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お家で手軽にダイエットしよう♪足踏みダイエットの効果と方法

2018年4月5日更新 | 2,230 views | お気に入り 10

足踏みダイエットとは?

足踏みダイエットとは?

座る場所さえあればどこでもできる、もっともラクでかんたんなダイエット法です。足踏みダイエットはお腹まわりを中心に、全身のダイエットもできてしまう欲張りメソッドで、短時間でも高い効果を引き出せるのがポイントです。

じつはイスに座って、普通に足踏みをするだけでも腹筋はつきます。脚を上下に動かすことによって、腹部前側の筋肉はカンタンに鍛えられるのです。足踏みダイエットは基本的に、下腹ぽっこりに深く関係している3つの筋肉(大腰筋・腹直筋・腹横筋)へのアプローチがメインになりますが、同時に上腕三頭筋(二の腕痩せ)の筋トレにもなっています。
骨盤矯正作用による体質改善にも効果が期待できます。

また足踏みをくり返す動作は、脚痩せの二大主要筋でもある内転筋(内モモ)とハムストリング筋(モモ裏)の筋力アップにもなりますので、脚だけが太くなりやすい日本人女性にはピッタリの体型改善方法といえます。
職場でも、学校でも、もちろん自宅でも、イスに座ったままできる「お手軽ダイエット」ですから、始める前にいろいろな準備をしたり、構えて行う必要は一切ありません。

足踏みダイエットのコンセプトは「楽しく、気軽に、いつでも、どこでも、気がついたときに、座る場所さえあればパッとできる!」なのです。

足踏みダイエットの効果

1)お腹ぺたんこ効果

足踏みダイエットの効果
腹直筋という腹部の一番表層にある筋肉が衰えると、内臓を前側で支える力が弱くなってしまい、下腹部がぽっこりと突き出ます。腹筋はイスに座って足踏みをするだけでもつきますが、このメソッドではさらにもうひと工夫を。手で軽く脚に負荷をかけて行います。

手で脚を押しながら足踏みを行うことで、腹直筋のとくに腹直筋下部をダイレクトに、辛さもキツさも一切感じることなく鍛えることができます。腹直筋の筋力が少しアップするだけでも、腹部前側でのストッパー効果が強くなり、内臓の前方突出を抑えることができます。

もうひとつ、下腹ぽっこりに深く関与する筋肉に、腹横筋という筋肉があります。腹横筋は腹部のもっとも奥にある、呼吸をするときに使われる筋肉で、お腹まわりを広範囲にガードしている深層筋(インナーマッスル)です。深呼吸をしながら足踏みを行うだけでも、腹横筋全体がまんべんなく鍛えられ、腹部の前方とさらには横(ウエスト部分)への突き出しも防ぐことができます。

基本的に腹横筋は、深い呼吸を10回程度するだけでも十分に刺激される筋肉ですが、とくに息を吐くときに鍛えられる筋肉なので、深呼吸のときには吐くほうに意識を集中するのがポイントです。

2)全身ダイエット効果

全身ダイエット効果
深い呼吸をしながら身体を動かすと、浅い呼吸で動かしているときよりも全身が「カーーッ」と熱くなってきて、ほんの数十秒の間でも足踏みを行うだけで汗が吹き出てきます。これは腹横筋や横隔膜に加えて、肺や肋骨の間にある筋肉など、呼吸にまつわる筋肉群の運動量が加算されるのと、呼吸によるポンプ作用によって、浅い呼吸のときよりも血流が激しく全身を廻るからです。

実際に比較してみるとよく分かりますが、浅い呼吸では標的部位の筋肉のみがキツイように感じますが、深い呼吸をプラスすると標的部位だけでなく、全身のいろいろな筋肉も総合的にキツくなります。この不思議なメカニズムは、使われる筋肉が同時に何箇所も増えることで、加圧トレーニング的な要素が生まれ、より全身に強い負荷が加わり、脂肪燃焼効果(皮下脂肪・内臓脂肪)も飛躍的に高まるというものです。

  • 浅い呼吸=使われるのは標的部位の筋肉のみ。
  • 深い呼吸ミックス=標的部位に加えて他の箇所の筋肉も同時に使われる。

浅い呼吸よりも使っている筋肉の数が増えるため、全身ダイエットの効果も上がるという単純なカラクリです。

深呼吸をしながらの足踏みをするのがおススメなのは、深い呼吸をすることで酸素を体内により多く取り込めるようになるからです。脂肪燃焼の原理はマッチ棒と同じで、酸素があればあるほど良く燃えます。酸素が少なければ燃やす力も弱まりますし、酸素が多ければそれだけ、全身の脂肪燃焼量を増やすことも可能になります。

3)骨盤矯正効果

①大腰筋の筋力低下はダイエットの敵!

