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座り方でこんなに変わる!下着に積もる「ハミ出し肉」を撃退する簡単座り方講座

著者情報

脚線整美師。 STUDIO脚光美芯代表。

2016年6月22日更新 | 12,732 views | お気に入り 182

コートやセーターで覆い隠している冬の間は良いのだけれど、温かくなって肌の露出が増えると、途端に気になってくるのが、下着の上に積もる「ハミ出し肉」です!

パンツの上にドン! と乗っかる浮き輪肉や、ブラ脇からプニっとハミ出る脇肉…気にしていらっしゃる女性は多いのではないでしょうか?

これらの「ハミ出し肉」を何とかしたいと思いつつ、何から始めたら良いのか分からないという皆様には、まず手始めに、普段のご自身の座り姿勢を見直すことをお薦め致します。
なぜなら、それらの憎き「ハミ出し肉」は、あなたが普段何気なく続けている座り方で量産してしまっているからです!

座り方なんかで何が変わるの? と思われるかもしれませんが、解剖学を知ると日常的に長く続ける座り方が、どれだけあなたの骨盤や骨格に大きな影響を与えているのかがよく分かります。

ということで今回は、皆さんが普段無意識的に続けてしまっている「ハミ出し肉を作る座り方」を解剖学な視点からご紹介した上で、ちょっとした意識改善で続けられる「簡単なハミ出し肉を撃退法」をご紹介して行きたいと思います!

ハミ出し肉を作る座り方

いきなりですが、あなたは普段こんな座り方していませんか?

えっ? この姿勢の何が悪いの??

そう思われてしまう位、これらは皆さんが日常的によくされている座り方だと思いますが、この座り方の何が悪いのか? なぜこの座り方が「ハミ出し肉」を量産するのか? まずは解剖学的に解析致します。

①肘乗っけ座り

この座り方は、デスクワークでパソコン仕事をする時や、ワイドショーのコメンテーターの方などもよくされている座り姿勢、その名も「肘乗っけ座り」です。
この座り方は、デスクの上に肘を乗せ、肘に自分の体重をドンっと乗っけて座るのが特徴です。ちなみに頬杖をつく座り方も、肘の上に、頬だけでなく全体重を乗せて座るので、この「肘乗っけ座り」の一種と言えます。

この「肘乗っけ座り」を長く続けると、一体どの辺りが特に緩むのでしょうか?

正解は…

脇周り! です。

この「肘乗っけ座り」を長く続けていると、ブラ上から脇肉がハミ出してしまいます!

一体なぜなのか? 解説致しますね。

この「肘乗っけ座り」のように、デスク上の肘に体重を掛けて座り続けると、自分の体重によって肩甲骨が上方に押し上げられます。イメージが分かりにくい方は、実際に肘乗っけ座りをしてみて、肘に全体重を乗せて座ってみると、自然と肩が持ち上がるのが分かると思います。

こうして肩甲骨が持ち上がった姿勢を長く続けてしまうと、肩甲骨を持ち上げる筋肉達の長さが短縮してしまって、普段の姿勢的にも自然と肩が持ち上がった体型になります。
そして、反対に肩甲骨を下に引き下げる筋肉達は伸ばされて緩んでしまうのですが、実は! あなたの脇周りをスッキリ引き締める筋肉こそ、この肩甲骨を下に引き下げる筋肉達…広背筋(青色で表示)、そして下部僧帽筋(黄色で表示)なのです!

この広背筋、僧帽筋を緩める「肘乗っけ座り」を続けていると、肩が持ち上がって脇周りが弛み、気が付けば背中がハミ肉だらけのオバサン体型になってしまうのです。恐ろしいですよね!

②一点もたれ座り

この座り方は、長時間続くデスクワークの時、電車や映画の席、ソファーに座る時等にやりがちな座り姿勢、その名も「一点もたれ座り」です。
この座り方は、一点(肩甲骨)だけを背もたれに預けて、骨盤(お尻)を背もたれから離して座るのが特徴です。

では、この「一点もたれ座り」を長く続けると、一体どの辺りが特に緩むのでしょうか?

