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ホルモンバランスを整える!体の不調の原因は女性ホルモンバランスの乱れ!?

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最近はもっぱらナチュラル思考です。自然が大好き!

2016年4月28日更新 | 19,765 views | お気に入り 240

ホルモンバランス

ホルモンバランスが崩れることで起こる体の不調があります。女性の体を支配している女性ホルモン。知っているつもりになっていませんか?ホルモンバランスを整えるにはどうしたらいいのでしょうか。自分の体と向き合い、ホルモンバランスのとれた体を目指しましょう。

目次

ホルモンバランスってなに?

女性に関係するホルモンは、卵胞ホルモン(エストロゲン)・黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類です。厳密にいえば女性ホルモンという名前のホルモンは存在しておらず、2つのホルモンのことを総称して呼んでいます。これらは生理・妊娠・出産にも関連しており、一定の期間でどちらかの分泌量が多くなったり、逆に少なくなったりとバランスが保たれています。

2つのホルモンの周期は主に28日で、それぞれのホルモンの働きが異なり、必要な時期に分泌量が多くなることで女性の体を正常な状態に導いています。どちらかのホルモンが多くなりすぎたり、逆に少なくなりすぎるといったものがホルモンバランスの乱れです。両方のホルモンどちらも女性の体には重要で、必要なときに最適なホルモンが分泌されなければなりません。

女性ホルモンの分泌

女性ホルモンの分泌

女性ホルモンの分泌は脳により調節されています。脳の大脳にある視床下部・脳下垂体が女性ホルモン分泌と関わりがあります。間脳にある視床下部は血液中のホルモン量を監視しており、必要な時期にホルモン分泌を促がしています。

視床下部からゴナドトロピン放出ホルモンが分泌され、脳下垂体に指令が伝わります。すると脳下垂体から性腺刺激ホルモンの卵胞刺激ホルモンや黄体化ホルモンが分泌されます。2つのホルモンにより卵巣からエストロゲン、プロゲステロンのホルモンが分泌します。これにより排卵が起きたり、妊娠の準備をするために子宮内膜を厚くしたりします。そして受精が行われなければエストロゲンとプロゲステロンの分泌量は減り生理がきます。

このように女性ホルモンの分泌は脳と密接な関係性を持つため、ストレスを感じるとこの作用が正しく働かず、ホルモン分泌の指令が出せなくなります。その結果、生理不順になったり排卵が起きず不妊症になったりもします。

エストロゲンの働き

卵胞ホルモンとも呼ばれるエストロゲンは、排卵のために必要なホルモンです。生理の直後から緩やかに分泌量が増加し、排卵の少し前に分泌量がピークに達して子宮内膜を厚くし、おりものを増やし授精しやすい環境をつくりだし妊娠に備えます。

エストロゲンは女性らしい体つきや、肌の潤いとも関係があり、精神安定にも働きかけエストロゲンの分泌量が多いと気持ちが安定します。

プロゲステロンの働き

排卵の時期から分泌量が増加します。プロゲステロンが卵巣に届くと、成熟した卵胞が刺激され卵子が出ます。これが排卵で、受精卵が着床しやすい環境を作り出します。受精しなければエストロゲン・プロゲステロンの両方のホルモン量が減少し、子宮内膜が剥がれ生理がきます。妊娠した場合は妊娠を継続するためにプロゲステロンがそのまま働いています。

このホルモンは妊娠には必要なホルモンですが、量が多くなると肌荒れ・便秘・胸の張り・イライラなどの症状を引き起こします。影響が強い人は月経前症候群の症状を感じやすく、生理前に不調を訴えてしまいます。

ホルモンバランスは検査でわかる

女性ホルモンのバランスは血液中に含まれるホルモン量を測定するとわかります。バランスが乱れていると視床下部・脳下垂体などの器官が正常に働いておらず、検査にてどのホルモン量が増えたり減ったりしているのか判断材料になります。

