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いつのまに!?イボ・ホクロが次々増える理由とは?

2017年10月18日更新 | 1,552 views | お気に入り 15

気づかないうちにできているイボ・ホクロ。あまりにも数が多いと、見た目が気になるようになってきます。イボ・ホクロにはどのような種類のものがあるのか、どの部位にできやすいのか、治療法について、解説します。

イボとホクロの違い

イボとホクロ。何となく似ているイメージがありますよね。ホクロでも盛り上がっていない黒い点は明らかにホクロだとわかりますが、盛り上がっていてあまり黒っぽい色味がないものだとイボだと思ってしまう方もいるのではないでしょうか。

一言でいうと、

【イボ】:角化細胞由来の良性の腫瘍、真皮から皮下の深さで線維組織が増殖したもの、真皮に毛細血管が増殖したもの

【ホクロ】:母斑細胞由来の良性の腫瘍

ということになります(例外もありますが)。

角化細胞は通常の皮膚に存在する細胞です。これがウイルスや摩擦、紫外線などの刺激によりイボが生じます。

母斑細胞は本来、色素を作る細胞であるメラノサイトもしくは末梢神経の軸索(じくさく)という、足のように伸びている部分を覆うシュワン細胞のいずれかに分化する予定だった細胞が、このどちらにも分化しきれずに中途半端な状態になっているものです。

よくあるイボの種類と特徴

尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)

ヒトパピローマウイルスが皮膚の微小なキズから侵入して角化細胞に感染することによってできます。小さいボタンのような盛り上がりが手の指や甲、足の裏にできます。

糸状疣贅

顔(特に下まぶた)や首にできる尋常性疣贅の一種です。細長く突起のように伸びています。

アクロコルドン、スキンタグ

真皮から皮下の深さで線維組織が増殖したものです。ウイルスによるものではありません。首やワキ、股(鼠径部)にできます。
アクロコルドンはそれほど盛り上がりのない茶色の小さいイボ、スキンタグはアクロコルドンより一回り大きく、皮膚から飛び出しています。首にできるイボはアクロコルドン・スキンタグと糸状疣贅が似ていますが、大部分はアクロコルドン・スキンタグです。
中高年以降、年齢と共に徐々に目立つようになってきます。

老人性疣贅(脂漏性角化症)

顔や頭、体幹部にできる老化によってできるイボです。シミ(老人性色素斑)からできることが多いです。表皮の基底細胞や有棘細胞が増殖した良性腫瘍です。皮膚に紙粘土を張り付けたような印象です。

扁平疣贅(青年性扁平疣贅)

青年期の女性の顔やおでこ、手の甲にできるほんのわずかに盛り上がった扁平なイボです。ヒトパピローマウイルスが原因です。

老人性血管腫

俗に言う赤イボです。鮮やかで光沢のあるプチッとしたイボが胸やお腹にできます。顔にできることもあります。真皮で毛細血管が良性に増殖したものです。

よくあるホクロの種類と特徴

単純黒子(たんじゅんこくし)

生まれた時~幼児期に生じます。生涯を通して盛り上がりません。比較的小さいものが多く、色は薄茶色、黒色などです。表皮の基底層にあるメラノサイトが増殖することにより起きます。

色素性母斑(母斑細胞性母斑)

大きいものから小さいもの、浅いところにあるものから深いところに及ぶものまで様々です。冒頭のところで述べた母斑細胞が増殖したものです。

イボ・ホクロの治療法

液体窒素を用いた冷凍療法、ハサミで切除する方法、炭酸ガスレーザーで組織を蒸散する方法などがあります。イボ・ホクロの種類によったり、治療法により、健康保険適応となる場合とならない場合とがあります。
またホクロは数 mm以上の大きさの場合は、メスで切り取り、糸でキズを縫い合わせる小手術が必要になることもあります。

ヨクイニン(薏苡仁)は、どのタイプのイボに効く?!

全てのイボに効果がある訳ではありません。
ヒトパピローマウイルスが原因の尋常性疣贅や扁平疣贅に有効なケースがあります。作用機序についてはまだ明らかになっていない部分も多いです。
首のイボはウイルス性の場合は効果が期待できる可能性もありますが、アクロコルドンやスキンタグの場合には効果は期待できません。どちらが判断に迷う場合は、皮膚科を受診しましょう。

Dr.石橋 ほくろ炭酸ガスレーザー 解説+自己処置

※この動画にはレーザーを使った施術シーンがあります

YOUTUBE:tJqf0p5Kx-g
https://youtu.be/tJqf0p5Kx-g

Dr.石橋 ほくろ取り メスと電気メスを使う方法

※この動画にはメスを使った施術シーンがあります

YOUTUBE:o5muBAjwQ-0
https://youtu.be/o5muBAjwQ-0

著者情報

美容外科医・美容皮膚科医 品川スキンクリニック表参道院 院長

本記事は、2017年10月18日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。