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感染症は本当に怖い!症状・種類・対処法徹底調査

2017年8月23日更新 | 668 views | お気に入り 42

感染症

命に関わらないものもありますが、死に至ってしまうこともある本当に怖い感染症。

風邪による高熱かと思いきや、感染症による高熱の場合もあるので自己判断はとっても危険。

感染症の症状、種類、対処法など感染症にまつわる情報を詳しく調べてみました!

 目次

感染症とは?

感染症とは

感染症とは病原性のある微生物が人の体内に入りこむ疾患のことです。

空気中や水、土壌にも多くの微生物が存在しており、細菌、ウイルス、カビなどが原因となります。

問題となる微生物に感染しても症状が起こる人と起こらない人がいます。

症状が軽いと本人は感染に気が付かず、知らないうちに周りに感染を広げていることもあるため注意しましょう。

感染症の予防は、病原性のある微生物を体内に入れないことですから、流行時期には感染経路をよく理解し、それに対する予防をすることです。

感染源

人、食べ物、虫、動物などが感染源となります。

感染した人からの飛沫感染や、汚染された動物や虫を媒体して感染することもあります。

食品にも病原性微生物が混入し、食中毒を起こす可能性があるでしょう。

感染経路

飛沫感染

感染者の咳やくしゃみで飛沫感染します。

飛沫は1mほどで落下するため、感染者から1~2m離れていると感染予防が可能です。

空気感染

感染している人の咳やくしゃみで病原性微生物が飛沫し、空気中で微生物が乾燥して漂います。

麻疹(はしか)や水痘(水ぼうそう)などは空気感染するため、出席停止扱いです。

これらの感染症はワクチンでも予防することができます。

接触感染

感染した人の血液や便、唾液などに病原性微生物が含まれそれが手に付着します。

感染者がドアノブなどに触れて微生物が移り、それに触れた人の傷口から感染します。

経口感染

汚染された食べ物により感染する方法です。

ノロウイルスは便中に病原性微生物が含まれ、それを触れた手で食べ物に触れると、経口感染します。

血液・体液感染

血液や体液にも病原性微生物が含まれているため、傷がある人がそれを触れることで感染します。

性病も体液で移る感染症のひとつです。

節足動物感染

虫が媒体になり虫に噛まれたり刺されたりして感染します。

感染予防法

感染症の予防

手洗い

病原性のある微生物を体内に入れないためには、手洗いが有効です。

手を洗うときは手首まで洗うようにし、石鹸を付けて流水ですすいでください。

手を拭くタオルやハンカチも感染源となるため、家族でも供用を避けるようにしましょう。

どんなときに手洗いするの?
  • 外から帰ってきたとき
  • 食事の前
  • トイレをした後
  • 調理の前
  • 感染している人をお世話したとき

このような際に手洗いを行うと、感染予防になります。

うがい

飛沫した病原性微生物を吸い込み体内に取り込むため、帰宅したらうがいをしましょう。

うがいのやり方
  • 口に水を含みブクブクさせる
  • 喉の奥でガラガラさせて吐き出す

ブクブクうがいをしてから、ガラガラうがいを何度か繰り返すと、口腔内に入り込んだ病原性微生物を洗い流すことができます。

マスクをする

感染者がマスクを付けると、周りの人に移す心配がありません。

流行がみられたら、感染者だけでなく周囲の人もマスクを付けましょう。

サージカルマスクを付けると予防効果が高くなります。

嘔吐物や下痢を素手で触らない

家族に感染者がいて嘔吐や下痢をしている場合、お世話することがあります。

これらにも病原性微生物は付着しているため、直接素手で触らないようにしましょう。

ペーパータオルで覆いビニール袋に入れて捨てます。

嘔吐や下痢をした場所は消毒をして、処理した人は手をよく洗いましょう。

血液や体液の感染に注意する

皮膚に傷があると、そこから感染者の血液や体液が触れ感染しやすくなります。

傷には絆創膏を貼っておくと、感染予防が可能です。

流行がみられる時期には、唾液が付着する部分を消毒すると感染予防ができます。

ドアノブなどの消毒

接触感染しやすいのは、ドアノブ、手すり、スイッチなどです。

家庭で感染者が出た場合は、これらの部分をアルコールで消毒すると感染予防になります。

調理方法に注意する

食中毒が発生しやすい夏は、調理器具を洗浄し、生物を扱った調理器具を共用しないことです。

食物の管理も適切な温度で保管するようにしましょう。

プールで泳いだら洗う

プール熱を予防するために、プールで泳いだら体をよく洗いましょう。

うがいをするのも感染予防になります。

スマホを拭く

意外と見逃しがちなのが、スマホからの汚染でしょう。

女性自身が調査したところ、トイレでスマホを使用している人の割合は、4人に1人いることがわかりました。

 

