甘酒は飲む点滴と言われるほど栄養価の高い飲み物。美容のために飲んでいる女性も多いはず。
今やどこでも買える甘酒ですが、家でも簡単に作れます!
自家製の方が、余計なものが入っていなくて栄養満点!
市販と自家製の違いと甘酒の作り方を紹介します!
目次
甘酒と聞いて何を思い浮かべますか?
「アルコールが入っている」
「砂糖で味付けしている」
なんて思い浮かべる方も多いかもしれませんね。しかし、それは今回紹介する甘酒とは違います。今回主に米麹甘酒について紹介します。
甘酒には米麹甘酒と酒粕甘酒の2種類があります。
まずはこの2つの違いについて紹介します。
米麹甘酒は、米麹と水を合わせたものを温め発酵させることで出来ます。発酵の段階でブドウ糖が生まれ、砂糖を加えることなく自然な甘さを持ちます。
また、甘酒というとアルコールを含んでいるイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?
しかし米麹甘酒は
「アルコールを一切含んでいない。」
酒というジャンルではありますが、アルコールは一切含んでいません。そのため、飲んでも酔っ払うようなことはありません。運転前や小さなお子さんでも安心して飲むことができます。
酒粕と水を合わせて火にかけ作る甘酒です。酒粕と水だけで作った場合の米麹甘酒とのカロリーを比較すると・・・
若干酒粕甘酒のほうがカロリーは高めですね。しかし、酒粕自体には甘さがないため、実際には砂糖を加えて作ります。その結果がこちら。
砂糖を加えるためやっぱりカロリーは高くなってしまいます。
普段何気なく摂っている白砂糖。料理をする際にも欠かせない調味料ですね。
酒粕甘酒の甘さを出すために白砂糖を使う方もいることでしょう。
しかし、実は白砂糖はカラダに良くないって知っていましたか?
白砂糖はさとうきびを加工したものです。その工程によって栄養素はほぼ取り除かれてしまっています。
また、白砂糖を摂ることで以下のようなカラダへのリスクがあります。
①白砂糖摂取→血糖値の急上昇
↓
②インスリンの大量分泌→血糖値の急降下
↓
③脳の機能低下
↓
④脳からアドレナリンが分泌
↓
⑤イライラ、キレやすい、情緒不安定などの症状が現れる
白砂糖を摂る事でカラダにはこのような変化が現れます。低血糖症の主な症状をまとめました。
砂糖の摂りすぎは肥満だけでなく、精神的にも多くの悪影響を及ぼしてしまうのです。怖いですね~。
そして酒粕甘酒の一番の特徴がこちら。
「アルコールが入っている」
という点です。日本酒はお米と水を合わせたものを発酵させて作ります。そうして出来上がったものの上澄み液が日本酒となり、残った固形物が酒粕となります。
発酵させることで生まれたアルコールは酒粕にももちろん残っています。
そのため酒粕で作った甘酒の場合、アルコールを含んでいるということになります。
酒粕甘酒を作る際の分量にもよりますが、大体1%のアルコールを含んでいるとされています。
そのため、運転前やお子さんが飲む際には注意が必要です。
酒粕甘酒も酒粕という発酵食品を使っているため、カラダに良い効果もあります。
しかし砂糖を加えるため、カラダへのリスクを考慮しなければなりません。毎日飲むとなれば、それなりにカラダへの影響があると思われます。
「カロリーが低い」
「アルコールが入っていない」
「砂糖を加えない」
この3つの点から、誰でも安心して飲めるのは米麹甘酒ということになります。
そのため、今回は米麹甘酒にクローズアップしてその作り方やレシピを紹介していきたいと思います。
自動販売機やスーパーなどでも米麹甘酒は購入できます。
「わざわざ作らなくても良いのでは?」
作る手間を考えたら市販されているものを購入すれば良いように思えますね。
しかし、飲むのであれば自家製をおススメします。その主な理由がこちら。
・加熱処理をしていない
・添加物が入っていない
・出来たては美味しい
・リーズナブル
市販のものは品質保持、殺菌のために加熱処理をしているものも多いです。米麹甘酒にはたくさんの栄養素が含まれています。そのため、飲む点滴とも呼ばれています。
しかし、加熱処理をしてしまうと多くの栄養素が熱によって破壊されてしまいます。そのため、同じ原材料で作っていたとしても、自家製甘酒よりも栄養価が劣ります。
しっかりと甘酒の栄養を摂るためには、市販のものよりも自家製が良いでしょう。
米麹甘酒は米麹と水だけで作ります。本来はこの2つの材料さえあれば作れてしまうものです。
しかし市販されているものは、品質保持のための安定剤や味を整えるための甘味料、酸味料などが含まれている場合があります。
商品の品質保持のために使用される添加物は、人工的に作られたものです。そのため、カラダに害を与えてしまうリスクがあります。
健康のためにはできるだけ添加物の入っていないものを摂ることが大切です。
普段食する多くの食品のほとんどは出来たてが美味しいですよね。
甘酒もまた出来立てのものが美味しいです♪
作りたてならば、しっかりと酵素が生きているためフレッシュな味わいとなっています。
自家製甘酒ならば、甘味料や酸味料を加えた市販のものとは違う、本来の美味しい甘酒を飲むことができます。
米麹甘酒の材料は「米麹」と「水」の2つ。あとは家にある調理器具を使うだけで作ることができます。
米麹は1kgあたりだいたい800~1,000円台前半の値段となっています。
1kgの米麹で約2リットルの甘酒を作る事ができます。
出来上がったものは濃厚なため、水やお湯で薄めて飲むことが良いとされています。
そうなるとさらに、少しの材料費だけでたくさんの甘酒を作れるということになりますね。
お金をかけずにリーズナブルな値段で甘酒を飲めるというメリットは大きいのではないでしょうか?
