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野菜を冷凍すると栄養は落ちる?冷凍野菜の疑問を解決

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楽しいことを見つけるために、日々いろいろ模索しています。新しい健康法やビューティレシピを試したり、作ったりするのが好き。

2017年6月30日更新 | 878 views | お気に入り 39

冷凍野菜

「野菜を冷凍すると栄養価はどうなるの?」

野菜は摂りたいけど余らせてしまうし、下処理もめんどくさい・・・。「野菜を冷凍したい!」「市販の冷凍野菜に頼りたい!」でも栄養価が落ちるのではないかと不安に思う方、多いのではないでしょうか。

野菜を冷凍する勇気がない!市販の冷凍野菜を買う勇気がない!そんな方にオススメの記事です。冷凍野菜の疑問を解決しましょう!

目次

基本の野菜冷凍方法

野菜を冷凍する時どのようにしていますか?

自分ではきちんとやっていると思っていても、実はその方法は間違っているのかもしれません。

まずは、野菜を冷凍させる際の基本となるポイントを紹介します。

新鮮なうちに

冷凍にする際には「新鮮なうちに」が基本です。

「残りそうだから」「そろそろ痛みそうだから」という理由で冷凍する方も多いと思います。しかし、美味しく食べるためには新鮮なうちに冷凍しておくのが良いでしょう。

購入したものの、「余りそう」「しばらく使う予定がない」といった場合は早めに冷凍するようにしましょう。

空気に触れさせない

たとえ冷凍状態であっても、空気に触れてしまうと酸化、劣化してしまいます。冷凍する際にはラップなどで空気が入らないようにしっかり密封しましょう。

また、タッパーやフリーザーバッグで保存する場合も、空気をしっかりと抜き、なるべく空気が入らないようにしっかり密封してください。

空気を抜くことで、野菜に冷気が早く伝わり、冷凍時間を短縮できるというメリットもあります。

水分をふき取る

野菜に水分が付着していると、冷凍した際にその水分が霜となってしまいます。霜がついていると、解凍した際に味が落ちてしまいます。冷凍する際には表面に付着した水分はしっかりと拭き取るようにしましょう。

小分けにして冷凍

実際に使う時のことを考えて小分けにしておくのも良いですね。体一回に使う量に分けて冷凍しましょう。小分けにすることで、冷凍するまでの時間を短縮、また解凍する際の時間や手間も短縮することが出来ます。

冷凍した日を書いておく

「冷凍したからもう腐らない!」と思ってしまいますが、やはり日が経つにつれ野菜は劣化してしまいます。美味しいうちに食べ切るために、冷凍した日をラップやジップ袋に書いておくようにしましょう。

「これはいつ冷凍したんだっけ?(・・?」といった事にならないようにしましょう。

いろいろなポイントを紹介してきましたが、最後に一番大切なポイントを紹介します。それが・・・

「急速冷凍をする」

というものです。なぜ急速冷凍が必要なのか、また、自宅で急速冷凍する方法を紹介します。

なぜ急速冷凍なの?

まずはなぜ急速冷凍する必要があるのでしょうか?急速冷凍する理由がこちら。

氷結晶による細胞破壊

冷凍とは、食品に含まれる水分が冷えることで、食品自体が凍るという現象です。水分は氷になると体積が膨張して氷結晶となります。大きく膨張することで、周囲に存在する食品(野菜)の細胞を壊してしまうのです。

氷結晶によって野菜の細胞が壊れてしまうと、解凍した際に、細胞内の水分は栄養や味覚成分を含み流れ出してしまいます。そのため、解凍後の野菜は栄養価も低く、味も悪いということになってしまうのです。

また、水分が流れ出たあとに隙間ができることで、スカスカ、ベチャベチャした食感になってしまいます。

そうならないようにするのが「急速冷凍」です。氷結晶はゆっくりとしたスピードの場合、大きく膨張します。

それに対し、急速で冷凍された場合、氷結晶は大きくならず小さい状態のままです。すなわち氷結晶が小さければ、野菜の細胞も壊れにくいということです。
そのようなことから、野菜を始めとする食品はスピーディーに冷凍するのが良いとされています。