注意したいのが食中毒の流行がみられている時期です。

ノロウイルス、ロタウイルス、o-157などが発生している時期は、便中にこれらの病原性微生物が含まれ、接触感染する可能性があります。

家族がこれらの食中毒にかかっているときは、スマホをはじめトイレを除菌する必要あるでしょう。

 

しかし、スマホに付着する菌の多くは感染症を引き起こすような有害なものは少ないです。

感染が広がる恐れがなければ、気になる方がアルコールで拭き取るだけでよいといえます。

夏だからこそかかる感染症

夏の感染症

マダニ感染

ここ数年マダニに噛まれることで、「重症熱性血小板減少症候群」にかかる人が増えていると発表されています。

2014年では61人の発症者が出ています。

マダニに噛まれて感染症になる人が多いのは、九州や中国など西日本が中心です。

近年は感染症の原因となるマダニが増えていることから、夏から秋までの期間に、草むらや林に入る際の服装に注意を呼び掛けています。

症状

重症熱血小板減少症とは、マダニが持つウイルスで発症する病気です。

6~2週間の潜伏期間を経て、熱、咳、嘔吐、下痢など風邪のような症状が出ます。

重症化すると血小板が減少することから、このような名前が付けられているのです。

治療法

ワクチンでの予防法は存在しておらず、対症療法のみとなっています。

国内での死亡数は20%を超えることから、山などに入るときは注意が必要です。

 

噛まれると皮膚に口器を突き刺し長期間血を吸います。

噛まれたことに気が付かないことも多く、発見したら無理に剥がそうとしないことです。

無理に剥がすと体の一部が残ってしまうことがあります。

マダニに噛まれたら病院を受診し、適切な処置をしてもらってください。

 

亡くなった方は50歳以上が中心で、高齢の方や免疫力が低下している方は注意しましょう。

プール熱

プール熱

一般的に小児がかかる夏の感染症です。

原因はアデノウイルスによる感染で、プールを介して広がることからこのような名前で呼ばれています。

本来の病名は、「咽頭結膜熱」です。

大人でもまれに感染することがあるため、プールによく行く季節では注意しましょう。

症状

39度くらいの発熱が4~5日続き、喉が赤くなります。

結膜炎もおこし、目がゴロゴロした症状があるのが特徴です。

ときには耳にあるリンパ節が腫れることもあります。

子どもと大人での症状の違いはありません。

治療法

普通の風邪と同様に対症療法がおもとなります。

温かくして熱が高ければ解熱剤を利用し、結膜炎があれば眼科を受診し治療を受けてください。

アデノウイルスによる有効な治療法はないため、合併症を防ぐために抗生物質入りの点眼薬や、炎症を抑える副腎皮質ホルモン入り点眼薬を使用します。

 

感染を防ぐことが一番で、感染力が非常に高いため、大人がプール熱にかかったら、仕事を休むようにしましょう。

家族に感染者がいる場合は、タオルの共用は避けて健康な人の目にウイルスが触れないようにします。

 

近年はプール熱に感染する子どもが増えているようです。

昔は夏風邪と診断されることが多かったのが、最近は速やかに検査ができるようになり、プール熱であることはわかるようなったのが原因だと考えられます。

手足口病

手足口病も子どもの感染症として知られていますが、大人も感染することがあり、その場合は40度以上の高熱が出やすいため注意が必要です。

コクサッキーウイルスによる感染症で、病名のとおり手、足、口に水泡ができます。

症状は軽いため数日くらいで治る病気です。

 

