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足の裏がかゆいのは我慢できない!原因と対処法ってあるの!?

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最近はもっぱらナチュラル思考です。自然が大好き!

2017年1月17日更新 | 20,919 views | お気に入り 85

足の裏がかゆい

足の裏のかゆみはどうしたらいいの!?何か原因はあるの!?何とかしたい!足の裏のかゆみの原因と対処法について調べてみました!

ボツボツや水疱ができる場合

水虫

水虫

足の裏がかゆい場合、原因として一番に思いつくのが「水虫」でしょう。以前は男性の皮膚病というイメージがありましたが、今では冬のブーツで足が蒸れて女性でも発症することがあるようです。

一度なるとなかなか治りにくく、治ったと思っても菌が潜んでいてまた再発しやすくなっています。短期間で治るようなら水虫ではないかもしれませんが、長期間続くがんこなかゆみがある場合は、水虫も疑う必要があります。

水虫は足の裏に汗をよくかく人、ブーツや革靴などを長時間履くことが多い人によく見られます。冬には症状が落ち着いているのが特徴で、夏になると菌の活動が活発になり、ふたたび足の裏のかゆみが出てきます。

1)原因

水虫の原因は、白癬菌が感染したからです。既に水虫にかかっている人の足の裏に潜んでいて、皮が剥けると一緒に菌も剥がれ落ち、それが他の人の皮膚に付着することで感染します。公共温泉やプールなど、多数の人がマットを共有する場所で感染したり、家族が持つ白癬菌から感染したりします。

しかし、皮膚に付着した白癬菌が定着するまでは、24時間ほどかかるといわれています。菌が角質層まで入り込むには時間がかかるため、不特定多数の人が利用する場所を訪れたとしても感染しない人もいます。

水虫の予防法としては、家庭でスリッパ、マットは個人のものを使用し、できるだけ共有しないことをおすすめします。また、プールや温泉、ジムなどに行ったら、その日のうちに足の裏を石鹸で洗えば、感染を防ぐことができます。それでも感染が気になる方はアルコール除菌シートで足の裏を拭いておけば大丈夫でしょう。

2)症状

最初は足の指の間に小さな水疱ができます。そのときのかゆみは強く、かくとジュクジュクしてきます。その部分からばい菌が入り込むと、化膿して炎症を起こすこともあります。

水虫は乾燥する冬は皮膚に留まってあまり症状を出しません。夏のように湿度が高くなると活動を開始し、水疱やかゆみが出てきます。夏に治療をして冬には治ったと思っても、まだ菌が入り込んでいると夏になるとふたたび症状が出て慢性化します。

炎症を繰り返していると、感染範囲も広がっていき、乾いたときに皮膚がボロボロ剥がれ落ちてきます。最初は指の間に水疱やかゆみがあるのですが、症状が進むと爪水虫になったり、足の裏の角質が厚くなる角質増殖型になったりします。かかとのガサガサはもしかしたら水虫が慢性化して、角質増殖型になったのかもしれないのです。

かかとコチコチタイプになると、かゆみや水疱もなくなり、肌の乾燥だと勘違いしている方も少なくありません。

3)治療法

水虫に似た皮膚病も多数あるため、自己判断で水虫だと決め付けるのは避けてください。皮膚科を受診して皮膚の一部を顕微鏡でみてもらい、白癬菌が原因だということがわかってから治療を開始しましょう。

初期の頃なら塗り薬のみで簡単に完治します。ジュクジュクしたものは軟膏を、乾燥したものは液体タイプの薬をよく用いています。薬は患部を乾かしてから塗ってください。爪まで菌が進んだ場合や、慢性化して角質が厚くなった場合は、飲み薬を兼用することがあります。

通常の水虫では2ヶ月、爪水虫では3~4ヶ月は治療を続ける必要があります。薬の服用は副作用もあるので、医師や薬剤師の方と相談しながら続けてください。足の裏に汗をかきやすい人は再発しやすく、その場合は足の裏をよく乾燥させるように努めたり、靴下をこまめにかえたりして対策してください。

何かに触れてかゆくなった

接触性皮膚炎

接触性皮膚炎

最初赤くなり、かゆみや水ぶくれなどの症状が出ます。薬品の影響や、靴下の刺激、靴に使用している染料、ジュータンなどの摩擦などで一時的に皮膚炎を起こしたものです。水虫とも症状が似ているため、間違わないようにしましょう。

