眠れなくなるのが特徴です。
足を動かしていると緩和することがありますがじっとしているとむずむずとして不快感があります。原因は、遺伝性、鉄の欠乏、ドパミン神経機能障害などが考えられています。薬を飲むことで症状は緩和します。我慢すると、不眠症やうつ病につながることもありますので我慢せずに適切な治療を受けましょう。

★6、不眠症

就寝まで2時間以上かかりる、途中で目が覚める、起床時間より2時間以上前に目が覚めるなどの症状が1か月以上続く病気です。原因は睡眠不足、生活環境の変化、精神的な不安など様々あります。不眠で悩む方の多くは「寝られないのは自分のがんばりが足りないせい!」とお話しされるようなまじめで頑張り屋さんが多いです。一度深呼吸をして体の力を抜いて専門医に相談しましょう。

★7、空腹で眠れない 睡眠不足による肥満

特に6時間以下の睡眠時間になりがちの方、徹夜や交代制勤務など不規則な方に多い症状です。

症状が悪化すると、夜中無意識にお菓子やカップラーメンを食べるなどの症状が現れることもあります。睡眠不足や徹夜のストレスに対応するために本当はお腹が減っていないのに食べてしまうという症状がみられます。原因は睡眠不足によりストレスホルモンの一種で胃から分泌される食欲増進ホルモン「グレリン」が増加し、空腹感を増進させると言われています。反対に代謝を高め、食欲を抑制させるホルモン「レプチン」が減少します。食欲抑制ができなくなり、代謝が低下し太りやすくなります。ダイエットしているのに痩せない方の多くは睡眠不足の方が多いのです。

どうしても睡眠不足になるときは?

<ポイント1>

14:00ごろの15分のお昼寝を取り入れましょう!
お昼寝をすることで脳を一時的に休息させる効果があります。

<ポイント2>

1週間を通して睡眠不足になる日を減らしましょう!
月、金は4時間睡眠、火、水、木は7時間睡眠など睡眠不足になる日を減らしてリズムを整えましょう。

※週末の寝だめは逆効果!

睡眠不足になったら週末15時間眠る!という方がいますが、人間の体は寝だめに対応していません。平日のプラス2時間でしたら心身の疲労を緩和する効果がありますが、それ以上になると目覚めた後の倦怠感、頭痛によって日中活動的に生活できなくなります。眠気を感じる時はお昼寝を取り入れましょう。

※気になる症状が現れたら!?

そのままにしていくと、放っておいた期間がプラスされて治療に時間が

かかります。病気かも!?と感じたら「睡眠外来」のある専門医に相談しましょう!

自分のことを守れるのはあなただけです!どんなに忙しくなっても健康的な笑顔で過ごしていただくためにご自身のカラダを優しくいたわってあげてくださいね。

本記事は、2015年12月3日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。