急速冷凍が必要な理由~まとめ~
●冷凍によって氷結晶ができる
●氷結晶は野菜の細胞を壊す
●急速冷凍の場合、氷結晶は小さい
●氷結晶が小さい場合、細胞は壊れにくい
●結果、味、栄養価、食感が失われない 

野菜のブランチングと急速冷凍

「普通の冷凍庫で急速冷凍なんて無理でしょ。」
「実際どうやるのかわからない・・・。」

多分多くの方がそう思っていると思います。しかし、自宅の冷凍庫でもある程度の急速冷凍は可能なのです!

自宅で急速冷凍する方法とポイントをまとめました。

ブランチング

まず、急速冷凍を行うためには下処理をしておく必要があります。その方法が「ブランチング」。

ブランチングとは野菜をカットした後、茹でる、蒸すなどの方法で加熱することです。
ブランチングすることで、以下の効果があります。

酵素の働きをストップする

ブランチング(加熱)することで、野菜に含まれる酵素の働きをストップすることができます。それにより、野菜が傷んだり変色したりすることを防ぐことができます。簡単に言うと酵素の働きを止め眠らせてしまうということです。

細胞を柔らかくする

加熱すると細胞が柔らかくなります。野菜は冷凍する際に水分が氷結晶となり、周りの細胞を壊してしまうことで栄養価が壊れる、味が落ちるなどの現象が起きてしまいます。

ブランチングによって細胞が柔らかくなることで、氷結晶によって細胞壁が壊れてしまうのを抑えることができます。そのため、栄養価、味、食感などを守ることができるのです。

殺菌効果

熱によって野菜に付着している雑菌を死滅することができます。いわゆる殺菌効果も期待できるということですね。

ブランチングのメリット~まとめ~
●劣化、変色を抑えられる
●栄養価が落ちにくい
●解凍した後にベチャベチャにならない
●殺菌効果

ブランチングの方法とポイント

ブランチングもただ加熱すれば良いというものではありません。ブランチングを行う際のポイントがこちら。

「通常の70~80%の加熱処理」

簡単に言うと「固めに仕上げる」ということです。解凍後の加熱調理のことも考慮して固めに仕上げるのがポイントです。

野菜の種類や、カット方法によってブランチング時間は変わります。

また、解凍後にどのように調理するのかも考慮しておくと良いかもしれませんね。解凍後にさらに過熱を加える場合は固めに、そのままサラダなどで使う場合は、少しブランチング時間を長くする、といったように、用途に合わせてブランチングを行いましょう。

オススメは電子レンジ!

熱湯で湯通しする方法が用いられることが多いですね。しかし私がオススメするのは

「電子レンジでチン!」

です。野菜は水溶性ビタミン類やカリウムなど、水に溶けやすい栄養素を多く含んでいます。そのため、茹でてしまうと栄養素が溶け出てしまうことがあります。もったいないですね~。

そうならないブランチング方法が「レンジで加熱する」というものです。
水に浸さないため、ビタミン類などが流れ出てしまうのを防ぐことができます。
お湯を沸かすといった手間もないので、時短にもなりますね。 

急速冷凍の方法とポイント

それでは、基本的な急速冷凍の方法を紹介していきます。

ポイントとなるのがこちらの5つ。

●ブランチング後は粗熱を取る
●冷凍庫の温度設定を強にする
●アルミ等の金属トレイを使う
●アルミ箔で包む
●平たくする

ブランチング後は粗熱を取る

ブランチングした後は必ず粗熱を取るようにしましょう。その際にオススメなのが「氷水にさっと浸す」という方法です。

せっかく電子レンジでブランチングしても、流水にいつまでも浸していては栄養素が流れ出てしまいます。そうならないために、氷水にさっと浸して粗熱を取るのが良いですよ。

水分はしっかりと拭き取る

基本の冷凍方法の章でも記したように、氷水に漬けた後はしっかりと水分をふき取るようにしましょう。

水分が付着しているとその部分に霜(氷結晶)ができてしまいます。その結果、野菜自体が劣化してしまうことがあります。水分はペーパータオルなどでしっかりと拭き取ってくださいね。

