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お弁当に作り置きの落とし穴!食中毒を時短で回避する方法

著者情報

フリーランス管理栄養士/美容アドバイザー

2016年7月5日更新 | 6,668 views | お気に入り 218

今日は、ジメジメとした日が続くこのシーズンに、多く発症するのが「食中毒」です。実は年間の中でも6月から10月で約7割の食中毒が発生していると言われています。今日は、今流行りの作り置きやお弁当作りの際に役立つ時短対策をご紹介します。 

食中毒

食中毒の原因菌となる細菌類の大きな栄養分の一つは 「湿気」で、湿度や温度が高くなる梅雨は、細菌の繁殖に適した条件が揃いやすくなる時期なんです。食中毒になると、下痢、嘔吐、腹痛、発熱などを発症して最悪の場合死に至ることもあるのです。

この時期、作り置きでまとめて作って置いたお惣菜をお弁当につめたりする事もあるでしょう。実はそれも危険です。また最近話題のキャラ弁も、危険!手先で細かい作業をする為、黄色ブドウ球菌が繁殖しやすいと言われています。これらの食中毒の危険を回避する具体的な方法をご紹介します。

食中毒回避法クイズ!

まず第1問!

お弁当箱や作り置き用の容器を衛生的に保つために、【●●をつけてお弁当を一拭き】するといいのですがこの●●に入るのは次の内どれでしょうか?

【A:お酢】 【B:アルコール】 【C:オリーブオイル】

 

正解はAのお酢なんです。

お酢は、強力な抗菌作用を持っており細菌の繁殖を防いでくれるという効果があります。もともと口に入れる食べ物なので、より安心です。ふいた後すぐに料理を詰められるのもメリットです。また、水分を含んでふっくら炊き上げたご飯は、特に細菌たちの大好物なので、ご飯を炊く時に小さじ1杯の酢をプラスすると、ご飯に菌が繁殖しにくくなるのでオススメです!

Bを選ぶ方もいらっしゃると思います。ただし、ちょっとした注意が必要です。アルコールスプレーは対象物が水に濡れている場合、殺菌効果があるといわれる濃度よりも薄まってしまう為、効果が十分に発揮されないと言われています。これはアルコール濃度が水分によって薄まり、十分な殺菌作用が得られないためです。お弁当箱や、保存用の瓶など容器が濡れていたり、洗ったばかりで水滴がついている場合は十分水気をきってからスプレーをかけましょう。テーブルを拭く際などにも言えることです、もし濡れているテーブルにアルコールスプレーをかけて濡れ布巾で拭いていたとするなら意味がないので注意しましょう。

続いて第二問!

お弁当を詰めるときに暖かかったご飯やおかずから出た水蒸気が、お弁当箱の中で冷えて出来た水滴、この水分により細菌の繁殖が加速します。この水滴の発生を抑えるには、冷ましておくという対処法が効果的なんですが…

朝の忙しいときなどに 【より効率よくお弁当や熱い作り置きおかずを冷ますことができるものは?】次の内どれでしょうか?

【A:保冷剤】 【B:冷蔵庫】 【C:ドライヤー】

 

正解はCのドライヤーです。

うちわであおぐのより圧倒的に効率的で、ごはんやおかずを広げてドライヤー当てれば10秒程度で冷ませます。また、急激に冷やす事で、おいしさを損なわない効果もあります。またご飯は特に冷めにくいのでお弁当を詰めるときはまずご飯、次にメインのおかずを詰めたら、副菜を適宜あしらっていくと、安全で彩りの良いお弁当が出来上がりますよ。作り置きの場合も、放置して粗熱が取れるのを待つのではなく、ドライヤーで熱をとり、冷蔵庫へいれるのが時短にもなり、オススメです。

その他のポイント

おかずはしっかり加熱、家庭で作ったおかずを冷凍したまま使わない!

実は、食中毒を引き起こす細菌などを死滅させるには、中心温度75℃1分以上で加熱することで対策になると言われています。ただ、いちいち温度計で測っている時間もありません。そんな時におすすめなのが電子レンジです。中心からしっかり熱を入れてくれます。

例えば、死亡事故が起きるほどの雑菌の繁殖した細菌数21万の布巾をレンジで1分チンしただけで0になるという実験もあるほど、細菌には効果があるのです。朝は、特に忙しい時のお弁当にはもってこい!必ずレンジで2分~3分ほど、温めてから、冷まして詰めましょう。夕飯の残りや作り置きしていたおかずも、一度チンして、細菌数を減らして、ドライヤーで冷ましてから詰めるのが基本です。

作り置きやキャラ弁など、せっかく作っても食中毒にかかってしまっては意味がありません。今日お伝えした、このひと手間で食中毒管理もばっちり。是非参考にしてみてください。

本記事は、2016年7月5日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。