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基礎体温の基礎知識~美と健康のために知っておくべきこと~

2016年5月24日更新 | 4,302 views | お気に入り 334

基礎体温の基礎知識

基礎体温を測ることで体調・お肌・体重の管理ができることをご存知でしょうか!?妊娠を望んでいる方だけが測るものと思いがちの基礎体温について詳しくご紹介します。

目次

基礎体温の基礎知識

1)基礎体温とは

基礎体温とは安静時の体温のことで、寝ている時と同じ状態の体温です。女性の体は生理・排卵などにより女性ホルモンの分泌量が変化しており、それに伴い体温も一緒に変わります。その変化を記録することで、生理や排卵のリズムを掴むことができます。

2)基礎体温表(グラフ)の見方

女性の基礎体温はグラフに記載すると、低温期と高温期と大きく2つに分かれます。低温期は生理の開始~排卵まで、高温期は排卵~生理までの期間となっています。低温期の体温は36℃以上、高温期は低温期と比べて0.3~0.5℃ほど高くなります。それぞれの体温の変化はわずかなため、いつも一定の環境となるよう朝目覚めたら布団の中で測り、小さな体温変化も測れる婦人体温計を使用します。

基礎体温の周期

基礎体温の周期

画像出典:http://www.hirota-kanpodo.com/Sterility07.html

基礎体温の変化を把握するには、低温期・排卵期・高温期と3つの周期をチェックします。グラフは主に2つに分かれますが、その中間点が排卵期となり排卵日がわかります。この3つのみを覚えておけば、排卵日や生理日が予想できたり、妊娠の有無がわかります。しかし、体温の変化は実際に低温期、高温期ときれいに2極化するわけではありません。体調の変化、食事量でも変わるため、大まかに低温期と高温期が分かれているか確認しましょう。

1)低温期

生理が始まってから約14日間続き、卵巣にある卵胞が成熟します。この時はエストロゲンが多く分泌され、次の排卵や妊娠の準備を整えています。この期間は必ずしも14日前後とは限らず、人により多少バラつきが見られます。個人差が出る理由は、生理の周期に差があるからです。生理が早く終わる方もいれば、長く続く人もいるため、生理の期間により個人差が出るのです。

2)排卵期

低温期と高温期の境目となるのが排卵期です。高温期に移る3日前くらいに排卵が起こることが多く、高温期に入る直前に体温がガクンと下がります。ただし落差が確認できない人もいます。差がある場合は排卵を堺に体温が0.3~0.5℃ほど上昇し、低温期から高温期へ以降します。卵子の寿命は12~36時間程度で、精子の寿命は2日~数日となっており、この間に受精しなければ卵子の寿命は終えます。

3)高温期

受精卵の着床にそなえてブロゲステロンの分泌量が増え、子宮内膜が厚くなり着床にそなえます。着床すればそのままプロゲステロンの分泌が維持され、着床しなければ子宮内膜が剥がれ落ち、生理がきます。この期間も約14日間ですが生理周期には左右されず誰でもほぼ一定です。短い場合でも10日以上続けば正常だといわれています。

基礎体温でわかること

基礎体温でわかること

基礎体温を測ると自分のリズムがわかるため、生理日の予想から排卵日のチェック、妊娠しているのかまで確認することができます。さらに女性ホルモンの分泌変化もわかるようになり、ホルモンによる体調や肌の変化が理解でき、その時に最適な対処方法が判断できるようになります。

基礎体温は妊娠を望んでいる女性だけでなく、年齢を重ねた女性にも必要なことです。基礎体温を測れば女性ホルモンの分泌量が把握しやすく、体調の変化がホルモン分泌により影響を受け、更年期にさしかかっているのかもわかるからです。更年期の症状は若い方でも起こりますから、妊娠を望んでいない女性も毎日測ることで体調の管理がしやすくなります。

さらに女性にとって嬉しいのはダイエットにも役立てられることです。生理後のエストロゲンが分泌する期間はダイエットに最適で、逆に高温期のプロゲステロンが分泌する時期は何をやっても太りやすくなります。この時期を基礎体温で判断できれば、生理期間を利用しながら必要な時のみにダイエットができるようになります。

