お仕事やプライベートでパソコンを使う機会は多くなっていますが、それに伴って問題になっているのが姿勢の問題。パソコンをしたせいで、姿勢が悪くなったり、健康上の問題が出たりしないようにしたいものです。
パソコンは自分のやりやすい姿勢でいいと思っている人もいるようですが、実はパソコンを行うときの疲れにくい姿勢というものがあります。身体が疲れにくい、腕や目が疲れにくいという効果があります。これまでパソコンをすることで疲れを感じていた人は必見です。
あまりに近くから眺めることが無いようにしたいものです。ディスプレイと目の距離は少なくとも40㎝以上あるのが望ましいでしょう。もし、40㎝以内でないと見えないというときは、文字の大きさを大きくするというようなことが必要だと言えます。
ディスプレイの上端が目の高さより下になるようにしましょう。やや上からディスプレイを見るという高さが望ましいようです。真正面から見ることがないようにして下さい。
身体とパソコンが90度以下の場合は、確実に前かがみの姿勢であることが多く、文字が見えにくいという場合が多いようです。この場合も文字の大きさを変えるなりすることが必要です。首が前にでた格好でパソコンをしていると、普段もそのような姿勢になってしまいます。
上腕を垂直にするということは、姿勢がまっすぐでないとできません。肘を90度以上にすることに気を付けていると、背中が曲がるということもありませんね。この姿勢で自然にキーボードに手が届くというのが理想です。
腕を支える椅子もしくは、腕を置く場所が必要です。これがないと、腕が疲れやすくなります。椅子に腕置きが無いという場合は、広めの机でパソコンをしないと、机に腕を置くスペースが作れません。
机の高さが調節できないと、身体に負担となります。60㎝~72㎝でベストな位置に机を調節しましょう。
椅子の高さも重要です。椅子の高さは37㎝~43㎝に設定し、足の裏が床につくような高さにしましょう。椅子が高すぎても低すぎても問題です。
パソコンを使って仕事をしている人は、毎日のことですから疲れにくい姿勢で作業を行うようにしましょう。また、姿勢だけでなく休憩時間を設けることは、身体にも目にも効果的です。