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脇の下のリンパを揉むと健康になれる!気になる効果4選

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自分に素直に生きることをモットーにしています。

2017年7月14日更新 | 22,051 views | お気に入り 268

脇のリンパを揉むだけで健康になれるの?

「脇の下のリンパに触れるとなんとなく痛い!」

「脇の下がぶよぶよしている」

「もっと簡単な美容や健康対策は無いの!?」

このような悩みを持っている人にとって、脇の下にあるリンパを揉むことで、さまざまな不調が改善されるかもしれません。

そのメカニズムと、詳しいやり方を紹介します。

目次

脇の下のリンパとは?

脇の下リンパ

リンパ管の役割

まずはリンパ管の役割から理解しましょう。

リンパ管とは全身にある約60兆個の細胞と密接な繋がりがある器官です。

では細胞はどのようにして栄養を取り込んでいるのでしょうか?

私たちが食べたものが消化管から吸収され、栄養が血液に乗って細胞に届けられています。

心臓から→太い動脈→毛細血管→各細胞、このように栄養が届けられる仕組みです。

毛細血管には小さな隙間があって、隙間から血液の血しょうの一部が漏れ出し細胞が栄養を受け取っています。


細胞が栄養を受け取ると今度は細胞から老廃物が排出されます。

この老廃物を回収する働きが毛細血管とリンパ管です。

老廃物や余分な水分の多くは、毛細血管に取り込まれ血液の流れで処理されます。

さらに余分な老廃物や水分がある場合は、リンパ管が取り込み静脈へ届けていくのです。

健康な人であれば一連の流れに問題はなく、細胞の周りに水分が余ってむくみを発生することはありません。

リンパ管が正常に働いている状態とは、筋肉のポンプ機能が正常の場合です。

リンパ管には問題がある

心臓のポンプ機能により、血液は送り出されています。

ところがリンパ管には心臓のようなポンプ機能は存在しておらず、自ら押し出す力はありません。

そのため、下半身の筋肉を使ってポンプ機能を働かせる必要があります。


また、リンパ管の流れは非常にゆっくりで、全身を巡り回収されるまでに8~10時間もかかるといわれています。

さらにリンパ液の流れは心臓に向かって一方通行のため、下半身がむくみやすいといえるのです。

リンパ管の3つの働き

リンパ管は3つの働きを持っている器官です。

どんな働きなのか詳しくみていきましょう。

排泄器官(老廃物排泄)

毛細血管から染み出た血漿は組織液となり、リンパ管に回収されリンパ液になります。

リンパ管にあるリンパ節はフィルターのようになっていて、乳酸やアンモニア、尿酸などの老廃物をろ過して、綺麗にしてから静脈に流す働きがあります。

運搬器官(栄養を全身に届ける)

毛細血管から染み出た血漿には栄養が含まれ、各細胞に届けられます。

免疫機能(ウイルスなどから守る)

血管から染み出た血しょうの中には、異物や病原菌なども含まれているため、リンパは免疫作用を持っています。

リンパ管には異物などをろ過する「リンパ節」があり、リンパ節は全身にあります。

リンパ節は全身に約800も存在し、その中でもリンパ節が密集するのが、耳の下、脇の下、そけい部です。

ここが詰まるとリンパ液の流れが滞るため、脇の下を揉むことはとても重要なのです。

リンパの種類

リンパの種類

画像出典:https://blogs.yahoo.co.jp/laface1960/18824240.html

リンパのことを何となく理解したら、次はたくさんあるリンパの種類の名称と、その役割を理解してみましょう。

リンパの名称と役割
  • 右リンパ本幹・・・胸管に近い太さで鎖骨あたりにあるリンパ管
  • 右鎖骨下静脈・・・体の右側からリンパ液が流れる静脈
  • 胸腺・・・Tリンパ球が成熟する部分で免疫を司る
  • 胸管・・・心臓の近くにあるリンパ管
  • リンパ節・・・老廃物のろ過や、免疫器官として働く
  • リンパ管・・・リンパ液が流れる部分で中に弁がある
  • 左鎖骨下静脈・・・体の左や下半身、胸管からリンパ液が流れる静脈
  • 乳び槽・・・骨盤あたりにある太いリンパ管
  • バイエル板・・・体内に入ってきた微生物から体を守る

