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にんにくの栄養を徹底調査!効果的な摂り方ってあるの!?

2017年8月4日更新 | 6,953 views | お気に入り 86

にんにくの栄養価が高いのは周知されていますが、調理方法で栄養価が変わってくるのだとか。
にんにくの栄養をたっぷり摂れる方法について調べてみました。
また、産地による栄養の違いやにんにく注射など、にんにくにまつわる情報をお届けします!

にんにくの栄養

「食べると元気になれる!」
「スタミナがつく!」

このように、にんにくは栄養たっぷりのイメージですよね。まずはにんにくに含まれる栄養素をまとめてみました。

※にんにく一片分(約6g)

◆カロリーおよび三大栄養素
カロリー・・・8㎉
炭水化物・・・1.58g
脂質・・・0.08g
タンパク質・・・0.36g
◆ビタミン類
ビタミンE・・・0.03㎎
ビタミンB1・・・0.01㎎
ビタミンB6・・・0.09㎎
ビタミンC・・・0.6㎎
ナイアシン・・・0.04㎎
葉酸・・・5.52㎍
◆ミネラル類
ナトリウム・・・0.54㎎
カリウム・・・31.8㎎
カルシウム・・・0.84㎎
マグネシウム・・・1.5㎎
リン・・・9㎎
鉄・・・0.05㎎
亜鉛・・・0.04㎎
銅・・・0.01㎎
食物繊維・・・0.34g

栄養素はバランスよく含まれています。しかし特に栄養がたっぷりという訳でもありません。
にんにくは一度に100g、200gと大量に食べるものではないので、栄養素の面では他の野菜や食品に比べ劣っているとも言えます。

それではなぜ、にんにくが優れた食品と言われているのでしょうか?
その理由がこちら。

「非栄養性機能物質」

非栄養性機能物質とは?
生命維持のために必要な栄養素(三大栄養素、ビタミン類、ミネラル類など)とは別に、生命維持には関しないがカラダに良い影響を与える成分。
生薬やハーブなど。

にんにくにはこの非栄養性機能物質が含まれているため、優れた食材となっています。

にんにくに含まれる主な非栄養性機能物質がこちらになります。

  • アイリン
  • メチリン
  • シクロアイリン
  • ガンマ‐グルタミルS-1‐プロペニルシステイン
  • ガンマ‐グルタミルS‐アリルシステイン

・・・ハッキリ言ってよく分からないですね。
しかし、これらの非栄養性機能物質がカラダに良い作用をします。
特に重要な働きをするのがアイリンです。

次章ではアイリンを中心にカラダへの効果効能を紹介します。

にんにくの疲労回復・滋養強壮効果について

疲労回復・滋養強壮の仕組み

にんにくと言えばやっぱり滋養強壮効果ですね。にんにくを食べると元気になれる!というのは誰もが知るところです。
それではなぜ、にんにくには滋養強壮効果があるのでしょうか?
そこにはこの非栄養性機能物質が関わっています。

アリシン

アイリンは生のにんにくや玉ねぎに含まれている非栄養性機能物質(アミノ酸)です。
にんにくを切ったり、潰したりすると壊れた細胞からアイリンが流れ出します。そのアイリンがにんにくの持つアリイナーゼという酵素と接触すると、新たにアリシンという物質に変化します。

にんにく特有の臭いはこのアリシンが素となっています。
しかし、ただ臭うだけでなく、魚や肉の臭みを消す作用も持っています。

そして代表的な作用が「滋養強壮・疲労回復」です。

ビタミンB1の作用をアップ

アイリンからアリシンへと変化したのち、アリシンはビタミンB1と結合します。
ビタミンB1は糖質を分解しエネルギーを作り出します。エネルギーがスムーズに作られることによって、疲労を予防、回復することができます。
疲れた時などに豚肉やうなぎを食べると良いとされているのは、これらの食材はビタミンB1が豊富に含まれているからです。

そのビタミンB1とアリシンが結合することで、体内にビタミンB1をより長く留めておけるようになります。
体内に長くビタミンB1が留まることで、エネルギーを生み出し続けることができ、疲労回復効果もアップするのです。

簡単に言うとアリシンによってビタミンB1の疲労回復作用がアップするということになります。

にんにくはこのアリシンを含んでいるため、疲労回復や滋養強壮に効果がある食材となっています。

アリシンは多くの硫黄化合物に変化する!?