検査は生理不順や排卵障害、更年期障害、月経前症候群など様々なトラブルで利用することができます。血液検査で調べるのは主に「E2」と「LH」、「FSH」です。E2はエストロゲンの主成分であるエストラジオールを測定でき、LHは黄体形成ホルモンの量を測定しプロゲステロン分泌量がわかります。FSHは卵胞刺激ホルモンの量を測定し脳下垂体や性腺機能の異常がチェックできます。

これらのホルモンは年齢とともに減少する傾向が見られるほか、月経周期のいつに測定するかでも判断基準が変わります。40代くらいの方で量が少なくなれば更年期の影響が出やすく、若い方はホルモン分泌が正常に働いていないことがわかります。

ホルモンバランスの乱れからくる体の不調

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの乱れからくる体の不調をいくつか紹介します。ホルモンバランスの乱れは脳の機能まで影響を及ぼし、自律神経の乱れも招いて様々な不調を感じさせてしまいます。月経の問題だけでなく何となく調子が悪い、ということにもなりえます。

ニキビなどの肌荒れでお肌ボロボロ。。

女性ホルモンのバランスが乱れて分泌量が減ると、男性ホルモンの分泌のほうが多くなり肌荒れにつながりやすくなります。男性ホルモンは皮脂の分泌を促がすため、女性でニキビができやすい方はホルモンバランスの乱れを疑う必要があります。

とくに注意したいのがエストロゲンの量で、皮脂を押さえる働きがあるためストレスにより脳の指令に狂いが出れば男性ホルモンの分泌が多くなってしまうのです。本来男性ホルモンも女性には必要なものですが、そのバランスが重要で睡眠不足や食生活の乱れ・ストレスなどは避けなければなりません。

エストロゲンの分泌量が減れば肌荒れに繋がるわけですが、単にこのホルモン量を増やせば良いわけではありません。例えば大豆に含まれるイソフラボンはエストロゲンと似た働きをするため、美肌に良いともいわれています。確かに美肌に良い食べ物ではあるのですが、エストロゲンが体内で増えすぎると今度は乳がん・子宮筋腫・子宮内膜症などのリスクを高めるという報告があるため、サプリメントの過剰摂取には注意する必要があります。

かといってエストロゲンが少なすぎても、今度は皮脂の分泌量が減りすぎてしまうため、そのバランスが重要だといえます。30代や40代の年齢になると乾燥肌になるのも、エストロゲンの減少と関わりがあります。

美肌のためには特定のホルモンだけを増やすのではなく、体の機能を正常にしてホルモン分泌のバランスを整えることが重要です。

ホルモンバランスが乱れると太る?

ホルモンバランスが乱れると太る

更年期とともに体重が増えやすくなった!こんな風に考える方が増えてきます。実は女性ホルモンのバランスと肥満も大きな関係性を持っています。30代や40代くらいになると食事量が同じでも太りやすくなると感じるのは、エストロゲンの減少で影響を受けやすいからです。

生理が終わってから排卵日までに分泌されるエストロゲンは、満腹中枢を刺激し食欲を押さえる働きがあります。さらに生理後は体に溜め込んでいた水分代謝を良くする働きがあるため、生理が終わると体重が減りやすいと感じる人も多くいます。さらにエストロゲンはインスリンの分泌量を抑え、糖の吸収を抑え太りにくくする作用もあります。内臓脂肪の分解も促し、生理後~排卵までの期間はダイエットが上手くいきやすい期間だといえます。

ストレス太りという言葉がありますが、精神的なストレスは脳の作用を低下させ、女性ホルモンの指令ができず女性ホルモンのバランスが乱れます。さらに肥満になると女性ホルモンのバランスは乱れやすくなります。女性ホルモンは脂肪組織で産生されるため、脂肪が多い人ほど女性ホルモンのバランスが乱れる傾向があります。肥満になればなるほど女性ホルモンのバランスが乱れ、月経不順を招きやすく不妊の原因にもなりえます。

