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鼻が痛い理由がこんなにあったとは!原因は鼻じゃない場合も!?

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心と身体を鍛える空手の魅力にはまりそうな今日この頃です。

2017年1月23日更新 | 1,782 views | お気に入り 103

最近、何だか鼻に違和感がある、鼻の中が気持ち悪い、と感じたことはありませんか。そんな鼻の症状は、放っておけばそのうち治るというような軽い症状ばかりと思ってはいけません・・・。内臓のように自分では目に見えない器官、目のように自然治癒力の弱い器官に比べると、『鼻』は意外と放置されやすい器官です。ただその鼻の辛い症状が、病気を引き起こしている予兆の可能性があるかもしれません・・・。

目次

1)鼻の奥が痛い!鼻の粘膜の病気とは?

鼻の奥に痛みは、実は鼻の粘膜の病気の可能性があります。

風邪 インフルエンザ

 鼻の粘膜は、体の他の粘膜に比べて、外気に触れやすく、顔の真ん中にあるため、空気中を伝って菌やインフルエンザウィルスに触れる危険性が高くなります。インフルエンザウィルスが鼻に侵入すると粘膜を攻撃し、炎症が起こることによって鼻の奥の痛みへと変わります。風邪の症状の場合、発熱、鼻水、体のだるさといった症状が見られます。更にインフルエンザになると、この他にも、高熱、極度の寒気、関節痛、食欲不振といった症状があります。インフルエンザの検査は発熱後6~12時間ほど経過すると受けられます。長い綿棒のようなもので、鼻の奥の粘液を取り検査をします。インフルエンザにかかった場合、保育園、幼稚園、小中学校、高校といった集団生活をする場所では、出席停止の措置が取られます。(※自治体、教育委員会によって、出席停止の規定は異なります)また、大手企業でも出勤停止の措置を取るところがあります。

急性鼻炎

ウィルスが鼻の粘膜について、炎症を起こすと、鼻の粘膜が痛くなります。水のようなサラサラした鼻水が出るのも特徴の一つです。鼻の粘膜が腫れると、空気の通り道が狭くなるため、ひどい時は呼吸困難、頭痛といった症状も引き起こす危険性があります。

慢性鼻炎

急性鼻炎に対して、慢性鼻炎はなんらかの要因によって、ずっと鼻が詰まっているような状態です。ウィルス性の鼻炎は、ウィルスが鼻の粘膜に着いたことによって瞬時に鼻が反応を起こしますが、慢性鼻炎は、長期間に渡ってゆっくりと進行するため、気づいたら常に鼻に違和感を感じている、鼻の奥に鈍い痛みをいつも感じているといった症状があります。最近では、大気汚染、空気の乾燥等によってこ慢性鼻炎となる人が多くいますが、特定の要因と断定しにくいものも多くあります。耳鼻科に行って処方された薬を飲むとよくなるが、飲み終えてしばらくすると、また慢性鼻炎になっている、というように、常習化してしまうケースもあります。薬の他にも、外科手術によって改善されるケースもあります。

乾燥性鼻炎

最近多いのがこのタイプの鼻炎です。その名のとおり、鼻の粘膜が乾燥することによって炎症が起きているというものです。空気が乾燥して、鼻の中も乾燥すると、鼻の奥が痛くなり、鼻をかむ。鼻をかむことによって今度は粘膜に傷がついて炎症を起こし、と悪循環になってしまいます。粘膜が傷ついて鼻血がでるという特徴もあります。

アレルギー

アレルギーは、体の中になんらかの異物が入ってきたとみなされた際に起きる、体の反応です。鼻の粘膜が炎症を起こし腫れてくると、呼吸がしづらくなり、集中力も低下してしまうことになります。アレルギーには、花粉、食物、生活環境(大気汚染、衣服の素材)等々さまざまな要因が考えられます。医療機関で検査を受けると、アレルギーを特定することができます。

おでき

鼻の入り口付近に見られるものです。なんらかの原因で、鼻の毛穴から雑菌が入ることによっておできができます。毛穴の詰まりという点ではお肌の表面にできるニキビと同じようなものですが、ニキビはお肌の分泌物が詰まっており、鼻の中のおできは雑菌による炎症という点が違っています。