お腹の前側で骨盤や内臓を支えているもののなかに、大腰筋という筋肉があります。大腰筋はまちがった姿勢や生活習慣、運動不足などによって著しく低下します。大腰筋は脚を上げるための筋肉ですが、普通に立っているときはリュックサックの肩ひものような感じで、骨盤を前側から支えています。

大腰筋の筋力がアップしてくれば、前側の支えとして頼れる存在になりますし、その筋力向上の度合いにともなって骨盤も安定してきます。上半身と下半身とをつないでいる唯一の筋肉なので、大腰筋の筋力が低下すると骨盤が不安定になり、人によってはダラッと前に傾いたり、逆に後傾=後ろに倒れてしまうため、その角度に比例して反り腰や腰椎後弯になり、下腹がぽっこりと突き出ます。

②骨盤が前傾していると?

骨盤が前傾している大腰筋の筋力低下によって骨盤が前傾しすぎたり腰が反りすぎていると、骨盤の前側にある内臓群もそれにともなって下がりますので、下腹部がぽっこりと前に出っ張ってきます。骨盤は内臓を上に載せている器のようなものです。

その器を前に傾けると、どうなりますか?中のものが下にこぼれ落ちますよね。これと大腰筋が衰えることで下腹がぽっこりしてしまう現象は、とてもよく似ています。くり返し脚を上げる動作=足踏みによって大腰筋の筋力が向上すれば、骨盤の前傾がやや前傾(=正常)に矯正されます。

③骨盤が後傾していると?

骨盤が後傾している大腰筋の筋力低下は、骨盤を前傾させるだけではありません。人によっては後ろに傾いてしまうことも多くあります。骨盤が前傾とは反対の後傾になっていると、それにともなって腰椎も後弯(後ろ側にたわむこと)するため、腹部前側の筋肉がたるんでしまい、大腰筋や腹直筋、腹横筋などが発達しにくくなります。

骨盤後傾によって腹部の筋肉が衰えてしまうと、前側を支える力が総合的に弱くなってしまうため、内臓が下垂してお腹がぽっこりと突き出ます。つまり骨盤は前に傾きすぎても後ろに傾きすぎても、どちらもお腹ぽっこりの原因になってしまうということです。このような骨盤後傾型タイプの人でも、大腰筋の筋力がアップしてくれば、骨盤の後傾がやや前傾(=正常)の位置に矯正されます。

また、骨盤が後傾していると下腹ぽっこりだけでなく、猫背や巻き肩、ストレートネックなどになってしまうことも多いので、慢性的な頭痛や首痛、肩こりにも悩まされます。他にも老人風のO脚やヒザ痛、垂れ尻、ガニ股、骨盤底筋の退化による尿漏れなど、高齢者に多い不調が起きやすくなります。さらには漏斗胸(ろうときょう)(胸の中心が凹む骨格)ぎみになったり、肺や気管支の病気にもかかりやすくなります。

つまり大腰筋を引き締め支える力を強くすることは、下腹ぽっこりの改善だけでなく、あらゆる不調を起きにくくするためにも、とても重要だということです。また大腰筋を鍛えることで、大腰筋の筋力が左右均等になれば、骨盤の左右の歪み(横から見た前傾・後傾の歪みではなく、前や後ろから見たときの歪み)もなくなりますので、同時に脚の長さも揃います。脚の長さが同じになれば背骨の歪みもなくなりますので、姿勢やプロポーションが良くなります。

④大腰筋で全身ダイエット!