アイリン→アリシンへと変化したのち、さらにいろいろな種類の硫黄化合物に変化します。

アイリン

アリシン

アホエン
スコルジニン
Sアリルシステイン
ジアリルスルフィト
メチルスルホキシド
Sプロピルシステイン
ビニルニチニン  etc.

このようにたくさんの物質(硫黄化合物)へと変化します。そして変化した各成分はそれぞれ違う作用を持ち、カラダへ良い効果をもたらします。

スコルジニン

アイリン→アリシンへと変化したのち、加熱することで今度はスコルジニンという成分へと変化します。
スコルジニンの主な作用が

「毛細血管を拡張させる」
「新陳代謝をアップする」
「胃液の分泌を促す」

毛細血管を拡張させることで、隅々の細胞までしっかりと栄養が運ばれます。細胞にしっかりと栄養が運ばれることで、疲労回復スピードもアップすることができます。

また、新陳代謝がスムーズに行われることも疲労回復スピードをアップさせることに繋がります。

スコルジニンには胃液の分泌を促す作用もあります。胃液が分泌されることで消化はスムーズに行われ、食欲を増進することができます。
食欲が増せば、沢山の栄養を摂ることができますね。そしてたくさんの栄養を摂ることで、カラダは元気を取り戻すことができます。

アリシンとスコルジニン、この疲労回復作用を持つ成分を含むことから、にんにくは滋養強壮・疲労回復効果のある食材とされています。

にんにくのその他の効果

にんにくの作用は滋養強壮、疲労回復だけではありません。
実は他にもいろいろなカラダに良い作用を持っているのです。にんにくの持つ優れた作用がこちら。

  • アンチエイジング
  • ガン予防
  • 殺菌・抗菌作用
  • 冷え性の改善
  • 生活習慣病の予防

アンチエイジング~アリシン・スコルジニン~

カラダが老化していく原因の一つが体内に発生した活性酸素です。活性酸素は細胞を酸化させてしまいます。老化を防ぐためには活性酸素を除去、抑制する必要があります。

にんにくに含まれているアリシン、スコルジニンは活性酸素の発生を抑制する作用を持っているとされています。
そのため、体内の活性酸素量を減らし、老化を抑制(アンチエイジング)する効果が期待できます。

また、スコルジニンは毛細血管を拡張し血流をスムーズにする作用を持っています。栄養を含む血液が肌にしっかりと届くことで、新しい肌細胞がどんどん生まれ、古い肌細胞(角質)は取り除かれます。
その結果、くすみやしみ、しわといった肌の老化を抑制することができます。

また、にんにくには活性酸素を除去、抑制するビタミンEやビタミンCが含まれています。そのため、栄養素によるアンチエイジング効果も期待できます。

ガン予防

にんにくにはガンを予防する作用があることが分かっています。
アイリン→アリシンと変化した後、さらにジアリルトリスルフィドといった硫黄化合物に変化します。

このジアリルトリスルフィドにはがん細胞を死滅させる作用があります。
また、アリシンから変化した他の硫黄化合物も、発がん性物質の解毒をする作用を持っています。
さらには免疫力を高め、体内に発生したがん細胞の排除を促進する作用も持っています。

  • がん細胞を死滅させる
  • 発がん性物質の解毒
  • がん細胞の排除を促進

これらのがんに対する3つの作用を持つことから、にんにくはがん予防に効果的と言われているのです。

デザイナーズフーズ・ピラミッド

アメリカの国立がんセンターの研究により、抗がん作用の期待できる食品をまとめたデザイナーズフーズ・ピラミッドというものがあります。
すでに多くの研究が行われ、抗がん作用の信頼性が高いもののトップがにんにくとなっています。
しっかりと研究されたうえでの結果なので、その効果は大いに期待できますね。