冷凍庫の温度設定は強にする

ほとんどの冷凍庫には温度設定がついていると思います。その温度設定は強にしましょう。冷凍時間を短縮することができます。

また、冷凍中はあまり開閉しないようにしましょう。開けてしまうと一気に冷凍室内の温度が上がってしまうので注意してください。

アルミ等の金属トレイを使う

野菜は熱伝導の良いアルミトレーなどの上で冷凍しましょう。冷たさが素早く伝わるので冷凍時間の短縮になります。
冷凍庫専用のアルミトレーがない場合は、お菓子の缶の蓋や100円ショップで購入できるアルミトレーを使ってもOKです。

アルミ箔で包む

ラップやフリーザーバッグで密封した後に、その上からアルミ箔で包むという手もあります。野菜全体をアルミ箔で包むことで、全体に冷気が行きわたり冷凍時間が短縮されます。

平たくする

冷気が野菜全体に行きわたりやすいように、平たくしてから冷凍庫に入れましょう。アルミトレーやアルミ箔との密着面積も増えるため、かなり効率よく冷凍することができます。 

この5つのポイントに沿って冷凍を行いましょう。これによって、家の冷凍庫でも冷凍時間を短縮し、野菜を急速冷凍することができます。

野菜別の冷凍方法

基本的な冷凍方法を紹介してきました。この章ではさらに詳しく、野菜別の冷凍方法を紹介したいと思います。

1)葉物類 

キャベツ

調理する予定に合わせてカットしておきましょう。ざく切り、千切りなど小さめにカットすると、冷凍時間も短縮でき、急速冷凍が可能となります。
カットしたものはジップ付き袋に入れ、平たくしてから冷凍しましょう。

生でもOK

野菜を冷凍する際には、ブランチング(加熱)するのが良いですが、キャベツの場合、ブランチングなしの生のままでも冷凍は可能です。解凍後はしんなりとした状態になります。

●生の状態でもOK
●ブランチング後は氷水で粗熱を取る
●水気をしっかりと拭き取る
●フリーザーバッグに平らに入れる
●アルミトレーの上で冷凍にする 
オススメの調理法

★生の場合★

生の場合、解凍後はしんなりとしているため、塩もみをする必要がありません。他の野菜と合わせてコールスローにするのがオススメです。
また、味が浸み込みやすくなっているため、塩を少し加えて浅漬けにするのも良いです。

★ブランチングの場合★

ブランチングしたものは、少し水っぽい状態になります。そのため、シャキッとした食感が欲しい炒め物には合わないです。
オススメはスープ類です。ミネストローネやコンソメスープ、味噌汁の具として使いましょう。

小松菜

調理しやすい大きさ(ざく切りでOK)にカットしておきましょう。
ブランチングした後に、大体1回で使う量に小分けにします。小分けにしたものをラップで包み、まとめてフリーザーバッグに入れて冷凍にしましょう。

生でもOK

小松菜も生のまま冷凍してもOKです。ざく切りしたものを、ジップ付き袋に平らに入れて冷凍しましょう。使いたいときに使いたいだけ取り出せるので便利です。

表面に水分が付着していると、葉同士がくっついてしまいます。使い勝手を考えると、パラパラの状態が好ましいですね。葉同士がつかないように、水分はしっかりと拭き取るようにしましょう。
●ざく切りにカット
●ブランチング後は小分けにする
●生の場合はしっかりと水分をふき取る
●ジップ袋に平らに入れて、アルミトレーの上で冷凍
オススメの調理法

★生の場合★

味噌汁などスープ系の具に使いましょう。冷凍のまま鍋に入れてしまえばOKです。
また、うどんや雑煮などの具として使っても美味しいです。

★ブランチングの場合★

スープ系の具でも良いですが、グリーンスムージーに使うのもオススメです。生の小松菜やほうれん草は毒素があるため、生食はNGです。
加熱したものならば毒素も死滅しているので大丈夫です。
バナナや牛乳、豆乳などと一緒にミキサーにかけて、グリーンスムージーを作りましょう!

