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ビーツの人気が沸騰中!知りたい栄養について

2017年9月13日更新 | 2,405 views | お気に入り 30

シェフや美容家、野菜好きに注目されているビーツ。
スーパーではあまり見かけないので、雑誌やTVでその存在について知った方が多いのでは?

なかなか食べる機会がないであろうビーツは栄養たっぷり!
ビーツの入手方法なども合わせてビーツの魅力についてご紹介します!

目次

ビーツはどんな野菜なの?

雑誌やTVで紹介されることも多いビーツ。なんとなく名前や形は知っている方もいることでしょう。
しかしその正体を詳しく知っている人は少ないと思います。まずは、ビーツとはどのような野菜なのか紹介します。

ビーツは別名テーブルビート、ビート、火焔菜などとも呼ばれています。今回はビーツという名称で統一して紹介していきます。

品種

ビーツはアブラナ科の赤かぶに似ていますが、属するのはアカザ科です。実際は赤かぶとは全く品種が違う野菜ということになります。

てんさい糖の原料となる甜菜(別名サトウダイコン)と同種です。そのため、糖分を多く含んでいるという特徴があります。

原産地と生産地

ビーツを使った料理と言えばボルシチを思い浮かべますね。
そのため、ロシアが原産というイメージですが、実は地中海沿岸が原産と言われています。
近年ではオーストラリアやオランダ、ニュージーランドなどで盛んに栽培されています。
また日本国内でも茨城県や長野県などで栽培されています。

旬はいつ?

国産の場合、旬は6~8月となっています。この時期は栄養価が高く、比較的値段も安いビーツを手に入れることができます。

オーストラリアやニュージーランド産は夏場が旬となります。
またオランダ産のものは冬が旬となっています。

ビーツの種類

ビーツは赤、白、黄、渦巻きの4種類があります。
この中で私たちがよく知るのは赤ビーツですね。真っ赤な実は触っただけでも手に色がつきます。そのため、食用以外に染料として使われることもあるようです。

白や黄といったビーツは私たちにとってはあまり馴染みがありませんが、海外ではポピュラーな品種となっており、料理によく使われているようです。

真っ赤な色合いのため、なんとなく食べにくそうなイメージはありませんか?
しかし、実際は優しい甘みを持った美味しい野菜です。

「食べないなんてもったいない!!」

また栄養価もとても高いため、食べることで美容や健康への効果・効能が期待できます。

次の章ではビーツの栄養や効果、効能について詳しく紹介していきます。

ビーツの栄養と効果・効能

見た目の印象が強いビーツですが、その実にはどのような栄養素が詰まっているのでしょうか?まずはビーツに含まれる主な栄養素をまとめました。

※ビーツ1個(約200g中)のおおよその量

◆三大栄養素◆
・エネルギー・・・ 82キロカロリー
・タンパク質・・・3.2g
・脂質・・・0.2g
・炭水化物・・・18.6g
◆ビタミン類◆
・ビタミンE・・・0.2mg
・ビタミンB1・・・0.1mg
・ビタミンB2・・・0.1mg
・ビタミンB6・・・0.14mg
・ビタミンC・・・10mg
・ナイアシン・・・0.6mg
・葉酸・・・220㎍
・パントテン酸・・・0.62mg
◆ミネラル類◆
・カリウム・・・920mg
・ナトリウム・・・60mg

・カルシウム・・・24mg
・マグネシウム・・・36mg
・リン・・・46mg
・鉄・・・0.8mg
・亜鉛・・・0.6mg
・銅・・・0.18mg
・マンガン・・・0.3mg
食物繊維・・・5.4g

三大栄養素および、一般的な栄養素はこのようになっています。
これらの中でビーツが他の野菜に比べ多く含み、その効果が期待できるものがこちら。

◆ビタミン類◆

ビタミンC

ビタミンCは美白、美肌のために役立つ栄養素というイメージがあります。しかし美容に関わるだけではありません。カラダの健康のためにも欠かせない栄養素となっています。
ビタミンCの主なカラダへの作用をまとめました。

・抗酸化作用
・免疫力アップ
・アミノ酸の代謝をサポート
・カルシウムの吸収、代謝をサポート
・糖の代謝をサポート
・鉄の吸収を促進
・ストレス予防、解消
・アレルギーの抑制
・疲労回復
・美白、美肌  など