接触性皮膚炎はかぶれとも呼び、アトピー性皮膚炎や敏感肌の方が何かの刺激で湿疹ができてしまうものと、非アレルギー性の化学物質による影響を考えます。一時的な接触によるものなので、症状は長く続きません。

1)原因

足の裏に触れた物質による刺激が原因です。たとえば足の裏の乾燥予防に使用した化粧品があわず、皮膚炎を起こしていることも考えることができます。ほかにも白髪染めを使用して、お風呂場で薬剤を流し、足の裏にも薬品が付いたために皮膚炎を起こすこともあるでしょう。

靴下や絨毯の摩擦、フローリングに塗ったワックス、靴に付着している染料なども刺激物として考えてみてください。もともと皮膚が弱く化粧品でかぶれた経験がある方は、シャンプーやリンス、石鹸など皮膚に使うものを最近変えたことで皮膚炎が起こることもあります。

湿疹は肌のバリア機能がまだ弱い小児に多い病気ですが、肌が弱い方は大人でもなることがあります。また、薬品の影響は肌が強い人でも起こることなので、家庭での白髪染めの使用は注意して使用しましょう。

2)症状

接触したものによる湿疹は、急性症状と慢性症状に分けることができます。急性症状は赤いブツブツができで、水ぶくれや皮むけ、ただれなどができます。かゆみが強いのが特徴で、ジュクジュクしています。症状が慢性的になると、皮膚が厚く固くなっていきます。慢性症状は必ずしも急性湿疹から慢性湿疹に移行するのではなく、最初から慢性に経過するものもあるのです。

接触性皮膚炎の場合は外部からの刺激のため、ほとんどが急性症状です。原因となった物質に触れたときだけに症状が起こり、原因物質を遠ざけると症状はおさまってきます。発症した原因をよく考えてみると原因物質がみつかり、それを避けるだけで症状は出なくなります。

3)治療法

原因と思える物質があったら、皮膚に貼って炎症が起きるか調べる方法があります。一番の治療法は、原因となった物質を遠ざけることです。湿疹が出た数時間前までさかのぼり、足の裏に何か触れていなかったか考えてみてください。普段使用している靴下で影響が出ることは考えにくく、洗剤を新しく変えたとか、新しい靴下を履いたなどの原因も考えられるでしょう。

足の裏に化粧品を使用したなら原因がわかりやすいのではないでしょうか。白髪染めのように薬品を使った場合もわかるはずです。ほかにも掃除の際に床になにか塗らなかったか、お風呂掃除の際に使う洗剤なども原因物質として考えてみてください。まれにナイロンやウールなど、靴下に使う繊維自体に問題が出ることもあるようです。

もし症状が長期化する場合や、炎症がひどくなったなら、薬剤による治療を開始しましょう。炎症を抑える治療はステロイド軟膏、かゆみを抑える治療は抗ヒスタミンなどを使用します。医師または薬剤師に相談し必要な医薬品を処方してもらってください。

汗が出る部位に発生しやすい

汗疱(かんぽう)

汗疱(かんぽう)

足の裏のように汗をよくかく場所で起こる湿疹の一種です。水虫とも症状が似ているので、よく間違われる病気なので注意してください。

足の裏や手のひらに汗をかくのは、原始人だったころの名残りがあるためで異常ではありません。1日に足の裏がかく汗の量は、なんとコップ1杯もあるといわれています。これだけの汗をかいているため、革靴のように汗がこもりやすい環境では、汗をたくさんかいているように感じることもあります。

ただし多汗症とも呼べるほど汗が多い場合、汗が原因で湿疹が起こり汗疱になることがあります。汗が多い人が水ぶくれとかゆみを感じたら、水虫だけでなく汗疱も疑うようにしましょう。

1)原因

足の裏から大量に出た汗が原因です。汗が多くなると汗腺の中に溜まってしまい、水ぶくれやかゆみが発生します。なぜこのようなことが起こるのかは詳しくわかっていません。

どちらかというと小児や思春期ころまでに多く見られ、大人が発症するのは少ないようです。汗疱とはあせもの一種で、汗がうまく排出できないために起こる皮膚炎です。子どもにあせもが多いのは、皮膚の表面積は小さいのに汗腺の数は大人と同様だからです。そのため体が成長するに従い汗疱の発症数も少なくなります。