リンパ液の流れは左右で異なります。

右側の腕と上半身、頭部などの浅いリンパが右本幹に集まり、右鎖骨下静脈へと流れる仕組みです。(ピンク色)

左側は両足や体の左側、左頭部にある浅いリンパからお腹にある深いリンパへ流れ、胸管を通り左鎖骨下静脈にいきつきます。(白い部分)

どちらも鎖骨へリンパ液が集まり、静脈へと流れて血管へと入っていくのです。

女性が気になる下半身のむくみと関係があるのは、左側のリンパ管となります。

深いリンパと浅いリンパの違い

浅いリンパとは手足などに流れ、静脈のすぐ近くにあるリンパのことです。

皮膚のすぐ下にリンパ管が通っているため、マッサージでリンパの流れを促すことができます。

力を入れすぎると逆効果になるため、手のひらを使って優しく流す程度です。

深いリンパは内臓の近くにある太いリンパ管のことで、内臓の働きをアップさせるために使えます。

ある程度の圧をかけてマッサージしても大丈夫な部分です。

リンパとむくみの関係性

全身にある約60兆個もの細胞は水分で包まれています。

その細胞と細胞との間に余計な水分がある状態がむくみです。

毛細血管から染み出た水分などの物質は、再び静脈やリンパ管に回収されていきます。

その回収割合は静脈が90%、リンパ管が10%のため、むくみを防ぐためには、最初に静脈の流れをよくすることが重要です。

それでもむくみが出るようなら、リンパの流れを改善させる必要があります。


リンパ管は心臓のようなポンプ機能はないのですが、機能が落ちても下半身をマッサージして流す方法や、適度な運動をして筋肉のポンプ機能を働かせることができます。

健康なむくみであれば、セルフケアで解消しやすいといえるでしょう。

リンパの流れが滞る理由

リンパの流れが滞る理由

  • 喫煙
  • 姿勢の悪さ
  • 長時間座る姿勢

これらがリンパの流れを悪くしている可能性があります。

喫煙習慣は血管が収縮しやすく、冷えを招いて静脈やリンパの流れを悪くします。

姿勢が悪い状態や、長時間座っていて下半身のポンプ機能を活用しないのも、リンパの滞りとなるでしょう。

こんな方はリンパの流れが悪い

  • むくみやすい
  • 冷え性である
  • 肩こりや首のこりがある
  • 頭痛が起きやすい
  • のぼせやすい
  • 肌荒れやニキビがある
  • 痩せにくくなった

このような症状が当てはまる方は、リンパの流れが悪くなっている可能性があります。

もしかしたら痩せにくくなっているのは、細胞の周りに余分な水分があるためかもしれません。

リンパの流れが滞ると老廃物の回収もうまくいかないため、肩こりや首のこり、肌荒れも出てきます。

リンパが詰まっているかチェック

脇の下にはリンパ節が15~30ほど集まっているため、この部分に詰まりがないかチェックしてみましょう。

リンパ節はえんどう豆くらいの大きさで、詰まりがあると指で触れたときにゴリゴリとした状態になっています。

痛みがあるときも詰まっているサインのため、そのような方は揉み解して詰まりを解消させましょう。

年齢を重ねることでもむくみやすい

リンパ管の潰れ

画像出典:http://ichigo-chiro.com/sp/moroji.html

リンパ管は脂肪細胞の中を通っており、脂肪で包まれて潰れないようになっています。

ところがこの構造が年齢を重ねるごとにデメリットとなり、むくみやすい体に変わってしまうのです。

年齢を重ねるごとに脂肪が増えやすく、加齢によって脂肪がかたくなるため、リンパ管が潰れやすくなります。

普段運動習慣が少ない人は脂肪が固まりやすく、若い方でも注意が必要です。

腋窩(えきか)