小児が最もかかりやすく、年齢を重ねるごとに発症しにくくなります。

大人がかかっても通常は軽症ですが、まれに高熱が出て回復に時間がかかることがあるようです。

症状

3~5日の潜伏期間を経て、手や足などに水泡ができてきます。

水泡の痒みはありません。

中身が破れることがなく吸収されて水泡は消失します。

口の中に水泡ができると食べ物をとりにくくなるのが特徴です。

治療

ウイルスを保有している人からの飛沫感染や、便にウイルスが含まれ経口感染します。

流行が確認される時期には、手を洗いマスクをすることで予防できます。

多くの場合は感染したことにも気が付かず、自然と治る病気ですから、治療はしないことも多いようです。

口に水泡ができたら、食べ物に工夫して、熱が高ければ解熱剤を使いましょう。 

リンゴ病

この病気も子どもに多い感染症ですが、大人で免疫力を保有している人の割合は50~70%だといわれており、大人でもかかる可能性があります。

リンゴ病とは「伝染性紅斑」と呼ばれる病気です。

原因はウイルスによるもので、春から夏にかけて温かい時期に流行する傾向があります。

伝染力は「はしか」ほど強くなく、一度かかれば免疫を獲得し、一生かかることはありません。

症状

症状は全身の発疹のみで、熱はほとんど上がることはありません。

もし熱があっても微熱程度となり、1~2日くらいで下がります。

ほかにも両頬が赤くなるのが特徴です。

治療

とくに治療は必要がありません。

熱がある場合は安静を心がけ、皮膚のかゆみがあれば塗り薬を処方してもらいましょう。

注意が必要なのは妊娠中の女性で、子どもの頃リンゴ病にかかった経験がない方は、人が多い場所を避けましょう。

ヘルパンギーナ

夏に子どもがかかる咽頭炎のことで、ウイルスが原因です。

大人がかかるのは1割程度のため、あまり多くはありません。

症状

春から夏にかけて流行のピークを迎えるため、夏風邪のような症状で、発熱やのどの痛み、水泡があるときには注意しましょう。

手足口病と同様にコクサッキーウイルスが原因で、子どもがかかった際に大人がお世話をすることで、一緒にかかってしまう可能性があります。

治療

治療は特に必要なく、熱があれば安静を心がけ、口の中に水泡ができたら食べ物に注意しましょう。 

風疹

別名「三日ばしか」とも呼ばれる病気で、小児がかかることが多くなっています。

はしかとは別の病気で、軽く済むのが特徴です。

大人でもまれにかかることがあり、一度かかれば一生涯免疫ができます。

ウイルスによる感染症で、はしかより感染力は高くありません。 

症状

16~18日の潜伏期間を経て、38度くらいの発熱がおきます。

発熱とともに赤い発疹が全身にできて、多少のかゆみが出るのが特徴です。

リンパの腫れ、目の充血、咳などもみられることがあります。

症状は小児より大人のほうが重い傾向があり、その場合でも3~4日ほどで熱も下がり、発疹も消えてくるため心配はないでしょう。

治療

特別な治療法はありません。

熱があれば安静を心がける程度です。

 

注意が必要なのが妊娠中の女性で、妊娠5か月以内に感染した場合は、注意しましょう。

胎児の目、耳、心臓に異常が出る可能性があります。

妊娠中の女性は抗体検査を受けることで以前かかったかわかるため、調べてもらいましょう。

 

子どもの頃に予防接種を受けても十分な抗体ができていない人がいることがわかり、現在は中学生でも予防接種をおこなっています。

そのため現在は大きな流行はありません。

食中毒

食中毒

夏に大人が気を付けたい感染症は、O-157、腸炎ビブリオ、サルモネラ、黄色ブドウ球菌などが原因となる食中毒です。

細菌などが生成した毒素が食べ物に交じり、それを食べた人は急性胃腸炎になります。

症状は下痢、嘔吐です。

食中毒は原因によって「感染型食中毒」と「毒素型食中毒」に分けられます。

 

・感染型食中毒

サルモネラ菌や腸炎ビブリオなどが原因となります。

これらの菌が体内で増殖し食中毒を起こします。

そのため問題がある食物をとった直後ではなく、菌が体内で一定数に達してから症状が出るのが特徴です。

症状

38度以上の高熱、激しい腹痛や頭痛、嘔吐、下痢などをおこします。

潜伏期間は12~24時間で、2~3日経ってから症状を起こすこともあるため注意しましょう。

死亡率は少なく、1~2日程度で症状は回復し、2週間もすれば全開できます。

 
夏に多い腸炎ビブリオ食中毒

夏に最も発生しやすい感染型食中毒は、腸炎ビブリオ食中毒です。

海水中に含まれる菌が原因となり、保存状態が悪い海産物で食中毒になります。

夏にお刺身を食べる場合は、保存方法に注意しましょう。

 