基礎体温×生理

基礎体温×生理

女性にとって生理は妊娠のために大切なことです。しかし、毎月一定周期で生理がきているのを把握している方はどのくらいいるでしょうか?基礎体温を測ると生理の期間、次の排卵日、生理が開始する日まで予想することができます。基礎体温と生理の関係性は、4つの期間の詳細を理解するとよくわかりますから、それぞれの特徴について見ていきましょう。

1)月経期

高温期が14日続いた後に低温期となり、まずは月経期から始まると考えるとわかりやすくなります。高温期にはプロゲステロンを増やし受精卵の着床にそなえていますが、卵子と精子が出合わなければ受精は起きませんから、プロゲステロンの分泌量が低下しそれとともに子宮内膜が剥がれて生理がきます。卵巣内にある黄体も、受精が成立しなければ14日でしぼみ消えてしまいます。

2)卵胞期

生理がくる月経期を経て次は卵胞期になります。生理期間は4~7日が平均で、生理が短い人もいれば長い人もいるため、低温期の長さは人によりまちまちです。卵胞期は生理が終了してから約7日間続きます。

卵胞期は卵巣から新たな卵子を作り成熟させるための期間で、受精卵を着床するために子宮内膜の増殖も見られています。脳の視床下部からはゴナドトロピン放出ホルモンが分泌し、それに対し脳下垂体が卵胞刺激ホルモンを分泌して卵巣に指令を出します。すると卵巣からエストロゲンが分泌しはじめ、卵胞にて卵子を育てます。

つまり卵胞期は妊娠に必要となる卵子を育てているため、食生活に注意し十分な睡眠をとって質の良い生活を心がけるのがポイントです。そしておりものの量を増やし受精しやすい環境も整えているため、排卵が近くなると糸をひく粘度の高い透明のおりものが増えます。おりものの量や粘りは成熟した卵子がちゃんと育っている目安にもなります。

ちなみに1回の生理周期では5~6個の卵胞が育ち、そのうちの1つのみが成熟して排卵しています。質の良い卵胞を育てるためには栄養、休養、ストレス対策が必要です。また、年齢とともに卵胞の数は1~2個と少なくなっていきます。

3)排卵期

卵胞期にエストロゲンの分泌量が増え、量がいっぱいになると今度は黄体化ホルモンが分泌され、排卵を促がすよう卵巣に指令をだします。卵巣は黄体化ホルモンにより、成熟した卵胞を刺激し、そのなかから1つ卵子が飛び出ます。これを排卵と呼んでいます。

排卵期とは低温期で体温がガクンと下がる前後のことで、排卵日を挟んだ5日間程度をいいます。排卵期が最も妊娠しやすい時期となるため、この時に精子が卵管に入り込めば、卵子と出会い受精する可能性があります。

排卵期は一番おりものが増える時期です。しかしおりものの量だけでは排卵日は特定できませんから、基礎体温を測り低温期のなかでも一番ガクンと下がる日をチェックしましょう。ただし、必ずしも一番体温が下がった日に排卵があるとは限らず、全体の10%程度しか当てはまらないともいわれているため、おりものの量・体温の変化だけでも正確な排卵日を予想することは難しくなっています。卵子は1日程度、精子は2~3日は生きているため、体温が下がってから3日間くらいを目安に排卵しやすいと考えるとわかりやすくなります。

4)黄体期

黄体期とは排卵期を終えた高温期のことです。排卵期の終わり頃には既に体温は上昇していますから、体温が上がった期間と覚えておくとわかりやすいでしょう。この時期はプロゲステロンの分泌量が増え、このホルモンの影響により体温が上昇します。

卵子が飛び出した後の卵胞は黄体に変化しています。子宮内は受精卵が着床しやすいよう内膜が厚くなり妊娠に備えます。おりものは排卵期に粘りが出ましたが、黄体期になれば量や粘度は少し安定してきて、ドロッとした塊が出ることがあります。