リンパの流れを解消するセルフケアとして今回紹介するのは、脇の下にある「腋窩(えきか)」という部分のマッサージです。

脇の下にあるリンパ節のことで、老廃物をろ過する重要な部分のため、ここの流れが悪くなるとむくみの原因となります。

二の腕をほっそりさせるのに効果的で、肩こりや首のこり解消にもつながる重要な部分です。

脇の下の詰まりはバストにも影響するというのですから、女性にとって見逃せません!

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脇の下リンパマッサージで得られる4つのメリット

脇の下リンパマッサージ

次に脇の下のリンパをマッサージすることで得られることを4種類紹介します。

リンパマッサージで得られるメリットを確認しておきましょう。

1・ダイエット効果

二の腕痩せ

二の腕で気になる部分といったら、セルライトではないでしょうか。

セルライトは脂肪細胞に水分や老廃物がくっついて変形している状態です。

セルライトが増えると周囲の組織を圧迫して、リンパの流れが悪くなります。

リンパの流れが悪くなると、セルライトができやすく悪循環になってしまうのです。

二の腕はこのような原因でなかなか痩せにくくなってしまうため、セルライトを解消させ、リンパの流れを改善する必要があります。


セルライトができやすいのは手で触れて冷えているところです。

セルライトを減らそうとして食べないダイエットをするのは逆効果になります。

食べないと熱が生み出されず、セルライトがある部分がますます冷えて痩せなくなるのです。

だからこそ二の腕のサイズダウンには、リンパマッサージが効果的だといえます。

痩せやすい体質になる

脇下のリンパマッサージでメリットが高いのが、「水を飲んでも太る」と感じる人です。

「ほかの人と比べて食べていないはずなのに太る・・・」

「水を飲んでも太る・・」

このような悩みを抱えているなら、太る原因は体に水分が蓄積しているからかもしれません。

実は水を飲んでも太ると感じる人の特徴は、姿勢が悪く筋肉がかたまっているため、リンパの流れが滞り、体に余計な水分をため込んでいるのです。

それを解消するのにいいのが、脇下リンパマッサージというわけです。


太りにくい体質
  • 歯を食いしばる癖があり肩こりになりやすい
  • 巻き肩や猫背である
  • 体がかたくてストレッチが苦手

太りにくい人はこのような体質の方が多いようです。

水を飲んでも太ると感じる人の特徴は、組織液に老廃物や水分をため込んでいる状態となっています。

組織液に停滞する老廃物や水分がリンパによって回収されず、水太りのような状態となっています。


リンパマッサージで最も得意とすることが、むくみと冷えの解消です。

むくみを放置すると老廃物や水分の排出がうまくできなくなり代謝が低下します。

すると冷えを招き、さらにむくみと冷えが起きるといったように悪循環に陥ってしまうのです。

この悪循環を断ち切り代謝を改善するのがリンパマッサージの役割となります。