気圧や気温の変化

気圧や気温が急激に変わる環境に居た場合、鼻の奥に痛みを感じる、耳が痛くなる、頭痛がするといった症状があります。これは鼓膜が圧迫されたりするために感じるもの。温かい部屋から外に出る際は防寒をしっかりする、飛行機に乗る際は耳栓をするといった方法で改善されます。また気温の変化は、寒暖差アレルギーという症状を発症させる場合もあります。急激な温度の変化によって、鼻の奥に痛みを感じます。

2)鼻だけでなく、顔も痛い!鼻の周辺の病気

鼻の痛みは、鼻だけに限らず、その周辺の病気を引き起こしている可能性もあります。

副鼻腔炎

風邪やアレルギーといった鼻が詰まる症状が悪化すると、鼻の両側にある副鼻腔といわれる空間に膿が溜まります。これが副鼻腔炎です。鼻のことを鼻腔と呼び、この鼻腔と副鼻腔の間が炎症すると、副鼻腔に入っている分泌物が上手く外に出ることができず、結果副鼻腔の中に溜まって炎症を起こしてしまいます。鼻とほほから、ほほ骨の下辺りを押すと痛みがあるのが特徴です。

慢性副鼻腔炎

いわゆる蓄膿症と言われている病気です。鼻の両側にある副鼻腔と呼ばれる場所に膿がたまってしまう病気です。この状態が長く継続して起こるものを慢性副鼻腔炎といいます。

3)鼻の痛み以外の症状がある!

鼻の痛みに加えて、次のような症状がある場合、上顎がんの可能性もあります。

上顎がんの症状

  • 鼻の片方だけ詰まっている
  • 臭いが感じにくい
  • 臭いがきつい鼻水、鼻血が出る
  • 涙が出やすい
  • 視覚(目)に異常がある
  • 歯が痛い
  • 顔(特に頬)のむくみがある

上顎がんとは、上顎洞(以下、鼻の構造を参照)に発生するがんのことです。早期に発見することによって、完治が見込まれるため、鼻だけでなく、顔全体に異常がみられる場合は、早急に医療機関で検査を行いましょう。

4)鼻の構造


画像出典元:http://www.nippon-shinyaku.co.jp/healthy/hanazumari/contents_1.html

鼻の構造は、鼻腔と副鼻腔とに分けられます。

鼻腔

鼻腔は、私たちが一般的に考えるところの鼻の中です。鼻腔には、皮膚の部分と、粘膜の部分があります。前者を鼻前庭(びぜんてい)といい、後者を固有鼻腔(こゆうびくう)といいます。鼻の穴から手前に鼻前庭があり、鼻毛や汗腺などがあります。奥の固有鼻腔には、粘膜があり、その奥になると匂い(臭い)を感じる神経が張り巡らされていて、センサーの役割をしています。空気中のホコリやゴミ、ウィルスは、この関門をくぐり抜けて、初めて”におい”として認識されるようなイメージですね。

副鼻腔

副鼻腔は簡単に言うと、鼻の周りで鼻の役割をサポートするサポーターズ的な役割をしています。副鼻腔と一言で言っても、構造は複雑です。上顎洞(じょうがくどう)、前頭洞(ぜんとうどう)、篩骨洞(しこつどう)、それに蝶形骨同(ちょうけいこつどう)の4つの部分に分けられています。上顎洞は、頬骨の脇にあり、副鼻腔炎と呼ばれる症状の多くは、この上顎洞に膿が溜まって、頬を押すと痛みがあるものです。それ以外の部分については、おでこの中心から、後頭部に向かって、前頭洞、篩骨洞、蝶形骨洞の順に並んでいます。篩骨洞が、丁度目と目の間くらいの位置になります。

意外なのは、この副鼻腔は、生まれてから徐々に形成されるものであるという点です。生まれた直後は、まだ小さいのですが、徐々に形成され、大体思春期前後に出来上がります。全ての器官がお母さんのお腹の中にいる間に形成されるわけではないのですね。

鼻の穴から咽の奧まではつながっていて、空気や鼻水が通れるようになっています。洞窟の”洞”という文字が表しているように、鍾乳洞のように、表面が凸凹になっています。空気が通る道は、いくつもの粘膜のコブのようなものが隆起しているため、逆に沢山の障害物があるような造りになっています。ゴムホースのように全くの空洞ではないため、一見すると少し呼吸がしにくいような印象です。なぜこのような造りになっているかというと、空気の中にある、ゴミやウィルスをできるだけ排除し、綺麗な空気だけを体内に入れるためです。