画像出典元 http://www.gan-info.com/gan-yobou/yobou-yasai.html

殺菌・抗菌作用~アリシン~

アリシンには強い殺菌、抗菌作用があります。
この殺菌、抗菌作用はにんにくが害虫や病気から自らを守るために備わっている自己防衛機能です。

にんにくを食べることで、私たちもその恩恵を受けることができます。
体内に侵入した病原菌を殺菌し、増殖を抑制する作用を持っています。
また、体内に侵入した病原菌だけでなく、体外(皮膚)に付着した菌に対しても作用するとされています。

そのため、風邪やインフルエンザ、食中毒を予防・改善することが期待できます。また胃潰瘍の原因となるピロリ菌の殺菌にも効果があることが分かっています。

アリシンを加熱することで変化するジアリルスルフィドにもまた殺菌、抗菌効果があります。加熱したにんにくを食べても効果があるということになりますね。

ただし、殺菌・抗菌作用はジアリルスルフィドよりもアリシンが強いです。殺菌・抗菌効果を優先ににんにくを食べる場合は、加熱したものよりも生のほうが良いかもしれません。

冷え性の改善

冷え性の原因の一つが血流の悪さです。各細胞に上手く熱を運べないことでカラダは冷えてしまいます。
改善するには血流を良くする必要があります。

にんにくに含まれるスコルジニンには毛細血管を拡張する作用があります。この作用により毛細血管が拡張されることで、血流が良くなり冷え性の改善が望めます。

また、アリシンとビタミンB1が結びつくことで、代謝が良くなりエネルギー生産もアップします。エネルギーがどんどん作られるということは熱を作り出すことにもなり、この作用によっても冷え性の改善が望めますね。

生活習慣病の予防

高血圧、脂質異常症、糖尿病など生活習慣病にはいくつか種類がありますが、どれも自覚症状が薄いため、悪化するまで気が付かないことが多いです。
最悪の場合、突如心筋梗塞や、脳卒中などを引き起こしてしまうこともあります。
生活習慣病は予防することが大切です。

にんにくに含まれるアリシンには、肝臓に蓄えられているコレステロールを排出する作用があります。
また、アリシンから変化したアホエンやSアリルシステイン、ビニルジチインはコレステロールが生成されるのを抑制する作用を持っています。

また、アリシンには血液をサラサラにし、血流を良くします。血液がサラサラになり、血流が良くなることで高血圧の予防、改善も望めます。

体内の悪玉コレステロールの減少、血流の改善などにより、生活習慣病を予防、改善することが期待できます。

精神的効果

にんにくは肉体だけでなく、精神にも良い作用をすると言われています。

アリシンから変化したアホエンには、脳を活性化させる作用があるとされています。脳が活性化することで、うつ病の改善やストレス耐性を高めることができます。

また、疲労回復、滋養強壮効果のあるビタミンB1。ビタミンB1にも精神を安定させる作用があります。ビタミンB1とアリシンが結びつくことで、その作用はより大きくなり、精神安定効果もアップするということになります。

アリシンとビタミンB1は切っても切れない関係ということになりますね。(#^.^#)

栄養をたっぷり摂れる方法

健康や美容効果の高いにんにく。食べるのであればその栄養をたっぷり摂りたいですね。
にんにくの優れた栄養を余すことなく摂るにはどうしたら良いのでしょうか?ポイントとなるのはこの3つ。

  • 刻む、潰す、すりおろす
  • ビタミンB1食材と合わせる
  • 目的によって調理法を変える

刻む、潰す、すりおろす

まずはにんにくを加工しましょう。刻んだり、潰したりすることでにんにくに含まれる非栄養機能性物質のアイリンからアリシンへと変化します。
アイリン自体にも疲労回復や滋養強壮などの作用があります。しかし、アリシンのほうがその効果は高いとされています。

アリシンは紹介したように優れた作用を多く持っています。摂る際にはまず刻むなどしてアリシンを生み出しましょう!

