今ではアイメイクをしっかりしてデカ目にするのは一般的ですよね。そのような方によく使われているのが、アイプチ・まつげエクステ。でもこれらのケアは間違った使い方で目のトラブルをひどくしてしまうこともあるのです!もう一度目の周りに起こるトラブルを見直してみませんか?
アイプチは接着剤を使って二重にするため、接着剤の成分にかぶれる恐れがあります。以前は問題はなかったのに、次のようなケースで症状が出てくることもあります。
●疲労が溜まると免疫力が低下しやすい
●生理前で女性ホルモンのバランスが変わるとき
●アイプチの使用回数を重ねるごとに
また、アイプチの目のトラブルは接触性皮膚炎だけではありません。
アイプチの接着剤は目のキワに塗るため、間違って目に入ることがあります。本人はあまり気がついていなくても、専門医に目を見てもらうと角膜に傷が付いている人もいます。
アイプチに使用する接着剤はゴムの成分が使われており、この成分は強いアレルギー反応を引き起こす恐れがあることがわかっています。接触性皮膚炎もアレルギーの一種で、アイプチで目の周りがかぶれるのもゴムへの反応です。皮膚炎だけならまだいいのですが、アレルギーが重症化するとアナフィラキシーショックとなり、気管支の腫れを招いて呼吸困難に陥ることもあります。
多少のかぶれがあっても大丈夫と思っている人は多いようです。軽い炎症が起きているのに使い続けると、次第にまぶたがたるんでくることがあります。
まつげエクステならプロにやってもらうから大丈夫。ということはありません。業者のなかには無資格の人に施術をやらせているところもあるのです。
まつげエクステで最も多いトラブルです。まつげエクステを付ける際に使うグルーには、添加物が含まれています。なかでもホルムアルデヒドは毒性が高く、目の周りの炎症を引き起こす可能性があります。
まつげエクステは長期間付けっ放しにするので、不衛生になり感染症を起こすリスクがあります。症状がひどくなれば目の周りだけでなく、角膜まで炎症が進行する場合があります。そして、最悪の場合は失明もありえるのです。
アイプチ・まつげエクステはこれだけ多くのトラブルを抱えています。ちゃんと使っていれば大丈夫と思ってしまいますが、どちらも接着剤の影響は否定できないでしょう。どうしても使いたい方は、トラブルがあったらすぐに使用を中止し、眼科を受診することをおすすめします。