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摂り過ぎ注意!危険性が高いカフェイン中毒について

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楽しいことを見つけるために、日々いろいろ模索しています。新しい健康法やビューティレシピを試したり、作ったりするのが好き。

2017年3月6日更新 | 6,433 views | お気に入り 9

忙しい毎日を過ごす中、コーヒーやエナジードリンクを飲み過ぎていませんか?
頭をスッキリさせる、眠気を覚ますといった効果のあるこれらのドリンクにはカフェインが含まれているものが多いです。カフェインを摂り過ぎてしまうとカフェイン中毒になってしまうこともあります。
実はカフェイン中毒というものはとても危険なものなのです。
日本でも数年前に男性がカフェインの摂り過ぎで亡くなるというショッキングな事件がありました。
今回はそんなカフェイン中毒についてのお話となります。危険性の高いカフェイン中毒とは一体どのようなものなのでしょうか?

目次

カフェインって何なの?


↑カフェインの化学構造図

そもそもカフェインとはどういったものなのでしょうか?カフェインという名称には馴染みがあっても、実はどのようなものなのか知らない人も多いことでしょう。まずはカフェインというものの正体を知りましょう。

カフェインの発見

カフェインは1819年(1920年説アリ)にドイツの化学者が、コーヒーの成分分離を行い取り出された物質です。
コーヒーに含まれていることからカフェインと命名されたと言われています。

カフェインの正体

カフェインはアルカロイドの一種とされています。
アルカロイドとは植物の中に存在する窒素を含む塩基性化合物のことです。簡単に言うと植物に含まれる一つの成分ということになります。

ニコチン、モルヒネ、コカインなどもカフェインと同じアルカロイドとなります。ニコチンやモルヒネなどの作用からも分かるように、動物に対して強い生体作用を持っているのがアルカロイドとなります。実はコカインの仲間であると分かってしまうとちょっと怖くありませんか?

カフェインを抽出して結晶化したものがこちら。

画像出典 http://press.rmore.jp/?p=1435

白色の針状の形をした結晶です。匂いはありませんが味はとても苦いそうです。結晶の形を見るとトゲトゲしていて何だか痛そうですね。

カフェインのメカニズム

カフェインはどのようにしてカラダに作用するのでしょうか?

アデノシンとアデノシン受容体

生体内にはアデノシンという成分が存在しています。そのアデノシンの役割がこちら。

・体内のエネルギーを運ぶ
・DNA、RNAの塩基として遺伝子情報コードに用いられる
・血管の筋肉を緩め血管を広げる
・睡眠誘発
・心拍数を減らす
・腎臓への血流抑制
・ノンアドレナリンの分泌を抑える

ちょっと難しいですが、生命維持にとって欠かせない役割をするものの一つがアデノシンということです。

このアデノシンは単体では活動できません。体内に存在するアデノシン受容体に結びつくことで作用します。また、ヒトの体内には4種類(A1、A2A、A2B、A3)のアデノシン受容体が存在しています。

カフェインのアデノシンに対する作用

カフェインはこのアデノシン受容体に大きく関係します。カフェインはアデノシン受容体のうちA1、A2A受容体に作用するとされています。
アデノシンはアデノシン受容体に結びつかないと作用できませんが、その結びつきをブロックするのがカフェインです。
カフェインはアデノシンにとても良く似た構造をしています。そのため、アデノシンの代わりにアデノシン受容体と結びついてしまうことがあります。
そうなるとアデノシンはカフェインに邪魔をされ、受容体と結びつくことができません。その結果作用できなくなってしまうのです。

要はカフェインがアデノシンとアデノシン受容体の結びつきを邪魔してしまうということです。例えるなら、ラブラブカップルを邪魔し彼氏を横取りするライバルといった感じですね。

カフェインによる作用

アデノシンがブロックされると・・・

「アデノシンがブロックされる=作用が起きない」ということになります。再びアデノシンの主な作用を見てみましょう。

・体内のエネルギーを運ぶ
・DNA、RNAの塩基として遺伝子情報コードに用いられる
・血管の筋肉を緩め血管を広げる
・睡眠誘発
・心拍数を減らす
・腎臓への血流抑制
・ノンアドレナリンの分泌を抑える など。

カフェイン摂取によってこれらの作用が抑制されるということになります。
コーヒーを飲むと眠気が覚めますね。それはカフェインを摂ることによって睡眠誘発作用が抑制された結果です。