大腰筋は全身のなかでも大きいほうの筋肉です。長さも太さも十分にある筋肉ですから、この筋力をアップするだけでも基礎代謝がグンと上がり、皮下脂肪を燃焼させる全身ダイエット効果も非常に高くなります。

また大腰筋は身体の中心に、より近い場所にあるインナーマッスルで体内の熱産生にも関わる筋肉ですから、大腰筋を動かすことによって筋肉から熱が放出されれば、腹部の深部が温まります。腹部=骨盤内が常に熱を持っていれば、それだけでも内臓脂肪はつきにくくなります。また、その熱が前側にある大腸や小腸にも伝われば、便通が良くなったり、さらには小腸のなかに存在している免疫細胞も活性化されるため、間接的にはガンやさまざまな病気の発病予防にもつながります。
足踏みダイエットを始めたことで、風邪をひきにくくなったという人も多いのは、そういった小腸への熱量供給によるものかもしれません。

4)便秘解消

①便秘でもお腹ぽっこりに?

便が排出されずに溜まっていても、便の重みで腸が下垂してしまい、下腹部が前に押し出されてしまうことがあります。他にも長引く便秘のせいで腸内に大量のガスが溜まり、腸自体が膨張することよっても、下腹部が前に出っ張ってしまうこともあります。

    慢性的な便秘が解消されるだけで、

  • 「下腹ぽっこりが凹んだ」
  • 「お腹が軽くなった」
  • 「身体が軽くなった」
  • 「お肌の調子が変わった」
  • 「痩せやすくなった」
  • 「むくみにくくなった」
  • 「風邪をひかなくなった」
  • 「腰痛が軽くなった」
  • 「気が滅入ることが少なくなった」

など、足踏みダイエットで便秘が解消されたことによる、さまざまな相乗効果が当施設で確認されています。

足踏みにプラスして「お腹を出して→お腹を引っ込める深呼吸」を加えることによって、腹横筋と横隔膜が上下~前後に大きく動けば、大腸を物理的に押し潰す効果が生まれます。そのダイレクトな刺激によって腸の蠕動(ぜんどう)運動が活性化されれば、これまでなかなか治せなかった慢性的な便秘を解消することができます。

また、くり返し行う深呼吸には、自律神経のバランスを整える働きがあります。深い呼吸によって副交感神経が刺激さることにより、腸の蠕動運動が促されて便秘が解消されます。さらには腹横筋と横隔膜の筋力アップで腹圧が強くなると、いきみで便を押し出す力も向上します。

②使命は直腸まで便を移動させる!

Intestine便秘が長く続いている時期や、ガスがたくさん溜まっていそうな時期には、少し前かがみになって行うのも有効です。前かがみになることで直腸肛門角の曲がりがなくなりますから、その状態で足踏みをすることによって、より確実に便を直腸まで移動させることができます。

基本的に便意は直腸によってもよおされます。直腸の壁にある知覚神経に便が触れることで、脳のほうから内肛門括約筋をゆるめる指令が発せられ、便を肛門の手前まで移動させます。あとは意識的に外肛門括約筋をゆるめながら、腹横筋を使って腹圧を上げることで、軽くいきむだけでもスムーズに排便が為されます。

つまり直腸まで便を移動させることさえできれば、どんなにガンコな便秘の人でも、必ず排便を促すことができるのです。足踏みダイエットは腹筋を鍛えながら、同時に副交感神経を優位にして便秘も解消できる、これまでにない新しい健康法なのです。

足踏みダイエットのやり方

基本バージョン

足踏みダイエット 基本バージョン
1)イスに座り、モモの上にこぶしを置きます。
※手は小指側を下にして置く。

2)両手でモモを押しながら、足踏みをします。

回数のめやす

基本バージョンは回数ではなく、時間を目安に行います。
30秒~60秒を1セットとして、少しインターバルを入れながら計3セット。それを1日2~3回。

ポイント

  • 意識としては、脚は単純に足踏みをするだけ。
    ※足踏みの速さは自由です。
  • 手は腕全体を使って、上から軽くモモを押すだけです。
    ※足踏みをしているあいだ、両手は押し続けます。
うまくやるコツ

  • 感覚的には、腕で腹筋を鍛えているようなイメージです。
  • こぶしはヒザ寄りに置くと効果が高まります。
  • 脚を上げる高さは5センチ程度で、足の底が床と平行になるように上げます。
  • ムリに姿勢を良くして行う必要はありません。
  • 少し前かがみで行っても問題はありません。

欲張りバージョン

足踏みダイエット  欲張りバージョン
1)基本バージョンをしながら、鼻の穴をすぼめて鼻から大きく息を吸います。

2)次に口をすぼめて口から大きく息を吐きます。

回数のめやす
欲張りバージョンは吸って吐いてを1回として5~10回を、少しインターバルを入れながら計3セット。
それを1日2~3回。

ポイント

  • 足踏み4~8回で吸気と呼気を切り替えます。
うまくやるコツ
できれば息を吸ったときにはお腹をめいっぱい前に出して、吐いたときにはお腹をめいっぱい凹ませると効果が高まります。

足踏みダイエットの効果を上げるポイント

1)呼吸をがんばろう!

