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NG行動で学ぶ!基礎化粧品のトリセツ

2017年9月11日更新 | 3,358 views | お気に入り 24

基礎化粧品の正しい使い方

基礎化粧品の正しい使い方をご存知ですか?

なんとなく適当に済ませてしまっていたり、オールインワンばかり使っているので知らなかったり…なんてことはありませんか?
今回は知らないでうっかりやっている、スキンケアのNG集をチェックしてみましょう。

Ⅰ. やってはいけないスキンケアNG集

クレンジグ・洗顔

  • クレンジング剤でマッサージしている
  • クレンジングをシャワーで落としている
  • 週に1回はスクラブやピーリング系の洗顔料を使っている
  • 温かいお湯で洗顔している
  • 洗顔はしっかり洗い流すほどよいと思っている

化粧水・美容液・乳液等のつけ方

  • 洗顔後、すぐに美容液をつけている
  • 美容液をたまにつける
  • 化粧水をコットンで何回もパッティングしてつけている
  • 化粧水を手ですり込んでいる
  • 冬はしっとり系、夏はサラサラ系の化粧水を使っている
  • 化粧水はたっぷり使った方がいいと思っている
  • 乳液は化粧水が乾かないうちに塗っている
  • 目もとや口もとにも乳液やクリームをすり込んでいる
  • 乳液がツヤツヤしているうちにクリームを塗っている
  • オールインワン以外に何もつけていない

日焼け止め・パック

  • 長時間落ちない日焼け止めを使っている
  • シートパックを30分以上使っている
  • 小鼻用パックをマメに使っている
  • ふき取るタイプのクリームパックを常用している

その他

  • 同じブランドの化粧品をフルラインで使用している
  • 化粧品の使用期限をチェックしたことがない

Ⅱ. なぜやってはいけないのか?

1)クレンジング

クレンジング剤はメイク(=油汚れ)を落とすためのもので、多くの場合、合成界面活性剤が含まれています。ですから、これを長時間肌に載せておいたり、クレンジング剤でマッサージしたりすることは皮脂膜や角質層を壊し、荒れ肌のもとになります。
特に洗い流すタイプのオイルクレンジングは強力な合成界面活性剤が使われているので要注意です。

また、このタイプのクレンジングでは、丁寧に手で水となじませてから流すことが大切。いきなりシャワーをかけてしまうと、汚れが落ちず、毛穴の黒い角栓の原因になります。

2)洗顔

洗顔でのこすり過ぎはシミのもとになります。
また、体温より高い温度のお湯で流すことや、15回以上すすぐことも皮脂が奪われて乾燥肌のもとになります。
すすぐばあいは、手のひらに水をためて、顔に押し当てるようにして流します。とにかく摩擦と流し過ぎが肌の大敵なのです。

3)化粧水

化粧水は洗顔後、できるだけ間をおかずにつけることが大切です。完全に乾き切った角質層には、水分が浸透しにくくなるからです。
化粧水はまだ湿り気の残っている肌につけます。手のひらに500円玉大の化粧水を取って、手のひらで温め、15秒間のハンドプッシュで頬と額につけ、残りを指で目もとや小鼻の周りなどにそっと押し込むようにつけます。
コットンを使う場合は繊維の粗くないものを選び、やはり押し当てるように使います。何度もパッティグする方法は毛細血管が切れて赤ら顔のもとになります。

また、しっとり系の化粧水にはポリマーが含まれていて、うるおいとして皮膚表面に留まるわけですが、実は分子の大きいポリマーが邪魔をして、角質層への水分の浸透をさまたげます。冬でもさっぱり系化粧水を使って角質層に水分を与えたうえで、乳液で水分が逃げないように保湿しましょう。

化粧水から次ヘ移るタイミングは、水分が角質層に行きわたって、手が肌に吸いつくようなもっちり感が感じられたら、です。
化粧水の量が多すぎると浸透しきれない分が蒸発していくので、かえって乾燥の元になります。

4)美容液

美容液を使う順番は、化粧水と乳液の間です。美容液は水溶性の美容成分なので、化粧水で土台をしっかり整えて浸透しやすい水の通り道ができている時に入れていきます。
また、美容液には目的別の成分が含まれていて、毎日継続して使うことによって効果が表れるよう設計されていますので、一時的につけても意味がありません。