ビタミンB1食材と合わせる

アリシンはビタミンB1と結びつくことで、ビタミンB1の作用を高めます。ビタミンB1の持つ主な作用がこちら。

  • 糖質を分解しエネルギーを作り出す
  • 精神を安定させる

前章で紹介したように、ビタミンB1はエネルギーを生み出します。エネルギーを生み出すことで疲労回復、滋養強壮、冷え性改善、ダイエットなどの効果が期待できます。

また、精神安定作用を持つことから、うつ病やストレスの症状改善効果も望めます。

それらの効果をアップさせるのがアリシンです。ビタミンB1がアリシンと結びつくことで、ビタミンB1が体内に留まる時間を伸ばし効果をアップ、持続させることができます。

にんにくは食べる際にはビタミンB1を多く含む食材と合わせるのがおススメです。ビタミンB1をたっぷり摂ることができますからね。

◆ビタミンB1を多く含む食材◆
・豚ヒレ肉
・豚もも肉
・豚ロース肉
・ハム、ソーセージ
・玄米
・大豆
・うなぎ  etc.

目的によって調理法を変える

生のにんにくにはアイリンが含まれています。刻んだりすりおろしたりすることでアリシンへと変化します。
さらに過熱を加えることで、スコルジニン、スルフィド類、アホエンなどに変化します。元々は同じ成分ですが、調理段階で成分が変化していきます。
また、それぞれ持つ効能も違います。

アリシン(アイリン)
・抗酸化作用
・殺菌、抗菌作用
・滋養強壮・疲労回復作用
スコルジニン
(加熱によりできる成分)
・末梢血管の拡張
・血中の悪玉コレステロール減少
・血栓を予防
アリシアミン
(ビタミンB1との結合によりできる成分)
・エネルギー代謝を高める
・滋養強壮、疲労回復
スルフィド類
(刻む、すりおろすなどをしたものを100℃前後で加熱。または油に24~48時間漬けこんでできる成分)
・がん細胞を死滅させる
・抗酸化作用
アホエン
(細かく切ったにんにくを植物油に入れて25~100℃で加熱することによってできる成分。100℃以上になると破壊されます)
・抗酸化作用
・血中の悪玉コレステロールを減少する
・中性脂肪値を下げる
・ピロリ菌を除去
・脳の活性化
・血液をサラサラにする
S-アリルシステイン
(生ニンニクを切ったりすりおろしたりした時に、にんにくの酵素によってゆっくりとできる成分)
・免疫力向上
・抗酸化作用
・悪玉コレステロールの酸化を防止

このようにそれぞれの成分によって期待できる作用は違います。
そのため、目的によって調理法を変えるのも良いかもしれませんね。

疲れをとりたい時には豚肉などのビタミンB1が豊富な食材と合わせる。
風邪やインフルエンザなどの病気対策として使いたいのであれば、生ニンニクを刻んだものを使うなど、目的によって調理法を変えましょう。

紹介した3つのことを行うことで、にんにくの栄養をたっぷり摂ることができます。美味しく、そして効率的ににんにくを食べましょう!

産地による違い

にんにくにもいくつか種類があります。にんにくの種類や産地によって味や栄養に違いはあるのでしょうか?

中国産にんにく

スーパーなどで安く購入できる海外産のにんにくのほとんどは中国産です。中国はにんにくの生産がとても盛んです。世界で使われるにんにくの約8割は中国産のものとなっています。

中国産のにんにくは大きさが小さく、ネットにまとめて入って売られていることが多いですね。日本産のものは1個300円くらいなのに対し、中国産のものは3~5個セットで300円足らずの場合が多いです。
日本産のものにくらべ、値段が安いので買いやすいのが良いですね。

栄養面の違いは?

日本産も中国産も基本的には栄養面では同じです。中国産であっても、健康、美容効果をもつアリシンを始めとする非栄養性機能物質が含まれています。

ただし、気になるのが農薬です。中国産だけでなく海外産の野菜には農薬がたっぷり使われている場合もあります。確かめる手立てはないのでちょっと心配ですね。

安くて購入しやすい中国産にんにくですが、安全面では日本産に劣るかもしれません。

味の違いは?