スジが残る!?

急速冷凍したとしても若干スジが残ってしまいます。葉の部分は大丈夫ですが、茎の部分はスジを感じる場合があると思います。
そのため、茎部分は炒め物には不向きです。炒め物に使いたい場合は、葉の部分だけを使うようにしましょう。

白菜

白菜って使い切れないこと多くありませんか?いつまでも野菜室にいて邪魔になることもしばしば・・・

白菜も冷凍保存OKの野菜です。適当な大きさにカット(ざく切りや千切り)にした後に、ブランチングし冷凍しましょう。

●調理しやすい大きさにカット・・・ざく切り、千切り
●ブランチング
●フリーザーバッグに平らに入れてアルミトレーの上で冷凍
オススメの調理法

★スープ・煮込み系★

白菜自体水分が多いため、ブランチングしたとしても解凍後は多少くったりとした状態になります。そのため、シャキッとした食感が欲しい炒めものにはあまり向いていません。やはりスープ系や煮込み料理に合いますね。すでに加熱してあるので、少しの時間煮込むだけでトロッとした状態になります。シチューに入れても美味しいですよ。

ほうれん草

ほうれん草の冷凍は私もよくやりますね。ほうれん草が安い時に大量買いして冷凍にしています。

ほうれん草の場合、ブランチングしたあとに食べやすい大きさ(5~10cm)にカットし、小分けにしラップで包んで冷凍にしましょう。ラップで包む際には空気が入らないようにしっかり密封しましょう。

●ブランチング後にカット
●小分けにしラップに包む
●フリーザーバッグなどにまとめる
●アルミトレーの上に平らに乗せて冷凍
アクが気になる場合

ほうれん草はどうしてもアクがありますよね。野菜の下処理は、水溶性ビタミン類やカリウムを失わないために、レンジでブランチングするのが基本です。

しかし、レンジでブランチングする方法の場合、アクが残ってしまいます。気になる方はブランチングは「茹でる」という方法にしてください。沸騰したお湯で30秒ほど茹でたらOK。あとは、すばやく氷水に漬けササッと洗ったら完了です。

オススメの調理法

★スープ系★

ブランチングすることで、色落ちせず鮮やかなグリーンのまま使うことができます。鮮やかなグリーンは食欲をそそりますね。
スープのアクセントカラーとして使うのがオススメです。

★おひたし★

冷凍したものをレンジで加熱し、しょうゆとかつおぶしで合えましょう。すでにカット、加熱しているのでスピーディーにおひたしが作れます。
「何か一品足りない・・・。」「お弁当の隙間を埋めたい・・・。」といった時に便利です。

長ねぎ

冷凍にしておくと意外と便利なのが長ネギです。用途に合わせて小口切り、斜め切り、白髪ねぎといったようにバリエーションを作っておくと良いです。

長ネギの冷凍のポイントはズバリ!「ブランチングはいらない!」。
ブランチングしてしまうと、解凍後にベチャベチャになってしまいます。生のままをカットして、フリーザーバッグに入れて冷凍しましょう。

●用途に合わせてカット(小口切り・斜め切り・白髪ねぎなど)
●ブランチングはしない
●フリーザーバッグに平らに入れる
●アルミトレーの上に平らに乗せて冷凍

★料理の仕上げに★

味噌汁やスープ、炒め物の仕上げに冷凍状態の長ネギを入れ軽く火を通しましょう。小口切りや斜め切りなどにしているため、すぐに火が入ります。

にんにく

料理のアクセントとなるにんにく。あまり大量に使うものではないので、野菜室で芽がでてしまうことってありませんか?にんにくは芽が出てしまうと、一気に栄養価が下がると言われています。それを防ぐのが冷凍保存です。

にんにくはブランチングなしでOK。皮を剥いたものをそのままジップ付き袋に入れて冷凍しても良いです。しかし、実際に調理する際の手間を考えると、用途に合わせてカットしておくのがオススメです。
みじん切り、輪切り、すりおろしなどにしておくと良いですよ。