麹は米や大豆、麦などにコウジカビを付着させ発酵させたものです。
米麹はその名の通り、お米にコウジカビを繁殖させた発酵食品となります。
米麹は2種類あります。それぞれのメリット、デメリットを含め紹介します。
生の状態の米麹です。生の状態のため麹菌が生きています。
◆メリット◆
生の状態のため、麹菌の量が多いです。そのため麹菌の作用が強いのが特徴です。
麹菌は菌糸の先端から酵素を生成、放出します。その酵素が米の主成分であるデンプンを分解します。デンプンを分解することで出来るのが糖です。
米麹で作る甘酒が砂糖を加えないにもかかわらず甘いのは、このデンプン→糖の変化があるからです。
生麹の場合、麹菌の量が多く活動も活発なため、デンプン→糖の作用が強いのが特徴です。
そのため、乾燥麹を使った甘酒よりも、より甘みの強い甘酒になります。
◆デメリット◆
麹菌が繁殖しやすい環境ということは、その他の菌も繁殖しやすいということになります。もちろんその中には雑菌も含まれます。
そのため、雑菌を繁殖させないために衛生面に気をつけて保管、管理する必要があります。
生の状態のため、麹菌によりどんどん発酵が進みます。良い面でもありますが、反対に劣化のスピードが速いというデメリットがあります。
常温保存はできません。10℃以下で保存する必要があるため、冷蔵庫または冷凍庫での保存となります。
生麹を使うと、より甘く濃厚な甘酒を作ることができます。
その一方、品質が劣化しやすいため、保存方法や保存期間には注意が必要です。
生麹の水分を飛ばして乾燥させたものです。
◆メリット◆
乾燥わかめや乾燥ひじきなどの乾物は常温保存できますね。それと同じく乾燥麹も常温での長期保存が可能です。
だいたい3ヶ月くらいは保存できると言われています。
ただし、高温多湿の場所に保管していると、米麹が劣化してしまいます。
夏場などはできるだけ涼しい場所に保管するようにしましょう。
菌の繁殖に必要な水分を飛ばしているため、劣化や雑菌の付着がしにくいというメリットもあります。
ただし、湿気の多い場所に保管していると水分を吸収し雑菌が繁殖してしまうことがあります。
保存する際には、密封容器に入れるなどして湿気から守るようにしてください。
◆デメリット◆
生麹に比べ麹菌の作用が弱いというデメリットがあります。
そのため、デンプン→糖への変化も生麹よりも低いです。生麹甘酒は強い甘みと濃厚な味わいになりますが、それに比べあっさりとした甘さと風味になります。
また、麹菌によるカラダヘの作用も生麹よりも低めです。
生麹、乾燥麹、それぞれメリット、デメリットがあります。栄養と味で選ぶのであれば生麹がおススメですね。
保存性で選ぶのであれば乾燥麹が良いでしょう。
米麹で作る甘酒には3種類あります。
炊いたごはんと米麹を合わせて作ります。
水は加えないので出来上がりは水分が少なくジャムのような状態になります。そのまま甘味料として料理に使うことができます。
甘酒として飲む場合は、水やお湯に溶いて飲みます。
米麹と水の2つだけで作る方法です。米麹の甘みがとても強いです。
また麹オンリーのため、その作用も強いです。
生麹など良質な麹が手に入った場合は、このはや作りがおススメです。
米麹、米(炊いたごはん)、水の3つで作る方法です。米を加えるため、はや作りよりもサラッとマイルドな味になります。
「甘酒は飲んでみたいけど匂いや味が苦手・・・。」という方はこちらのうす作りが飲みやすくて良いでしょう。
お酒を作るなんて難しそう・・・。と思っていませんか?