また、アデノシンの作用の一つにノンアドレナリン(興奮物質)の分泌抑制というものがあります。作用が抑制されるということは分泌抑制できないということになります。そうなると興奮作用であるノンアドレナリンが多量に分泌され、興奮状態となってしまいます。
コーヒーを飲んでやる気が出るのはこの作用によるものです。ノンアドレナリンが適度に分泌されればそれはやる気となりますが、多量に分泌されてしまうと怒り、イライラ、恐怖心となってしまいます。

アデノシン抑制によるカフェインの作用まとめ

・覚醒、眠気覚まし
・集中力アップ
・脂肪燃焼
・利尿
・鎮痛 など

適度なカフェイン摂取はカラダに害をもたらしません。かえって集中力アップや脂肪燃焼などの良い効果があります。
しかし、摂り過ぎてしまうと引き起るのがカフェイン中毒です。カフェイン中毒とは一体どのようなものなのか、次章から詳しく紹介していきます。

カフェイン中毒の危険性

カフェイン中毒のメカニズム

カフェイン中毒はどのようにして起こるのでしょう?まずはカフェイン中毒のメカニズムを知りましょう。

中毒とは・・・
ある物質を体内に摂り込むことによって引き起る機能障害のこと。いわゆる毒あたりです。

前章でアデノシンとアデノシン受容体、そしてカフェインの影響について紹介しました。
アデノシンとアデノシン受容体が結ぶつくことで体は疲労や眠気を感じます。しかしここでカフェインがアデノシン受容体と結びついてしまうと、作用がブロックされ疲労や眠気を感じなくなってしまいます。
すなわち覚醒してしまうということです。

◆自らのカラダを守るために・・・◆

ここでカラダには自らを守るための作用が発生します。
疲れや眠気を感じないままだと脳や体は危険な状態となってしまいます。そのためカラダはアデノシンとアデノシン受容体の結びつきを増やすために、体内のアデノシン受容体の数を増やすのです。

アデノシン受容体の数が増えることでアデノシンと結びつきやすくなり、再び疲労や眠気を感じることができるようになります。そうなると起こってしまうのが・・・

眠気を感じる→カフェインを摂る→アデノシン受容体の増加→再び眠気を感じるようになる→更にカフェインを摂る→アデノシン受容体の更なる増加→以下ループ・・・

一連の作用のループ状態に陥ってしまいます。ループによってどんどん摂るカフェイン量が増えてしまい、結果、カフェインの多量接種による中毒となってしまうとされています。

カフェインの毒性

カフェインはアルカロイドの一種です。アルカロイドの種類の中には毒性を持つものがあります。アルカロイドの一種であるコカインがその一例ですね。そして毒性を持つものにはカフェインも含まれるんです。
カフェインは神経毒性を持つ物質です。神経線維の末端部に侵入し、その神経作用を狂わせてしまいます。すなわちその毒性により、カフェインによる中毒が引き起こってしまうんです。

慢性カフェイン中毒

カフェイン中毒には慢性カフェイン中毒と急性カフェイン中毒があります。まずは慢性カフェイン中毒について記していきます。

症状

カフェイン中毒になると精神、身体ともに様々な症状が現れます。

主な症状
興奮・不眠・焦燥感・顔面紅潮・悪心・頻脈・頻尿

カフェインを摂ることで何故か心臓がドキドキする、または脈が速くなるという場合、慢性カフェイン中毒の可能性が高いです。

依存症

カフェインには中毒性とともにもう一つの危険性があります。それが「依存症」です。コーヒーを飲まないとなぜか落ち着かない・・・。そんな症状はありませんか?主なカフェイン依存症の症状がこちら。

・心が落ち着かない
・吐き気や頭痛
・頭がボーっとする
・やる気が出ない など

カフェイン飲料を飲まないことで、↑のような症状が現れる場合カフェイン依存症になってしまっている可能性が高いです。
カフェイン依存症になってしまうと、またしてもカフェイン中毒を重症化してしまうループが始まってしまいます。

心が落ち着かない→カフェインを摂る→カフェイン耐性ができる→心が落ち着かない→カフェインの量が増える→以下ループ・・・

このように徐々にカラダが欲するカフェイン量が増えてしまいます。カフェインには中毒性だけでなく、依存症もあります。そのためカフェイン中毒になってしまうとどんどん症状が重くなり、依存から抜け出せなくなってしまう危険性があるのです。