水分代謝が悪く太りやすい方は、リンパ節が多く集まる脇の下のリンパマッサージを行いましょう。

2・バストアップ

乳腺の新陳代謝が良くなる

バストは乳腺、脂肪、クーパー靭帯、大胸筋でなりたっており、そのなかでもバストアップに関係があるのが乳腺です。

乳腺は妊娠中に女性ホルモンのバランスが変わることでも発達し、バストアップします。

このようにバストアップには女性ホルモンのバランスを整えたほうがよいため、ストレスや過剰なダイエットを避けて、乳腺を刺激してバストアップを目指しましょう。

乳房から脇の下にリンパが流れているため、脇の下リンパマッサージは乳腺の新陳代謝アップにつながります。

脇の下に詰まりがある方は、まだまだバストアップできる可能性大です。

小胸筋も一緒に刺激

バストから肩の付け根にある「小胸筋」は、スマホやパソコンを長時間使用する現代人は縮こまりがち。

肩が内側に入っている方は小胸筋が弱っています。

脇の下のリンパマッサージをするついでに、この部分もほぐしましょう。

巻肩がなおるだけで、リンパの流れがよくなり老廃物や水分の排出が改善し、バストアップします。

試しに猫背の状態と、胸を張った状態で胸の高さを比べてみてください。

この状態を保つために小胸筋を4本の指先で、円を描くようにマッサージしましょう。

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3・肩こりの改善

肩こりがひどいと直接肩を揉みがちですが、その前に脇の下にあるリンパの流れを改善させましょう。

肩の筋肉と脇の筋肉は連動してうごくため、肩に負担をかけていると同時に脇の下の疲労も蓄積しています。

デスクワークで肩こりしやすい方は、両脇を揉み解してから、肩をマッサージすると効果的です。

4・体調の不調を改善

頭痛やのぼせに効く

脇の下リンパの流れが滞ると、頭からの血流も悪くなるため頭痛やのぼせを感じることがあります。

脇のリンパ節で流れが止まると、頭に老廃物や水分が溜まってしまうからです。

デスクワークで長時間同じ姿勢を続けるのも頭痛の原因となります。

頭痛の中でも肩こりによる頭痛は血行不良が原因なので、この手の頭痛に効果があります。

そのような方は、休憩時間にこっそり脇の下のリンパを解してみましょう。

1日の終わりに入浴するときにも脇の下リンパマッサージがおススメです。

ただし、片頭痛の場合は行わない方がいいでしょう。(血行が良くなると頭痛が悪化します。)

アトピー性皮膚炎の改善

皮膚も排泄器官のため、体に老廃物が溜まっていると皮膚からも排出しようとします。

汗に老廃物が多く含まれると、細菌が繁殖しやすく皮膚が荒れやすくなってしまうのです。

アレルギー体質の方はもともと老廃物の排出機能が弱っているため、皮膚から老廃物を出そうとする働きが強く出やすいと考えられます。

脇の下リンパマッサージで老廃物や水分代謝を改善すると、尿の出がよくなりアトピー性皮膚炎が改善される人もいるようです。

リンパマッサージとは?