しかし米麹甘酒は・・・簡単に作れちゃうのです!
栄養満点で手軽に作れる自家製米麹甘酒。
保温ポット、炊飯器、ヨーグルトメーカーを使ったそれぞれの方法を紹介します。
※以下の方法で作った甘酒は市販のものよりも甘く濃厚になります。
そのまま飲むには味が濃すぎると感じる場合は、水やお湯をお好みの量加えて薄めて飲むようにしてください。
保温性の高い構造をしているため、長時間の保温が可能ですね。
そのため、適温によってじっくりと発酵させる米麹甘酒を作るのにぴったりです。
米麹甘酒の作り方は3種類あります。ポットの形から、かた作りは出来上がった甘酒を取り出しにくいのでおススメできません。
そのため「はや作り」と「うす作り」の2つの作り方を紹介します。
用意する材料(出来上がり約550ml)
★米麹(生麹or乾燥麹)・・・250g
★水・・・300ml
★鍋
★保温ポット
★温度計
◆作り方◆
①保温ポットにお湯を入れて中を温めておきましょう。
②鍋に水を入れ火にかけて65℃くらいまで温度を上げます。
③②に米麹を入れて混ぜ合わせましょう
※生麹の場合は固まっているのでほぐしながら入れて、塊がなくなるまで良く混ぜましょう。
④再び鍋の温度を65℃まで上げます。麹菌の活動は60℃が最適と言われています。
しかし、保温ポットに入れたとしても徐々に温度が下がってしまうので、最初の段階で65℃まで上げておきましょう。
⑤予め保温ポットに入れておいたお湯を捨てましょう。そこに温めた甘酒の素を入れます。
⑥ポットの中の温度を計ります。温度が60℃以下になっている場合は、一度取り出して鍋で温めなおして下さい。
⑦蓋を閉めたらそのまま6~8時間放置。蓋を取り、甘酒の甘い匂いがするようになったら完成です。
材料(出来上がり約550ml)
★米麹(生麹or乾燥麹)・・・100g
★ご飯・・・1合(150g)
★水・・・300ml
★鍋
★保温ポット
★温度計
◆作り方◆
①保温ポットはお湯を入れ予め温めておきます。
②鍋に水とご飯を入れダマがなくなるように良く混ぜます。
③火にかけ65℃まで温度を上げます。
④米麹を入れさらに混ぜます。
⑤火にかけて温度を再び65℃まで上げます。
⑥⑤をお湯で温めておいた保温ポットに移し、再び温度を測りましょう。
※温度が60℃以下の場合、再び鍋に戻し火にかけて温度を上げましょう。
⑦そのまま6~8時間放置したら完成です。
炊飯器はご飯を炊くだけのものではありません。米麹甘酒を作ることもできちゃう優れた料理家電です♪
材料(出来上がり約550ml)
★米麹(生麹or乾燥麹)・・・250g
★水・・・300ml
★鍋
★炊飯器
★布巾
★温度計
◆作り方◆
①炊飯器の釜に米麹を入れます。生麹の場合は細かくほぐしておきましょう。
②鍋に水を入れ火にかけて60℃まで上げます。
③①に②を入れよく混ぜます。
④釜に布巾をかけ、保温モードにします。
⑤炊飯器の温度が上がり過ぎないように、少し隙間を開けた状態で蓋を閉めます。蓋と本体をテープで止めると良いですよ♪
※蓋の隙間の状態によって温度は変わります。適温(60℃)になるように調整してください。
⑥そのまま6~8時間放置したら完成です。
材料(出来上がり約550ml)
★米麹(生麹or乾燥麹)・・・100g
★ご飯・・・1合(150g)
★水・・・300ml
★鍋
★炊飯器
★布巾
★温度計
◆作り方◆
①鍋に水とご飯を入れ火にかけて60℃まで温めます。良く混ぜてご飯をほぐしましょう。
②①に米麹を入れよく混ぜ合わせます。
③鍋の温度を計り60℃以下になっていたら再び温度を60℃まで上げます。
④炊飯器の釜に鍋の中身を移します。
⑤釜に布巾をかけ保温モードにします。
⑥炊飯器の蓋を少し開け60℃を保てるようにしましょう。
⑦そのまま6~8時間放置したら完成です。
※ご飯の粒々が残っているようであれば、もう少し放置時間を延ばして下さいね。
炊飯器を使う場合は「かた作り」の甘酒が作れます。
材料
★米麹(生麹)・・・150g
★米・・・1合(150g)
★水・・・1合を炊く分
★炊飯器
★布巾
★温度計
◆作り方◆
①お米をやわらかめに炊きます。
②ご飯が炊けたらしゃもじで混ぜながら80℃くらいまで冷まします。
③米麹を加えてよく混ぜながら60℃になるように調整します。
④ぬれた布巾を釜にかぶせ、蓋を半開きにし60℃を保ちながら6~8時間放置したら完成です。
※途中で数回混ぜながら温度を確認し、60℃を保つようにしてください。
温度調整がすこし面倒ですが、家にある炊飯器さえあれば上質の甘酒を作ることができます。
夜仕込んでおけば朝には出来上がっています。炊飯器を使わない時間を有効活用して作っちゃいましょう!