全身ダイエット効果 呼吸
深い呼吸では腹横筋だけでなく、横隔膜も同時に鍛えられます。深呼吸によって横隔膜の筋力がアップすると、全身の基礎代謝量は格段に上がります。なぜなら横隔膜は呼吸と連動して、24時間休むことなく動いている筋肉だからです。たとえば心臓やまばたきなどもそうですが、基礎代謝(=生きているだけで消費される、運動しなくてもエネルギーが消費されること)のなかで、一番消費量を稼げる筋肉が横隔膜です。

なぜ、横隔膜が一番消費量を稼げる筋肉なのでしょうか?そのシンプルな理由は、基礎代謝筋のなかで一番面積の大きい筋肉が横隔膜だからです。また横隔膜は大きいだけでなく、厚みもかなりあるしっかりとした筋肉ですから、それだけ熱量の消費能力も抜群に高まるのです。

つまり横隔膜は寝ている間でも24時間、食べたものをずっと燃やし続けてくれる、ダイエットにとっては本当に使えるスーパー筋肉なので、この貴重な働きを利用しない手はありません。横隔膜の筋力が増えればそれだけで、いつもとまったく同じ呼吸でも、そのつど横隔膜で使われる=消費される燃焼量が増やせる、とてもおトクな筋肉なのです。※ちなみに焼き肉のハラミは横隔膜のことです。

2)夜1回だけでも大丈夫!

夕飯を食べてからすぐに寝てしまうと、食べたものは脂肪になりやすくなります。しかし夕飯を食べてから少しでも運動性を持つと、その分だけ寝ている間に消費される量も増えますから、足踏みダイエットは就寝前の3~5時間に行うことをおススメします。

ただし就寝直前に行ってしまうと、深部体温が上がってしまうため、目が冴えてしまったり、睡眠が浅くなってしまう可能性があります。深部体温が上がってから2~3時間が経過すると、今度はその反動で逆に深部体温が下がりますから、そのタイミングが入眠のゴールデンタイムです。

寝付きも良くなり睡眠も深くなりますので、就寝前の3時間までには必ず終了させてください。このように夕飯を食べてから何もしないで寝るよりも、少しでも運動を行うことで、食べた食事が脂肪に変換される量を減らせたり、睡眠の質を向上させることができます。1日1回、夕食後だけでもかまいませんので、毎日足踏みダイエットを行う習慣を身につけてくださいね。

足踏みダイエットにプラスαのメソッド

アルファベッドふっきん

アルファベッドふっきん
1)あお向けに寝て、両ヒザを立てる。

2)お尻の下(上殿部あたり)に手を入れる(手の甲がお尻側/手の平が下側)

3)脚を60度くらいまで上げる(ヒザは曲がっていても構いません)

4)足先でアルファベッドのA~Zまでを空に描く。

5)もっとできそうだと感じた人は、大文字が終わったら今度は小文字でa~zまで行う。

回数のめやす

A~Zを1~2セット/1日1回

ポイント

  • 首は起こさないこと。
  • 腰はなるべく浮かないようにする。
  • キツイ!と思ったら、脚を80~90度まで上げるとラクにできます。(脚の角度は上げれば上げるほどラクになります)
うまくやるコツ
このメソッドをより楽しく、長く続けてもらうためのコツとしては、昨日がアルファベッドであれば、今日はひらがなで50音、明日はカタカナで50音などと、脚の動きのセレクトを毎日変えていくこと。飽きずに長く続けることができます。
さらによりマニアックな動きに挑戦したい人には、漢字(般若心経をひたすら描く、または好きな男性の名前をひたすら空に描くなど!)で行うこともおススメです。
このメソッドは必ずしもアルファベッドでなければいけないということではありません。

