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この症状が出たら歯科医院に!歯科医が教える、歯の定期メンテナンスの重要性

2017年7月3日更新 | 4,906 views | お気に入り 102

1.はじめに

皆様は歯医者さんに行くのは好きですか?

なかなか歯医者さん行くのが大好きという方は少ないと思います。

それは、歯医者さんに行くと、「虫歯を発見されて」「歯を削られて」「さらに怒られてしまうかも?」と考えているからではないでしょうか?

 今日はそんな歯医者さんに行く時期についてお話ししていきます。

2.歯医者さんに行くべき病気

口の中の病気としては、主に虫歯と歯周病になります。

虫歯について

虫歯を筆頭に歯に関係する病気は放っておいて治ることはありません!

「痛みが出ていたけど我慢していたら痛みが消えた」という方もいらっしゃるとは思いますが、それは治ったのではなく、虫歯が進行して歯の神経が死んで痛みを感じなくなっただけなのです!

歯周病について

日本人の成人のおよそ9割が、程度の差はあっても歯周病という歯ぐきの病気にかかっているといわれています。

歯周病は基本的に自覚症状はありません。しかし、放っておくと歯が抜けて生活に支障がでる病気です。歳をとると老化で歯が抜けるわけではありません。歯周病が原因で抜けるのです。

歯が抜けると食べ物を食べにくくなるだけだと思われるかもしれません。実はそれだけではなく、歯が抜けると噛みしめ難くなるので、バランス感覚、運動能力、集中力が低下し、噛むことによる脳の活性化がされなくなります。これが寝たきりへの一歩になるかもしれないのです。

実際、入れ歯になると急激に痴呆が進行したり、寝たきりになったりするということは、歯科関係者なら実際に見たり聞いたりしていることなのです。

また、よく「歯を磨かなくても死なない」などと言われることもありますが、日本人の死因4位である「肺炎」は主に口の中の細菌に由来する病気です。

口の中のメンテナンスができていれば救われる命が多くあります。それでも「虫歯を見つけられるのが嫌」で歯医者さんに行かないのですか?

3.この症状があったら歯科医院へ!

歯医者さんは痛みが出たら行くところではなく、定期的にメンテナンスに通うところであるということはご理解いただけたと思います。

それでもまだ歯科医院に行かない方に、今すぐ歯科医院に行くべき症状をお教えします。以下の1つでも当てはまったらすぐに歯科医院へ行きましょう!

(1)歯が痛い、痛かったが我慢してたら痛みが消えた

歯が痛いのは虫歯であり、その虫歯が進行中であることがわかります。もし、強い痛みが突然消えたなら、それは歯の内部まで虫歯が達して神経が死んでしまった可能性があります。これ以上放っておくと、歯が崩壊したり腐敗することもあります。

(2)歯がしみる

知覚過敏です。原因はいろいろ考えられますが、歯が欠けている場合は虫歯に繋がることも考えられます。

(3)歯磨きの時出血する

歯周病の症状です。歯ぐきが腫れているのでしょう。歯石が溜まっている場合は清掃して歯ぐきの炎症を抑えることが重要です。細菌が歯石として石のように固まると歯ブラシで落とすことはできません。

(4)歯の着色

茶色や黒の着色はもちろん、白いものが付いていることもあります。

実はこれも細菌が固まった歯石です。歯石は歯周病の原因となるため、なるべく早めに除去することをお勧めします。

(5)歯が欠けている

歯は簡単に動くので、歯が欠けると噛み合わせが変化します。隣の歯が無くなれば倒れてきますし、噛み合わせる歯が無くなれば歯は伸びてきます。

(6)詰め物、被せ物が取れた、取れている

歯が欠けるのと同様に噛み合わせが変化する他、食べかすが詰まりやすくなり、虫歯になりやすくなります。

(7)仮歯、仮の詰め物のまま通院が止まっている

歯の神経の治療にはかなり強い殺菌の薬を入れていることがあります。これが入りっぱなしになっている場合、漏れ出た薬で周囲の組織が壊死(えし)することもあります。事情があって通院できなくなるときは必ず歯医者さんに相談してください。

(8)口臭が気になる

口臭は誰もがある程度あるものです。しかし、歯周病の人は独特の腐敗臭がします。歯周病の臭いは本人は気付かないことも多いのです。気付かない内に人間関係や仕事にも差し支えているかもしれません。

 4.まとめ

メンテナンスとは、虫歯を早めに見つけに行くことでしょうか? 歯のお掃除をしに行くことでしょうか?

メンテナンスでは、フッ化物塗布をしたり、歯ブラシ・デンタルフロス・歯間ブラシの使い方を指導してもらって毎日のケアの方法を再確認するというのが理想です。

たまに歯科医院に行くときだけキレイにしてもらっても、毎日のケアができてなければ虫歯、歯周病は防げません。

つまり「毎日意識しながら歯ブラシ・デンタルフロスをしているヒト」が、「3ヶ月に1回くらい毎日のセルフケアの見直しのために歯科医院に行く」というのがベストなメンテナンスなのです。

実際は「1日2回くらい3分間の歯磨き」くらいしかせずに、「前にいつ歯医者さんに行ったか思い出せない」という方がほとんどだと思います。それではそもそもメンテナンスの入り口にすら立てないのですよ!

ではどうしたらいいのでしょう。

それは先ず歯医者さんに検診に行くことです。それも予防歯科重視の歯医者さんに行くことです。最近は「なるべく歯を削らない」ことをアピールしている歯科医院も増えてきました。たとえ虫歯を見つけてもフッ化物塗布と歯磨き指導で様子をみることもできます。そして定期的にメンテナンスでその進行状態を確認していけばよいのです。

詰め物、被せ物、インプラントがいくら進化しても、まだまだ元の健康な歯を超えるモノはありません。歯医者さんを選ぶ基準として「なるべく歯を削ったり抜いたりしない」という治療方針の歯科医院を選んでみるのもいいかもしれません。

皆様が、素敵な歯医者さんに巡り会い、美しく健康な日々を過ごせますように!

著者情報

歯科医師、アイドルプロデューサー デンタルビューティーサロンPureCure院長

本記事は、2017年7月3日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。