リンパマッサージとは

脇の下リンパマッサージのやり方を覚える前に、簡単でいいのでリンパマッサージのことを理解してみましょう。

リンパマッサージはその意味を理解したほうが、効果が高まるからです。

リンパマッサージの役割

リンパは静脈に沿って流れており、体中の老廃物や水分を回収する働きがあります。

脇の下や足の付け根にあるリンパ節でろ過され、綺麗な状態になって静脈に取り込まれていきます。

最終的には老廃物を尿や汗として排出し、不要なものを浄化する働きがあるのです。

体内に老廃物や水分が溜まりやすくなると、むくみや凝り、太りやすい状態にも繋がってくるため、流れを促す必要があります。

ところがリンパ管にはポンプ機能がないため、リンパの流れが滞りやすくなるのです。


この流れをセルフケアで改善させるのが「リンパマッサージ」です。

老廃物と水分の代謝を改善すると、美容や健康効果がアップします。

皮下脂肪のまわりに蓄積するセルライトも、老廃物と水分を溜め込んだ状態のため、リンパマッサージをすればセルライトが付きにくい体質になるのです。

マッサージの前にコップ1杯の水を飲む

セルライトマッサージを行う前には、コップ1杯の水を飲むようにしましょう。

体の水分代謝をアップさせるには、適度な水分が必要となるからです。

流れのない川はよどんでくるのに対し、サラサラと流れている川は水が澄んでいます。

体の水の流れをよくするために、水分補給が大切です。

また、リンパマッサージを行うと細胞のまわりにある組織液の流れがよくなり、水分が不足してしまうためマッサージ後も水分補給をしましょう。


1日に飲む水の量は1.5リットルが目安です。

「2リットル以上飲みましょう」と書かれている書籍もありますが、外国人の美容や健康法から基づいたものも少なくありません。

日本人はもともと水分代謝が得意ではなく、外国人のように水分をとり過ぎるとむくみます。

たくさん水を飲みむくみやすいと感じる方は、普段どのくらいの水分をとっているか考えてみましょう。

リンパマッサージのポイント

脇の下リンパマッサージではリンパの流れを促すと同時に、自律神経にも働きかけることができます。

そのためマッサージでは行う環境にも注意してみてください。

できるだけリラックスできる環境で行うのがポイントです。

  • 照明をやや暗めにする
  • 音やニオイ、視界に入ってくるものを遮断
  • アロマテラピーでリラックス効果を高めるのもおススメ
  • 携帯電話の電源を切るかマナーモードに
  • 体を締め付けない服装で行う

リンパマッサージには効果的なやり方があります。

  • 心拍数よりもゆっくりと動かす
  • リンパの流れる方向を意識する
  • 圧をかける場合は軽く

マッサージとなるとついつい手を早く動かしがちですが、丁寧にゆっくりとリンパを流す気持ちで動かしましょう。

リンパの流れは心臓へ向かって一方のみに流れ、とてもゆっくりと流れています。

リンパ管は浅い部分にあるため、力のかけ方は軽くです。

手の動きは手のひらを皮膚に当てて流す方法と、手のひらを当てて円を描くように動かす方法があります。

脇の下のリンパ節のような部分には、圧をかけてマッサージする方法もあります。

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リンパドレナージュ

リンパドレナージュはもともと美容の面や、皮膚病のケアとして誕生しました。

その後ドイツの医師により医療用として確立されています。

リンパドレナージュはエステで利用できるほか、医療用として活用されているようです。


リンパドレナージュはごく浅い部分のリンパ管にアプローチするため、皮膚表面を優しくマッサージします。

リンパドレナージュはリンパの流れを促す効果と、溜まったたんぱく質を流す効果が得られるものです。

通常のリンパマッサージより効果が高いため、医療措置が必要なほどむくみがひどいときには活用してみましょう。

経絡リンパマッサージ

リンパマッサージには東洋医学に基づいた、経絡リンパマッサージがあります。

リンパとはもともと西洋医学に基づいた考え方です。

東洋医学では気・水・血と3つのエネルギーが滞りなく流れているのが健康の目安とされてきました。

経絡リンパマッサージとは、リンパの流れを促し水分や老廃物の排泄をよくして、同時に全身に3つのエネルギーがいきわたるようにします。

そのため、押す、揉む、叩く、さするなど、さまざまな方法を使うのが特徴です。

脇の下のリンパマッサージのやり方

それでは具体的な脇の下リンパマッサージのやり方をチェックしてみましょう。

脇のリンパの揉み方と言えば、朝井麗華先生です。

脇のリンパの揉み方はこちらの先生の動画が分かりやすいと思います。

出典元:https://www.youtube.com/watch?v=PnGyU58sq1o

わきもみのやり方
①脇の下に親指を垂直に当てて、肩甲骨上部に残り4本の指を当てて、10秒間押す。
②ゆっくり離すと、肩から指先にかけて血行が良くなり、ポカポカする。
②肩甲骨周り全体に3回繰り返す

脇の下を親指でぎゅっと押すことを数回繰り返していると、血行が良くなります。

リンパマッサージQ&A

脇の下リンパマッサージ

オイルを使ったほうがいい?