<アルファベッドふっきんのトリセツ>

脚を上げるだけでも大腰筋と腹直筋(とくに腹直筋下部)が鍛えられます。さらに脚を上下左右とあらゆる方向に動かすことで、腹直筋がまんべんなく広い範囲で使われます。

上級者またはガッツリ鍛えたい人は、脚の上げる角度を20~30度で行ってもかまいません。脚の角度は下げれば下げるほど、下腹部の筋トレ効果も高まりますが、ともなって動作もかなりキツくなりますので、翌日の筋肉痛もより激しいものになることは覚悟してください。

わき腹ハンドリング

わき腹ハンドリング

1)脚を伸ばして座り、車のハンドルを持つように両腕を前に伸ばす。

2)顔は前を向いたまま、上半身を倒せるところまで左に倒す。

3)いったん真ん中に戻してから、次に右にも倒す。

4)これを交互に行う。

回数のめやす

左右それぞれに20~30回/時間では2~3分くらい/1日1回

ポイント

  • 腕は地面と平行に伸ばす。
  • 脚はヒザを少し曲げて行ってもOK。
  • テレビやDVDを見ながら行ってもよい。

<わき腹ハンドリングのトリセツ>

腕を前に出すことでおもり代わりになります。身体を横に倒す(側屈する)ことで腹斜筋が鍛えられ、腹部の横へのはみ出しが減少でき、ウエストにくびれをつくります。
また座った状態で行うことで、腹直筋全体もしっかりと使われます。

足踏みダイエットのメリット

1)有酸素運動は必要なかった!?

全身痩せをするのに一番効率がいいのは、有酸素運動です。しかしマラソンや水泳やエアロビクスなど、準備も時間も根性も必要なダイエットは、続けられない人が大半なのが現状です。

有酸素運動の痩せるメカニズムは、かつおぶしを削るようにカンナで全身の皮下脂肪を一枚一枚削っていくようなイメージです。これまでは激しい有酸素運動をしなければ、全身痩せはできない、部分痩せはもっとできないというのが常識でしたが、最新の研究による発表では、案外そうでもないことが分かってきました。

実は、CMで話題の某プライベートジムでも有酸素運動は一切しませんよね。激しい部分筋トレと、厳しい食事制限によってあのような効果を引き出しています。足踏みダイエットだけで、あそこまでの結果にコミットすることは難しいかもしれませんが、全身の筋肉量を少しでも増やすことができれば、普通にこれまで通りの生活をしているだけでも、日々消費される皮下脂肪の量は、まったくやらないのとでは比較にならないほど変わります。

有酸素運動は20~30分以上する必要も、つまり激しい運動をする必要もなかったことが、現在の最新医学で発表されています。長時間の有酸素運動なしでも、足踏みダイエットなどで軽い運動を毎日、少しの時間でも行う習慣をつければ、5~10分程度の短い時間でも有酸素状態になりやすくなるのです。

2)セロトニンを活用しよう!

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有酸素運動や激しすぎる運動では、つい交感神経が優位になりすぎたり、ノルアドレナリンの作用が強くなってしまう可能性もあります。しかし足踏みダイエットのように、ただ足踏みをする程度の軽い運動であれば、運動後はむしろ副交感神経が優位になりやすく、また単調なリズム運動によってセロトニンが分泌されれば、そのときの脳波はα波、つまり「癒し」の状態になります。

100種類以上もあるといわれている脳内物質のなかに、セロトニンという物質があります。セロトニンは、血管や大腸などの働きに作用するほかにも、精神の不安を抑え、不眠やうつ病などを予防する働きがあるといわれています。

※セロトニン分泌も大腸の蠕動運動を促進させます。
※抗うつ剤はセロトニンの働きを利用しています。

セロトニンの分泌を不足させないためには、

  • 早寝早起きの生活をする。
  • 朝日を浴びる。
  • 深呼吸をする。
  • トリプトファンという栄養素を摂る。

などが広く知られていますが、このセロトニンは、リズム運動やくり返しの動作によっても、分泌が活性化されることが分かりました。これまでに発表されている代表的なものでは、ウォーキングやジョギング、スクワットや踏み台昇降などをすることで、脳幹(ほう線核)というところから、セロトニンの分泌が増えるそうです。またその動きや動作が単調であればあるほど、分泌が高まることも分かっています。

3)無心になれる動作がいい!