ストレスで太りやすくなるのはもちろんのこと、肥満になれば悪循環となりますます太りやすい環境がつくられてしまいます。

なんだかイライラしちゃう。。

イライラしやすい時期は排卵後~生理が始まるころに感じるはずです。この時期にイライラ、集中力の低下、気分が落ち込むなどの症状が出るのは、排卵後に分泌量が増えるプロゲステロンのせいです。このホルモンが増えれば誰でも気持ちに変化は現われるものなのですが、その症状が酷いものを「月経前症候群」と呼びます。PMSとも呼ばれたりもします。

多少の症状でしたら妊娠に必要なホルモンバランスの変化のためといえるのですが、度を越えるものは治療が必要なケースもあります。女性ホルモンのバランスの乱れと関係性が高いのは、卵巣の疲労です。卵巣の機能が低下するとプロゲステロンの分泌量が増加しやすくなります。その結果、体に水分を溜め込もうとする働きが強くなり、頭痛や肩こり・便秘などの症状も感じてきます。

若くても油断できない!プチ更年期障害

20代など若い方でも更年期障害のような症状が出ることがあります。若い方なら本格的な更年期障害ではなく、ホルモンバランスの乱れが原因となることが多くなっています。一般的に更年期とは40歳後半~50歳前半くらいまでです。この間に閉経を伴い、ホルモンの分泌量が低下するため様々な問題が出てきます。不調が強いものを更年期障害と呼んでいます。

若い方では早い場合で20代、プレ更年期とも呼ばれるのが30代~40代です。若い方はホルモンバランスの乱れがもととなり、プレ更年期は徐々に女性ホルモンの減少が見られストレスも加わり自律神経失調症のような症状が出ます。どちらも放置すれば本格的に卵巣機能の低下が起こり、将来不妊症になるリスクもあるため注意が必要です。早い時期に閉経してしまう方もいるため見逃せません。

20代の方でも3ヶ月以上生理がきておらず、ほてり・手足の冷え・イライラ・肩こり・疲れやすい・無気力などの症状がある方は、女性ホルモンバランスが乱れプチ更年期になっているのかもしれません。女性ホルモンはストレスに弱いため、仕事や家事・育児・家庭など様々なストレスを感じやすい年齢の方は注意しましょう。

生理がバラバラ。。生理不順

生理が正常にくるためにはエストロゲン、プロゲステロンと2つのホルモンバランスが関係してきます。どちらのホルモンも分泌量が減ると無月経や生理周期がバラバラ、という症状を引き起こします。生理がないのは卵胞が十分に育たず排卵しても受精能力がない可能性があります。または、まったく排卵が起こらない人もいます。

生理周期が整わないまま放置しておくと、将来妊娠しにくくなることもあります。生理の正常周期は25日~38日ですから、これより長いまたは短い場合はホルモン異常を疑う必要があります。ほかにも生理が8日間続く場合や、経血が少ないケースなどもストレスにより女性ホルモンのバランスが乱れている恐れがあります。

35歳以上の方で経血が少ない場合や、周期が乱れるのはプレ更年期かもしれません。閉経は50歳前後が普通ですから、早くに生理が止まらないよう注意しましょう。早くに閉経がくれば、女性ホルモンの量が少なくなり骨粗しょう症のリスクが高まったり、老化も早くくるといわれています。

ホルモンバランスを整えたい!いつもの生活を見直して改善

ホルモンバランス

ホルモンバランスの乱れで起こる症状を感じている方は、いつもの生活を見直してみましょう。女性ホルモンを乱す原因を少しずつ取り除けば、今からでも十分改善することは可能です。

バランスの取れた食生活

女性ホルモンの分泌を正常にするためには、規則正しい食事が基本です。無理なダイエットでストレスを溜めたり、ホルモン生成に必要となる栄養が不足するのも避けましょう。ホルモン分泌にはもととなるたんぱく質が必要となり、それを補助するビタミンやミネラルも摂取する必要があります。