そして生理前特有の症状が徐々に現われ出します。イライラや体のむくみなどを感じ始め、精神も不安定になりやすい傾向があります。さらに体は栄養を蓄えようとするためダイエットが上手くいきにくくなったり、エストロゲンの量が減るため肌荒れを感じる人も出てきます。

基礎体温×妊娠

基礎体温×妊娠

基礎体温は妊娠のための体つくりから、排卵のタイミングの確認、妊娠をいち早く知ることにも関係しています。妊娠をこれから望んでいる方は、毎日基礎体温を測り自分のリズムを理解しておくようにしましょう。体温の変化は妊娠初期でも役に立つもので、妊娠がわかってから測り続けていると流産の可能性を知ることもできます。

1)妊娠しやすい時期

妊娠しやすい時期は、排卵日の3~4日前から、排卵後の1~2日間です。排卵日を挟み合計5日間くらいは妊娠する可能性があります。これは精子の寿命が3日、卵子の寿命が1日くらいだからです。そのため排卵日の前でも妊娠する可能性があるわけで、排卵日の3~4日前の行為でも受精する可能性はあるといえます。

一方で卵子の寿命は1日と短いため、卵子と精子が出会うためには、卵子がなるべく元気である必要があります。卵子が排卵して直後のほうが可能性が高くなり、24時間に近くなるほど受精しにくくなります。

精子の寿命は3日くらい、卵子の寿命は1日くらいと説明しましたが、卵子の寿命は個々で大きな違いは見られないのに対し、精子の場合は最長で2週間近く生きた例もあります。基礎体温を付けていた方が妊娠し、性行為の日から逆算すると、精子が1週間~10日間くらい生きた計算になる例もあるため、排卵日のかなり前でも妊娠する可能性があると知っておきましょう。

データ元:http://mamastar.jp/bbs/comment.do?topicId=1594147

排卵日とは?

排卵日とは基礎体温を付けていると、低温期から高温期の境目にガクンと体温が低下する日の前後です。WHOでは必ずしも体温が一番下がった日が排卵日となるわけではなく、前後4日間くらいに排卵している可能性が高くなるとしています。

日本の医学書では体温が一番低下した日が排卵日と記載されていることがあります。これは必ずしも間違いではないのですが、近年ではWHOの見解を優先し、体温が下がった前後数日とすることが多いようです。排卵日は体温が一番下がってから、体温が上昇した3日間に集中しやすいという論文も出ています。

データ元:http://www.suzuran7.jp/hairan/taionhyo.html

ちなみに、排卵日を正確に知りたいなら、基礎体温だけでなくおりものの違いや、排卵日検査薬を利用する方法もあります。排卵日が近くなるとおりものの量が増え、粘り気が出るため指で伸ばすと比較しやすくなります。毎回指でチェックするのは大変ですから、ショーツに付いたおりものの変化で判断してみましょう。ほかにも妊娠検査薬のように尿をかけて排卵日を測定できるキットも売られています。

また、なかには基礎体温を測定しても体温が一番下がる日がわかりにくく、ギザギザになる方もいます。その場合は生理が開始してからおよそ14日目前後くらいで排卵日がくると覚えておきましょう。生理周期が28日である方はだいたいこのくらいの日数に起こることが多いようです。正常な低温期は12~18日くらいで、生理周期によっては14日より多少前後するため、自分のタイミングをチェックしましょう。

2)妊娠の可能性

基礎体温の高温期が16日以上続くと妊娠の可能性が出てきます。ただし、高温期は通常でも16日くらい続く人もいるため、普段から自分の低温期の長さ、高温期の長さを知っておくと妊娠をいち早く知ることができます。どのタイプの人でも18日以上高温期が続けば、かなり高い確立で妊娠したと判断できます。

なかにはグラフがギザギザで排卵日がはっきりと特定できない方もいます。そのような方は、低温期と高温期の境目がわかりにくく、いつから高温期をカウントしたら良いのか判断が付きません。その場合は低温期の最後の日を予想し、高温期が何日続いているのかを調べましょう。