脇の下以外でもリンパマッサージを活用するなら、手の滑りをよくするために、マッサージオイルやクリームを使いましょう。

リンパマッサージでは美容や健康のために行うもののため、できるだけ肌に負担が少ない成分のオイルがおススメです。

オーガニック成分のものを選び、好みでエッセンシャルオイルの香りをプラスすることもできます。

食事制限をしなくてもいい?

無理な食事制限は体がつくる熱エネルギーが少なくなってしまうため、体が冷えて代謝が低下してしまいます。

ダイエットをするなら温かい食事をとるよう気を付けましょう。

食事を無理に減らすのではなく、体を冷やしにくい野菜たっぷりスープなどの活用がおススメです。

やってはいけないときとは?

疲れているとき、病気しているとき、熱があるなど体調が悪いときはお休みします。

皮膚に湿疹があるときも、マッサージが刺激となるため避けましょう。

食後や飲酒後もリンパマッサージはおススメできません。

妊娠中の方や妊娠している可能性がある場合は、医師に相談したうえで、無理しない程度に活用しましょう。

脇の下のリンパが痛む原因とは?

脇の下のリンパが痛む原因とは?

さいごに、脇の下リンパが痛む原因を解説していきます。

脇の下はリンパ節が多く集まる場所で、免疫力も持つ重要な器官なのです。

リンパ節により細菌が体内に侵入しないよう働いているため、私たちは病気にならずに済んでいます。

体の免疫機能には血液に入り込んだ病原菌に対し白血球が働く機能もあります。

また、組織液に入り込んだ病原菌はリンパ管に取り込まれ、リンパ節でろ過されます。

リンパ節には「リンパ球」があるため病原菌を退治し、白血球の仲間である「マクロファージ」が残骸を食べて処理しているのです。


このようにリンパには病原菌から体を守る働きがあるため、病原菌が侵入している際には、リンパ節でリンパ球がたくさんできて腫れあがり痛みが出るのです。

リンパ節の腫れや痛みは病原菌と戦っている証拠のため、どこか体の不調があると思いましょう。

神経を圧迫することで痛みが出る

リンパ節に明らかな痛みを感じる場合は、病原菌が体内に入り込んで神経を圧迫しているといえます。

ウイルスや細菌の感染の際には痛みを感じやすいのに対し、触るとしこりがあるのに痛みを感じない場合は悪性腫瘍の可能性もあるため注意してください。

細菌感染の場合は抗生物質が投与されます。

リンパの流れが悪いときの症状

  • 頭痛
  • 全身倦怠感
  • 吐き気
  • 便秘
  • 多汗

リンパの痛みの原因がリンパの詰まりなら、このような症状がないかチェックしてみましょう。

リンパの流れの滞りが軽いものなら、下半身のむくみとして実感できます。

詰まりがひどくなると、全身の巡りが悪くなり様々な不調を感じてくるのです。

意外な症状としては、多汗や汗のニオイが強くなる症状があります。

リンパ機能が落ちると汗腺機能も落ちるため、かきたての汗でもニオイが出るようになってしまうのです。

痛みを解消する方法

  • 冷えを解消
  • リンパマッサージ
  • 入浴
  • 食事に気を付ける

リンパは静脈の流れでも左右しやすいため、入浴や適度な運動で冷えを解消する方法や、直接リンパマッサージで解消させる方法があります。

むくみはたんぱく質不足でも起こるため、食事にも注意するようにしましょう。

リンパの流れが悪くなる病気

リンパの病気

脇の下のリンパマッサージを続けても、体のむくみが改善できない場合や、痛みや凝りがある場合は、次のような病気が原因でないかチェックしてみましょう。

リンパの腫れや痛みに繋がる病気もあるのです。

月経前症候群

生理前になると「脇の下のリンパが痛い」「耳の下が痛む」このような症状を感じる人がいます。

これらはどれも女性ホルモンのバランスの変化による症状で、月経前症候群の一種です。