中国産のものは辛みが強いのが特徴です。また、加熱するとすぐに柔らかくなります。その食感はジャガイモに似ています。

それに対し、日本産のものは辛みがそれほど強くなくマイルドな味が特徴です。加熱をしても身が崩れにくく、コリっとした食感があります。
また、加工していない生の状態であれば、臭いもそれほどキツくありません。

日本産にんにく~産地とその特徴~

日本産といっても産地や品種によって違いがあります。日本産にんにくの産地や特徴を紹介します。

気候区分や色、産地名など分け方はいくつかありますが、今回は気候区分を元に、にんにくを分けました。

◆寒冷地にんにく◆

福地ホワイト六方

国産のにんにくのうち、総生産量の約3/4を占めているのが青森県で栽培されているにんにくです。
そしてその主となっている品種が福地ホワイト六方ですね。
TVCMなどでその名前をご存知な方も多いのではないでしょうか?

中国産のものと比べるとかなり大きいですね。
名前の通り、一つにんにくは六方となっています。一方一方がとてもおおきく身も詰まっています。中国産に比べ、辛みが少なく甘みのあるにんにくです。
日本を代表するブランドにんにくとなっています。

富良野

北海道の富良野で栽培されているにんにくです。
福地ホワイト六片よりは小ぶりですがしっかりとしたにんにくです。
麟片も6片と福地ホワイト六片と同じです。

最大の特徴は皮が紫色だという点ですね。
しかし紫色なのは皮だけで、剥くと中はにんにくらしい白色をしています。そのため、調理の際に紫色が加わってしまうといったことはありません。

にんにくの香りは強く、生の場合は多少辛みがあります。
加熱すると甘みが強くなり、ホクホクしたジャガイモのような食感になります。生の状態で食べるのももちろん良いですが、揚げたり、ローストしたりするのがおススメです。

北海道在来ピンクにんにく

主にオホーツク沿岸で栽培されているにんにくです。
外皮は白色をしていますが、剥くとピンク色の麟片が出てきます。しかしピンク色の内皮を剥くと中は白いにんにくとなっています。

含まれるアリシンが一般的なにんにくの約1.4倍となっています。
アリシンはにんにくの香りと味の成分でもあります。そのため、ピンクにんにくは、香りと辛みが強いです。
また、抗酸化作用を持つフラボノイドが豊富に含まれています。

オホーツク沿岸という厳しい環境で育つ生命力の高いにんにくです。
そのため、栄養価も高くなっています。

◆暖地ニンニク◆

土佐にんにく

土佐ニンニクは16世紀に中国から日本(高知県)に伝わったといわれています。
高知ニンニクは2種類あります。白い外皮に紫が少し入ったものと、外皮が赤紫色の赤玉種と呼ばれるものです。
どちらも球が大きく、麟片も少なくなっています。

白い外皮のものは辛みが強めです。それに対し赤玉種は辛みはそれほど強くなくあっさりした風味になっています。

高知県名物と言えばカツオのたたきですね。たっぷりのにんにくと一緒に食べるのが一般的です。その際は土佐ニンニクを使うようです。
土佐ニンニクは市場に出回っていないため、入手は難しいですが、ネット通販で買えます。

上海早生

主に九州地方で栽培されているにんにくです。
大きさは福地ホワイト六片と同じくらいです。しかし、真っ白な外皮の福地ホワイト六片に対し、外皮が少し黄色がかっています。
また麟片も12と多いです。

にんにくの香りもそれほど強くなく、マイルドな風味となっています。
加熱してもそれほど甘みは増しません。そのため、加熱よりも生の状態で薬味や風味付けに使うのがおススメです。

島にんにく

沖縄で古くから栽培されているにんにくです。
一般的なにんにくに比べ、球は小ぶりです。麟片も大体20前後入っているので、一片はとても小さいです。

見た目は小さいですが、強い香りと辛みを持っています。
また、葉が柔らかいので炒め物や和え物として食べることができます。

◆その他のにんにく◆

正確にはにんにくではないのですが、こちらも紹介しておきます。

無臭にんにく(ジャンボニンニク)

