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自宅ケアでダメージの酷いぱっさぱさの髪の毛を救済する方法

2016年1月29日更新 | 8,117 views | お気に入り 298

髪がダメージするとパサつき、乾燥、枝毛、切れ毛につながります。
髪はできるだけ艶とハリがほしいですよね。

ケアの前にまず髪の毛の構造を知るところから始めると、必要なヘアケアが見つかるはずです。
簡単に髪は3つの構造になっています。

髪の構造

表面がキューティクル、中間がコルテックス、一番内部にメデュラとなります。

 

キューティクル

キューティクルは髪の表面にウロコ状の硬いタンパク質でできていて内側にある物を守っています。キューティクルがしっかりある場合は、艶やハリがしっかりあり、いわゆる「健康毛」です。

コルテックス

コルテックスは髪の中間にあり水分や髪を作るための物質がほとんどここにあります。

メデュラ

メデュラは中央にあるタンパク質、髪をささえています。

ヘアケアのポイント

ここで一つ知ってほしいのは、一度ダメージした髪には「髪に自己修復能力はない」という事です。
ダメージする原因は環境によるものと人工的なものとあります。

環境的なダメージとは?

環境は空気の乾燥と紫外線によるダメージ、人工的には自宅でのシャンプー、美容室でのパーマやヘアカラーなどがあります。
一番の髪のダメージ原因に上がるのは実は美容室でのパーマやカラーです。  

パーマは髪のキューティクルを開き中の分子を切ります。そしてロッドを巻いて形を作ります。カラーもよく似た作用で髪の内部の色素を一度削り、色をつけます。

なんかこれだけ聞けば怖いですね。

美容師はなるべくダメージしないように施術前にケアをしたり、アフターケアをします。しかし髪への負担がないとは言い切れません。

ダメージヘアを救済する方法

では本題の「ヘアケア」についてですが、よく僕もお客様からこんな質問をされます。
「髪が傷んできたんですが、どんなトリートメントを使えばいいですか?」

ダメージ=トリートメントで治す

と一般的に思われています。
不正解ではないのですが、まず髪を良くしたければシャンプーを良いものにした方がいいです。

シャンプーはどんなものを選べばいい?

実は、シャンプーで髪がダメージしている事が非常に多いのです。
「なんで?」っと思うでしょう。
では説明してみましょう。

シャンプーには大きく分けて3種類あります。

  • 高級アルコール系
  • 石けん系
  • アミノ酸系

の、3種類です。

高級アルコール系シャンプー

「高級アルコール系シャンプー」は市販されているほとんどのシャンプーです。
特徴は洗浄力がかなり高く、頭皮や髪に対する刺激も強いです。
肌が弱い方はおすすめできないかもしれません。

 石けん系シャンプー

「石けん系シャンプー」は石鹸を基本としたシャンプーです。
特徴は高い洗浄力です。油分をしっかりとるので皮脂までとれる事もあります。頭皮が強くしっかり洗いたい方におすすめ。
肌と髪が傷みやすい方にはおすすめできません。

 アミノ酸系シャンプー

「アミノ酸系シャンプー」は、基本的に美容室に売られているシャンプーがこのタイプです。洗浄力は他の2つに比べて多少弱いですが、何度洗っても髪や頭皮を傷める事は少ないです。
水分をしっかり補い、頭皮や髪をいたわりながら洗ってくれます。
また、肌や髪の乾燥から守ってくれます。
しかしデメリットもあり、他の2つよりお値段が少々高めです。

結果として美容師からのおすすめは「アミノ酸系シャンプー」です。
髪は水分タンパク質がなくなるとパサパサしたり広がったりします。

アミノ酸がたくさん集まった物がタンパク質で、始めにも書いたように髪はほとんどがタンパク質でできています。
そのタンパク質を補えばパサつきや広がりは良くなります。

ですので、ダメージを気にされている方はまずシャンプーを自分に合った物を使いましょう。
日々のケアが美しい髪への近道です。

トリートメントの選び方

トリートメントの選び方はなかなか難しいですね。
いくら「良い」と言われていても、「自分の髪質に合わなかった」といった事もよくあります。

でも使ってみないと、自分に合うのかどうかはわかりません。
市販では店員さんが髪のプロではないので、ちゃんとしたカウンセリングはないです。
しかし最近の僕の入っていて髪に良いと思う成分を少しですがお答えします。