ビタミンCはこのようにさまざまな作用を持っています。
これらの中で特に注目したいのが

「抗酸化作用」

抗酸化作用とは、体内に発生した活性酸素を除去することです。
体内に活性酸素が溜まると、カラダのあらゆる器官を錆びさせてしまいます。錆びる=老化です。
活性酸素は臓器、肌、骨、筋肉などを老化させ機能を低下させてしまいます。

カラダの健康を守るためには体内の活性酸素を減らすことが必要となります。
それを担うのが抗酸化作用です。ビタミンCはとても強い抗酸化作用を持っていると言われています。そのため、体内の活性酸素を除去し、カラダの老化を抑制することが期待できるのです。

もちろんこの抗酸化作用によって、肌の老化も抑制することが期待できます。美肌のためにも役立ってくれますよ。

またビタミンCは他の多くの栄養素の吸収や代謝をサポートします。栄養素も摂るだけでは意味がありません。カラダに吸収されてこそ活かされます。
ビタミンCの栄養素の吸収をサポートする作用もまた、カラダの健康と美容のためには必要と言えましょう。

ビタミンCは水溶性ビタミン

ビタミン類は水に溶けやすい水溶性と、水に溶けにくい脂溶性ビタミンの2種類にわかれます。
ビタミンCは水に溶けやすい水溶性のビタミンです。そのため、ビーツを調理する際には溶けだしたビタミンCも摂れるような調理法が好ましいです。

※ビタミンCを含めビーツの栄養素がたっぷり摂れるレシピは、5章で紹介します♪

ナイアシン

ナイアシンは別名ビタミンB3となるビタミン類の仲間です。
主な作用がこちら。

・脂質、糖質、タンパク質をエネルギーに変換する
・細胞の生まれ変わりをサポート
・アルコール分解作用
・抗酸化作用   など

食べることで体内に摂りこんだ脂質や糖質、タンパク質などはエネルギーに変換する必要があります。それを担う栄養素の一つがナイアシンです。

また、細胞の生まれ変わりをサポートするため美肌効果も期待できます。

葉酸

ビタミンB群の仲間である葉酸には以下のような作用があります。

・細胞の再生をサポートする
・貧血予防
・心臓病、動脈硬化の予防 など

細胞の再生と聞いてもピンとこないかもしれませんが、生命維持のためにはこの細胞の再生が不可欠です。

例えば口、胃、腸などの消化器官の粘膜はものを食べる、消化するなどの行為により消耗してしまいます。
消耗した粘膜を補うためには細胞が再生し、新しい粘膜を作る必要があります。この時に再生をサポートするのが葉酸です。

また、お母さんのお腹の中にいる赤ちゃんも細胞の再生を繰り返しながら成長します。そのため葉酸は欠かせない栄養素となっています。

また、貧血の原因は鉄不足というイメージがありますが、実は葉酸の不足も原因となります。鉄だけでは赤血球を作ることができません。鉄&ビタミンB1&葉酸の3つの栄養素によって赤血球は作られます。そのため、赤血球を増やし貧血を予防するためには葉酸も必要となります。

パントテン酸

パントテン酸もまたビタミンB群の仲間です。主な作用がこちら。

・肌と髪の健康を守る
・ストレス耐性
・動脈硬化の予防 など

パントテン酸はビタミンCの働きをサポートします。ビタミンCはタンパク質の合成に必要な栄養素です。タンパク質は筋肉や肌、髪の素となります。

肌の潤いやハリを保つための成分コラーゲンはタンパク質が原料となっています。また髪もコラーゲンといった成分で作られています。

そのため、健康な肌と髪を守るためには、ビタミンCのサポートをするパントテン酸も必要不可欠ということになります。

また、パントテン酸はストレスにも大きくかかわります。パントテン酸にはストレスを軽減する副腎皮質ホルモンの働きを促進させる作用があると言われています。
そのため、パントテン酸を摂ることでストレス耐性が備わることが期待できます。