・毒素型食中毒

ブドウ球菌、ボツリヌス菌がおもな原因です。

これらの菌が食物のなかで繁殖し、それを食べた人は菌が生成した毒素で食中毒になります。

症状

食べてから発症までの時間は短く、数時間程度で嘔吐、下痢をおこします。

発熱はまれで、抵抗力が低下している人でなければ死亡することはありません。

しかし、ボツリヌス菌がもととなる食中毒では、猛毒性となることもるため注意が必要です。

 

ブドウ球菌は健康な人の皮膚にも存在していますが、問題となるのは傷口が化膿している場合です。

手に傷がある場合は、絆創膏で患部を覆い、食品に移らせない対策をしましょう。

とくにおにぎりで発生しやすく、夏にお弁当を作る方は注意が必要です。

食中毒全般の治療

安静を心がけ、毒素を外に出すことが第一のため、嘔吐や下痢を止めないようにします。

脱水症状になりやすく、水分補給を心がけましょう。

食中毒の原因となる菌は、食品に混入していてもニオイや味で気が付きません。

腐敗したものは明らかにわかるため、食べるのを避けましょう。

ツツガムシ病

日本の河川や台湾、東南アジア、インドネシアなどで見られる、ツツガムシを媒体とした感染症です。

ウイルスより大きく細菌より小さい微生物の「リケッチア」が原因で、ネズミがリケッチアを持ち、ツツガムシ(ダニの一種)に人が刺されて感染します。

夏に発生しやすく、草むらや河川などに行った際にダニに刺された場合は注意しましょう。

症状

陰嚢や脇の下が刺されやすく、最初は赤くなります。

次第に6~10日ごろ発熱し、頭痛、食欲不振などの症状が特徴です。

熱は40度くらいまで上がり、5~10日ほど続きます。

全身にまだら模様の発疹ができて、リンパ節が腫れ、筋肉痛やしびれ、気管支炎もおこる感染症です。 

治療

治療は抗生物質がよく効きます。

感染しないことが一番で、感染が発生している地域に入る場合は、ゴム長靴を履きましょう。

4類感染症で医師は保健所に届ける必要があるため、事前に情報を得ておくことをおすすめします。

破傷風

破傷風

土中などに含まれる「破傷風菌」が傷口から入り込んだ感染症です。

乳幼児のころに予防接種をしており、予防接種でほぼ100%に近い割合で防ぐことができます。

そのため、1995年以降に新生児による感染は報告されていません。

発症年齢で多いのが、30歳以上の成人で年間100人未満です。

感染した人の約50%が死亡する怖い病気ですから、予防接種した記憶がない方は最寄りの病院に相談するようにしましょう。

症状

感染してから数週間くらいで発症し、筋肉のけいれんをおこします。

最初は体のだるさ、睡眠障害などが出ますが、次第に口が開けにくくなり、やがて筋肉のけいれんは全身に広がっていきます。

症状が進行すると呼吸筋もけいれんし、呼吸が止まって死亡するため注意が必要です。

治療

数週間前に傷ができて、口が開けにくくなったら、一刻も早く血清を打ってもらいましょう。

汚れた部分で怪我をした際には、小さな傷でも患部をよく消毒することが大切です。

伝染性単核症(腺熱)

キス病とも呼ばれる伝染病で、EBウイルスによるものです。

10歳までに感染しなかった方が、思春期に初めてこのウイルスに感染すると、インフルエンザのような症状がおこります。

リンパ節が腫れて高熱を出すため、別名「腺熱」とも呼ばれる感染症です。

症状

ウイルスの潜伏期間は10日前後で、寒気と発熱をおこします。

発熱は2週間くらい続けておこり、次第に熱が下がります。

リンパ節の腫れは痛みがなく、熱が下がればリンパ節の腫れも治る病気です。

まれに重症化し、その場合は脾臓や肝臓が腫れてきます。

 