 このように見てみると、鼻に関連する器官は、顔全体にあることがわかります。また、耳鼻咽喉科というだけあって、耳、鼻、咽(のど)はつながっているということがよく分かります。鼻は息(酸素)を吸って吐く(二酸化炭素)という役割だけでなく、私たちの体を守るための重要な役割を果たしているということが分かります。

5)鼻の役割

 毎日24時間働いている鼻。しかし、そもそも鼻の役割って何でしょうか?鼻の役割をここで確認してみましょう。

体内への酸素の取り入れ

大前提としての鼻の役割は、体内に酸素を取り入れることです。体のあらゆる器官を正常に機能させるためには、体の隅々まで酸素が十分行きわたる必要があります。鼻が詰まって口呼吸になると、口の粘膜が外気に放置状態となるため、はやり鼻からの呼吸はとても重要な役割となります。

吸気を適温、適湿に調節する

鼻は、外気を吸気して体内に取り込む際、適度な温度と湿度にして取り込んでいます。熱い空気は冷まして、寒い空気は温めて、人体と同じくらいの温度にします。乾燥していれば湿度を加えて取り込んでいます。この機能がなければ、体内に取り込まれた空気によって、内臓がダメージを受ける等、支障が出てくることになります。

吸気からゴミやウィルスを取り除く

鼻毛でゴミやウィルスを絡め取り、浄化された空気を体内に送り込みます。その残骸が鼻垢(一般的な鼻くそのこと)です。空気清浄機でいうフィルターのような役割を果たしています。この機能がなければ、体の中に空気中のゴミだのウィルスだのが入り放題となります。空気清浄機のフィルターが汚れたらお掃除するのと同じように、鼻の中も鼻垢が付いたらお掃除すれば、また、機能が保たれるということになります。

匂い(臭い)をかぐ

良いも悪いも”におい”をかぎ分ける機能を持っています。鼻の奥には、嗅粘膜という部分があり、嗅細胞がなんと約1000万個もついていて、この嗅細胞で、さまざまなにおいをかぎ分けます。においをかぐということは、味を認識(想像)させるということの他にも、危険を察知するといった危険回避の面、あるいは、気に入った香りをかいで自立神経をリラックスさせるといったメンタルな面への影響もあります。そう考えてみると、”におい”というのは、意外と私たちの生活の中で重要な役割を担っているということが分かります。

因みに、犬や猫といった人間よりも嗅覚が優れている動物には、人間の何倍も多い嗅細胞があります。特に犬には、ヒトの10倍以上の嗅細胞があり、一度においをかぐとしっかり記憶されていると言われています。

音を作る

意外と気づいていないのが、鼻は音を作る働きをしているという点です。発音や発声の分野では「鼻音」という音があります。その名のとおり鼻にかかったような少しこもったような音の事を言います。身近にある音で分かりやすく言うと日本語のナ行や「ん」の発音で、英語で言うと「N」になります。言葉は音の繋がりでできているので、普段音一つ一つを意識することはほとんどありませんが、実は言葉を発する時、私たちの鼻はしっかり働いている、ということが言えま す。

6)鼻に関するQ&A

鼻に関するさまざまな疑問をここで解決することにしましょう。

Q1:鼻垢は定期的に掃除したほうが良い?

A:鼻垢は、元々は鼻に侵入して選別された空気中のホコリと鼻水がからまったものです。よく、空気が汚い場所では、鼻垢が溜まりやすいと言われます。空気が汚い場所では、鼻毛が一生懸命仕事をして空気中のホコリや体に不要なものをしっかり選別しているためです。鼻垢は自然に消えたりはしないため、やはり定期的にお手入れが必要になります。指を鼻の中に入れて爪でかき取る方法は、不衛生です。爪で鼻の粘膜を傷つける危険性もあります。柔らかいティッシュや綿棒でそっと鼻の中を一周する程度でOKです。

Q2:鼻毛は定期的に処理をした方が良い?