  • ジャンクフードはできるだけ避ける
  • 食品添加物を避けて内臓に負担をかけない
  • 必須アミノ酸がバランスよい卵を食べる
  • 食事制限は栄養不足となるため避ける
  • たんぱく質は動物性、植物性をバランスよく

バランスの良い食事
データ出典元:http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/treatment/diet01.html#-1

バランスの良い食べ方とは、エネルギーとなる糖質や脂質・たんぱく質、からだをつくるたんぱく質、体の調子を整えるビタミン・ミネラルを組み合わせる方法です。理想的なのは糖質が60%~68%、脂質20%~25%、たんぱく質12%~13%です。日本食は栄養バランスが優れており、主食・主菜・副菜と必要な栄養素が含まれています。

ホルモンバランスを整える食べ物

体が冷えると卵巣の機能が低下しやすいため、冷たい食事のとりすぎを避け、体を温める食材を選ぶようにしましょう。ショウガやニンニクなどの食材やスパイス、根野菜なども体を冷やしません。

たんぱく質不足は女性ホルモンの材料が不足するだけでなく、筋肉量が低下し冷えも招きます。お肉だけだと脂肪が多くなり血液がドロドロになりやすいため、不飽和脂肪酸が多い魚を取り入れたり、大豆食品もおすすめです。大豆に含まれるイソフラボンはエストロゲンと似た働きをしてくれます。

イソフラボンを毎日効率よく摂取するには、納豆が適切です。1パック食べるだけで1日に必要な量が摂取できるためです。大豆はそのままだと栄養吸収が劣るのですが、発酵させることにより吸収率が上がります。食品からのイソフラボン摂取なら、過剰摂取にもなりにくいためおすすめできます。

同時にビタミンB6ビタミンを摂取してエストロゲンの代謝しましょう。魚や肉、ナッツ類にも多く含まれています。活性酸素の増加もホルモン生成に影響を及ぼすため、ビタミンCなどの抗酸化物質が多いフルーツや野菜もバランスよく食べてください。

ホルモンバランスを整えるツボ

ホルモンバランスを整えるツボ

ホルモンバランスが乱れている方は、卵巣を元気にするツボを利用して自然治癒力をアップさせてみましょう。ツボはめぐりが改善したり、気の流れを良くするといわれています。

「湧泉」は全身のめぐりを改善し冷えによる卵巣機能の低下に効果的です。土踏まずの前のほうにあるツボで、足の指を縮めて足の裏がくぼむ部分にあります。「三陰交」は体の冷えを取りのぞき生理の不調を緩和させてくれます。足首の内側でくるぶしから指4本分のところにあります。

サプリを使ってみる

サプリを使ってみる

食生活がなかなか整いにくい方は、市販のサプリメントで女性ホルモンバランスを改善させる方法もあります。大豆イソフラボンはエストロゲンと似た働きをします。ポリフェノールの一種リグナンも同様にエストロゲンと似た作用を持ちます。プラセンタは更年期障害の治療薬としても認可されているもので、市販のサプリメントを利用するとホルモンバランスを整えます。

ビタミン類はビタミンB6の摂取でエストロゲンの代謝を高めたり、ビタミンEで血流をよくする働きやプロゲステロンの材料にできます。

サプリメントは特定の栄養素が含まれているため、過剰摂取には注意してください。大豆イソフラボンのサプリメントを過剰摂取して副作用のリスクも指摘されています。食品安全委員会によると、1日の上限値は70~75mgとしています。海外では閉経後の女性を対象に1日150mg摂取したところ、子宮内膜増殖症のリスクが高いことがわかっています。

データ出典元:https://www.fsc.go.jp/sonota/daizu_isoflavone.html#19

漢方を使ってみる

女性ホルモンのバランスが乱れやすい方は、漢方薬専門の薬剤師や医師に相談して処方してもらう方法があります。当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)や加味逍遙散(かみしょうようさん)などが使われています。