子どもの頃に感染するとほとんどが無症状で、症状が出ても軽い風邪のような症状です。

近年若い人の間で流行がみられているのは、子どもの頃にこのウイルスに感染する機会がない人が増えているからです。

治療

感染を防ぐ方法は今のところないため、似たような症状があれば病院を受診しましょう。

死亡することはまれで、治療は対症療法が中心です。

海外旅行で注意したい感染症

海外旅行で多い感染症

今では海外旅行は一般的となっているため、海外で発生しやすい感染症にも注意してみましょう。

お盆など夏休みに海外旅行をする方は、次のような感染症に気を付けてください。

マラリア

おもに熱帯地方に渡航した際に、蚊に刺されることで感染します。

日本でも以前までは三日熱マラリアがみられていましたが、現在の感染のほとんどは輸入マラリアです。

マラリアには熱帯熱マラリア、三日熱マラリア、四日熱マラリア、卵形マラリアと原虫の種類によって分けられます。

そのなかでも熱帯熱マラリアは短時間で重症化しやすく、注意が必要です。

症状

潜伏期間は10~数週間ほどで、突然寒気と震えがおこり、40度くらいの高熱が出ます。

すると脈が速くなり、頭痛や手足の痛み、口の渇きがおきて、大量の発汗がみられ熱は下がります。

しかし3日目に再び高熱が出て、赤血球が破壊され貧血がおこり、脾臓が腫れてくるのが三日熱マラリアです。

四日熱マラリアは4日ごとに発熱を繰り返します。

熱帯熱マラリアは高熱が続きやすく、治療が遅れると死亡することもあるため注意が必要です。

予防

蚊を媒体にして感染するため、マラリアが発生する亜熱帯地域へ渡航する場合は、長袖長ズボンを着用し、防虫対策を万全にしましょう。

また、感染しても発症しない内服薬を服用しておく対策が可能です。

予防薬は医師の処方が必要となり、事前に受診しておく必要があります。

コレラ

近年は治療法によって死亡率は減りましたが、現在でも流行地域はあります。

日本でも19世紀に流行が見られ、多くの死亡者を出したことで知られています。

現在流行が見られているコレラはこれとは違うタイプで、毒性が弱いものです。

コレラ菌に汚染された水、食べ物を通して感染が広がります。

症状

潜伏期間は2~3日で、嘔吐と下痢をおこします。

軽症なら数日程度で下痢は治まりますが、重症になると米のとぎ汁のようになり、1日に何回も下痢をします。

このような下痢は水分が多く含まれ、脱水症状になり、血圧が下がって衰弱するのが特徴です。

しだいに筋肉のけいれんをおこし、意識もぼんやりとして、1~2日で死亡します。

治療

水分補給が重要で、点滴を静脈注射します。

昔は死亡率が50%と高かったのですが、現在は治療法の発展や、菌自体が弱くなっているため死亡率は1%以下です。

予防が一番大切で、流行地域に渡航する際には、生物や生水をとらないようにしましょう。

予防接種も利用できますから、事前に利用しておくと安心です。

はしか

別名「麻疹」とも呼ばれ、麻疹ウイルスによる感染症です。

感染力が非常に高く、誰でも一生に一度はかかります。

しかし、近年では予防接種の普及により、子どもの頃にかからず、大人になってから発症する人の例がみられているようです。

一度かかれば生涯免疫は続くため、海外に渡航する方は調べておきましょう。

現在でもアジアやアフリカ諸国では感染報告がみられており、一度もかかったことがない方は注意が必要です。

症状

3~4日の潜伏期間を経て、発熱、頭痛、鼻水、咳などの症状が出ます。

終わりごろに頬の内側に白い斑点が現れるのが特徴です。

しだいに全身に発疹が広がっていきます。

治療

はしかに有効な治療法はないため、対症療法を利用します。

予防には予防接種を2回摂取することで免疫が得られます。

平成19年、20年に10~20代の人にはしかが大流行しており、この年代の方は予防接種を一度も受けていない人が多く、受けていても一度の予防接種では十分な免疫力が獲得できていないことがわかりました。