また、足の裏の皮膚はもともと硬くて厚い皮膚をしているので、たくさん汗をかくと皮膚に残ってしまうことがあります。手足に汗をかきやすい、足の裏の皮膚が硬い、この両方の症状がある方は注意してください。

2)症状

足の裏にできる水ぶくれがおもな症状です。水疱は小さく足の裏に多くでき、指の外側にもできてきます。水疱が近くにあるとくっ付きあって大きく成長することもあります。通常かゆみはなく、湿疹になってしまった場合は軽いかみゆを生じるケースもあるようです。

水疱はそのうち破れて、皮膚が剥がれて治っていきます。破れた箇所が湿疹になった場合、何らかのアレルギー反応が起きたと考えてください。汗疱の原因のひとつとして、汗以外にも食物や金属アレルギーの疑いが出ることもあるので、何度も繰り返すようなら皮膚科で一度検査してもらってください。

3)治療法

夏のように汗が多くなる時期に水疱ができるなら、そのまま放置して水疱が破れて治るのを待っていても大丈夫です。かゆみや湿疹がなければ様子を見ても構いません。治療が必要なのは湿疹にまで発展したときで、その場合は炎症を抑えるステロイド薬や、かゆみを抑える抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬などを使うことがあります。

汗が原因で水疱ができる病気のため、汗をかいたらこまめに靴下を取替えたり、タオルでふき取ったりしてください。夏の間は通気性のよい靴を履き、汗がたまらないよう工夫してみましょう。

繰り返し発症する場合は、水虫でないか確かめてもらことをおすすめします。病院で顕微鏡を使い検査をすると、白癬菌があれば水虫、なければ汗疱の可能性が高くなります。水虫は高温多湿の場所を好み、足の指の間などにできるのが特徴です。汗疱は汗が多く出る箇所に発生しやすく、足の裏や指の外側にできる違いがあります。

また、食べ物や金属アレルギーの疑いがある場合は、皮膚科でアレルギー検査をしてもらうと原因が特定できます。

寝ているときだけかゆい

むずむず脚症候群

むずむず脚症候群

寝ているときだけに足がかゆい症状があるなら、むずむす脚症候群かもしれません。別名レストレスレッグス症候群とも呼ばれていて、足のさまざまな不快感があるのが特徴的です。夕方のみや布団に入ったときだけの症状なら、この病気も疑う必要があります。

日本人でこの病気を持つ方は人口の2~4%で、男性より女性に多く見られます。発症年齢は年齢を重ねるごとに増えていて、20代や30代では少なく、60代や70代くらの人に多い傾向があります。

1)原因

この病気は神経疾患のひとつです。遺伝的な体質が原因とされる「一次性」と、後天的な問題が発生する「二次性」とに分けることができます。一次性は原因がはっきりしておらず、遺伝の影響が考えられています。この病気は家族がかかっていると発症しやすいという報告があるようです。実際にこの病気に関係する遺伝子もみつかっています。二次性は脳の神経伝達物質であるドパミンの問題や、鉄欠乏の問題が指摘されています。

ドパミンは神経を繋ぐ役割をしている物質で、ドパミン受容体にくっつき神経の伝達がおこなわれます。この作用が上手くいかないと、足のむずむず感やかゆみ、足を動かしたい衝動が起きると考えられているのです。また、鉄欠乏性貧血がある方などでは、鉄分が不足してドパミンの量が減少し神経の伝達がうまくいかなくなると考えられています。

二次性のものは病気の発症がもととなることや、妊娠中のように赤ちゃんにたくさんの栄養が必要となるときに起こることがあります。病気があれば原因を取りのぞくことが必要となります。妊娠中の症状は産後に栄養状態が改善されると治ることが多いようです。

2)症状

足の不快感は夕方~夜にかけて症状が強くなり、寝ているときに問題が出て不眠症になる方もいます。布団に入って少しすると症状が強くなり、座っているときの不快感を感じることもあります。