●ブランチングなし
●皮をむいて丸ごと冷凍でも良い
●用途に合わせてカット(みじん切り・輪切り・すりおろしなど)
●フリーザーバッグに入れ、平らにしアルミトレーの上で冷凍
生ニンニクと同じように使えます♪

調理の際には生ニンニクと同じように使えます。みじん切りやすりおろしなどは、冷凍状態のものを好きな分だけパキッと折って使うことができます。

2)根菜類

じゃがいも

じゃがいもも冷凍保存できます。ただし、生のまま冷凍してしまうと、解凍時に水分が抜けてザラザラした食感、組織が壊れることでスポンジのような弾力のない状態になってしまいます。

じゃがいもを冷凍する際には必ず加熱するようにしましょう。ブランチングではなく、中までしっかりと火を通すのがポイントです。
皮を剥いた後、細切り、ざく切りにしたものを加熱してから冷凍にしましょう。

●用途に合わせてカット(細切り、ざく切りなど)
●しっかりと加熱する
●フリーザーバッグに入れ、平らにしアルミトレーの上で冷凍
オススメの調理法

★マッシュポテト★

状態としてはマッシュポテトがオススメです。茹でた後に潰し、フリーザーパックに平たく入れて冷凍にしましょう。
解凍した後は滑らかな食感になります。料理の付け合わせ、ポテトサラダに使えますよ。

ごぼう

皮を剥いたり、あく抜きしたりと何かと下処理が面倒なごぼう。
あらかじめ下処理をしたものを冷凍しておくことで調理の際に楽になります。

皮を剥いた後、用途に合わせてささがき、細切りなどにカットしましょう。カットしたものはブランチングをし、冷凍にします。
生のまま冷凍してしまうと変色してしまうので注意してください。

●用途に合わせてカット(ささがき・細切りなど)
●必ずブランチングすること
●フリーザーバッグに入れ、平らにしアルミトレーの上で冷凍
冷凍のまま調理

使う際には解凍せず、冷凍のまま使いましょう。ごぼうは特に解凍してしまうと中の水分が抜けてしまい、スジっぽい食感になってしまいます。きんぴらごぼう、炊き込みご飯、豚汁などに使う際には冷凍のものを直接使うようにしてください。

大根

意外なことに冷凍するのがオススメなのが実は大根!大根を冷凍にすることで以下のメリットがあります。

「味が浸み込みやすくなる」

冷凍することで組織が壊れた部分に味が浸み込みやすくなります。また、組織が壊れていることで、食感も柔らかくなります。生の状態から大根の煮物や炒め物を作るよりも時短になるということです。

輪切りや乱切りにカットした後に、ブランチングをして冷凍にしましょう。

オススメの調理法~大根おろし~

おろした状態で冷凍するのもオススメです。おろした状態ならば、生を冷凍したものであっても、解凍後に食感、味はほとんど変わりません。
おろしたものをフリーザーパックに平たく入れて冷凍しておけば、使いたいときに使いたい分だけパキッと折って使えます。

●冷凍することで味が浸み込みやすくなる
●煮物、炒め物に使う場合はブランチングが必要
●大根おろしもオススメ

玉ねぎ

玉ねぎは細かく刻んで冷凍するのがオススメです。冷凍するとスジが残ってしまう場合があります。細かく刻んだ状態ならば、スジはほとんど感じません。かえって甘みが増すというメリットがあります。

生のまま冷凍しても良いですが、油で軽くソテーしてから冷凍にすると、ハンバーグやチャーハン、ピラフを作る時にわざわざ炒める必要がなく便利ですよ。

にんじん

にんじんもごぼうと同じように、ささがき、細切り、輪切りなど用途に合わせてカットしてから冷凍しましょう。いろいろバリエーションを作っておくと良いかもしれませんね。
そして必ずブランチングが必要です。生のまま冷凍してしまうと、味、食感ともに落ちてしまいます。冷凍前は必ずブランチングしてください。