A:前出のように、鼻毛には大切な役割があるため、むやみに短くカットするのはおススメしません。また、鼻毛を抜いてしまうと、毛穴から雑菌が入るため、NGです。鼻毛は鼻の穴から出ている部分のみのカットで十分です。市販の鼻毛カッターを使う場合も、粘膜に押し付けるような方法では、粘膜を傷つける可能性も。取扱説明書をよく読んで、切り過ぎに注意しましょう。

Q3:正しい鼻のかみ方はありますか?

A:正しい鼻のかみ方は次のような方法です。

1 片方の穴をしっかり閉じて、片方ずつかむ

2 口をしっかり閉じてかむ

3 適度な強さで空気を押し出すような感じでかむ(強過ぎると、鼓膜に圧力がかかり、急性中耳炎の危険性があります)

4 鼻に鼻水が残らないように、数回に分けてしっかりかむ

5 かんだ鼻水はすぐにゴミ箱に捨てる

Q4:鼻うがいについて教えてください。

A:最近、インフルエンザ予防、花粉症、ハウスダストといった、空気中のアレルギー物質の対策といった理由から注目されています。鼻の中を洗浄することによって、鼻の粘膜が衛生的に保たれる、呼吸がしやすくなるといったメリットがあります。

お水やぬるま湯に食塩を入れ、それを鼻の穴の片方から他方に流すというのが大まかなやり方です。水道水と食塩があればできますが、濃度や流し方によっては、鼻が痛くなるので、おススメは市販の鼻うがいキットです。ナトリウム水がすでに入ったものと、容器とナトリウムの粉が付いていて、使用する際、自分でナトリウムと水道水を混ぜて使うものとがあります。ドラッグストアやインターネットで購入できますが、耳鼻科で取り扱っているところもあります。 筆者は注射器のようなタイプを使用していますが、プラスチックの液体容器のような形のものもあります。どの種類にも共通しているのは、鼻に挿入する部分が細くて、先が少し丸いという点です。鼻の粘膜を傷つけないような配慮が感じられます。

因みにインドにはこのようなネティーポットと呼ばれる鼻うがいの道具があります。


画像出典元:http://item.rakuten.co.jp/puravida-mens/401204121/

ネティーはれっきとしたインドヨガの中の一つ。インドの方は古くからこのネティーを生活に取り入れています。じょうろのような形をしたネティーポットと呼ばれるものに塩水を入れてうがいをします。

Q5:口呼吸よりも鼻呼吸が良いのはどうして?

A:医学的な見解からも、基本的に口は消化器官であり、呼吸器官ではありません。口の大きな役割は食物を体内に入れる入り口のようなもので、それを食道、胃に運ぶ道なのです。一方の鼻は、まぎれもない呼吸器官の一つです。構造もそれぞれ、呼吸器官として、また消化器官としてできています。よって、鼻呼吸が良いということになります。鼻が詰まってしまうと、一時的に口から呼吸をするしか手段がないのですが、できるだけ早く鼻の通りを回復して鼻呼吸にすることによって、病気や症状の悪化を防ぐことにもつながります。

Q6:自分で鼻ピアスを開けてもOK?

A:NO、おススメはしません。鼻にピアスを開ける時は、耳にピアスを開ける時以上に十分衛生的に留意して開けることが大切です。なぜなら、耳は皮膚を貫通させ、傷が治ったらOKですが、鼻の場合、表は皮膚ですが、もう片方は粘膜だからです。粘膜に意図的に傷をつけるわけですので、ばい菌やウィルスが入らないように、細心の注意をもって行いましょう。自分で開けようとせずに、耳鼻科でファーストピアスを用いて開けてもらうのが断然おススメです。

Q7:鼻の周りにワセリンを塗る花粉症対策について教えてください。

花粉症対策として、鼻の周りや中にワセリンを塗ると良い、と言われています。ワセリンとは、原油を高純度で精製した保湿剤の事です。クリームよりもまったりとしていて、固形とクリームの丁度間のようなテキスチャー(肌触り)です。鼻の周りや中に塗ることによってワセリンに花粉がくっつくため、体内への侵入を防ぐ効果があります。少し多めに塗るほうが効果があります。塗る際は綿棒などの柔らかいものを用いて塗りましょう。