離脱症状 

カフェインを摂ることでどんどんカラダに耐性がつき、症状が重くなってしまう慢性カフェイン中毒。依存性もあることから抜け出しにくいものです。しかし、カラダと心の健康のためにはカフェイン中毒、依存症から抜け出さなければなりません。

しかしここでまたしても問題が起こってしまいます。それがカフェイン摂取を中断した場合に起こる「離脱症状」です。カフェインの主な離脱症状がこちら。

・頭痛
・眠気
・疲労感
・不安感
・発汗 など

また、ニコチン依存症やアルコール依存症のように、他の依存症と同じように依存しているもの(今回はカフェイン)を無性に欲してしまうこともあります。

離脱症状が起こる期間

個人により差はありますが、離脱症状が現れてしまうのはカフェインを最後に摂取してから約1~2日後とされています。症状が現れてからは約3日~1週間この離脱症状が続きます。何日も離脱症状で苦しむのは辛いですね・・・。

カフェイン離脱頭痛と頭痛薬

カフェインにはもともと血管を収縮して頭痛を抑える効果があります。そのため市販の頭痛薬にはカフェインが配合されているものも多くあります。

カフェインの摂取を止めることで起こる離脱作用。症状の中で特に多くの人が体感するのがカフェイン離脱頭痛とされています。この頭痛を軽くするためについ使ってしまうのが頭痛薬ですね。
しかし頭痛薬の中にはカフェインが含まれているものがあります。カフェイン入りの頭痛薬を飲んでしまうということは、必然的にカフェインを摂ってしまうということです。そうなるとまたしても起こるのがループです。

頭痛がする→頭痛薬を飲む→カフェインが補充→一時的に症状が良くなる→薬(カフェイン)が薄れ再び頭痛が起きる→頭痛薬を飲む→カフェインが補充→以後ループ・・・

カフェインを離脱しようとしているのに、実は頭痛薬によってカフェインを摂取してしまっているということになります。
こうなるとどんどん症状が悪化し、飲む頭痛薬の量が増えてしまう危険性があります。すなわち薬物依存となってしまう危険性がここにあるのです。

カフェイン依存頭痛が疑われる場合は、カフェイン入りの頭痛薬を飲むのは止めるようにしましょう。

カフェインの離脱症状は心身ともに辛いものです。しかし辛さのあまり再び多量のカフェインを摂ってしまうと、またしてもカフェイン中毒になってしまう危険性があります。どうすればカフェイン中毒から抜け出せるのでしょうか?

急性カフェイン中毒

カフェインを毎日続けて飲むことで起こりうるのが慢性カフェイン中毒です。それに対し短期間で起こってしまうのが急性カフェイン中毒というものです。
急性カフェイン中毒とはどのようなものなのでしょうか?

症状

精神症状~軽度~
イライラ・焦り・不安感・落ち着きがなくなる・緊張感・不眠・異常な興奮・喪失感・自己嫌悪 など。
精神症状~重度~
パニック発作・精神錯乱・幻覚・幻聴・妄想・衝動性・自殺願望 など。

とにかく精神の安定を狂わせてしまうのが急性カフェイン中毒の特徴です。最悪、自殺願望により自らの命を絶ってしまうといったことも起こりえます。重度の場合はほとんどドラックと一緒の症状ですね。とても怖いです。

身体症状~軽度~
胃痛・吐き気・胸やけ・動悸・めまい・心拍数の増加・呼吸が早くなる・頻尿 など。
身体症状~重度~ 
けいれん・瞳孔拡大・頭痛・不整脈 

身体症状で特に起こりやすいのが胃などの消化器系の障害です。胃痛や腹痛などを引き起こしやすいです。また、血流にも大きく作用してしまうため、心臓の弱い方はカフェインの摂取には特に注意が必要です。

原因

急性カフェイン中毒は短時間に大量のカフェインを摂ることで引き起ります。その量の目安は以下になります。

3時間以内の摂取量 17㎎/㎏

3時間以内に、体重1㎏に対して17㎎のカフェインを摂ると危険ということです。
例にすると・・・

◆体重50㎏の人の場合 50×17=850㎎◆

体重50㎏の人の場合、3時間以内に850㎎のカフェインを摂ると中毒になる危険性があるということになります。
850㎎というとレギュラーコーヒー6~7杯くらいですね。コーヒー好きの人ならば3時間あれば飲んでしまう量です。海外製のカフェイン量が多めのエナジードリンクならば2缶飲んだらアウトですね。 