生理前になるとこのような症状が起こるのは、生理前に分泌が増えるプロゲステロンの影響だといえるでしょう。


プロゲステロンは受精卵の着床をしやすい環境に整えたり、妊娠を継続したりするホルモンのことです。

生理前だけでなく妊娠中も分泌が続いています。

本来人の体には異物を除去する免疫力があるのですが、受精卵や胎児は母体にとって異物となるため、受精卵の着床時や妊娠中には免疫力を低下させなければなりません。

そのためにプロゲステロンが分泌し、受精卵を着床しやすくし、流産を防いでいるわけです。


だからこそプロゲステロンの影響を受ける生理前や妊娠中は免疫力が低下しやすく、リンパが腫れやすくなります。

リンパは免疫力を持っているため、体が弱っているときに細菌やウイルスの影響を受けるとリンパ節が痛むことがあるわけです。


脇の下のリンパや、耳の下のリンパの痛みが生理前だけの症状なら、病原菌と戦っていたために痛みが発生していたと判断できます。

もし生理が終わっても痛みが続く場合は、女性ホルモンの変化以外の原因が考えられるため病院を受診しましょう。

リンパ腺炎

体に病原菌が入り込むと全身にひろがらないよう、リンパ節で免疫機能が働きます。

脇の下は多くのリンパ節が集まっているため、感染症を引き起こすと痛むことがあります。

炎症を起こす原因はさまざまで、口内炎や歯周病、扁桃炎などの影響や、ウイルス性によるもの、外傷などでも影響をおこすようです。

病原菌による影響がなくなると、同時に脇の下のリンパの腫れや痛みも引いていきます。

乳がん

脇の下のリンパの腫れと同時に、乳房にしこりを確認できる場合は、乳がんの可能性があります。

乳がんは乳房の近くにある脇の下のリンパに転移しやすく、リンパの腫れや痛み、腕のしびれなどを感じることがあります。

乳がんは40歳以上の人に多く発症する病気です。

しこりがあっても痛みを伴わず、しこりがよく動くものは良性の可能性もあります。

しこりや痛みがあっても、乳腺症という良性の病気もあるため、しこりあっても乳がんだと決めつけないで、病院でくわしく検査してもらいましょう。

乳腺症

30代~50代に多い病気で、しこりや痛みを伴うため乳がんと間違えられることがあります。

原因はエストロゲンの過剰だと考えられており、生理前に症状が強くなるのが特徴です。

生理が終わると痛みが和らぐようなら乳腺症の可能性があるでしょう。

生理後にしこりが小さくなることもあるため、どのように変化するかチェックしてみてください。

痛みが強くなければ経過観察でよく、脂肪やカフェインの摂取を減らし、エストロゲンが過剰になる原因を避けましょう。


乳腺症になる方は脇の下のリンパにしこりがある方が多いため、リンパマッサージで老廃物や水分の排出を促すことをおススメします。

悪性リンパ腫

脇の下にしこりがあるため詳しく検査したら、悪性リンパ腫だったということもあります。

首の下や足の付け根などのリンパ節も腫れやすく、痛みがないことがポイントです。

そのため発見が遅れやすいタイプもあります。

悪性リンパ腫とは血液のがんのことで、リンパ液が全身を巡るのと同時に、がんも全身にひろがっていく病気です。

原因はよくわかっていませんが、遺伝の問題や免疫低下に起こりやすいと考えられています。

  • 38度以上の発熱
  • パジャマが濡れるほどの寝汗
  • 全身倦怠感
  • 急激な体重減少

これらの症状があった場合には注意が必要です。

帯状疱疹

幼児期にかかった水ぼうそうで水痘・帯状疱疹ウイルスに感染し、免疫が弱ったときに症状が出る病気です。

水ぼうそうは治ってもウイルスは体内の神経節に潜伏し、体が弱ったときにウイルスが復活します。

大きな病気やストレス、高齢などでも発症することがあります。

症状は皮膚がチクチクするような痛みからはじまり、水泡が出るのが特徴です。