◆ミネラル類◆

ビーツにはいろいろなミネラル類が含まれていますが、特に含有量が多くその効果が期待できるのがこの3つのミネラルになります。

カリウム

ビーツは野菜の中でも特にカリウムが豊富です。
カリウムによって期待できるカラダへの作用がこちら。

・むくみの解消
・利尿効果
・高血圧の予防、改善
・筋肉の収縮、弛緩の調整
・神経細胞の伝達  など

カリウムの作用で代表的なのがむくみの解消ですね。
むくみの主な原因は体内に水分が溜まりすぎてしまうことです。

カリウムは体内の水分量を調整し、余分な水分を排出することで、むくみを解消します。

また、筋肉を収縮させる、緩めるなどの調整も行います。

夏場は汗と一緒にカリウムが失われやすいです。体内のカリウムが足りなくなることで、筋肉が動かしづらくなることも夏バテの要因と言われています。 

ナトリウム

私たちはナトリウムを主に食塩から摂取しています。そのためナトリウム不足になることはほぼないと言われています。
ビーツもまたナトリウムを含んでいます。ナトリウムの主な作用がこちら。

・体液の浸透圧調整
・筋肉の収縮、弛緩の調整
・神経の伝達
・食欲増進、消化促進
・精神の安定  など

このようにナトリウムもまた生命維持には必須な栄養素です。
しかし、摂りすぎてしまうと高血圧や心疾患などのリスクがあるので、適度に摂取することが大切です。

※ビーツはナトリウムを含んでいます。
しかしそれと同時に豊富なカリウムが含まれています。カリウムは余分なナトリウムを排出します。
そのためビーツを食べたからとナトリウムの過剰摂取となる可能性は低いです。

マグネシウム

・骨や歯の形成
・タンパク質の合成
・筋肉の興奮を抑制する
・神経の安定
・酵素の働きをサポート

マグネシウムはカルシウムとともに骨や歯の形成をします。

体内のマグネシウムは約70パーセントが骨に存在していると言われています。
血中のマグネシウム量が減ると、骨や歯を溶かしこれを補うと言われています。マグネシウム不足は骨や歯の健康を害してしまうことになります。

また、タンパク質を合成しエネルギーを作り出す、イライラや不安感などを抑制し安定させるなど、カラダと心の健康に大きく関わっているのがマグネシウムです。

注目の成分~NO(エヌオー)~

ビーツがカラダに良いと言われている理由がもう一つあります。
それが・・・

「NO(エヌオー)」!!

ノー!ではなくてエヌオーと読みます。
NOは一酸化窒素です。一酸化窒素は汚染物質というイメージがありますが、体内でも自然に作られる物質です。
そして今、ビーツの持つ体に良い効果をあたえる成分として注目されています。

NOは血管を柔軟にして拡張する作用すなわち「血管拡張作用」を持っていると言われています。
血管が柔らかく拡張することで以下のような効果が期待できます。

・血流増加
・血圧低下
・動脈硬化を抑制
・ダイエット
・アンチエイジング
・美肌
・基礎代謝アップ

血管が柔らかく拡張することで血流の改善が望めます。
血流が良くなるということは、血液に含まれる栄養がカラダの隅々の細胞まで運ばれることになります。

細胞にしっかりと栄養が運ばれることで、細胞も生き生きとしカラダの健康が守られます。また、美容に関してもその効果が期待できます。

ビーツはNOを含んでいます。NOの優れた作用は是非とも摂り入れたいですね。ビーツを食べて健康と美容に役立てましょう。

ポリフェノール~ベタシアニン~

ビーツと言えばその真っ赤な色素が特徴ですね。この赤い色素はベタシアニンというポリフェノールの一種です。
ベタシアニンは強い抗酸化力を持っています。それによりがんの予防効果があると言われています。

また他にもカラダに良い効果が期待できます。

・生活習慣病の予防
・心筋梗塞、脳梗塞の予防
・貧血予防
・アンチエイジング
・ダイエット
・美肌  など

ベタシアニンはビーツやレッドピタヤなど一部の植物にしか含まれていない貴重なポリフェノールです。
そしてその抗酸化力は5000種類以上存在しているポリフェノールの中でもトップクラスと言われています。これはますますビーツが食べたくなりますねっ♪

ビーツの入手方法

「ビーツってどこに売っているの?」
「スーパーに置いていないのだけど・・・(。´・ω・)?」

という声も多いですね。
ビーツは海外ではポピュラーな野菜ですが、日本ではまだあまり馴染みがありません。
そのため、日本でも栽培している農家さんは少なく流通量も少ないです。
一般的なスーパーや八百屋さんでは手に入れることは難しいと思われます。

ビーツを入手するためにはどのようにしたら良いのでしょうか?