材料(出来上がり約550ml)
★米麹(生麹or乾燥麹)・・・250g
★水・・・300ml
★ヨーグルトメーカー
★温度計
◆作り方◆
①ヨーグルトメーカーに米麹と水をいれ混ぜ合わせます。
②温度を60℃、タイマーを8時間にセットします。
③そのまま放置し8時間たったら完成です。
材料(出来上がり約550ml)
★米麹(生麹or乾燥麹)・・・100g
★ご飯・・・1合(150g)
★水・・・300ml
★ヨーグルトメーカー
◆作り方◆
①ヨーグルトメーカーに米麹、ご飯、水を入れよく混ぜます。
②温度を60℃。タイマーを8時間にセットします。
③そのまま8時間放置したら完成です。
温度設定とタイマー機能が備わっているため、3つの方法のうち一番簡単に甘酒を作ることができますね。
もし家にヨーグルトメーカーがある方はぜひ甘酒を作ってみてください
今回は米麹甘酒の作り方がメインではありますが、酒粕甘酒の作り方も紹介します。
多少のアルコールを含み、生姜を加えるためカラダを温めたいときには酒粕甘酒がピッタリです。
★材料(3~4杯分)
★酒粕・・・100g
★水・・・400~500ml
★砂糖・・・大さじ3
★塩・・・ひとつまみ
★すりおろし生姜・・・お好みの量
★鍋
◆作り方◆
①鍋に酒粕と水を入れ半日~1日放置します。
時々混ぜておくと酒粕がしっかりと水に溶けます。
②火にかけ沸騰したら砂糖と塩を加えて混ぜます
③火を止めたら生姜を加えて完成です。
※事前に酒粕と水を合わせておくことで、酒粕がしっかりと溶けまろやかな仕上がりになります。
面倒なときには酒粕と水を合わせたものをすぐに火にかけてもOKです。
酒粕が溶けるようによくかき混ぜるようにしましょう。
米麹甘酒は常温に置いておくと、どんどん発酵が進み味もすっぱくなってしまいます。
しかし、きちんと保存しておけば数日~1ヶ月ほど美味しい甘酒を飲むことができますよ。
冷蔵庫または冷凍庫で保存しましょう。美味しく飲める期間の目安はこちら。
冷蔵庫・・・約3日~1週間
冷凍庫・・・約3ヶ月
甘酒の美味しさを長持ちさせる方法があります。それが「火入れ」というものです。
加熱することで雑菌や腐敗のもととなる菌を死滅させることができます。
そのため美味しさを長持ちさせることができます。
※ただし酵母菌も減少してしまうため、栄養価は落ちてしまいます。
①作った甘酒を鍋に移し中火で加熱していきます。
②ふつふつと一煮たちしたら火を止めます。
※ぐつぐつと煮込む必要はありません。高い温度にしすぎてしまうとせっかくの栄養素が壊れてしまいます。70℃くらいでさっと煮るようにしてください。
冷蔵庫・・・約1ヶ月
冷蔵保存の場合、瓶やタッパーに入れておけば飲みたいときに好きな量を取り出すことができますね。
しかしちょっと厄介なのが冷凍保存です。タッパーなどで保存してしまうと、必要な分だけ取り出しにくいです。
おすすめなのは「製氷皿」です。個別に凍らせることで必要なときに、必要な分だけ取り出すことができます。
製氷皿は100円均一ショップでも購入できるので、冷凍甘酒保存のために持っておくと良いですよ。
米麹甘酒はカラダにとてもよい飲み物です。しかし毎日同じものを飲むのも飽きてしまいますね。また、作りすぎてしまい余ってしまった・・・。なんてこともあるかもしれません。
そこで味に飽きた時、大量に作ってしまったときの甘酒を使ったアレンジレシピを紹介します。ぜひ試してみてください♪
材料 ~1人分~
★甘酒・・・100ml
★プレーンヨーグルト・・・100ml
★バナナ・・・1本
★氷・・・2、3個
材料を全てミキサーに入れ、なめらかになるまで攪拌したら完成です。
甘酒にヨーグルトの酸味が加わるので、甘酒特有の甘さが苦手な方にもおススメのレシピです。
