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夏の疲れを癒したい!身体をリセットして秋からも頑張れるリストラティブヨガ

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ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター

2016年9月9日更新 | 2,393 views | お気に入り 94

こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
徐々に日が短くなり、日中の暑さの中にも秋の爽やかさが混じるようになりました。
夏の疲れがどっと出てくる頃ではないでしょうか。 

夏は紫外線に温度に湿度と、体へのダメージが大きい時期です。寝苦しく、疲れが取れないまま疲労が蓄積していても、おかしくありません。 

秋は気温も下がり、日差しも和らいで、ゆっくりと心身を休めるのには本来もってこいの季節です。
しかし、忙しく仕事に追われて神経をすり減らしたり、夜遅くまでスマートフォンやパソコンの画面、明るい照明の下にいたりして、なかなか疲労回復ができていない人も多いのではないでしょうか。 

今回は、リストラティブヨガという心身を深く休めて回復させるヨガで、秋バテを予防する方法をご紹介致します。

 リストラティブヨガとは

リストラティブヨガとは、アメリカの理学療法士でアイアンガーヨガ指導者のジュディス・ラサターによって1990年代に考案されました。

 アイアンガーヨガは、ヨガブロックやベルト、ブランケット、ボルスターなどの補助具を積極的に使って、正しいフォームでポーズをキープできるようにしたヨガです。
その流れをくんで、より補助具に身を委ねる形で無理のないリラックスできるポーズを長時間(数分~20分程度)ホールドするのが、リストラティブヨガです。

 重力に逆らわず、安心して補助具や床に体を委ねられるので、神経は鎮まり、心拍も血圧も落ち着くなど、副交感神経が優位になって、心身の疲労・ストレスを積極的に回復させることができます。
また、他のヨガと同じように、呼吸を深く整えて心身のバランスを整え、内観・瞑想によって内側への気づきを深めていきます。
その時間が長く取れるのが特徴的なヨガです。

ヨガが、夏の疲れにいいわけ

  

夏の疲れといえば、紫外線による肌などへのダメージ、冷たいもの・口当たりのいいものに偏った食事・水分摂取による胃腸へのダメージ、暑さや湿度による疲労感、冷房との温度差による体へのストレス、などがあります。

 肌のターンオーバー、胃腸の消化吸収、肝臓や腎臓などの解毒・ろ過機能、体温調整機能、それらを司令する自律神経やホルモンの働きが乱れたり弱ったりした状態が、夏の疲れと言えるでしょう。

 ヨガの特徴は、深い呼吸とともに、体を伸ばしたりゆるめたりを繰り返すことで、次第に心身の機能を回復させ、自律神経やホルモンのバランスを取り戻していくことです。

リストラティブヨガは、特にホールド時間が長いので、ストレス解消や凝りをほぐす効果が高く、眠る前に行えば、疲労回復に欠かせない睡眠の質を高めてくれます。
それでは実際に、家でもできるようにしたリストラティブヨガを行ってみましょう。

子供のポーズ

分厚い布団をたたんで、膝ではさんで正座をし、上体を覆い被せるようにして好きなだけくつろぎます。
深呼吸を繰り返すと、腰や背中、肩の後ろなどがゆるみ、深くリラックスします。

体が布団にフィットするようにして、全体重を委ねるので、安心感があります。
精神的に緊張しやすい人は、腰や背中の筋肉が硬く張っていることがあります。それをゆるめて、自律神経の働きを整えます。

 仰向け合せきのポーズ

 

分厚い布団をたたんで、腰から頭で仰向けに寄りかかります。
枕を入れて、少し頭を高くするのもいいでしょう。
足裏を合わせて脚でひし形を作り、膝が床から浮く場合は、浮いた部分に毛布をたたんで埋めます。
お腹や目にブランケットやアイピローをかけると、さらに安心感があるでしょう。
深くくつろいで心地よさを味わいます。

床と体の間のすき間を埋めて体重を委ねられるようにしたり、肌触りのいいブランケットに触れるようにしておくと、リラックス効果が高まります。
胸、肩、股関節、お腹など、デスクワーク等で緊張しやすい部分を解放することができます。

 前屈ポーズ

 

分厚くたたんだ毛布やクッションを膝裏に置いて、座卓に向かって前屈をします。膝がさらに曲がって浮く場合は膝裏の毛布を厚くします。
座卓の高さが低い場合はクッションや毛布を腕やおでこの下にはさみ、座卓の高さが高い場合は、お尻の下に座布団を置いて高さを合わせます。

肘や膝などに関節は、まっすぐ伸び切るよりも、少し曲げた方がリラックスできます。
前屈は、意識を内側に集中させやすく、副交感神経を優位にしやすい体勢です。

脚上げ仰向け

毛布や分厚いマットなど、ほどよく体がフィットする場所を作り、横たわります。
足元に椅子を置き、椅子の上にふくらはぎから足を置いて預けます。
枕やアイピロー、ブランケットなど、よりリラックスしてくつろげるグッズを使用してもいいでしょう。
首と床の間にすき間ができないように埋めた方が、首のストレスが減ります。

普段むくみや疲れ、だるさを感じやすい足を、心臓より高い位置に置くことで、心臓の負担を減らしながら疲労回復を促します。

おわりに

いかがでしたか?家でくつろぐ時間も、照明を薄暗くして音を静かにした場所で、適切な位置に布団などを置いてポーズを取ることで、疲れが取れやすくなることを実感されたでしょうか。

ヨガには『無理はしない、心地よさを味わう』というテーマがあります。それが心身の健康状態を上げてくれるのですね。気楽な気持ちで取り組んでみて下さい。

本記事は、2016年9月9日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。