これらに該当する人は、注意するようにしましょう。

腸チフス

法定伝染病のひとつで、保菌者の便などにチフス菌が含まれ、食物や水を介して感染します。

症状

1~2週間の潜伏期間を経て、最初は倦怠感、食欲不振、関節通、発熱があります。

風邪をひいたような症状で、この段階で腸チフスに気が付くことはまれです。

治療が適切におこなわれないと、40度くらいの高熱が出て、皮膚にはバラ疹があらわれます。

熱は4週まで続き次第に熱が下がって回復していきます。

治療

法定伝染病の扱いのため、腸チフスだと診断した医師は届け出る必要があります。

日本では感染症法の三類感染症の扱いとなり、一般病棟で入院による治療が必要です。

治療は、抗生物質を長期間服用します。

予防が第一で、流行がみられる地域で、生物や生水をとらないようにしましょう。

死亡率は1%以下で、予防接種が有効となるため、渡航前には受けてください。

発疹熱

ウイルスより大きく細菌より小さい微生物の「リケッチア」の一種で、ネズミやノミを媒介し感染します。

以前では日本でも関東以西でみられていた伝染病ですが、今は日本ではみられず、近年ではベトナムやインドネシアでの感染例があります。

症状は軽症で、法律で予防するような伝染病ではありません。

症状

寒気と発熱がおこり、熱は37~39度くらいです。

ほかにも頭痛、吐き気、筋肉痛、目の充血など発疹チフスと似ています。

治療

治療は抗生物質が有効で、症状も軽く死亡することはほとんどありません。

ネズミやノミを駆除することが大切で、人から人へ直接移る心配はないといえます。

クリミア・コンゴ出血熱

近年マダニを媒介とするクリミア・コンゴ出血熱の発症が増えており、厚生労働省は海外渡航に注意を呼び掛けています。

感染する恐れがあるのが、アフリカやヨーロッパの一部、アジア地方です。

北緯50度以下の地域で生息する、イボマダニが媒体となっています。

症状

ダニに噛まれてから1~3日で、突然の発熱と頭痛、筋肉痛などの症状がでます。

血便、鼻血などの出血症状があるのが特徴です。

発症から2週間で約30%が死亡しており、感染の恐れがある地域へは渡航を控えるようにしましょう。

治療

有効な治療法はなく対症療法が中心です。

ワクチンも開発されていないため、流行地域に渡航する場合は、長袖長ズボンを着用し、虫よけスプレーを使いましょう。

家畜からの感染例もみられているため、むやみに現地の家畜に近づかないことです。

感染した動物は出血を伴わず、感染したことがわかりません。

狂犬病

日本では飼い犬に狂犬病の予防注射が徹底されているため、感染の危険性はありません。

ただし、海外では発症例もあるため、渡航の際には注意しましょう。

狂犬病にかかっている犬に噛まれると、唾液を通し人に感染する病気です。

潜伏期間は2週間~60日くらいとなっています。

症状

発症すると食欲不振、睡眠障害となり、不安で落ち着かない様子になります。

次第に頭痛がおこり、興奮しやすくなり、食べ物を食べようとすると喉の筋肉がけいれんしてきます。

症状が進行すると水を見ただけでもけいれんが酷くなり、けいれんは全身に広がり呼吸困難をおこす感染症です。

意識がしっかりしているため、本人は呼吸がつらく感じます。

さらに経過すると全身が麻痺して発熱をおこし、100%の確率で死亡する病気です。

 