自分の体重ではどのくらいのカフェイン量が危険となるのかを調べてみましょう。 

治療法

急性カフェイン中毒の場合、最悪命に係るため病院での治療が必要となることがあります。
軽度の場合は時間の経過とともに、カフェインが分解されれば症状は治まります。

しかし、重症の場合は命の危険があるため、早めの治療が大切となります。症状が重い場合は胃洗浄でカフェインを除去する、酸素吸入、薬物投与などが行われます。
また、精神症状の安定のために鎮静剤や向精神薬などが使われる場合があります。

カフェインを含む食べ物・飲み物とその量

コーヒーや紅茶といったカフェインが含まれていることが分かりやすいものもあれば、カフェインが含まれているのが分かりにくいものもあります。知らず知らずに多量のカフェインを摂らないためにも、まずはカフェインが含まれている食べ物や飲み物を知っておきましょう。

各食品、飲料の含有量はあくまで目安です。焙煎方法、使用量によってカフェイン量は変わります。あくまで目安として捉えてくださいね。

コーヒー

カフェイン入り飲料と言えばやっぱりコーヒーを思い浮かべますね。コーヒーの種類別カフェイン含有量を見てみましょう。

エスプレッソ(約50ml)・・・約140㎎
レギュラー(約150ml)・・・約130㎎
インスタント(約150ml)・・・約70㎎
カフェラテ。カフェモカ(約100ml)・・・約50㎎
※一杯分計算

エスプレッソはやっぱり濃い分カフェイン量も多めですね。
ちなみにコーヒーゼリーはコーヒーをゼラチンで固めたものなので、しっかりとカフェインが含まれています。また、その他のコーヒーを使ったスイーツなどにもカフェインは含まれています。

お茶系

続いてお茶系の飲み物に含まれるカフェイン量を見てみましょう。

紅茶・・・約50~80㎎
煎茶・・・約30㎎
玉露・・・約180㎎
抹茶・・・約45㎎
番茶・・・約30㎎
玄米茶・・・約20㎎
ほうじ茶・・・約30㎎
ウーロン茶・・・約30㎎
※一杯分計算

お茶系は大体20~50㎎(一杯分)のカフェインを含んでいます。そんな中ずば抜けてカフェイン含有量が多いのが玉露です。一杯で約180㎎ものカフェインが含まれています。これはコーヒーよりも多い量です。カフェインが多いことを知らずに、玉露を毎日飲み続けてカフェイン中毒になってしまう人も多いとされています。玉露、飲み過ぎていませんか?

コーラ

好きな人は毎日でも飲んでしまう炭酸飲料。カフェインの含まれている炭酸飲料の代表と言えばコーラですね。メーカー、商品別にコーラのカフェイン量を調べてみました。

ペプシコーラ・・・約10㎎
ペプシストロング・・・約19㎎
ペプシストロング5.0GV・・・約19㎎
ペプシスペシャル(トクホ商品)・・・約5㎎
キリンメッツコーラ(トクホ商品)・・・約5㎎
※100ml計算

日本コカ・コーラの商品のカフェイン量も比較対象としたかったのですが、カフェイン含有量が公開していませんでした。残念。
ざっと比べてみるとペプシストロングのように刺激の強いものはカフェインの量も多めとなっていますね。
それに対しトクホ商品として認められたものはカフェイン量が少なくなっています。トクホはカラダの健康維持、アップのための商品なので、カラダに害を与えてしまうカフェインは低いのでしょうね。

その他の炭酸飲料

コーラ以外の炭酸飲料にもカフェインを含んでいるものがあります。それがこちら。

ドクターペッパー・・・約12㎎
ダイエットドクターペッパー約13㎎
マウンテンデュー・・・約20㎎
デカビタ・・・10㎎未満
メッツ系・・・未測定
ファンタ・・・なし
※100ml計算

メッツ系のカフェイン含有量は未測定となっていました。たぶんカラダに害があるほどのカフェインは入っていないと思われます。
また、ファンタ系にはカフェインは入っていません。

その他の炭酸飲料で特にカフェイン量が多いのがマウンテンデューです。カフェイン入り炭酸飲料の代名詞と言えるコーラよりも多く含まれています。この結果には驚きですね。
著者はマウンテンデューにカフェインが含まれているとは全く知りませんでした・・・。