無臭ニンニクは正確にはにんにくではありません。にんにくと似た形状、風味を持つことから一般的に無臭にんにくと呼ばれています。
にんにくと似た香りはしますが、通常のにんにくの約1/14の香りとなっています。香りが薄いことから無臭にんにくと呼ばれていますね。

大きさは一般的なにんにくの5~8倍とかなり大きめです。
にんにくのような強い辛さがないため、生をスライスしてサラダとして食べることもできます。

本物のにんにくとの大きな違いはその栄養価です。
アリシンなどのにんにくに多く含まれる成分は若干含んでいるくらいです。そのため、にんにくによる作用はほぼありません。

臭いが薄いため、口臭や体臭を気にする必要はありませんが、にんにくの効果はほぼ期待できません。

産地によって形や色、臭いや味、栄養価に違いがあります。
自分の好きなタイプのにんにくを選びましょう!

にんにくの芽の栄養と効果

にんにくの芽は実際には芽ではありません。
にんにくが花を咲かせるために、伸ばす茎の部分です。地中に埋まっているにんにくに栄養を溜めるために、花を咲かす前に切り取られます。
その切り取った部分が「にんにくの芽」として販売されています。

それでは、にんにくの芽にはどのような栄養があるのでしょうか?

※にんにくの芽1本(約10g)あたりの量

◆カロリーおよび三大栄養素
・カロリー・・・5㎉
・炭水化物・・・1.06g
・タンパク質・・・0.19g
・脂質・・・0.03g
◆ビタミン類
・ビタミンA・・・6㎍
・ビタミンE・・・0.08㎎
・ビタミンK・・・5.4㎍
・ビタミンB1・・・0.01㎎
・ビタミンB2・・・0.01㎎
・ビタミンB6・・・0.06㎎
・ビタミンC・・・4.5㎎
・葉酸・・・12㎍
・パントテン酸・・・0.03㎎
◆ミネラル類
・ナトリウム・・・0.9㎎
・カリウム・・・16㎎
・カルシウム・・・4.5㎎
・マグネシウム・・・1.5㎎
・リン・・・3.3㎎
・鉄・・・0.05㎎
・亜鉛・・・0.03㎎
食物繊維・・・0.38g

他の野菜と比較すると、にんにくの芽はビタミンK、ビタミンC、葉酸が多く含まれています。
そのため、にんにくの芽を食べることで以下の効果が期待できます。

  • 骨を丈夫にする
  • 美肌効果
  • アンチエイジング
  • 免疫力アップ
  • ストレス解消
  • 貧血予防  etc.

また、食物繊維も豊富に含まれています。
にんにく本体は水溶性食物繊維が多いのに対し、にんにくの芽は不溶性食物繊維が多くなっています。
不溶性食物繊維は胃や腸で膨らみます。そのことによって得られる効果がこちら。

  • ダイエット効果
  • 便秘解消
  • 腸内のデトックス

胃で膨らむことから食べすぎを防ぐことができます。そのためダイエット効果が期待できます。
また腸で膨らみ腸の動きを活発にするため、便秘解消、腸内に溜まった毒素などのデトックスも期待できます。

アリシンも含まれているの?

にんにくの芽にもアリシンは含まれています。にんにく本体ほどの量は含まれていませんが、にんにく本体よりもたくさん食べることができるため、アリシンの作用はにんにくの芽でも十分期待できます。

にんにく注射って効くの?

にんにく注射というフレーズは聞いたことある方も多いと思います。

「にんにくエキスを注射するの?」

と思ってしまいますが、実際はにんにくエキスを注射するわけではありません。

にんにく注射の主成分はビタミンB1です。
ビタミンB1の構成成分である硫化アリルが少しにんにく臭がすることから、にんにく注射と名付けられました。

注射1本に、にんにく約50個分のビタミンB1が含まれています。
ビタミンB1は糖質を分解しエネルギーを生み出します。そのため疲労回復や滋養強壮の効果が望めます。

にんにく注射によって期待できる効果がこちら。

  • 疲労回復
  • 慢性的な疲れの解消
  • 夏バテ解消
  • 冷え性解消
  • 風邪の予防
  • 不眠解消
  • 肩こり、腰痛の解消
  • 二日酔い
  • 虚弱体質
  • 美肌  etc.