●用途に合わせてカット(ささがき、細切り、乱切り、輪切りなど)
●必ずブランチング 

大和芋・長いも・山芋

トロトロ系のイモ類の冷凍方法は、用途によって2つに分かれます。

とろろ・千切り

とろろや生食感の千切りで食べたい場合は、ブランチングなしで冷凍しましょう。あらかじめすりおろしたり、千切りにしたものをフリーザーパックに入れて冷凍してください。

煮物用

煮物用にするのであれば、輪切り、乱切りなどにした後にブランチングをしましょう。そうすることで、味が浸み込みやすくなります。

●とろろ、千切りは生のまま冷凍OK
●煮物用はブランチングが必要

レンコン

意外に冷凍に向いている野菜の一つがレンコン。冷凍保存することでいつでもレンコン料理が作れちゃいます。

レンコンを冷凍にする際には皮を剥き、輪切りや乱切りなどにした後に約5分間酢水(水400mlに対し酢小さじ1)に漬けます。そうすることで変色を抑えることができます。
その後、レンジなどでブランチングしてから冷凍にしましょう。

●用途に合わせてカット(輪切り、乱切りなど)
●酢水につけることで変色を抑える
●必ずブランチング

3)きのこ類

えのきやしめじ、マッシュルームなどのきのこ類。実は冷凍にすることであるメリットが生まれるんです。それがこちら。

「栄養価がアップする!」

一般的な野菜は水溶性ビタミン類を多く含んでいるため、冷凍すると栄養価が下がると言われています。

しかし、きのこの場合は冷凍することによって栄養価がアップします。

きのこを冷凍にすると細胞中の水分が膨張し氷結晶となります。氷結晶は細胞壁を壊します。この時、細胞内に存在する栄養素が流れ出すために、栄養価がアップすると言われています。

きのこに多く含まれているアミノ酸は、生の状態よりも冷凍のほうが約3倍にもなると言われています。すごいですね~。

また、きのこに含まれているアミノ酸類はうま味成分でもあります。そのため、冷凍することによってさらに美味しくなるというメリットもあります。

冷凍方法

サッと洗った後、石づきがついているものは石づきをカットしましょう。使いやすい量、または小分けにほぐしフリーザーバッグに平らに入れます。あとはアルミトレーの上で冷凍すればOKです。
生のままでOKです。ブランチングの必要はありません。

4)果菜類

いわゆる果肉部分を食べる果菜類はどのように冷凍にすれば良いのでしょうか?

かぼちゃ

種とワタはかぼちゃ自体を劣化させやすいです。そのため、冷凍する前にはしっかりと取り除きましょう。その後用途に合わせてカット(スライスや乱切りなど)した後にブランチングし、冷凍しましょう。

ペーストもあり

しっかりと火を通した後、かぼちゃペーストにしてから冷凍するのもありです。かぼちゃポタージュやカボチャコロッケの種に使うことができます。

●種とワタはしっかりと取り除く
●ブランチングが必要
●ペースト状にしてもOK

ナス

ナスも冷凍がオススメの野菜です。用途に合わせてカット(乱切り、輪切り)にした後に、アク抜きのために約5分ほど水にさらします。
その後ブランチングをしましょう。変色を抑えることができます。
氷水に浸し粗熱を取ったら水分をふき取り、フリーザーパックに入れて冷凍しましょう。

解凍後は生よりもしんなりします。炒め物にすると火の通りも早く味もしっかりと浸み込みます。スープやお味噌汁の具としても使えますよ。

●用途に合わせてカット(乱切り、輪切りなど)
●アク抜きのために約5分水に浸ける
●ブランチングが必要

トマト

トマトは水分が多いため、冷凍するとほとんどがトロッと溶けた感じになります。サラダとしては使えませんが、トマトソースやスープ、カレーの隠し味などに使えます。

冷凍方法

ざく切りにしても良いですが、丸ごとでも冷凍できます。解凍後は皮がツルンと剥くことができます。ブランチングの必要はありません。

●ざく切り、丸ごとで冷凍
●ブランチングは必要ナシ

ピーマン

ピーマンは水分が少ないため、ブランチングなしの生のままで冷凍できます。用途に合わせてカット(みじん切り、細切り、乱切りなどなんでもOK)した後に、フリーザーパックに平らに入れて冷凍しましょう。