正解は…

腰回り!です。

この「一点もたれ座り」を長く続けていると、パンツの上に浮き輪肉が積ってしまいます!

一体なぜなのか? こちらも解説致しますね。

この「一点もたれ座り」の姿勢を取ると、自然と骨盤が後傾し、腰が丸まります。

この時、骨盤内ではどんな動きが起きているのか?

具体的に見てみますと、骨盤が後傾すると骨盤の上(左右の腰骨)が広がり、反対に骨盤の下(お尻の坐骨)が閉じて行きます。(左の青矢印の図参照)
ちなみに、反対に骨盤が前傾すると逆の運動が起きるので、骨盤の上が閉じ反対に骨盤の下が広がって行きます。(右の赤矢印の図参照)

骨盤の上が開くということは、左右の腰骨が離れて骨盤が開く、ということです。この「一点もたれ座り」を続けることで、骨盤が開いて広がり、骨盤を締めておく腹筋や背筋はどんどん緩んで弱化してしまうので、結果として腰回りが弛み、パンツ上に厚い浮き輪肉が積もってしまうのです。怖いけど、本当のお話です!

脇肉、浮き輪肉が気になっていらっしゃる皆様、もしかして日頃から「肘乗っけ座り」「一点もたれ座り」を続けていらっしゃいませんか?
まずは自分の日頃の座り姿勢から観察してみて下さいね!

ハミ出し肉を撃退するために

ご自身の座り方をふり返ってみて、いかがでしたか?
普段から「肘乗っけ座り」そして「一点もたれ座り」を続けていらっしゃった皆様は、まずはそれらの座り方を「しない!」決意をしましょう。

それらの座り方をしないだけでも、それ以上の歪み弛みを断ち切ることができます。そして、その上で脇肉と浮き輪肉を撃退したい! と思われるのなら、これからご紹介する2つのハミ出し肉撃退法を試してみて下さい。

ハミ出し肉撃退法その①
~裏脇を締める!~

裏脇を締めると、脇周りの筋肉が引き締まり、自然と胸が前を向いて、姿勢が良くなります。この「裏脇引き締め座り」を続けると、姿勢改善に繋がるだけでなく、脇のハミ出し肉撃退に大変効果的です!

ちなみに、反対に裏脇を思いっきり開いて座ってみると、自然と胸が垂れて猫背になるのが分かると思います。長時間集中力が必要な仕事やパソコンで作業を行う際でも、「裏脇を締める」という単純な意識なら続けるのもさほど難しくはないと思います。是非試してみて下さいね。

ハミ出し肉撃退法その②
~2点もたれ座り!~

長時間座って仕事をするのに、背もたれなしではどうしても辛い! という方には、写真のように肩甲骨と骨盤の2点を背もたれに付ける、「2点もたれ座り」がお薦めです。

「2点もたれ座り」を行う上での重要なポイントは、肩甲骨の全面(上部から下部まで全部)を、べったりと背もたれに当てること。特に肩甲骨の上部がしっかりと背もたれに当たっていると、自然と胸が正面を向き、背筋がピンと伸びます。また、肩甲骨と骨盤の2点を背もたれに付けることで、腰が丸まらず、比較的良い骨盤のポジションを保つことができます。この「2点もたれ座り」も、そんなに頑張らなくても最小限の意識で続けられる姿勢習慣ですので、是非仕取り入れてみて下さいね。

座り方はその人の体型になる!

これまでレッスン時のカウンセリングで、脚の太さや形に悩む数百人の女性達にアンケートを取ってみたところ、実に90%以上の女性が、これらの「良くない座り方」を続けていらっしゃることが分かりました。その結果を元に、肩甲骨や骨盤等の骨格を歪ませる座り方を継続すると、その歪んだ座り姿勢はその人の「体型」になる!という結論に至ったのです。

たかが座り方、されど座り方! ハミ出し肉を改善するために、そして体型や歪みを改善するために、是非とも早い段階で座り方を見直し、改善してみて下さいね!

本記事は、2016年6月22日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。