足を動かしたくてたまらない、足をかきむしりたくなる、足の痛みやチクチクした不快感、足のむずむずした感じ、足が勝手に動くなどの症状が起こります。人によっては虫がはっているような感覚と表現する場合もあるようです。これらの不快感は足や体を動かしていると症状が治まり、寝ているときやだまって座っているときにひどくなります。

足のかゆみは足の裏のみというより、足全体の不快感として現れるのが特徴です。症状は片足のこともあれば、症状が進行して両足にまで及ぶこともあります。水虫や皮膚炎のように部分的な激しいかゆみとは異なるのです。足が痙攣する、足をたたきたくなる、足が笑うなどの症状がある場合は、むずむず脚症候群も疑ってみましょう。

3)治療法

原因となる疾患があればその治療をします。鉄分が不足していれば、鉄剤の補給や食事療法で改善させます。また、コーヒーのカフェイン、アルコールや喫煙の刺激も症状をひどくすることがあるので、できるだけ避けるようにしましょう。人によっては適度な運動やマッサージ、入浴がよい刺激となり症状が改善する場合もあります。お風呂やシャワーは温水がよい人や、冷水のほうが効くなど人ぞれぞれです。

生活や食生活の改善でよくならない場合は、薬物療法を利用します。日本で承認されている薬は2種類で、ドパミンの働きを補う飲み薬や貼り薬と、神経の興奮を抑える抗けいれん薬が利用できます。また、睡眠の質を妨げている場合は睡眠導入薬を使うこともあります。むずむず脚症候群の治療は日常生活でできる対策と、薬物療法を合わせて治療することが大切です。

発疹はなくかゆみだけがひどい

 皮膚掻痒症

皮膚掻痒症

皮膚には変化がなくかゆみだけが強い皮膚炎です。冬季に多く見られ、皮膚の乾燥がひどい人に起こりやすくなります。または病気がもととなりかゆみが出る場合もあるようで、かゆみがある箇所を引っかいて湿疹ができることもあります。

かゆみは全身に現われる「全身性皮膚掻痒症」、部分的にかゆくなる「局限性皮膚掻痒症」、高齢者に多い「老人性皮膚掻痒症」に分けることができます。また、妊娠期間中にかゆみが強くなる場合もあるようです。

1)原因

原因は皮膚の乾燥がおもなものです。また、全身にかゆみが出る場合は病気が原因のことも少なくありません。乾燥肌で粉が吹いたようになりやすい方、高齢で皮脂の分泌が少ない方などは皮膚掻痒症になりやすいといえます。

病気が原因となるものは、糖尿病、黄疸、がん、胃腸障害、更年期障害、慢性腎不全、肝疾患、通風、甲状腺疾患、血液疾患、寄生虫疾患、精神神経疾患なども考えられます。必ずしも病気が特定されるとは限らず、原因不明なこともあるのです。病気がなければ、ストレスや精神的不安も疑うようにしましょう。

足の裏だけがかゆい場合、局限性となり皮膚の乾燥を疑ってください。実は足の裏には皮脂腺は存在しておらず、からだのなかでも乾燥しやすい場所なのです。そのため空気が乾燥する冬になるとカサカサになりやすく、加齢でますます肌は乾燥していきます。かかとの角質を取りすぎるなど間違ったケアでも足の裏は乾燥するため注意してください。

2)症状

発疹など皮膚に変化はなく、かゆみだけがあるのが特徴です。かいたところはひっかいた跡や、湿疹ができて二次的な炎症を起こすこともあります。かゆみの強さは個人差があって、なんとなく不快感がある程度から、チクチクする刺激感、強いかゆみを伴うなどさまざまです。

ひっかくとそこに炎症が起こり、さらにヒスタミンが発生してかゆみが強くなる傾向があります。入浴後や布団に入ったときなど、体が温まったときにかゆみが強くなることが多いようです。布団に入った後にかゆみが出て眠れない人もいます。

局限性の場合は、外陰部や肛門周り、頭皮など部分的な箇所がかゆくなります。外陰部のかゆみは性病やカンジダ膣炎、更年期による神経的なかゆみなどがあります。肛門周りは痔が原因になることや、原因不明な場合などさまざまです。

3)治療

原因となっている病気があれば、その治療をします。全身疾患や内蔵疾患が原因となることもあるため、原因がはっきりしない場合は、血液検査など詳しい検査を利用し、基礎となる疾患を探すことが大切です。