当帰芍薬散は血行を良くしてホルモンバランスを整える働きがあります。冷え症で痩せ型の人に向いており、女性特有の不調に広く使われています。6種類の生薬はからだを温める作用があるため、生理痛や肩こり改善にもなります。

加味逍遙散はお血や血虚体質の人に利用されています。お血は血流が悪い状態で、血虚とは血が少ない状態です。生薬の力で血液循環を改善し、ホルモンバランスを整え上半身ののぼせに効きます。更年期障害や月経前症候群の方にも使われています。

漢方薬はその人の体質をよく判断したうえで生薬が処方されます。冷えがもとになっているのか、血液の滞りなのかなど、原因別に女性ホルモンバランスを整える漢方薬を選ぶ必要があります。漢方薬は体質による不調も改善しやすいため、薬を飲むほどではないけど何となく不調を抱えている人に向いています。

ホルモンバランスはピルでも整う

ピルでも整う

食生活や生活習慣の改善でなかなかホルモンバランスが整わないなら、婦人科でピルを処方してもらう治療を利用する方法も検討してみましょう。ピルと聞くと避妊のためというイメージが強い方が多いとは思いますが、実はピルを使って女性特有の不調の治療としても利用されているものなのです。

ピルにはエストロゲン・プロゲステロンの2つのホルモンが含まれています。どちらも女性の体内で分泌するホルモンで、同時に出ているのはある特定の時期のみです。排卵~生理がくるまでと妊娠中のみです。つまりピルを飲めば排卵後や妊娠中の状態を人工的に作り出すことができます。

  • ホルモンバランスが乱れている方
  • 生理を遅らせたい方
  • 生理不順の方
  • 子宮内膜症の治療として
  • 生理痛が酷い方
  • 月経前症候群の改善のため
  • 避妊を希望する方

など色々な用途でもピルは利用できます。ホルモンバランスが乱れてニキビができやすい方の治療薬としても活用されています。

気になる副作用ですが、一番多いのはピルを飲み始めて1週間~2週間くらいに生理前のような症状が出ることです。吐き気、むくみ、頭痛などの症状を一時的に感じる人がいます。徐々に体がホルモン変化に馴染んで副作用はあまり感じない人が多いようです。しかし、ピルは血が固まりやすくなるため高血圧の方など持病をお持ちの方は飲めないこともあります。

やっぱり大切!たっぷりの睡眠

ホルモンバランスの乱れを感じやすい方は、睡眠がしっかり取れているかも考える必要があります。なぜならホルモンバランスを乱す原因のひとつがストレスだからです。女性ホルモンの分泌は脳が指令を出してはじめて起こるため、睡眠不足や質が悪い状態は影響が出やすくなります。

注意したいのが寝た直後~3時間までの睡眠の質です。この時間にホルモン分泌が多くなるため、寝て直ぐに目が覚めやすい方は睡眠の質が悪いと判断できます。

  • 寝る前のカフェインは避ける
  • 就寝前のスマホやパソコンを避ける
  • 夕食は消化のよいもの中心に寝る直前は避ける
  • 夕食後の照明は光をダウン
  • 寝酒を避ける
  • 朝日を浴びて体のリズムを整える
  • 就寝前にぬる目のお風呂に入る

などの対策で就寝直後の睡眠の質を高められます。睡眠時間は8時間にこだわる必要はなく、就寝直後の3時間の睡眠の質を高めるほうがホルモン分泌に良い影響をもたらします。

ハーブティーでリラックス♪

ハーブティーでリラックス

植物には植物エストロゲンが含まれるものもあるため、ハーブティを利用してホルモンバランスを整えることができます。

ジャーマンカモミールティー

良い睡眠に欠かせないハーブティーです。イライラする時などにも使えるお茶で、体を温める作用が高く冷えからくる女性の不調にも役立ちます。生理痛の緩和にも使われています。