ときには脇の下などのリンパ節が腫れることや、熱が出ることもあります。

梅毒

梅毒は梅毒トレポネーマ・パリダムの感染で起こる性感染症です。

早期にはしこりができて痛みは感じません。

そのうち症状が消えて、全身症状を引き起こします。

3~10年と無治療でいると皮膚や骨、臓器にまで影響が出てきて、リンパの腫れなども出てくることがあります。

10年以上無治療だと歩行が困難となり、痴呆が現れ死に至る病気です。

早期の感染で陰部のしこりや、そけい部のリンパ節の腫れに注意しましょう。

肝臓病や肝臓病

肝臓機能の低下でアルブミン(たんぱく質)の量が減ると、むくみの原因となります。

アルブミンは肝臓でつくられる物質です。

肝臓でつくられたアルブミンは血管の中を流れ、毛細血管から少し上にある「細静脈」から染み出て、細胞との隙間に漏れています。

アルブミンは水を吸い込む作用が高く、同時に老廃物も一緒に吸着しています。

このときのアルブミンは分子が大きくなっているため細静脈に戻ることができず、リンパ管に取り込まれていくのです。

このような仕組みでリンパ管は余分な水分と老廃物を回収しています。

そのため、肝臓の機能が低下してアルブミンをつくる量が減るとむくみがでます。


アルブミンを作る量が減る病気は、肝硬変やネフローゼ症候群などがあげられます。

日本消火器病学会の発表によると、肝硬変の原因の75%がウイルス、15%がアルコール、10%がその他です。

C型肝炎ウイルス、B型肝炎ウイルスの影響が最も多く、長期間のアルコール摂取でも肝硬変の原因となります。


ネフローゼ症候群は血中アルブミン量が減る病気で、様々な腎臓の病気によって起こります。

腎臓自体に病気が起こるものと、他の病気がもととなるものがあります。

症状がひどくなると腹水や胸水となることもある病気です。

心臓病

心筋梗塞で血管が詰まっていると静脈の流れが悪くなり、むくみが出てきます。

余分な水分や老廃物は最初に静脈へと取り込まれ、それでも間に合わないときにリンパ管へと流れるため、静脈の機能が低下すればむくみが発生します。


静脈の詰まりで注意したいのがエコノミー症候群です。

長時間座ったままで下半身の血流が悪くなり、静脈の中に血栓ができます。

歩行をきっかけに血流が改善され、静脈に詰まった血栓がはがれ肺に到達し、肺動脈を閉塞し突然死になる病気です。

エコノミークラスだけでなく、ビジネスクラスでも長時間座ることで発症しやすく、車に長い時間乗る場合も注意しなければなりません。


長時間座らなければならないときは、水分をこまめにとり、トイレに行くようにすることです。

トイレに行くのが面倒だからと、水分を控えるのはおススメできません。

肥満

肥満はリンパの流れを滞らせてむくみの原因となります。

  • 心臓に負担がかかりポンプ機能が低下する
  • 運動不足により静脈やリンパの流れが悪い
  • 皮下脂肪がリンパ管を圧迫する

このような原因があるため、静脈の流れやリンパの流れが悪くなりむくんできます。

肥満が原因の場合は、ダイエットして痩せると同時にむくみも解消されるのです。

さいごに

脇の下を揉むというだけで健康になれるという話、最近よく聞いていたのですが、どの効果も女性が喜ぶ効果ばかりのようです。

特に、胸が大きくなるという効果については気になるという人も多いのではないでしょうか。

さらに脇を揉むだけで痩せやすくなり、女性が気になる肩こりやむくみも解消されやすいのですから、見逃すことはできません!

病的なむくみ以外はリンパマッサージで解消しやすいため、忙しい人が取り入れやすい「脇の下リンパマッサージ」から始めてみてはどうでしょうか。

本記事は、2017年7月14日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。