●ブランチングは必要ナシ
●用途に合わせてカット(みじん切り、細切り、乱切りなど)

ブロッコリー 

ひと房ずつにカットした後、ブランチングします。その後フリーザーパックに重ならないように入れて冷凍すればOK。
ひと房ずつ小分けになっているので、お弁当の彩りにピッタリです。

●ひと房ずつにカット
●ブランチングが必要
●重ならないように冷凍する

一般的な野菜の冷凍方法はこのようになっています。それぞれ適した方法は少しずつ違います。美味しく食べるために、各食材に合った方法で冷凍してくださいね。

冷凍野菜の解凍時に気を付けたいこと

冷凍しておいた野菜を実際に使う際に気を付けたいことがあります。
それが・・・

「凍ったまま使うこと。」

流水解凍や自然解凍などがありますが、出来るのであれば凍った状態で使いましょう。無理やり解凍してしまうと、野菜にダメージを与えてしまい味や栄養価が損なわれてしまいます。

加熱調理をする際には、凍ったままの状態で加えると、ダメージが少なく味や栄養価が損なわれにくいです。

美味しく食べるためには、なるべく凍ったまま使うようにしてくださいね。

市販の冷凍野菜の使い方 

自分で野菜を冷凍する以外に、市販の冷凍野菜を使うという方法もあります。

「 使ってみたいけど勇気がでない!」
「使うのに不安がある・・・。」

といった方もいることと思います。しかし実際は市販の冷凍野菜は優秀食材です。使うことで以下のようなメリットがあります。

●価格が安定
●手に入りやすい
●生よりも栄養価が高い?

価格が安定

野菜やフルーツはその時の天候によって価格も変動しますね。台風や寒波の影響などで価格が高騰することもあります。あまりに価格が高いと購入するのを断念してしまうことも・・・。

その点、冷凍野菜はほぼ価格の変動がありません。いつでも同じくらいの価格で購入することができます。ものによっては生野菜よりも安く購入することができます。野菜をしっかり摂りたい人にとっては、価格が安定している冷凍野菜はありがたいものです。

手に入りやすい

野菜にも旬があります。旬以外には値段が高い、流通量が少なくて手に入りにくいといった場合もあります。

その点、市販の冷凍野菜は値段や流通量が安定しているため、いつでも手に入りやすいというメリットがあります。

生よりも栄養価が高い?

「そんなわけあるはずない!」という声が聞こえる気がします・・・。
しかし、実際は生よりも栄養価が高い場合があります。それには2つの理由があります。

新鮮なものを急速冷凍

市販されている冷凍野菜のほとんどは、野菜の栄養価が高い旬の時期に一斉に収穫されます。収穫されたものは出来るだけ早く、新鮮なうちに急速冷凍されます。そのことによって野菜の栄養価は守られているのです。

それに対し、生の野菜の場合。収穫したものを市場に出すまでには時間がかかります。輸送、販売の準備、店頭に並んでいる間に、どんどん劣化し栄養価も下がってしまいます。さらには家の冷蔵庫で保管されている間も劣化は進み栄養価もさらに失われてしまうのです。

冷凍することで栄養価がアップ

野菜別の冷凍方法でも記したように、きのこは冷凍することで栄養価が増します。また、他の野菜も冷凍することで栄養価がアップするものがあります。

特にブロッコリー、にんじん、小松菜、ブルーベリーなどは冷凍することで栄養価がアップすると言われています。

このように市販の冷凍野菜は決して生野菜に劣るものではありません。
使うメリットは沢山あります。冷凍野菜に不安がある方も、今日から冷凍野菜を上手に使いましょう!

まとめ

冷凍野菜はとても便利です。さらにきちんと冷凍すれば、野菜の栄養をしっかり摂ることができます。

野菜不足にならないためにも、冷凍野菜を上手に活用しましょう!

本記事は、2017年6月30日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。