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自宅でもできる!痛~い外反母趾や内反小趾の治し方と予防法

著者情報

骨盤整体 高田馬場施術室 代表、鍼灸師、プロイデア専門家

2016年7月27日更新 | 18,739 views | お気に入り 121

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外反母趾や内反小趾に悩んでいる人は多いですよね。外反母趾は圧倒的に女性に多く、その男女比は10:1だと言われています。内反小趾も同様に女性の割合が高いですが、その理由としては女性の方が筋肉や靭帯が弱い、ヒールの高い靴を履くことが多いことなどがあげられます。最近は女性ホルモンも外反母趾に影響しているのではないかと言われています。

女性の割合が多いと言っても、女性特有の病気ではありません。男性でも外反母趾の人はいます。合わない靴を履くことも外反母趾などを引き起こす要因ですが、ヒールの高い靴を履いていても外反母趾や内反小趾にならない人もたくさんいます。

性別や靴に関係なく、外反母趾や内反小趾の人に必ずと言っていいほど共通する特徴があります。それは開張足です!

外反母趾・内反小趾とは

外反母趾・・・足の親指の先端が外反(小指側)を向いて、親指の付け根部分は内反(内側)に向いている状態

内反小趾・・・足の小指の先端が内反(内側)を向いて、小指の付け根部分は外反(外側)に向いている状態

曲がっている角度によって、少しの角度でも痛みが出る人もいれば、かなり曲がっていても痛みが出ない人もいます。外反母趾角が15度以上あれば外反母趾と言われています。

原因は開張足!?

外反母趾・内反小趾になっている足を見ると、ほとんどの人が開張足になっています。開張足とは、足の横アーチをつくっている筋肉や靭帯が緩んで足の横幅が広くなっている状態です。開張足になってしまうと足の横アーチがなくなり足のバランスが悪くなり、足の接地時の衝撃を吸収できなくなります。開張足が外反母趾や内反小趾の要因になっていると言っても過言ではありません!

 

開張足は足の指を閉じる筋肉がしっかり使われていないのが原因です。この筋肉は、下駄や草履を履いた時に鼻緒を親指と人差し指で挟んで脱げないようにしている筋肉です。下駄や草履などを履いていた時代は、外反母趾や内反小趾の人は少なかったそうです。靴を履くようになってこのような筋肉が衰えるようになり、開張足になる人が増え、外反母趾や内反小趾で悩む人が出てきたのでしょう。

開張足の人はつま先にしっかり体重を乗せないで歩いています。歩行時はかかとから足を着いて、つま先に体重移動していくのが本来の歩き方です。開張足の人は着地時にかかとからではなく足裏全体で着地してつま先に体重が乗りきらないうちに、反対の足を出してしまいます。ちょうどスリッパを履くとこのようにペタペタと歩いてしまいがちです。体重をつま先にしっかり乗せている時は、足の指が開かないようにする筋肉がしっかり働きます。

開張足の見分け方

すでに外反母趾や内反小趾になっている人は、開張足にもなっています。親指や小指の変形がまだそれほど進んでない場合は、つま先を丸めてみて指のつけね部分の骨が浮き上がるか確認してみます。通常は足の指のつけねの骨(中足骨)が浮き上がります。浮き上がらないようでしたら開張足になっている可能性が高いです。

治し方

まず歩き方から変えましょう。ペタペタ歩きをしているといつまでたっても治りません。

① 歩行時の体重移動の練習
右足を軸足にした場合(右足のかかと~右足つま先への体重移動)

両足を揃えて立位の状態から右足を前に出します。

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①まず右足を前に出し右足かかとを床に着けます。

②次に右足かかとから右足全体に体重をかけていきます。

③次に右足のつま先に体重をかけ左足を前に出します。

右足のつま先にしっかり体重をのせたら、左足を後ろに戻し①の状態に戻ります。
これで1セットです。(右足軸足を10回、左足軸足を10回)

【ポイント】
足裏の体重移動を意識する。
右足軸足の場合、右足かかと→右足裏全体→右足つま先。
特に外反母趾や内反小趾の場合、つま先に体重が掛かりにくくなります。しっかりつま先に体重が掛かるように意識して行ってください。

② つま先立ちスクワット

両足を揃えて立位の状態からかかとを上げて、つま先立ちになります。かかとは上げた状態で膝を曲げて腰を落としていきます。おしりがかかとに着いたら膝を伸ばしていき、膝が伸びきったらかかとを下げます(10回)。

つま先に体重がうまくかけられない人はとても不安定になりやすいため、最初は壁に手を着いた状態で始めてみてください。

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まとめ

開張足を治すことが、外反母趾や内反小趾の根本的な治療に繋がります。外反母趾や内反小趾は見た目で分かりますが、その前段階の開張足にはなかなか気づけません。この段階で早めに対処してあげれば外反母趾や内反小趾にはならないで済みます。

開張足は歩き方が大きな要因なので、正しい歩行を身につけましょう。外反母趾や内反小趾になってしまうとさらに正しい歩行は難しくなるので、余計に指の変形が進んでしまいます。かかとが固定されてないスリッパやサンダルを良く履く人は正しい歩行ができないので要注意です。家では裸足、外では紐靴でしっかり足を締め付けて安定する靴を履いて正しい歩行をしないと、いくら治療をしてもなかなか効果は出ません。

歩行時の足首の過回内(足首が内側に倒れ込む状態)がある場合は、足裏の縦アーチが崩れて偏平足になります。放っておくと、その後開張足になり、外反母趾や内反小趾になっていきます。過回内は靴のインソールで防止できます。自分の足に合ったインソールをつくって、開張足や外反母趾や内反小趾の治療や予防に役立てみてはいかがでしょう。

本記事は、2016年7月27日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。