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美白美肌を保つためのUVケア

2014年9月22日更新 | 4,033 views | お気に入り 502

UVB波をブロックする皮脂バリア

一年の中で一番紫外線の強いのは5月〜9月ですが、オゾン層の破壊が心配される最近では、年間を通してUVケアを気にかける方が多くなって来ました。

でも、私は毎年市販の日焼け止めを買ってはみるものの、そのテクスチャーや匂いが嫌でほとんど1〜2回しか使わずに捨ててしまいます。

そして、市販の日焼け止めを使わずに50代になっていますが、シミもくすみもありません。私はアウトドア派ではないし、個人差はあると思うのですが、実は皮脂にはSPF6〜8の日焼け止め効果があると言われているのです。

ところで、「SPF」って何だかご存知ですか?

SPFとはSun Protection Factor (紫外線防御係数)のことでUVB波に体する防御性を示しています。(サンバーンと言って赤くなる日焼けをもたらすのがUVB波です。)

SPFの測定の仕方は、何もつけない素肌の人が紫外線を浴びて皮膚が赤くなるまでを20分とすると、たとえばSPF3なら、その3倍の1時間浴び続けると皮膚が赤くなるというもの。それも機械を使って測定するのではなく、人間が目視して「赤くなったかどうか」を判断するので、かなりいい加減なものです。

その判断も各化粧品メーカーに任されているというのが現実。仮に、SPF30としたら、10時間紫外線に当たって皮膚が赤くなるというものでしょう?私たちの生活で10時間も外にいるなんて、めったにないことです。真夏の海や山でもない限り、2時間くらい外に出る程度なら皮脂バリアのUV効果で十分足りてしまうわけです。

では、「PA」という表示は何でしょう?

これはUVA波に対する紫外線防御効果を表したものです。(サンタンと言って黒くなる日焼けをもたらすのがUVA波ですが、A波はコラーゲンを変成させ、シワやたるみの原因になると言われています。)効果を分析するための明確な方法がないために「PA+」は「効果がある」、「PA++」は「かなり効果がある」、「PA+++」は「非常に効果がある」という表し方になります。これまた、いい加減ですね。どちらも化粧品を売るために作られた基準のような気がします。

子どもはなぜ日焼け後がシミ・ソバカスにならないのか?

子どもたちは夏真っ黒に日焼けしても、冬になるとまた色白になります。
これは何故なのでしょう?

実は、細胞の新陳代謝が活発なため、夏に生成されたメラニンが、皮膚のターンオーバーとともに排出されてしまうからなのです。
大人の女性たちは、ついメラニンを悪者ととらえてしまいがちですが、実はメラニンは紫外線が皮膚の深部に届いて遺伝子を損傷するのを防ぐためにメラノサイトで作られます。表皮の下に黒いスクリーンを張って、私たちの細胞を守ってくれる大切なものなのです。

本来、メラニンは必要な時に作られて、必要がなくなれば排出されます。ところが、加齢とともにターンオーバー周期は長くなり、メラニンが排出されにくくなるため、シミやソバカスとなって残ってしまうのです。

自然派スキンケアの日焼け対策とは?

皮膚のメカニズムを活かした日焼け対策をするにはどうしたらいいのでしょう?

  • メラニンを排出しやすい体を作る
  • ターンオーバーしやすい皮膚環境を作る
  • UV化粧品以外の対策をする

などの方法が考えられます。

① メラニンを排出しやすい体を作る

紫外線は体内の活性酸素を増やし、細胞を傷つけます。いわゆる「体をサビさせる」というのがこの状態です。活性酸素によりダメージを受けた体は、メラニンを出す量の調整ができなくなったり、古くなった角質をうまく追い出せなくなったりします。
このような活性酸素の除去に必要になってくるのが、抗酸化物質です。赤ワインで有名になったポリフェノールの一つアントシアニンやニンジンのカロテン、緑茶のカテキンなどが代表的な抗酸化物質で、体内の活性酸素をお掃除してくれます。

また、生の野菜や果物に含まれるファイトケミカルにも抗酸化作用がありますので、毎食カラフルな食卓を心がけてください。

② ターンオーバーしやすい皮膚環境を作る

ターンオーバーしやすい皮膚環境を作るには、皮膚のターンオーバーを妨げる物質が使われていない化粧品を選ぶ必要があります。シリコン、ポリマー、カルボマーといった、いわゆる皮膚表面にフィルムを貼ったような状態を作る成分が使われていない化粧品を選びましょう。

これらの成分は「うるっとした感触」の化粧水や美容液、ファンデーションなどに含まれています。一見、皮膚がしっとりしたように勘違いしますが、実はラップのような薄い膜で皮膚をおおっているだけなので、皮膚に水分が浸透しにくくなり乾燥肌を招く上に、貼り付いたフィルムが角質がはがれる邪魔をして、ターンオーバーを妨げるのです。

③ UV化粧品以外の対策をする

日焼け止めを塗らなくてもジーンズをはいた足が日焼けすることはありません。それと同様、物理的なUVカットは有効です。日傘や帽子、手袋、UV加工の上着などで紫外線をカットしましょう。また、目から入る紫外線の量によって、メラノサイトで作られるメラニンの量が増えると言われています。

サングラスをかけることによってメラニン対策をするのも有効でしょう。一方、紫外線を怖がるあまり、直射日光を避け続けた結果、ビタミンD不足になり、カルシウムが吸収できなくなって骨粗鬆症になる人もいます。

毎日、1時間程度の日光浴は健康の害にはならないと思いますので、バランスの良い生活をこころがけましょう。

うっかり日焼けしたときのケアは?

うっかり日に焼けてしまったときは・・・

  • 「とにかく冷やすこと(熱を冷ます)」
  • 「水分を与えて保湿すること(乾燥させない)」
  • 「おだやかにケアすること(刺激を与えない)」

の3点を守ってください。

日焼けはやけどの一種ですから早く冷やすこと。冷やすには冷たいタオルや濡らしたコットン、シートパックなどを当て、その上から保冷剤を当てるとよいでしょう。

水分を与えるにはヘチマ水やハーブウォーター、または精製水に純正ラベンダーやミントの精油を1滴たらしたものなどを使うとよいです。保湿はココナッツオイルがおすすめ。

美白が目的なら、汚れの吸着にすぐれ、デトックス作用があり、ダメージを受けた肌や敏感肌にも安心なクレイの一種、モンモリロナイトのパックが効果的です。

モンモリロナイトを精製水で解いて、少し固めのマヨネーズくらいにして肌に塗り、少し置いて水で洗い流しましょう。一段明るい肌色になります。

 

著者情報

美肌研究家/アンチエイジング・コンシェルジュ/セミナー・プロデューサー/「愛のファッション・プロファイリング講座」プロデューサー/立川ルリ子 R's メソッド認定講師

本記事は、2014年9月22日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。