・栽培農家で予約購入
・大手スーパー・百貨店
・インターネット通販
・缶詰

栽培農家で予約購入

ビーツは栽培している農家さんが少ないため、市場にはあまり出回りません。
日本での収穫時期である秋になると、直売所や栽培地域の青果店などに並ぶこともあります。しかしすぐに売りきれてしまうこともあるため、確実に入手できるとは限りません。

確実に入手するためには、栽培農家さんに予約をしておきましょう。
予約しておくことで定期的に送ってもらうこともできます。

大手スーパー・百貨店

産地直送の野菜を扱っている大手スーパーや百貨店で購入することもできます。

ただし、旬の時期以外は出荷されないので、年中取り扱っているとは言い切れません。
まだまだポピュラーな野菜ではないので年中手に入れるのは難しいかもしれませんね・・・。

インターネット通販

インターネット通販で購入することができます。予約をすれば確実に入手できるようです。

北海道、茨城県、静岡県などの産地をリレーして収穫するため、ほぼ一年を通して新鮮なビーツを取り扱っています。
申し込めば定期購入も可能のようですよ。

缶詰


画像出典 https://item.rakuten.co.jp/kaldi/0037100032389/

新鮮な生ビーツは手に入りにくいのが現状です。
また、生ビーツは保存期間も短いです。入手したら早めに食べる必要があります。

「新鮮なビーツが手に入らない・・・。」
「いつでも食べられる状態にしておきたい・・・。」

そのような場合は「ビーツ缶詰」を購入しましょう。
スライスしたビーツを水煮にしたものを缶詰にしています。そのため、調理の際のカットや下茹でをする手間が省けます。

大手スーパーで取り扱っています。またamazonや楽天市場といったインターネット通販でも購入することができます。

自家栽培

購入以外にもビーツを手に入れる方法があります。それが

「自家栽培しちゃいましょう♪」

というものです。ビーツは家庭農園でも育てることができます。
また、プランターでも育てられるので、ベランダ菜園も可能です。

自分で育てた収穫し食べるというのは楽しいものです。
家庭菜園が好きな方、または興味のある方はぜひビーツを栽培してみてください。

ビーツの栽培方法

◆種まき時期◆

春まきの場合・・・3月下旬~4月上旬
秋まきの場合・・・8月下旬~9月上旬

◆種まき前の準備◆

種まき2週間前までに苦土石灰を土に混ぜてよく耕しておきます。
1週間前までに元肥を入れてよく耕しておきます。

◆株間◆

株の間は10~15㎝

◆育て方◆

★発芽するまでは水をきらさないように水やりをしましょう。

★発芽したら土の表面が乾いた時に水をやるようにしてください。

★発芽が出揃ったら間引きます。
ビーツは一つの種から数本の芽が出ます。2本だけを残して他の芽はハサミで切り取りましょう。

★本葉が3~4枚になったら2回目の間引きを行い1本にします。

※この時間引いた芽はベビーリーフとしてサラダや和え物で食べることができます。

★2回目の間引きの際に追肥しておきます。

★土から出ているビーツの実が5~6㎝になったら収穫時期となります。
株の根元を持って一気に引き抜いて収穫しましょう。

※育ちすぎると筋が入り、実も固くなります。食感が悪くなってしまうので収穫のタイミングはしっかりと見極めましょう。

栽培のポイント

◆暑さに注意◆

ビーツは15~21℃が栽培に適した温度となっています。
比較的寒さには強いですが、暑さには弱い性質を持っています。秋に種まきする際には残暑に気を付けて気温が安定してから撒くようにしましょう。 

◆乾燥に注意◆

ビーツは乾燥に弱いです。発芽までは水をきらさないように一日数回水やりをしましょう。
日当たりの良い場所での栽培が適していますが、気温が高い場合は土が乾燥しやすいので注意が必要です。土の状態をこまめにチェックしましょうね。

ビーツは初心者でも育てやすい野菜です。ぜひチャレンジしてみてくださいね♪

ビーツの選び方

あまり馴染みのない野菜のため実際に選ぶ際のどのような基準で選んでよいかわからないといったこともあると思います。
そこで、基本となるビーツの選び方を知っておきましょう。

中くらいの大きさのもの

ビーツは大きすぎず、また小さすぎないものを選びましょう。
大きすぎるとスジがあり実も固いです。また、小さすぎるものはしっかり成熟しきっていないため、味が落ちている場合があります。

だいたい手のひらに収まるくらいの大きさが理想とされています。
手に取って確かめてみても良いかもしれませんね。

皮の表面にハリがあるもの

ビーツの皮の表面にハリがあるものを選びましょう。
しわしわになっていたり、乾燥しているものは収穫から時間が経ち、新鮮な状態ではなかったりする可能性があります。

また、ビーツには葉や根がついたまま販売されているものもあります。
その場合も、葉はみずみずしくシャキッとしているものを、根も乾燥しおらずしっかりとしているものを選んでください。

ビーツの保存方法

購入したビーツや栽培し収穫したビーツはどのように保存すればよいのでしょうか?