かゆみの対症療法は、鎮静剤や抗ヒスタミンなどを使用します。原因不明だとひっかいた部分が炎症を起こし、湿疹と区別がつきにくくなります。皮膚の乾燥を疑う場合は、尿素配合のクリームやワセリンで保湿を心がけ乾燥対策しましょう。老人性の場合は性ホルモン剤を使うことがあります。

皮膚掻痒症の症状が冬季に多く発生するなら、室内の環境を変えて乾燥対策をすることをおすすめします。加湿器を付けて湿度を上げてください。衣類は刺激のある素材は避けて、綿やシルクなど柔らかい素材がおすすめです。洗いすぎも乾燥の原因となるため、場合によっては石鹸の使用を2日に1度に留めてください。

足の裏の乾燥は、入浴後に保湿クリームをたっぷりと塗ったら、靴下を履いて寝ると保湿効果が高まります。そのまま寝るのに抵抗がある方は、かかとのみ覆うタイプの使用や、寝る前までの使用も検討してみてください。

足が冷えたときになる

しもやけ

しもやけ

子どもに多い皮膚疾患のひとつです。気温が低い日に屋外で遊んでいたら、手足がかゆくなった経験がある方も多いでしょう。しもやけは大人でもなることがあって、冷え症がある人にも多くなっています。

遺伝の関係性も指摘されていて、冷え症やしもやけになりやすい人が親近者に多いなら注意してください。また、耳、鼻などが長い間冷たい空気に触れるとしもやけとなることもあります。手足が長期間濡れたままになるのもよくないことで、体温が奪われしもやけになりやすいのです。

1)原因

5度~10度くらいの低温に長期間さらしたことが原因です。その部分の血管がまひし、血流障害を起こしています。組織への栄養障害が起こり、強いかゆみを伴います。

屋外に長時間いると手足が冷たくなり血流が悪くなって、室内に入り温められると一気に血流が回復し神経が刺激されてかゆみを感じます。しもやけになりやすい体質の方、寒い時期に長く屋外にいた場合は注意してください。寒さにさらした手足は静脈と動脈が収縮しています。暖かいところに移動すると動脈より静脈のほうが拡張し、その差で組織内に滲出液が漏れ出し、炎症やむくみが発生しています。

しもやけはひどくなると赤紫に腫れて、患部がくずれて腫瘍ができることもあります。

2)症状

患部は赤く腫れてかゆみがあるのが特徴です。症状が出る部位は、血行が悪くなりやすく、外気にさらすところです。耳、頬、鼻、手足の指先が多くなっています。ひどくなると水ぶくれ、かさぶたができることもあります。

冷たい空気にさらしてしもやけになりやすい人、なりにくい人がいます。もともとの体質なども関係しているようで、子どもの頃になりやすい人は大人になっても繰り返すことがあるのです。血流の回復には遺伝的な要素も関係していて、体質的に何度も発症しやすい方は早めに対処するようにしましょう。

しもやけになった箇所は、入浴でかゆみが強くなるのが特徴です。場合によっては太ももやお尻のほうまで症状が広がり、痛みで眠れないほどの人もいます。

3)治療法

症状がひどい場合は医師の治療を受けてください。ホルモン剤、ビタミンE、ビタミンD、血流を良くする内服薬などが処方されます。外用薬なども利用することもあります。

しもやけになりやすい体質の方は予防がとても大切です。気温が下がりやすい時期から手足をマッサージして、ビタミンEの入ったクリームを塗りましょう。

血流を悪くする服装も避けるべきで、靴下は履き口のゆったりとした締め付けないものがおすすめです。素材は綿や毛のものを利用し、化繊は冷えやすいため避けてください。小さいパンプスに化繊のストッキングは、足の血流が悪くなりやすく避けるべきです。また、毎日入浴をして血流をよくする対策も有効です。

しもやけと似た症状を起こすエリテマトーデスに注意が必要です。膠原病の一種で、自己免疫疾患のひとつです。手足に発疹ができて外見上はしもやけと区別がつきにくく、血液検査などをしてはじめてわかります。急性症状と慢性症状に分けることができ、治療方法が異なります。なかなか治らないしもやけは皮膚科で診てもらうことをおすすめします。