発症すると治療法はないため、感染しないようにしましょう。

狂犬病ワクチンがありますから、感染例がある地域に渡航する際には、ワクチンを打つようにします。

治療

狂犬病に感染した恐れがある方は、その直後から連続してワクチンを接種すると、発症を抑えることができます。

黄熱

アフリカや南米で見られる感染症です。

野口英世博士が感染したことが有名でしょう。

検疫伝染病として扱われ、海外に渡航する際には「黄熱予防接種証明書」の提出が必要な国があります。

蚊を媒体とする感染症で、感染症法では四類に分類されているタイプです。

症状

突然の寒気と高熱が出て、頭痛、腰痛、嘔吐、四肢の痛みがあります。

症状は3~4日程度でよくなります。

まれに再発することもあり、その場合は黄疸や皮下出血などをおこすため注意しましょう。

治療

黄熱に対する特効薬はないため、予防が一番です。

発症した場合は対処療法しか手立てがなく、死亡率は15~80%ともいわれています。

流行がある地域に渡航する際には、予防接種をしておきましょう。

人から人へは感染しないため、蚊に刺されないよう長袖長ズボンを身に付けることです。

ジカ熱

妊娠中の女性に注意が必要ということもあり、一時期はニュースをにぎわせていました。

蚊を媒体としてジカウイルスに感染する病気です。

南半球での流行が見られており、日本での感染例は海外渡航者によるものとなっています。

妊娠中の女性が感染すると、小頭症の子どもが生まれるリスクがある感染症です。

症状

症状は発熱、発疹、関節痛、結膜充血となっています。

治療

とくに治療は必要なく、熱が高ければ解熱剤を使う程度です。

妊娠中の女性が海外渡航する場合は、蚊に刺されない対策をしましょう。

長袖長ズボンを身に付け、虫よけスプレーを使用するのが効果的です。

また、妊娠中の女性は流行地域へは渡航を避けましょう。

デング熱

蚊を媒体とし、デング熱ウイルスの感染により発症する病気です。

日本にはない感染症とされていましが、2014年に国内でデング熱に感染した例があるため、今後は日本国内でも注意するようにしましょう。

もともと亜熱帯地域で発生する感染症で、日本では冬を越せないためいったんは収束しました。

しかし、現在海外渡航者は珍しくなく、海外でデング熱に感染した人が帰国し、蚊を媒体として広がる危険性があります。

症状

潜伏期間は5~8日程度で、急に寒気と発熱がおこり、体の節々が痛み出します。

3~4日くらいで熱は下がりますが、再び熱がぶり返し、足に斑点状の発疹が現れてきます。

治療

特効薬はないため、解熱剤や鎮痛薬などの対症療法が中心です。

安静にして自然に回復するのを待ちます。

死亡する例はまれではありますが、2016年にフィリピンでデング熱に感染した女性が、出血熱で死亡する例があります。

 

デング熱が発生している地域に渡航する場合は、長袖長ズボンで蚊に刺されないよう対策しましょう。

媒体となるヒトスジシマカは日中に活動するため、昼間の対策が重要です。

日本で流行が見られる場合は、蚊の発生源となる水場をつくらないようにします。

 

デング熱は一度感染すると免疫力を持ちかかりません。

しかし、デング熱のウイルスは4種類あるため、一度かかっても油断しないようにしましょう。

感染症にかかる人、かからない人の違いは?

感染症かかる人かからない人

感染症はかからないのが一番です。

そのため、感染症に気を付けている方は、流行時期に手洗いやうがいなどの基本的な対策はしていると思います。

それでも感染症にかかってしまう人がいるのはなぜなのでしょうか?

もともと感染症に抵抗力がない

遺伝的な要素でもともと特定の病原菌に対し抵抗力がない人がいます。

免疫力が低い

普段から食事に注意し、適切な睡眠を取っていれば、免疫力は保つことができます。

普段感染症にかかりにくいのに、たまたまインフルエンザにかかったということは、そのときに疲れていた可能性があるでしょう。

栄養面やストレスでも、免疫力は正しく働くことができません。

抗生物質を多用しない

抗生物質が効かない病原性微生物が発見されニュースをにぎわすことがあります。

微生物は抗生物質の脅威にさらされていて、変異を生むことがあるため、抗生物質の使い過ぎはリスクを伴うのです。

感染症の治療で使わなければならないときや、肺炎や脳炎のように重篤な症状を招く恐れがあるときのみに使いましょう。

化学物質を避ける

できるだけ生活内から化学物質を取り除くことで、免疫系が正しく働くことができます。

まとめ

夏にかかりやすい感染症を中心に、海外旅行でも気を付けたい感染症を紹介しました。

感染症といったらインフルエンザなど風邪を思い浮かべる人が多いとは思いますが、いろいろと調べてみると風邪と似た症状がある異なる感染症もあることがわかります。

風邪かな?と思っていたのに症状が酷くなる場合は、紹介した感染症でないかチェックしてみましょう。

気になるときには早めに医療機関を受診してください。

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著者情報

最近はもっぱらナチュラル思考です。自然が大好き!

本記事は、2017年8月23日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。