5)乳液

乳液はサラッとしているので、手のひらにのばしてから、内から外、下から上へ指を滑らすようにつけましょう。
目もとなど細かいところはそっと薬指で重ねづけするようにします。しばらく肌をつつみこむようにハンドプッシュし、ツヤ感がなくなって来たら肌に浸透した合図です。

6)クリーム

ここまで、「化粧水⇒美容液⇒乳液⇒クリーム」と、化粧品会社が提唱するフルラインを順番にご紹介してきましたが、すべての人にとってこのフルラインが必要なわけではありません。
始めから肌を甘やかしてしまうと、皮脂分泌量が自然に落ちていきますので、あくまでも自分の肌と相談しながら、皮脂分泌のできる健康な肌を保持していくことが大切です。私個人としてはリッチなテクスチャーのクリームは更年期過ぎてからでよいのでは?と思っています。

ただし、ファンデーションとクレンジングは、同じラインのものを使った方がキレイに落ちやすいように設計されています。

7)オールインワン

「オールインワン」という名称は、時短メイクの流行にともなって使われるようになったものです。成分的には、美容液・化粧水・乳液のいずれかの成分をゲル化したものを「オールインワン」と呼んでいます。ですから、ご自身が必要性を感じた場合は、他の化粧品と併用しても問題はありません。

8)日焼け止め

日焼け止めは紫外線吸収剤を使っていないもので、長時間のカバー力のないもの、汗で落ちて、しょっちゅう塗り直さなければならないものの方が肌には安心です。
落ちにくいファンデーションや日焼け止めは、強力な界面活性剤でないと落とせませんから、結果的に肌を荒らすもとになります。

9)パック

乾燥させてはがすタイプのパックは角質層の上層をもはがしてしまい、ダメージのもとになります。
また、何度も繰り返しはがしているうちに、毛穴が広がって硬くなってしまい、取り返しのつかないことになります。ふき取るタイプのパックはコットンでの摩擦がシミのもとなので、クリームパックであっても洗い流すことをお勧めします。
コットンをふき取る場合には、上質な繊維の柔らかいコットンで、必ず水を含ませて肌あたりを柔らかくしてからお使いください。それだけでも大分ダメージが軽減されます。

Ⅲ. お肌のために良い基礎化粧品とのつきあい方

季節の変わり目になると化粧品も衣替えしたくなりますが、そんな時にフルラインで変えるのは危険。肌に合わなかった場合にダメージが大き過ぎます。あくまでも、変えるのは一つずつ。万が一、肌トラブルが起きた場合に原因が特定できるようにしておきましょう。

肌のコンディションを保つためには、化粧水でもクリームでもお気に入りを二つ以上持っておくと安心です。というのも、一つの状態になれてしまうと、肌もだれてしまうことがあるので、たまに新しい刺激を与えてあげるとよいというのが理由の一つ。
もう一つは、リスク分散という理由からです。これは食べものでも同じですが、同じ成分だけ与え続けると、何かの弊害があった場合に大きくバランスを崩してしまいます。2種類以上の選択肢があれば、大きくバランスを崩すことはありません。

また、オーガニック化粧品を使う場合には、普通の化粧品以上に消費期限に注意することが必要です。植物からできていて、防腐剤が入っていないのがオーガニックですから、腐敗もしやすいわけです。特に目の周りに使うものなどは結膜炎の原因になりますから注意が必要です。
開封前のものは消費期限内に、製品にもよりますが開封後は1〜2ヶ月内で使い切ることが望ましいですね。

Ⅳ. まとめ

基礎化粧品の種類はたくさんありますが、それは「売るための論理」で作られています。どんな商品を選ぶのか、どんな使い方をするのかの判断力があるかないかで、お肌の健康も美しさも違って来てしまいます。

正しい基礎化粧品の使い方とともに、ご自身のお肌のクセを知って快適な美肌ライフをお送りください。

著者情報

美肌研究家/アンチエイジング・コンシェルジュ/セミナー・プロデューサー/「愛のファッション・プロファイリング講座」プロデューサー/立川ルリ子 R's メソッド認定講師

本記事は、2017年9月11日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。