ワセリンと同じようなもので、プロペトというクリームがあります。これは、ワセリンと同じような成分ですが、ワセリンから更に不純物等を取り除いたものです。子供さんやお肌が弱い方には、このプロペトがおススメです。プロペトは、医療機関で保湿剤としてもらうことが多いので、ワセリンの成分が気になるという方は、プロペトを利用してみましょう。

7快適な鼻生活のためにできること

加湿を心がける

 鼻の潤いを保つには、やはり湿度60%は保ちたいところです。インフルエンザ対策の面から見ても、湿度50~60%以上の場合、インフルエンザウィルスの感染力は低下します。湿度計を部屋に置いて、こまめに確認をし、湿度が下がった場合は、洗濯ものや濡れタオル等で対策をしましょう。

素手(爪)で鼻の中を触らない

 菌が付いた素手や爪を鼻の中に入れるのはとても不衛生です。更にその爪で鼻の粘膜に傷をつけてしまうとそこから菌やウィルスが体内に侵入し、病気になります。鼻の中を触る際は、清潔で柔らかい綿棒やティ。ッシュを使い、使用したら、すぐにゴミ箱に捨てるようにしましょう。

外出後は手洗いうがい

外出時は多くの人に会ったり、不特定多数の人がいる環境に居たりするため、菌やウィルスをもらう危険性が高まります。外出先から帰ってきたら、まずは手洗いとうがいをしっかり行いましょう。

マスクをする

 マスクは飛沫感染(くしゃみや咳による感染)を防ぐだけでなく、鼻や口を適度な湿度に保つ効果があります。鼻と口をしっかり保湿すれば、鼻の病気を防ぐことにもつながります。口を開けると粘膜がすぐに見えます。体の粘膜でこれほど広く、これほど簡単に外気と接触できる部分はありません。鼻の粘膜は鼻の穴から少し奥に入った部分ですが、やはり外気に触れやすい条件は同じようなものです。快適な鼻環境のためにも、この鼻や口の中の粘膜ができるだけウィルスや菌と接触しないようにしなくてはいけません。

天候

 気温と気圧の急激な変化が鼻の痛みを呼ぶ可能性があるので、その予防として天候に注意することは有効と言えます。ただ、雨が降って気圧が急に下がったので外出は控える、とか、急に寒くなったので今日はどこにも行かず家でのんびり、というわけにもいきませんので、気象情報に合わせて、防寒、乾燥対策(上のマスク着用など)といった対策を取れば大丈夫です。

予防接種を受ける(インフルエンザ対策)

これはインフルエンザ等のワクチン接種が可能なウィルスの場合です。日常生活の中で気をつけられる分には気をつけるに越したことはありませんが、それでも人込みや不特定多数のいる環境を避けられない場合は、ワクチン接種も有効手段の一つとなります。

体の免疫力を上げる

体の免疫力を上げる、と一言で言っても、さてどうしたらよいものか?簡単に説明をすると、基礎体温を上げると免疫力上がります。ではその基礎体温を上げるにはどうしたらいいでしょうか。

冷たい物、体を冷やす物を避け、温かい食べ(飲み)物、体を温める食べ(飲み)物を選ぶ

冷たい飲み物等はできるだけ控えます。夏場でも氷なしで。トマト、キュウリ、スイカといった夏に旬を迎える野菜や果物は、体を冷やす効果があると言われています。逆に冬に旬を迎える、根菜類は、体を温める効果がある野菜です。特にショウガは体を温める野菜の代表格。すりおろしたり、千切りにしたりして、積極的に摂取しましょう。

毎日適度な運動をする

運動をすると、血流が良くなり、体の隅々にまで酸素を送ることができます。筋肉は血液を体中に送る大切な役割を持っているため、筋肉を動かしたり、鍛えることは、血行促進、結果、基礎体温の上昇につながります。

できるだけ毎日お湯に浸かる

毎日シャワーだけの入浴では体が冷えやすくなります。できるだけ毎日湯船に浸かる習慣を持ちましょう。夏はシャワーのみ、という方がいますが、夏場終日エアコンの効いた部屋にいる人は体の芯が冷え切っています。夏こそシャワーではなく湯船の習慣を。 