冷蔵庫で保存

生のビーツはかならず冷蔵庫で保存しましょう。
気温が低い時期は常温保存でも良いですが、気温や湿度が高い時期はカビが生える場合があります。

葉付きのビーツの場合は葉を切り落とし、根(実の部分)と葉を別にしてジップ付き袋などに入れて保存しましょう。

葉の部分は傷みやすいので購入後は早め(2~3日以内)に食べることをお勧めします。
根の部分は葉よりは比較的日持ちします。冷蔵庫での保存であれば1週間~10日ほど持ちます。

茹でてから保存

茹でてから冷蔵庫、または冷凍庫で保存するのもアリです。

洗ったビーツを熱湯で竹串が中までスーッと通るくらいに茹でましょう。
下茹でしておくことで、実際に調理をする際に時短になります。

また、茹でたビーツであれば2~3か月持つ(冷蔵庫保存)と言われています。茹でたビーツを入れるタッパーや瓶は雑菌がわかないようにしっかりと煮沸消毒したものを使いましょう。

栄養たっぷり♪ ビーツレシピ

「ビーツを使った代表的な料理と言えばボルシチ・・・。」

というかボルシチ以外にどんな料理があるのか思いつかないという方もいらっしゃることと思います。

ビーツはボルシチ以外にもさまざまな料理に使うことができます。
基本的なボルシチのレシピを含め、栄養満点のビーツを使ったレシピを紹介します。
是非作ってみてください♪

ビーツの茹で方のポイント

ビーツは新鮮なものならば生で食べることもできます。しかし加熱することでさらに甘みが増し美味しくなります。

茹でて冷蔵庫や冷凍庫に保存しておけば実際に調理する際にも時短になります。
生よりも日持ちもするので、あらかじめ茹でておくのもおススメです。
まずは、ビーツを茹でる際のポイントを紹介します。

皮がついている状態で茹でる

一般的な皮付きの野菜を茹でる時、皮を剥いてから茹でますね。
しかし、ビーツは「皮をつけたまま茹でる」のが基本です。

皮を剥いてから茹でてしまうと、せっかくの赤い色素が流れ出てしまいます。

色素(ベタシアニン)にはカラダに良い効果をもたらす成分が含まれています。流れ出てしまってはもったいないですね。

また、皮を剥いた状態で茹でると実に含まれるビタミンやミネラルも流れ出やすくなってしまいます。
ビーツを茹でる時には必ず皮をつけたまま茹でるようにしましょう。

少量の酢と塩を加えて茹でる

湯だけで茹でるのではなく、少量の酢と塩を加えて茹でるようにしましょう。
酢と塩を加えることでビーツのくさみを消す効果があります。

ビーツの大きさや用途によって茹でる時間は違いますが、だいたい40分くらいが茹で時間の目安となっています。

ゆで汁に漬けたまま冷ます

火からおろしたらゆで汁につけたまま冷ましましょう。
余熱でビーツの中までしっかりと火が通ります。
しっかりと冷めたら皮を剥きましょう。指でしごけばツルンと剥くことができます。

茹でた後は用途に合わせてカットし、料理に使いましょう!

ボルシチ

ビーツと言えばやっぱりボルシチですね!
ロシアの代表的料理であるボルシチ。ボルシチも地域によって作り方や材料に違いがあるようです。

まずは基本的なボルシチの作り方を紹介します。

材料~3、4人分~
・ビーツ・・・1個
・牛肉(かたまり肉)・・・300g 豚肉でもOK
・玉ねぎ・・・1/2個
・にんじん・・・1/2個
・じゃがいも・・・中3個
・キャベツ・・・1/2個
・赤パプリカ・・・1個
・トマト缶・・・1/2缶
・レモン・・・1/4個
・ローリエ・・・1枚
・オリーブオイル・・・大さじ2
・にんにく・・・1片
・砂糖、塩、こしょう・・・適量
・サワークリーム・・・好みの量
・パセリ・・・適量
作り方