ちなみに妊娠しても高温期の体温上昇の仕方は変わりません。妊娠したからといって「いつもより体温が上昇しやすい」、「早く体温が上昇した」などの変化は感じられないのです。あくまでも妊娠したかの判断は、高温期が何日続いたかで判断します。人によっては受精卵が着床するころから、胸の張りや体のだるさなどを感じる人もいるため、妊娠初期の症状の有無も合わせて判断するとわかりやすくなります。

3)流産の可能性

実は基礎体温のみで流産の可能性を予測することはできません。なぜなら正常な妊娠が続いても、高温期の体温が上がったり下がったりとギザギザになる人もいれば、逆に流産しているにも関わらず高温状態が続く人もいるからです。

流産の可能性は子宮内に胎嚢を確認することが一番です。胎嚢は妊娠が正常に継続している場合に見られるもので、妊娠5~6週までに超音波検査にて確認できます。もし6週を過ぎても胎嚢が確認できない場合は、もしかしたら化学流産した可能性があります。さらに6~7週になると赤ちゃんの心拍が確認され、流産の危険性が少なくなったと判断できます。

妊娠してから基礎体温を測り続けるのは、流産の危険性を自分で判断するというより、子宮外妊娠の経過を判断するために使われています。高温期が通常より長く続いていれば妊娠が予想されますが、超音波検査で子宮内に胎嚢が確認できない場合、子宮外妊娠の疑いも出てきます。

子宮外妊娠は子宮に受精卵が着床するのではなく、卵管などに着床しているため、そのまま妊娠が継続すれば卵管が破裂して大出血を伴います。破裂すれば開腹手術が必要となり、卵管を温存できない場合もあるため、基礎体温でいち早く子宮外妊娠を知ることはとても大切なことなのです。

また、基礎体温を測り化学流産を知ることはできませんが、習慣性流産の可能性を確認することはできます。妊娠しても何度も流産を繰り返す場合は、受精卵の先天性異常による化学流産だけの原因ではなく、基礎体温の高温期が短い原因も考えられます。その場合は子宮、内分泌系の異常、自己抗体が影響していないか、病院でくわしく調べてもらうと良いでしょう。

基礎体温×更年期障害

基礎体温×更年期障害

更年期とは閉経を挟み前後10年くらいをいいます。閉経の平均は50歳ですから、この場合45~55歳までを更年期と判断できます。閉経とは1年間生理が無いことを示し、卵巣の卵胞機能が消失してしまうことです。つまり卵巣の中に卵子のもととなるものが消失し、排卵しなくなります。

更年期になると生理がこなくなるため、今まで必要だった女性ホルモンのバランスが変わります。45歳くらいから徐々に卵巣機能が衰え女性ホルモンの分泌量が減っていきます。すると脳からエストロゲンの分泌指令を出しても卵巣が答えられなくなり、脳がパニックを起こします。もっともっと分泌量を増やそうと脳は指令を送り続け、そして自律神経失調症のような症状が起こります。これが更年期障害というわけです。

1)生理周期の乱れはいつから?

卵巣の機能低下は35歳くらいから始まります。そして40代に入ると初期のころは生理の間隔が短くなりやすく、後半は長くなる傾向があります。生理周期の乱れは個人差があるため、長さは変わらないのにある日突然生理がこなくなる人もいます。出血量は徐々に少なくなり、閉経直前に多くなる人も見られています。

閉経といえるのは1年間まったく生理がない場合ですから、40代に入り時々生理がくるようならまだ妊娠の可能性があります。しかし、45歳くらいの女性の場合は、生理が毎月きていても、毎回排卵しているとはいえなくなります。このころは既に卵胞細胞が残り少なくなっているため、年に数回ほどしか排卵がなくなってきています。

2)基礎体温でわかる更年期

基礎体温を測ると更年期がどのように進んでいるかわかりやすくなるため、体の不調は更年期が原因だと判断できます。基礎体温は40代くらいから変化が現われますから、妊娠を望まない40代~50代女性でも毎日基礎体温を付けましょう。