ローズヒップティー

ビタミンCが豊富で抗酸化作用が高く女性の強い味方になるお茶です。女性ホルモンを整える効果もあるため、生理不順を感じる方にも最適です。鉄分やカルシウム、リコピンなど女性に嬉しい成分が含まれています。

セージティー

女性ホルモンのエストロゲンに似た成分が含まれます。血行促進の作用もあるため、月経不順や更年期障害の緩和にも使われています。効き目が強いため量を調節しながら飲むようにしましょう。

どうしても気になるなら病院へ行きましょう

ホルモンバランスの変化による不調があるなら、病院でも治療が利用できます。ピルはあまり使いたくないと感じる方は多いかもしれませんが、ホルモン療法以外の治療もあるため、まずは受診して相談してみましょう。

病院で受診すると血液検査にて現在どのようなホルモン状態なのか知ることができます。何となく不調といっても原因はさまざまです。本当にその不調の原因が女性ホルモンのバランスが乱れからきているのか検査ではっきりさせると、対処方法が見つかりやすくなります。女性特有の悩み以外にも、自律神経の乱れからくる症状もホルモンバランスの乱れが原因か調べると便利です。

ピルを飲む治療以外では、基礎体温を測りホルモンバランスの状態を調べる方法や、更年期障害の方なら治療薬として認可されているプラセンタ製剤が使えます。ほかにもホルモン療法(HRT)や漢方療法なども病院で利用できます。心理的なものが原因となっていれば、心のケアが必要な場合もあります。その場合は心療内科の受診で良くなることもあります。

ホルモンバランスが整うと美人になれる?!女性に嬉しいメリットとは?

女性に嬉しいメリット

ホルモンバランスが整うことは女性にとって嬉しいことがたくさんあります。乱れている方が対策するだけでなく、まだバランスを崩していない方も整えることでさまざまなメリットが得られます。どんな良いことがあるのか見てみましょう。

お肌の調子がよくなり美肌になれる

ホルモンバランスが整うと美肌に導くエストロゲンの分泌量が適切になるため、美肌が手に入ります。エストロゲンはコラーゲンやエラスチンの合成を高める作用がありますから、生理後~排卵までの時期に肌のハリがアップして水分量がちょうど良くなります。

プロゲステロンが多くなる排卵後~生理前は皮脂分泌が少なくなるのですが、この時期は同時にエストロゲンの分泌もあるため、ホルモンバランスが整っていれば皮脂量を調節して乾燥肌を防ぐことができます。

実は美肌に導いてくれるエストロゲンのピークは、20代~30代くらいなのです。ホルモンバランスが整えばこの年齢で肌トラブルを感じることはありません。10代のころと同じエストロゲン分泌量になるのは50代ですから、ホルモンバランスを整え年齢肌に打ち勝ちましょう。

さらに美肌の効果を高めるなら、エストロゲンが多い時期はコラーゲンの合成を高めるためにビタミンCを多めに摂取しておいたり、プロゲステロンが多くなる時期に保湿を心掛けるのもおすすめです。

張りのあるバストで美乳になれる

バストアップと関係があるホルモンはエストロゲンです。乳腺組織の発達に作用しています。そしてプロゲステロンは乳房の乳腺組織を増加させたり、血管を拡張させたりする効果もあります。生理前になると胸が張るという人もいますよね?