①鍋に水を2~3ℓ入れ、洗ったビーツ(皮付き)とかたまり肉を入れて約1時間ほど煮ます。

※ゆで汁が少なくなってきたらその都度水を足しましょう。アクが出てきたら取りましょう。

②ビーツが柔らかくなったら取り出します。

③玉ねぎとにんじんはみじん切りに。
キャベツとパプリカは細めの千切りにカットします。じゃがいもは3㎝ほどの大きさにカットし、水に浸しておきましょう。

④鍋のゆで汁を1人分300㎖ほどの量にします。

⑤フライパンにオリーブオイルを入れ細切りにしたビーツと玉ねぎ、にんじんを入れて炒めます。次にパプリカを入れてさらに炒めます。

※玉ねぎがきつね色になるくらいまで炒めましょう。
炒めたらレモン汁を絞り入れます。レモン汁を入れることでビーツの色止めになります。

⑥⑤にトマト缶を入れてさらに炒めます。

⑦茹で上がった肉は取り出しておきます。

⑧鍋にじゃがいも、キャベツ、刻んだにんにくを入れて煮込みましょう。

⑨フライパンの中身を鍋に移し入れ塩、こしょう、レモン汁で味付けします。

※この時酸っぱいと感じたら砂糖を入れて味を調節してください。

⑩ローリエを入れて10分ほど煮ます。

⑪茹でた肉は一口大にカットし皿に入れます。そこに出来上がったスープを加えます。

⑫好みの量のサワークリームを加え、パセリを散らせば完成です。

ボルシチは野菜がたっぷり入っているため、美容と健康にも良いです。
お肉によってタンパク質も補えますね。

スープを丸ごといただくため、ビーツの栄養もしっかりと摂れます。余すことなくビーツの栄養が摂れるレシピですね。

サワークリームの作り方

市販のサワークリームを使うのはもちろんOKです。しかしあまり馴染みのない食品のため、余らせてしまう場合もあることでしょう。
そこで、好きな量だけを使うためのサワークリームレシピも合わせて紹介します。

材料
・プレーンヨーグルト・・・200㎖
・生クリーム・・・50㎖

この2つの材料を混ぜたら完成です。
使う生クリームは動物性のものならばコクがでます。あっさりとした風味にしたい場合は植物性の生クリームを使いましょう。 

サワークリームはお肉料理の付け合わせや調味料、サラダのドレッシングにといろいろ使えます。
料理のアレンジの幅を広げるために役立ってくれます。いろいろ活用してみるのも良いかもしれませんね。(*^^*)

ヴィネグレット・サラダ 

ボルシチに並んでロシアの代表的な料理の一つがヴィネグレットです。
お祝いの席や大勢の人々が集まる際によく作られる料理です。
日本で馴染みの深いポテトサラダに近いですね。

材料~4、5人分~
・ビーツ・・・2個
・じゃがいも・・・中3個
・にんじん・・・1本
・セロリ・・・1本
・玉ねぎ・・・1/4個
・きゅうりのピクルス・・・2本
・グリンピース・・・適量
ヴィネグレット・ソース
・エクストラバージンオリーブオイル・・・60㏄
・ワインビネガー・・・30㏄
・塩、こしょう・・・適量
作り方

①ビーツは柔らかめに茹でて皮を剥いた後に、8㎜くらいのサイの目にカットします。
にんじんとじゃがいもも丸ごと茹でた後に、ビーツと同じくサイの目にカットします。

②セロリとピクルスもサイの目にカットします。
玉ねぎは粗目のみじん切りにし、水にさらして辛みを抜きましょう。

③ボールに①、②の食材を入れヴィネグレットソースを加えてよく混ぜます。

※ビーツの色が全体に馴染むまで混ぜましょう。

④お皿に盛った後に刻んだパセリを振りかけたら完成です。

すぐに食べるのではなく、少し時間を置いたほうが味は馴染んで美味しくなります。
ワインビネガーやピクルスの酸味で疲労回復効果も期待できるサラダです。
野菜のビタミンもたっぷり摂れるので美容と健康に良いですよ。 

ビーツのリゾット

ビーツの色を活かした真っ赤なリゾットです。
見た目が華やかなのでパーティなどでも喜ばれます。また、ビーツの栄養も余すことなく摂れるので美容と健康に良いリゾットでもあります。