更年期に差しかかると低温期が長くなり、高温期が短くなります。そして更年期に入ると、排卵する回数が減るため、低温期と高温期の境目がなくなります。次第に閉経すると高温期がまったくなくなり、低温期だけになります。

更年期には若年性更年期と呼ばれるものがあります。通常は50代になってから閉経しますが、なかには20~30代で更年期の症状が現われる人もいます。この年齢で更年期障害のような症状が出る場合を「若年性更年期障害」、43歳以降に閉経する場合を「早期閉経」といいます。40代前半でも閉経する人はいるため、生理周期が整わない方は、基礎体温を測り体の状態をチェックしましょう。

20~30代の方が生理がなく、更年期障害のような症状が現われるのは、卵子のもととなる細胞が無いのではなく、脳の指令が上手くいかずホルモン分泌を促がすことができない場合が多いようです。一時的に卵巣機能が低下しているのみですから、今から原因を特定し解消させれば排卵して妊娠することは可能です。

3)更年期障害と似ている病気

基礎体温を測っていれば女性ホルモンのバランスもわかるため、その不調が本当に更年期障害なのか、それとも違う病気の影響なのかもわかります。40代女性がかかりやすい病気のなかには、更年期障害に似ているものもあるのです。

不正出血や発汗、動悸、体重の増加などは子宮や卵巣の病気が考えられます。がんや子宮筋腫、卵巣のう腫などの可能性もあります。発汗や動悸、倦怠感、便秘、生理異常などは、甲状腺機能の異常かもしれません。更年期だからと勘違いして放置されるケースも多いため、甲状腺の腫れがあれば疑いましょう。

ほかにもむくみや倦怠感などで糖尿病だったり、倦怠感や関節痛で関節リウマチ、目や口の乾燥はシェーングレン症候群、頭痛やめまいは高血圧症の可能性もあります。更年期特有の症状はほかの病気の症状とも似ているため注意してみましょう。

基礎体温×美肌

基礎体温×美肌

基礎体温を測っているとホルモンバランスもわかるため、美肌に繋がる普段のスキンケア方法が明確になります。

まず生理の期間はエストロゲンもプロゲステロンの分泌も少なめです。低温期の後半にかけてエストロゲンが増加しだし、このホルモンの影響により肌の水分量がアップしツヤが出てきます。高温期の前半はエストロゲンが減少しだし、プロゲステロンの量が増え始めます。この頃はやや肌荒れがしやすくなります。そして高温期後半が一番肌状態が悪くなり、ニキビやテカリなどトラブルを感じやすい時期です。

1)月経期

女性ホルモンの量が低下し肌が敏感になりやすい時期です。スキンケアが合わないなら、この時期だけでも敏感肌タイプに変えてみて。この時期に無理は禁物ですから、ピーリングなど肌に負担になることは避けましょう。

2)卵胞期

生理周期のなかで一番肌の状態が良い時期で、ツヤやハリもアップします。新しいスキンケアを試すならこの時期がおすすめ。

3)排卵期~黄体期前半

やや肌の状態は低下するものの、まだそれ程トラブルが無く落ち着いています。この時期にスペシャルケアをしておくと、次の肌荒れ時期に対応しやすくなります。美容液でのケアや、パックで栄養補給も向いています。

4)黄体期後半

黄体期後半が一番状態が悪く、皮脂の分泌が増えてきます。肌の保水を心掛けながら、皮脂の分泌を抑えるためにバランスの良い食事がおすすめです。皮脂が増えたり、ニキビができるからといって、顔をゴシゴシ洗い過ぎるのは禁物です。かえって肌が乾燥し油分が出やすくなるため、基本は保湿を心がけることです。

基礎体温×ダイエット

基礎体温×ダイエット

基礎体温を毎日測っていれば、女性ホルモンの変化がわかるため、ダイエットしやすい時期が判断できます。ダイエットは無理に食事を抜いて毎日頑張るより、瘦せやすい時期のみ取り組んだほうが効率がいいのです。基礎体温を付ければ365日ダイエットのことを考えなくてすむため、精神的にも楽になりますよ。