セロトニンの分泌を促す重要なポイントとしては、リズム運動でもくり返しの動作でも、なるべく「無心」になれるものが良いそうです。たとえば屋外などで視覚や聴覚に常に刺激が入ったり、友人や誰かとバッタリ遭遇してしまうことで無心の状態が乱されると、セロトニンの分泌も減ってしまうことが指摘されています。

ウォーキングやジョギングを実行するにしても、外で誰かとすれ違うこともなく、何の刺激も受けず無心で行うことは、よほどの郊外や田舎に住んでいなければ、少し難しいかもしれません。また毎日実行するのが大変なものや、続けるのがキツい・ツラい・苦しい運動では、とても無心になどなれません。ラクに、何も考えず、長時間でも行えるものを選択しなければ、セロトニンは分泌されにくくなってしまうのです。

足踏みダイエットのように、部屋の中でただ足踏みをするだけであれば、ジムへ行くのにわざわざ着替えたり、外出するために髪を整えたり化粧をしたりの準備もいりません。気が向いたらすぐに実行できます。また誰に会うこともなく、誰に気を使うこともなく、誰の目を気にすることもなく、静かに、ひとりで、無心で行うことができます。適度でリズミカルな運動は副交感神経を刺激し、セロトニンの分泌を促すこともできる有効な手段だということが、脳内物質の科学・化学的なメカニズムからも確認できます。

まとめ

単純にダイエットをするのであれば、スクワットをするだけでもいいですが、やっぱりツラいですよね。大腰筋を鍛える運動では、ニーレイズ(あお向けで両ヒザを胸に引き上げる運動)やレッグレイズ(あお向けで脚を伸ばしたまま両足を上げる運動)なども有名ですが、あのようなキツいエクササイズを現実に何回できるでしょうか?おそらく10回もできない人がほとんどではないでしょうか。腹筋や全身痩せエクササイズは他にもいろいろありますが、結局はどれもキツいものばかりなので、続けられる人はごく少数です。

ここではっきりと断言しておきますが、ダイエットでも健康維持でも、セルフメソッドというのは、どんなに理にかなっていて素晴らしい、運動力学的にも完璧なものをつくったとしても、それを続けてもらえなければ、それはただの「絵にかいた餅」です。セルフメソッドを開発する目的の本質は、非の打ち所がない完璧なものを作って自己満足をすることではなく、それをじっさいに実行に移してもらって、結果としてその人に本当に良くなってもらうことが目的なのです。

足踏みダイエットは大腰筋・腹直筋・腹横筋・腹斜筋・上腕三頭筋・内転筋・ハムストリング筋をメインターゲットに、背筋全体や臀筋など全身大きめの筋肉量も総合的に増えるので、あまり体重は変わらないこともありますが、全体の見た目が改善できる全身系のダイエットとしては、もっともカンタンに継続できる痩身メソッドです。

脚を上げることで大腰筋、手で脚に負荷をかけることで腹直筋、持続的に腕を押し下げることで上腕三頭筋=二の腕、くり返し足踏みをすることで脚痩せや脚のむくみの改善、深い呼吸を加えることでの腹横筋や横隔膜の働き→加圧トレーニング的効果による全身代謝・インナーマッスル活性による脂肪燃焼・大腸圧迫による便秘解消効果などが期待できます。さらには大腰筋からの熱産生によって、自律神経節が温められることによる、自律神経のバランス調節効果、免疫力の亢進、さらには骨盤矯正効果によるあらゆる効能(腰痛や肩こりの改善・姿勢改善・内臓機能回復・冷え性や婦人科系の不調改善)もあり、足踏みダイエットのメリットは一石十鳥以上にもなります。

テレビやDVDを見ながらでも、家族と会話しながらでも、いつでも気軽にできるダイエットですから、始める前に憂うつになることも気合を入れる必要もありません。足踏みダイエットのテーマは「ストレスなく楽しく続けられる→続けられるから結果が出る!」です。今度こそきちんとした結果を出したいなら、本当に変わりたい気持ちがあるのであれば、キツイもの・厳しいもの・タイヘンなものを選択するのではなく、まずラクにできるものでもいいから、しっかりと継続させることが大切です。それこそがあなたのダイエットを成功させる、もっとも現実的で、着実な近道になります。

より詳しくは、私の著書「1回30秒!座ったままやせる!足ぶみ下腹ダイエット」 (池田書店)を参照してください。
足ぶみ下腹ダイエット

本記事は、2018年4月5日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。