材料~4人分~
・ビーツ・・・中1個
・米・・・2合
・たまねぎ・・・中1個
・ソーセージorベーコン・・・適量
・ブイヨン(コンソメの素を使用)・・・約2リットル
・モッツァレラチーズ ・・・1個
・パルメザンチーズ・・・大さじ3
・バター・・・10g
・塩、こしょう・・・適量
・オリーブオイル・・・大さじ2
・パセリ・・・適量
作り方

①ビーツを皮がついたまま柔らかくなるまで茹でます。

②玉ねぎをみじん切りにし、にんにくと一緒にオリーブオイルで炒めます。
適当な大きさにカットしたソーセージまたはベーコンを加えさらに炒めます。

③②に米を加えて透明になるまで炒めます。

④米がひたひたになるくらいのブイヨンを加え、蓋をして沸騰するまで火にかけます。

⑤ビーツを加えて米がちょうど良い固さになるまで中火で煮込んでいきます。
※水分が減ってきたらブイヨンを足しましょう。

⑥バター、パルメザンチーズ、塩、こしょうを入れて味を整えます。

⑦お皿に盛り、ちぎったモッツァレラチーズと刻んだパセリをトッピングしたら完成です。

リゾットは米がやわらかくなり過ぎると美味しくありません。
少し芯が残っているくらいが美味しいです。こまめに米の固さをチェックしながら煮るようにしてください。

モッツァレラチーズは低カロリー高タンパクのチーズです。タンパク質は筋肉を作るだけでなく、肌の成分にもなります。
美肌のためにもタンパク質はしっかりと摂るようにしましょう。

ビーツピクルス

肉料理の付け合わせにもぴったりなビーツピクルス。
サンドウィッチの具やサラダの材料としても使えます。冷蔵庫であれば1か月は保存が可能です。

材料
・ビーツ・・・中2個
・玉ねぎ・・・1/2個
★ビーツを茹でた汁・・・200cc
★酢・・・200㏄
★砂糖・・・大さじ3
★塩・・・小さじ2
★ローリエ・・・1枚
★鷹の爪・・・1本
作り方

①★の材料を鍋に入れ一度沸騰させピクルス液を作ります。沸騰させた後はしっかりと冷ましましょう。

②ビーツを皮ごと茹でた後、くし形にカットします。玉ねぎはスライスしておきましょう。

③熱湯消毒し完全に乾かした瓶に、ビーツと玉ねぎを交互に重ねながら入れます。

④最後にピクルス液を具材がしっかりと漬かるくらいに注ぎ込みます。

※ローリエと鷹の爪も入れておきましょう。

⑤そのまま冷蔵庫に入れ、2~3日放置したら完成です。

酢のクエン酸、玉ねぎの辛み成分であるアリシンの2つ成分には血液をサラサラにする作用があると言われています。
そのため生活習慣病の予防効果が期待できます。

また、血流が良ければ新陳代謝もスムーズに行われ、健康と美容に対する更なる効果も期待できますね。 

ビーツジュース

栄養たっぷりのビーツを使ってジュースを作るのもおススメです。
ビーツ自体にショ糖が含まれているため、砂糖を足さなくても自然な甘さのジュースになります。

材料
・ビーツ・・・中1個
・りんご・・・1個
・レモン汁・・・適量
・豆乳・・・100cc

①ビーツは皮をつけたまま柔らかめに茹でておきましょう。

②ビーツとりんごは適当な大きさにカットします。

③全ての材料をミキサーやジューサーに入れて撹拌したら完成です。

りんご、レモン汁のビタミンC、豆乳の大豆イソフラボンによる美容効果が期待できるジュースです。

ビーツもまた美容効果が期待できる栄養素をたっぷり含んでいます。これは女性としては是非とも飲んでおきたいジュースですね! 

まとめ

ビーツには豊富な栄養が含まれています。NO(エヌオー)やベタシアニンといった一般的な野菜にはあまり含まれていない特別な成分も含んでいます。
まだまだ日本においては購入しにくい野菜ではありますが、できるだけ食べる機会を増やし健康と美容に役立てましょう!

著者情報

楽しいことを見つけるために、日々いろいろ模索しています。新しい健康法やビューティレシピを試したり、作ったりするのが好き。

本記事は、2017年9月13日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。