仕事が忙しくて常に疲れを感じている人、風邪をひきやすい人などににんにく注射はおススメです。
また、エネルギー代謝を促進するため、肌の生まれ変わりがスムーズになり美肌効果も期待できます。

にんにく注射は何科?

にんにく注射は内科、皮膚科、整形外科、美容外科などいろいろな科で受けることができます。
しかし、どの病院でも必ず行っているとは限りません。
行っていない病院もあるので、受ける際には事前に調べておきましょう。

また、病院によっては保険適応外となる場合もあります。
料金の面もしっかり調べてから病院を訪れるようにしてください。

にんにく注射の値段と有効期間

おおよその値段・・・1,500~5,000円
有効期間・・・3日~1週間

保険が適応される場合と、されない場合があります。そのため値段は病院によってかなり違いがあります。

また、にんにく注射の効果が持続するのは3日~1週間くらいとなっています。その人によって持続時間も異なります。
効果を持続したい場合は、定期的に受ける必要があります。自分の体調を知り、定期的に受けるようにしましょう。 

カラダは臭くならないの?

にんにく注射をしたらカラダが臭くなりそうなイメージですね。
しかし、それは大丈夫!にんにく注射をしてもカラダや口はにんにく臭くなりません。
また、即効性があるため効果をすぐに実感できます。

にんにくを食べることだけでなく、体調不良を感じたら、にんにく注射を打つのもおススメです。

食べる時の注意点

にんにくを食べることで疲労回復を始めとする様々な効果を得ることができます。しかし、にんにくを食べる際に気を付けておきたいこともあります。それが

「食べすぎないこと。」

◆にんにくの一日の摂取目安◆
生にんにく・・・1片
加熱したもの・・・2~3片

必要以上に食べすぎてしまうと以下のような症状が出てしまうリスクがあります。

胃腸障害

特に生にんにくを沢山食べてしまうと胃腸障害を起こす危険性があります。
にんにくの殺菌作用によって胃腸の悪玉菌を除去することはできます。しかし、それに伴い善玉菌も死滅させてしまいます。
それにより胃腸障害を起こしてしまう場合があります。

胃痛・腹痛

にんにくには消化液の分泌を促し食欲を増進させる作用があります。
しかし、大量に食べると消化液が多く分泌されてしまいます。
大量に分泌された消化液は胃壁や腸壁を刺激し炎症を起こしてしまいます。

それにより胃痛や腹痛が起こってしまう場合があります。

便秘・下痢

食べすぎてしまうと、殺菌作用により腸内の善玉菌を死滅させてしまいます。その結果便秘や下痢といった症状が起こる場合があります。

貧血

にんにくには血液をサラサラにする作用があります。
しかし大量に食べると溶血作用によって血中のヘモグロビンが減少し、貧血になる恐れがあります。

アレルギー

牛乳や卵ほど発症することは多くないですが、にんにくによってアレルギーを引き起こす場合があります。

アリシンから変化してできるジアリルジスルフィド、アレルギーを引き起こすアレルゲンとなることがあります。
アレルギー症状としては、皮膚のかゆみや湿疹などの皮膚アレルギーが主となっています。

にんにくはカラダにとても良い食材ですが、食べすぎには注意しましょう!

まとめ

にんにくの小さな一粒には優れた作用がたくさん詰まっています。
上手ににんにくを使い、健康と美容に活かしてください。

ただし食べすぎはカラダに悪影響がでてしまいます。上手に食生活に摂り込みにんにくで元気になりましょう! 

著者情報

楽しいことを見つけるために、日々いろいろ模索しています。新しい健康法やビューティレシピを試したり、作ったりするのが好き。

本記事は、2017年8月4日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。