エナジードリンク

コーヒーに続き、最近のカフェイン中毒の原因となっているのがエナジードリンクです。
覚醒作用があり元気になれるエナジードリンクですがやはりカフェイン含有量もまた高いのが特徴です。市販されている主なエナジードリンクのカフェイン量を見てみましょう。

Red Bull・・・80㎎
Red bull Sugar Free・・・80㎎
SUMURIDE・・・80㎎
ペプシエナジーコーラ・・・60㎎
RAIZIN (小塚製薬版)・・・36㎎
モンスターエナジーシリーズ(日本版)・・・140~142㎎
コーヒーモンスター・・・160㎎
SURVVOR!ENERGY・・・120㎎
※一缶計算

エナジードリンクは種類が多く、含まれるカフェイン量にもかなりの差があります。日本製、または日本向けのエナジードリンクは比較的カフェイン量は少なめになっています。海外製のものでは一缶当たり400㎎近いカフェインが入っているものもあります。これはかなり危険ですね~。
海外からエナジードリンクを個人輸入する際には気をつけたいものです。

また、エナジードリンクであってもカフェインゼロのものもあります。カフェインの代わりにアルギニンやタウリンといった物質によっての滋養強壮を目指したエナジードリンクとなっています。
カフェインほどの覚醒作用はありませんが、エナジードリンクを多く飲む人はカフェインゼロのものも取り入れると良いかもしれません。

栄養ドリンク

エナジードリンクと同じようなものに栄養ドリンクがあります。
瞬間的な覚醒作用を目的とするエナジードリンクに対し、栄養ドリンクは滋養強壮、栄養補給を目的としています。そのため、エナジードリンクよりもカフェイン量は少なめとなっています。主な栄養ドリンクに含まれるカフェイン量は約50㎎(1本あたり)。カフェイン量が少なめですが、ビタミン類が多種配合されています。

栄養ドリンクは1日1本飲む程度ならば、カフェイン量は気にしなくても良さそうですね。

眠気覚ましドリンク

カフェインと言えば覚醒作用ですね。眠気覚ましの効果に特化したのが眠気覚ましドリンクです。
仕事や勉強で眠い時、はたまた眠ってはいけない運転中などに眠気覚ましドリンクを飲むという人も多いことでしょう。はたして眠気覚ましドリンクにはどのくらいのカフェインが入っているのでしょうか?

眠眠打破・・・120㎎
強強打破・・・150㎎
激強打破・・・150㎎
メガシャキ・・・100㎎
※一瓶当たり計算

強強打破と激強打破はカフェイン量が同じですが、その他の配合物に違いがあります。眠気覚まし目的のドリンクだけあってやっぱりカフェイン量は多めですね。

眠気防止タブレット

ドリンクタイプと違い、タブレット(錠剤、ドロップ、トローチなど)になっている眠気防止錠剤もあります。もちろんこちらにも眠気防止効果の高いカフェインが配合されています。

エスタロンモカ錠・・・100㎎
エスタロンモカ12・・・200㎎
トメルミン・・・約167㎎
カフェロップ・・・約167㎎
ダイヤルモカ・・・約167㎎
※一回分計算

調べた中で一番カフェイン量が多いのはエスタロンモカ12でした。200㎎配合とはかなり含有量が多いです。効き目はありそうですが、飲み過ぎは絶対にダメですね。きちんと使用量を守りましょう。また中毒にならないために、必要な時にだけ飲むようにしましょうね。

ピュアココア

カカオ豆を粉末状にしたカカオ100%のピュアココアにもカフェインは含まれています。しかしその量は100ml中約5~8㎎と低めになっています。

チョコレート

ココアと同じくカカオを原料としているチョコレート。もちろん原料が同じなのでカフェインが含まれています。チョコレートの種類別にカフェイン量を調べました。

ミルクチョコレート・・・約4~30㎎
ビターチョコレート・・・約10~70㎎
ホワイトチョコレート・・・約2~2.5㎎
※板チョコ一枚(約50g)計算

各メーカーのカカオ配合率によってカフェイン量には差があるのですが、おおよその量がこちらとなります。
カカオの含有量が高めなビターチョコレート、ブラックチョコレートはカフェイン量が多めとなっています。ミルクを加えたミルクチョコレートや、カカオバターで作られたホワイトチョコレートはカフェイン量が少なめとなっています。
カロリーのことを考えるとビターやブラックチョコレートを選びたいのですが、カフェインに対しては注意が必要ですね。

他にも多種のスパイスが入ったカレー、お茶を配合したお菓子などにもカフェインは入っています。しかし含まれる量は微量なのでカラダに害を与えるほどのものではありません。ただしカラダのために食べすぎには注意しましょう。

カフェイン中毒になる量って?