ダイエットに一番向いているのは生理が終わった卵胞期です。脂肪や水分代謝を促がすエストロゲンの分泌量が増えるため、生理終了~生理開始日から数えて14日までが狙い目となります。1週間生理があったとすれば、たった1週間ダイエットするだけなのでストレス無く続けられるはずです。

1)月経期

エストロゲンもプロゲステロンの分泌も少なく、ダイエットしても瘦せにくくなります。この時期は心もブルーになりやすいため、無理すればイライラで食べ過ぎてしまう結果に。血液を失うため食事制限はお休みしましょう。その代わり女性ホルモンの作用が少ないため筋肉が増えやすく、軽い筋トレで引き締めると効率が良くなります。筋トレなら1日5分~10分でも済み、月経期にストレス無く続けられます。

2)卵胞期

8日目~14日くらいがダイエットに最適な時期です。食事制限をするなら7日間だけに集中して。野菜、スープから先に食べて、次にメインのおかず、最後に炭水化物を食べると脂肪の蓄積を抑えられます。最初に野菜やスープ類を食べることで満腹感が得られやすく、太りやすい炭水化物の頃にはお腹がいっぱいになります。さらにこの時期はエストロゲンで代謝が上がっているため、脂肪を燃焼させる有酸素運動を中心にしましょう。

3)排卵期

排卵期に入るとダイエットはお休みです。まだエストロゲンの量は多少はありますが、無理するとストレスに繋がるためキープが基本です。そろそろむくみやすくなる人もいるため、甘い物や塩分を控える程度に。運動はリラックスできるヨガ、マッサージなどがおすすめです。

4)黄体期

基礎体温が上昇する黄体期は何をやっても瘦せにくくなります。逆にダイエットしていても体重が太る人も。エストロゲンの分泌が減り水分代謝が悪くなります。この時期に体重1kg増程度なら水分が増えただけです。食事制限は無し、便秘やむくみ対策のために野菜やフルーツを食べましょう。気分が優れない人も多いため運動はお休みして、ゆっくりと入浴しながらストレス解消が◎。

基礎体温×栄養

基礎体温×栄養

基礎体温の変化で女性ホルモンの分泌がわかれば、その時に必要な栄養素が補いやすくなります。たとえば代謝が高まる時期に燃焼成分を補給したり、イライラしやすい時期には甘い物に頼りすぎず栄養で解消しやすくするなどです。必要な栄養を基礎体温で見直せば、生理前症候群の症状が緩和されたり、ダイエットにも繋がるようになります。

1)月経期

子宮内膜が剥がれ落ち、血液も失うためたんぱく質と鉄分を補いましょう。赤身の肉を取り入れたり、ひじきのような植物性の鉄もおすすめです。鉄のようなミネラルはもともと吸収率が低いため、たんぱく質やビタミンCなどと組み合わせるのがいいのです。また心もブルーになりやすく、イライラしやすい方はカルシウムの摂取を心がけてください。むくみも増えやすく、体が冷えやすいため温め効果が高く塩分を控えられる鍋、スープなどがおすすめメニューです。

2)卵胞期

生理で失われた血液やエネルギーを補う時期です。卵胞期の後には排卵がまっていますから、卵胞や子宮内膜の成長に必要な栄養素を積極的に摂るようにしましょう。基本的にこの時期はたくさん食べても太りにくくなっていますから、血をつくる肉・魚・豆類・卵、ミネラルが多いナッツや海藻類がおすすめです。ダイエットをしている方は唐辛子のカプサイシンで代謝を高めましょう。

3)黄体期

便秘やむくみがひどくなり、イライラも増えやすい時期です。イライラ対策にはヨーグルトでカルシウム摂取を心がけ、バナナに含まれるビタミンB6でセロトニンの分泌を促がしましょう。便秘対策にはプルーンをヨーグルトに入れるのもおすすめ。体重が増えやすいからと食事を無理に減らすとストレスにつながりやすいため、基本は3食バランスよく心がけて。