抵抗力を上げる

体の抵抗力を上げるためには、バランスの良い食事と良質な睡眠が欠かせません。毎日、しっかり食事をすれば、疲れにくい体になります。また、しっかり睡眠をとることも大切です。ただ、長く睡眠を取れば良いのか?というとそうではありません。交感神経がオフになり、副交感神経がオンになるというような、自律神経のオンオフがしっかりできる睡眠を取ることがポイントになります。

耳のツボを刺激する

 
画像出典元:http://dai-iad.net/wp-content/uploads/2015/03/body_face_woman.png

鼻の通りを良くしたり、鼻水を抑えるツボがあります。

睛明(せいめい)
睛明は目頭と鼻の骨際を結んだところです。片方の手の親指と人差し指で鼻を挟んでキュッと押します。ゆっくり10秒ほど数えたら、最後は鼻の骨と皮を離すように引き上げると良いです。その他にも睛明を押さえると目の疲れを取るメリットもあります。
迎香(げいこう)
迎香は鼻のふくらんだところの左右にあります。人差し指で、グーッと10秒ほど押してゆっくり離します。鼻水を和らげる他にも、迎香には顔のむくみを取るといったメリットがあります。
大椎(たいつい)
大椎は背中側にあるツボです。とはいえ、首を曲げて下を向いた時に一番飛び出している頸椎(第7頸椎)のすぐ下にありますので、自分で簡単にツボ押しをすることができる便利なツボです。自分の押しやすい指の腹(筆者は中指でした)でゆっくり10秒ほど押してゆっくり離します。

ツボは押してもよいですが、温めるのもおススメです。鼻の周りは蒸しタオル(濡らして絞ったタオルをレンジで温める)で、背中の大椎はドライヤーやカイロで温めてみましょう。

ツボ押しは『治療』や『完治』をするものではなく、あくまでも、症状の一時的な緩和と捉えましょう。

禁煙する

喫煙をすると、タバコの成分であるニコチンが血行を悪くします。そのため、鼻の中の血流も悪くなります。更に、タバコの煙は排気ガスほどの悪い空気ですので、鼻を通る際、空気のホコリや不純物をキャッチしようとして鼻の機能に負荷がかかってしまいます。その結果、鼻が詰まりやすくなるということになります。喫煙は、鼻の機能だけに限らず、肺の機能といった呼吸器官全般に悪影響です。喫煙をした、タバコを止めたというだけで鼻の痛みや鼻水といった症状は随分軽減するものです。禁煙は、一石二鳥以上のメリットがあります。

8)最後に

私たちは、目や歯のように再生能力が低い器官や、内臓のように直接自分の目で見ることができないような器官には、注意をしがちです。が、逆に、鼻のように、いつも顔の真ん中にあって、無意識にその役割を使っているものについては、とかく目が行きにくくなっています。ですが、鼻も私たちの日常生活を支える大切な器官。イエ、むしろ酸素を体に取り入れたり、その際ウィルスや埃を選り分けたり、臭いをかぐという行為は生活そのものにとても大切な役割と言えます。そう考えてみると、この顔の真ん中でいつも静かに吸ってはいて吸ってはいてを繰り返しているこの鼻がなんだか愛おしくなりませんか?とは言い過ぎかもしれませんが、とにかくこの鼻はこんなに小さくても、とても大切なんだなということが分かりました。ですので、鼻が痛いということは、私たちの日常生活にとって、実はかなりの危険信号。快適な鼻生活を維持してこそ、私たちの生活が快適になるということになります。

余談)何故鼻は一箇所に二つの穴が・・・という疑問

余談ですが、皆さんは幼い頃に「どうして耳と目は顔の左右についているのに、口と鼻は一つ、しかも鼻は中央に二つの穴を持っているのか?」と思ったことはありませんか。顔のそれぞれのパーツは左右均等に付いていて、その中でも鼻は顔の真ん中に穴二つが揃って鎮座しているため、全く同じ機能をしているように感じます。ですが実は、この二つが別々の機能を果たす瞬間があります。それが「歌」特に演歌を歌う際。演歌は独特の歌い回しをします。その方法が鼻音を効かせるという方法になりますが、その際、鼻の奥にある軟口蓋と呼ばれる部分が左右違う動きを見せ、それによってより演歌独特の音を発しているのです。鼻の穴の意外な働き、でした。

本記事は、2017年1月23日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。