前章までカフェインの危険性や、食品に含まれているカフェイン量などを紹介してきました。それではいったいどのくらいの量でカフェイン中毒になってしまうのでしょうか?

個人差アリ

ハッキリ言ってその人によって慢性カフェイン中毒になる量は違います。体重、体質等によって個人差があります。ハッキリカフェイン中毒になる量は〇〇㎎!とは言えません。
一般的には1日のカフェイン摂取量が250㎎を超える場合、カフェイン中毒になる危険性が高いと言われています。

自分がどのくらいのカフェインを摂っているかわからなくても、毎日何回もコーヒーを飲みたくなる、カフェインを摂らないとイライラするなどといった離脱症状がある人はすでに慢性カフェイン中毒になってしまっている可能性が高いです。

カフェイン中毒にならないために

カフェイン中毒にならないためにはズバリ!「カフェインの摂取を抑える」しかありません。慢性カフェイン中毒にならないためには、一日のカフェイン摂取量は絶対に250㎎を超えないようにしましょう。また、急性カフェイン中毒にならないためには、短時間で多量のカフェインを摂らないようにしましょう。

デカフェで代用

コーヒーなどのカフェイン飲料を飲むことを日課としている人にとって、飲むことをいきなり止めるのは辛いですね。カフェインを摂れないことで離脱症状も起こってしまいます。どうしてもコーヒーが飲みたい時にはデカフェを利用しましょう。
デカフェにはコーヒーの風味は残りつつ、カフェインは入っていません。また、プラシーボ効果により脳がカフェインを摂っていると錯覚させることができます。

デカフェとは・・・
本来カフェインを含んでいるものからカフェインを取り除いたもの。
プラシーボ効果とは・・・
薬効成分(今回はカフェイン)を含まない偽薬を投与することで、薬を飲んでいると信じ症状の改善が期待できる効果。
すなわちカラダがカフェインを摂っていると錯覚することです。
リフレッシュする

カフェインが欲しくてイライラしたら、何らかの方法でリフレッシュしましょう。軽く運動する、音楽を聴く、友達とおしゃべりするなど自分に合ったリフレッシュ方法でカフェインの欲求を忘れましょう。

しっかり睡眠をとる

眠気を覚ますためについつい摂ってしまうのがカフェイン。起きていなければならない時間に、眠くならないようにしっかりと睡眠をとりましょう。その結果、眠気対策としてカフェインを欲することが少なくなります。
難しいかもしれませんが、どんなに忙しくても睡眠のための時間を確保するようにしましょう。

妊婦さんがカフェインを摂ってはいけないワケ

妊娠中の女性はカフェインを控えることとされています。それには主に3つの理由があります。

胎児の体に負担をかける

カフェインは大人にとってもリスクがあるものです。そしてカフェインは妊婦さんが摂ることで、胎盤を通して胎児の体に運ばれてしまいます。大人にとってもリスクのあるカフェインを未発達な胎児が吸収してしまったら多大なる負担が胎児の体にかかってしまうことは明白です。
現段階ではカフェインの毒性による胎児への影響ははっきりと解明していません。しかしカフェインの危険性を知れば、胎児には良くないことは分かりますね。

十分な栄養や酸素を送れなくなる

カフェインには血管収縮作用があります。血管が収縮するということは、血流が悪くなり栄養や酸素がスムーズに胎児に運ばれなくなるということです。胎児の発達には栄養や酸素がたっぷり必要です。カフェインの血管収縮作用は栄養や酸素が運ばれるのを抑制し、胎児の発達を妨げてしまいます。

鉄・カルシウムの吸収を阻害

妊婦さんの健康と胎児の発達には鉄とカルシウムが必要です。しかしカフェインには鉄、カルシウムの吸収を阻害する作用があるため、妊娠中はNGとされています。

普通の人ももちろんですが、妊婦さんは特にカフェインには注意が必要です。どうしてもコーヒーが飲みたくなったらデカフェやリラックス効果のあるハーブティを飲みましょうね。

最後に

カフェインも上手に摂ればカラダと心に良い作用があります。
しかし摂り過ぎてしまってはカラダと心を害してしまいます。カフェインと上手に付き合い、健康なカラダと心で過ごしましょう。 

本記事は、2017年3月6日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。