ダメ―ジヘアにおススメの成分

★マカデミアナッツ油・・・マカデミアの種子から取れる成分で髪の手触りを向上させます。

グレープシードオイル・・・髪に潤いをあたえてくれる。

クロロフィル・・・植物や藻類の光合成分で中心的な役割をもつ天然由来成分

天然シアバター・・・ダメージヘアを保護、保湿する優れもの

シルク成分・・・補修能力、保湿、艶、手触り、髪がほしがっている事をみたしてくれる成分

全て保湿力に長けた成分ですが、この成分が入っているトリートメントはおすすめです。髪は保湿命です。
水分がなくなった時点でダメージし始めるのでダメージする前にしっかり対処する事が大切です。 

シャンプー前のブラッシングについて

自宅でのケアについてあまり一般の方に浸透していないのが、シャンプー前の「ブラッシング」です。 
これは結構美しい髪づくりの効果ありです!

ブラッシングの効果は、

①汚れを浮かせ取り除く

②艶のある髪になる

③血行が良くなる

主にシャンプー前にすると効果があります。

汚れと浮かせ取り除く

自宅でシャンプーをする場合、実はあまりしっかり汚れが取れきれていない方が多いのです。
シャンプー剤をつける前に髪を濡らしますよね。
約2、3分流さないと頭皮の隅々まで流せていない可能性があるんです。

シャンプーしたのにイヤな頭皮の匂いが取れないって事ないですか?
しっかり始めに流すだけで、髪の60~70%の汚れは落ちるんです。

泡立ちがよくないという方は、始めの流しでちゃんと流せていないから、頭皮や髪に残った油分にシャンプーが吸収されて泡が立たないのです。
それを手助けするのがシャンプー前のブラッシングです。

艶のある髪になる

日々生活をしていると個人差はありますが、髪の根元が油分でベタつく事ないですか?
仕方ない事ですがそのままにしておくのは見た目がきれいじゃない!
そこでブラッシングです。

根元にたまった油分や皮脂を均等にのばすだけで嫌なベタつきが改善されます。
クセッ毛の方にも髪の落ち着きがよくなるのでおすすめです。

血行が良くなる

なかなか頭皮を刺激する事って普段しないと思いますが、しっかり頭皮からブラッシングをする事により血行促進になります。

頭には無数の細かい血管があり血流を絶やさない事が肝心です。
血流が悪くなると細毛や抜け毛の原因になりなす。

ではどんなブラシを使えばいいのかご説明します。

★おすすめのブラシ★

素材は硬すぎず、柔らかすぎないもので、動物の毛から作られたものとナイロンやポリエチレンを使ったものが一般的です。

動物の毛を使ったブラシの特徴はとにかく密度が高いので髪にテンションがかかり艶が出ます。
やり過ぎは良くありませんので気をつけてください。

ナイロンやポリエチレン製は密度が低く手軽に使えるのがメリットです。
最近は抗菌加工されていて清潔に使えます。

こちらのタイプはクッションが効いている物が多いので多少力を加えても頭皮に優しいです。しかしナイロンは静電気が立ちやすいのでご注意してください。

ワンランク上のケアケアは「ブラッシング」からはじまります。
髪はこの頭皮から出て来た瞬間から、自分でよくなろうとする機能は持ち合わせていません。ケガだとほおっておけば治りますが、髪のダメージは自然には絶対治りません。ですので、ダメージをする前からケアをする事が大切なのです。

著者情報

美容師、トップスタイリスト

本記事は、2016年1月29日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。