皮膚がかゆくなる仕組み

皮膚がかゆくなる仕組み

足の裏がかゆくなると、ついついひっかいてしまいますます症状が強くなることもあります。かゆいからかくという行為は症状を進ませ、炎症ができて二次症状を引き起こすこともあるのです。まずはかゆみがなぜ起きるのか、その仕組みを理解しておきましょう。

かゆみが起きるメカニズムはよくわかっていない部分が多くなっています。ひとつわかっていることは、肥満細胞が関与していることです。皮膚には肥満細胞という場所があって、ここからヒスタミンが発生しかゆみが起きる仕組みです。

肥満細胞はマスト細胞とも呼び、アレルギー症状とも関係しています。造血幹細胞でつくられ、血管の周りに多く存在しています。病原菌から体を守る働きをしていて、病原菌が侵入してくると炎症や免疫反応を起こすのです。

肥満細胞からヒスタミンが発生すると、神経に伝わりかゆみや痛みが起きます。すると神経ペプチドが放出され、さらに肥満細胞からヒスタミンが分泌し悪循環になります。かゆいからかくという行為はますます症状がひどくなるため、できればかかないのが一番です。

かゆみは接触性皮膚炎ならその物質に触れなければ起きません。水虫のように菌が原因となっていれば、その物質を取りのぞくことが必要となります。ほかにも神経による問題や、ドライスキンによる影響、血行不良による神経の刺激などもかゆみとなって現われます。原因がわかっているなら取りのぞくことが必要で、菌や神経の問題なら自分で原因を排除することは難しいため病院を受診してください。

皮膚科の受診方法

皮膚科の受診方法

足の裏がかゆい場合に病院を受診するなら、最初に皮膚科に行くのが適切です。全身疾患や内蔵疾患が原因となっているかゆみ以外は、すべて皮膚に関する疾患となります。必ずしも病気から起きているかゆみとは限らないため、まずは皮膚の異常を医師に診てもらってください。

もし皮膚科で原因がわからない問題があるようなら、内科などほかの科との連携が取れる皮膚科を選ぶ方法もあります。総合病院にある皮膚科は、検査機器を多数設置しており、入院措置や救急診療も対応してくれる特徴があります。ちなみに、むずむず症候群を疑がう場合は、心療内科や神経内科などが受診先です。

皮膚科の診察方法は、皮膚の状態をみて、問診により皮膚に異常が出た背景を調べます。検査を受けることは少なく、経験豊かな医師の場合は見た目や皮膚の問題が起きた経緯を聞くだけでも判断することができます。

また、皮膚科で対応する疾患の多くは急性疾患となり、通院は1回や2回で済むことが多くなっています。水虫のように数ヶ月の治療が必要な疾患もありますが、接触性皮膚炎や蕁麻疹などの皮膚病では数回程度の通院で済みます。皮膚疾患は慢性化すると薬が強くなり副作用が発生しやすくなったり、治療が長引いたりするため、早めに受診しておきましょう。1・2回の通院で済むとなれば、時間も費用もかかず受診しやすいのではないでしょうか。

水虫を疑うなら受診がおすすめ

水虫はかかると恥ずかしいという思いから、受診が遅れて治療が長引いてしまうことも多いようです。または、自己判断で市販薬を使ってしまい、二次炎症が起きて症状がひどくなる方も少なくありません。水虫は顕微鏡で白癬菌がいるかを調べる必要があるので、自己判断はしないのが賢明でしょう。

皮膚科の医師は水虫にかかった患者さんと何度も接しているので、恥ずかしがる必要はまったくありません。もし水虫の疑いがある場合は、受診当日に市販の薬の使用はしないで、水ぶくれはできるだけ潰さないようにしてください。白癬菌を薬で減らすと、顕微鏡で見たときに検査の精度が落ちてしまいます。

まとめ

足の裏がかゆいと水虫を疑ってしまいがちですが、足の裏の皮膚病にもさまざまなものがあって、必ずしも水虫とは限りません。一時的なかゆみなら接触性皮膚炎、汗が多いなら汗疱の可能性もあります。また、寝る際にかゆいとか、冷したときにかゆくなるなど、症状が出る背景もくわしく考えてみましょう。少し様子を見ても改善しないようであれば、皮膚科の受診をおすすめします。

本記事は、2017年1月17日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。