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スマホの使いすぎによる身体への影響と改善方法

2015年4月21日更新 | 7,502 views | お気に入り 542

目覚しい速度で普及しているスマートフォン。
スマホ症候群という言葉が聞かれるようになるくらい、スマホの使い過ぎが原因で体調を崩しがちという人も数多く見受けられるようになりました。今回は、スマホの使い過ぎによる身体への影響とその改善方法について紹介します。

スマホの使い過ぎによる身体の不調について、よくある症状を並べてみました。

スマホの使い過ぎによる身体の不調

①手首の腱鞘炎
②猫背、ストレートネックなどの身体のゆがみ
③自律神経の乱れによる不眠、イライラ、疲労感など

①手首の腱鞘炎

筋肉と骨をつなぐ部分を腱(けん)といい、腱鞘(けんしょう)はこの腱がスムーズに動くように包み込むような構造をしています。手首の腱鞘炎といえば育児中のお母さん、はさみなどを使う美容師さん、キーボードや電卓を使う職業など反復的に手首や指を酷使する職業や環境にいる人がなる病気でした。ところが最近になって、普段は手首や指を特に酷使しない職業の方にも腱鞘炎が増えています。

原因はスマホの使い過ぎによるものです。
一日に何時間も続けて使っている人は要注意。スマホを使う時、利き腕の手首を内側に捻った状態で親指だけを使う動作が非常に多いです。この状態では手首や親指に過度の負担が強いられます。これを毎日続けているとやがて手首や親指に痛みが出てくることがあります。最初のうちは、痛みよりは動かしにくさや違和感があることが多いですが、悪化してくると腫れや痛みが出てきます。

腱鞘炎になったときは、まずは痛みの出ている部分を休めることが第一です。ストレッチとしては、前腕部分の筋肉のストレッチがオススメです。

チェック方法

次のような動作をするときに、動かしにくかったり痛みがある場合、腱鞘炎の可能性があります。

  • 手の平を天井方向に向けて、グー・パー・グー・パーの動作を繰り返します。

  • 親指を四指で握るようにした状態で、手首をぐるぐる回します。

改善方法
  • スマホを両手で操作する

片手で操作することをなるべく避けるようにして、両手を使って操作するようにした方が手首や親指の負担は減ります。

  • 前腕部分の筋肉をストレッチ

肘から手首までの前腕部分が伸びていることを意識しましょう。

①腕を水平に開き手のひらを外側に向けるようにして手首を曲げ、肩から円を描くように腕を10回まわします。

②次に手のひらを体側に向けるようにして手首を曲げ、同様に回します。

※①②を2セット行います。

②猫背・ストレートネック

スマホを使っている時の姿勢はうつむき気味になりやすく首の前湾がなくなりストレートネックになります。さらに背中も丸まり猫背になります。首の後ろ、肩甲骨まわり、背部の筋肉にさぼり癖がついてしまい、顔を前に向けて背筋を伸ばすような良い姿勢をキープすることがつらくなります。
こうなると悪循環。さらに姿勢が悪くなってきてしまいます。

改善方法
  • クッションを使って良い姿勢をキープ

スマホを見る時、スマホをなるべく顔の位置まで上げるようにしましょう。
しかし、この姿勢は腕を上にずっと上げていることになるので肩や腕が疲れてしまいます。膝の上に厚みのあるクッションなどを置いて、肘をのせてあげると楽に良い姿勢がとれるのでオススメです。

  • 肩から背中のエクササイズ

①顔は床に向けた状態で四つん這いになり背筋を伸ばします。片腕を前方に伸ばし、そのまま10秒間キープします。

反対側の腕も同様に行います。
肩から背中の筋肉に刺激を加えます。肩、背中、首の筋肉をしっかり使うように意識しましょう。

②次に四つん這いの姿勢をキープしたまま、ゆっくり顔を上げて前を向き10秒間キープします。

首の筋肉に刺激を加えます。2セット行います。

③自律神経の乱れによる不眠、イライラ、疲労感など

自律神経とは自分の意思とは関係なく常に働いている神経です。身体を活動的にさせる交感神経と、身体を休めようとさせる副交感神経がシーソーのように働いています。

目からの刺激は直接脳に働きかけます。
スマホから発生するブルーライトの光の影響で脳はかなり興奮した状態になります。こうなると身体を活動的にさせる交感神経が優位に働きます。就寝前や仕事の合間の休憩時間などにスマホを使ってしまうと、せっかく身体を休ませようとしても副交感神経が優位に働かないため、身体を休めるモードになかなか切り替わりません。
そうなると自律神経の切り替えがスムーズに行われなくなり自律神経が乱れてきます。ひどくなれば自律神経失調症になる恐れもあります。交感神経の働き過ぎは不眠、イライラ、疲労感などの症状が現れます。
また副交感神経が働きにくくなるため、免疫力なども低下してきます。

就寝前や休憩時間など身体を休めようとする時には、なるべくスマホを見ないこと。目を閉じて目からの刺激をなくすと脳が休まり、自然と副交感神経が働きだします。どうしても使わないといけない時は画面を暗めに調整したり、ブルーライトを抑える眼鏡をかけたりしましょう。

改善方法
  • 交感神経の働きすぎを抑えるツボ押し

爪の生え際にある井穴のツボは自律神経に関係するツボがたくさんあります。
それぞれの指にある井穴のツボには症状別に細かく分類されています。
特に交感神経の働きを抑えるツボとして効果があるのは両手の人差し指の内側と、両足の小指の外側にあるツボです。両手、両足の薬指の外側にあるツボは副交感神経を抑える働きがあるツボですが、このツボを押したからといって過剰に働いてないのであればさらに副交感神経の働きを抑えることはありません。
五本の指の爪の生え際をまんべんなく軽く押して刺激してあげるだけで指先が温まりリラックスしてきます。

まとめ

スマホの使い過ぎにより出てくる様々な症状は、時間や姿勢を見直すことで防げることもあります。
一番怖いのは、症状が徐々に現れるため、身体への影響が出てくるまで気づきにくいことです。「近ごろ手首や指がおかしい」「疲れやすくなった」などの症状が出てきたら危険信号。
1日に使う時間は長くなくても、スマホはほとんど毎日使っているはず。知らず知らずのうちに身体への負の蓄積が増えてしまいます。

長時間の使用をやめることはもちろん、就寝1時間前からはスマホを見ないようにする、休憩中はスマホを使う時間を減らし目や頭を休ませるようにする、スマホを使う時はなるべく両手を使い、うつむき気味にならないように姿勢に気をつける…。
日常生活の中でこのようなことを心がけるだけでも、スマホによる体調不良を防ぐことができますよ。

著者情報

骨盤整体 高田馬場施術室 代表、鍼灸師、プロイデア専門家

本記事は、2015年4月21日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。