ヨーグルトとバナナもまた美容と健康に良い食品です。
甘酒&ヨーグルト&バナナのトリプル作用が望めます。
材料 ~1人分~
★甘酒・・・150ml
★ココアパウダー(純ココア)・・・大さじ1
★湯(60℃くらい)・・・適量
3つの材料を合わせて完成です。
ココアパウダーの原料はカカオ。カカオはスーパーフードの一つでありとても栄養価が高いのが特徴です。
また、ビターなココアパウダーと甘い甘酒が合わさることで、美味しく飲めるドリンクとなります。
温かいままでも、氷をいれてアイスココアとしても楽しめます。
材料
★甘酒・・・200ml
★豆乳・・・200ml
★ゆであずき・・・150~200g
ジッパー付き袋に全ての材料を入れ軽く混ぜます。冷凍庫に入れ完全に凍る前に数回もむことでシャーベット状に凍ります。
大豆イソフラボンが豊富な豆乳は、アンチエイジング作用が期待できます。
また、ゆであずきはポリフェノールが豊富なため、こちらもアンチエイジング作用が期待できます。Wのアンチエイジング作用で肌を含むカラダの若返り効果があります。
材料
★甘酒・・・大さじ3
★EXオリーブオイル・・・大さじ2
★バルサミコ酢(なければ米酢)・・・大さじ2
★塩、こしょう・・・適量
材料を全て混ぜ合わせれば完成です。サラダにかけて食べましょう。
オリーブオイルはオレイン酸が含まれています。オレイン酸は血液をさらさらにする、悪玉コレステロールを減少させるなど健康作用を持っています。
オリーブオイルと栄養満点の甘酒と合わせることで、さらなる健康効果が望めます。
またバルサミコ酢による疲労回復効果も望めます。
材料
★魚介類(いか、たこ、貝類など好きなもの)・・・適量
★万能ねぎ・・・10本くらい
★甘酒・・・大さじ3
★白味噌(なければ家にある味噌でOK)・・・大さじ2
★酢・・・大さじ2
★みりん・・・大さじ1
茹でた魚介類とねぎに★を混ぜて作った調味料を和えましょう。
普通のぬた和えとは少し違う優しい甘さになります。
いか、たこ、貝類などはタウリンや鉄分が豊富です。そのため健康効果が望めます。
また、万能ねぎは食物繊維が豊富なため、便秘の予防、解消に役立ってくれることでしょう。
「甘酒は飲む点滴。」
そう呼ばれていますね。その理由は豊富な栄養にあります。甘酒の栄養と効果をまとめました。
米麹甘酒には約100種類の酵素が含まれていると言われています。
それらの中で代表的なのがこちらの2種類。
アミラーゼの作用によってデンプンが糖へと変化するために、甘くなります。糖はカラダを動かすためのエネルギーを生み出します。
疲労回復時や、体力回復のために病院で受けるブドウ糖点滴と同じブドウ糖が含まれていることから、飲む点滴と言われているようです。
米麹甘酒にはビタミン類も豊富に含まれています。
特に豊富なのがビタミンB類となっています。
これらのビタミンB類もまたブドウ糖点滴に含まれる成分です。
甘酒はまさに飲む点滴!!ですね!
麹菌がブドウ糖を作り出す際に生み出す物質のひとつがコウジ酸です。
コウジ酸の代表的な作用がこちら。
メラニン色素が肌に沈着することでシミやくすみができてしまいます。
メラニン色素を生み出す物質のひとつがチロシナーゼ。
コウジ酸はこのチロシナーゼの働きを抑制する作用を持っています。
そのため、甘酒を飲むことでメラニン色素の沈着を抑制することができます。シミを増やさず、さらには肌を白くすることも期待できますね。
私も甘酒は飲む点滴と呼ばれていることは知っていました。しかしなぜそう呼ばれているのかを今回詳しく知ることができました。
これからは健康と美容のために、甘酒を飲もうと思います。
意外と簡単にできる自家製甘酒、ぜひ皆さんも作ってみてください♪