一般的に胸の成長は初潮から数年程度に活発になるといわれていますが、大人の女性でも生理前になればプロゲステロンの作用で胸を大きくする作用が得られます。この効果を最も実感しやすいのは妊娠した際で、エストロゲンとプロゲステロンの両方が増え胸が成長すると感じる人も多いはずです。

つまりこの2つのホルモンバランスが整っていれば、大人でもバストを成長させる効果が得られます。女性ホルモンのバランスが整っている人は、男性ホルモンの量が増加することがなく、女性らしい丸みのあるからだを手に入れることができます。

生理周期が整う

毎月生理を起こすためには視床下部、脳下垂体と脳の働きを正常にして、ホルモン分泌を正しい状態にしなければなりません。そしてエストロゲンやプロゲステロンを分泌させる卵巣の機能アップも必要です。

生理の周期で正常といえるのは25日~35日です。これより短いと頻発月経、長い場合は稀発月経といいます。生理が続く日数は通常3日~7日で、短い場合は過短月経、長いものを過長月経といいます。

生理周期が乱れる原因のひとつがストレスです。仕事、人間関係、家庭問題などいろいろなストレスが考えられます。一時的でも本人が気がついておらず強いストレスになれば生理が遅れることもあります。ストレスは自律神経の乱れや脳の機能にも影響を及ぼすため、生理周期が乱れがちな方は、物事を神経質に考えるのではなく「何とかなる!」とポジティブに考えるといいかもしれませんね。

近年は女性の社会進出が進み、30代や40代くらいではじめて出産する女性も増えています。毎月生理がきていれば排卵が正常で、年齢を重ねても妊娠力があるといえます。生理周期が整うということは将来の妊娠にも良い作用をもたらすのです。

髪が綺麗になる

髪が綺麗になる

頭皮も皮膚の一部で女性ホルモンの影響を受けています。そのため女性ホルモンのバランスが整っている人は頭皮も健康で、髪を育てる土台がしっかりとしています。

エストロゲンの分泌が活発になる生理後は、頭皮の皮脂量がちょうどよくなり髪に油分が行き渡るため艶のある髪になります。さらにエストロゲンは髪の成長を促がし、コラーゲンやエラスチンの合成も高めてくれます。

地肌が健康であれば薄毛や白髪など髪のトラブルを防ぎ、何歳になっても艶やかな髪を維持できます。髪の成長サイクルが整えば天使の輪ができて、年齢的にも若く見える効果があります。

高価なスキンケア剤よりも女性ホルモンの作用は高く、若い頃のように髪のダメージ回復力が早くなり、ヘアカラーやパーマ・ドライヤーの熱で髪が多少痛んでも元に戻る力を感じられるようになります。

代謝が良くなりダイエット効果も

エストロゲンは脂質代謝にも関係しているため、女性ホルモンのバランスが整っている人は、食べてもしっかりとエネルギーを代謝できていると感じます。エストロゲンはコレステロールや中性脂肪を減らしてくれるため、皮下脂肪や内臓脂肪が蓄積するのを防ぎます。

何歳になっても太らない女性がいますが、彼女たちは女性ホルモンのバランスが整い脂肪を溜め込みにくいからだなのです。3食しっかりと食べている人ほど太りにくいのは、女性ホルモンに必要な栄養素がきちんととれているから。

痩せの大食いといわれる女性ほどきちんと食べていて、女性ホルモンのバランスが整っているため見た目も若々しくいられます。

どうしてもダイエットを取り入れたいなら、生理後のエストロゲンの量が多くなる時期に集中してやりましょう。この時期は脂肪や水分代謝が良くなり、満腹中枢も働きやすいため、いつもより少しだけ食事に注意して適度な運動をすればスリムアップが叶います。女性ホルモンが整えば減量に適切な時期のみダイエットをすればよく、体重管理が楽に感じられます。

まとめ

女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンの2つの働きはちゃんと理解していましたか?わかっているようでも知らなかったことが多いと感じた方もいたでしょう。この2つのホルモンは生理や妊娠には必要なホルモンですから、必要なときに必要な量を分泌させることが大切です。バランスが乱れるということは量が少ない・多いだけでなく、片方のみのホルモンしか分泌できていないこともあります。自分が今どのような状態かを知るためにも、基礎体温を測り調べてみてはどうでしょうか?

本記事は、2016年4月28日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。