基礎体温の測り方

基礎体温の測り方

基礎体温の変化は低温期と高温期で0.3~0.5℃などそれ程多く無いため、毎日測るコンディションを一定にしながら、毎日の微妙な体温の変化を調べます。測る時間帯、コンディションが変わると、正しく低温期・高温期とわかれませんから、毎日同じ時間で体温を測定します。

① 朝目覚める

朝目覚めた直後は、体がまだ休んでいる状態です。血圧や体温の上昇も見られず、毎日一定のコンディションを保ちやすくなります。

② 寝たまま口にくわえる

布団のそばに体温計を置いておき、朝目が覚めたら直ぐに測定します。体温計は口の中に入れる測り方です。使用する体温計の時間を守り測定しましょう。

③ 体温をチェック

一定時間を測定しおえたら、毎日体温を確認して記録します。基礎体温の表に書き込んだり、スマホアプリなど好きな方法で管理してください。

体温計は口の中に入れて測定しますが、舌の下に挿入し、舌中央の筋にちょうど当たるよう真っ直ぐ入れます。基礎体温は1ヶ月だけでは自分のリズムはつかみにくいため、最低でも3ヶ月は付けるようにしましょう。

  • できるだけ同じ時間に
  • 起床時間が変わる日も測定する
  • 測定中は動いたり、立ち上がったりしない
  • 測る位置は舌の下、舌の上ではありません
  • 測定後は忘れないうちに記録しておく
  • おりもの、生理、頭痛など体調の変化も記載しておく
  • トイレに起きたら30分安静にしてから測定
朝同じ時間に測れない場合は?

看護師さんなど夜勤のお仕事がある方は、毎朝同じ時間帯に測定するのは難しいかもしれません。そのような方は毎朝同じコンディションで測定しようと神経質にならなくても大丈夫です。起きる時間帯が毎日バラバラなら、30分くらい安静にできる時間帯を選んでください。朝起きてから30分布団で安静にしてから、夜寝る前30分横になってからでもOKです。その場合はできるだけ毎日同じ時間を利用しましょう。

体温計はいつも清潔に

婦人体温計は毎日口の中に入れるものですから、使用したら清潔に保ちましょう。できればケース付きのものを選び、使用したら乾いた布で軽く拭き取り収納してください。汚れが気になるようなら、たまに水洗いしても大丈夫です。消毒はとくに毎回する必要はなく、本体は熱で変形しやすい素材が使われていることもあるため、熱湯消毒は避けましょう。本体が痛んできたら定期的に新しい物に交換することをおすすめします。

基礎体温計について

基礎体温計

体温計には通常の熱を測定するもの、婦人体温計のように細かい体温変化まで測定できるものとに分かれます。基礎体温は細かい体温変化もチェックしなければならないため、必ず婦人体温計を準備してください。通常の体温計では目盛りが大きく、低温期と高温期の違いや、排卵日を特定するのは困難です。さらに婦人体温計には実測式、予想式と2種類用意されています。

1)基礎体温計の種類

実測式

測定時間が5分の体温計です。口の中で5分間測定するため時間はかかりますが、正確な体温を測定できます。ワキだと10分くらいはかかりますが、口の中だと5分間でも体温の上限を測れるため、基礎体温の測定に口の中は向いているのです。

予想式

同じく口の中で体温を測定するのは同様ですが、測る時間が25~90秒と短いのが特徴です。数秒後の体温変化から実際の体温を予想するもので、多少誤差が出てしまいます。しかし、毎日5分間測定するのは大変ですから、5分も待てない方はこのタイプが便利です。

さらに婦人体温計を分類すると、水銀体温計・電子体温計・高機能タイプと分けることができます。

水銀体温計

昔ならではの体温計は水銀体温計です。体からの熱の伝わりに対し水銀が膨張するため、正しい体温測定が可能です。電池が要らないため半永久的に使用できますが、その代わり取り扱いに注意しないと割れやすいデメリットがあります。割れた体温計から漏れた水銀の取り扱いにも注意する必要があるため「時間がかかっても正確に知りたい」「電池の交換が無いほうがいい」「水銀体温計の取り扱いに慣れている」方におすすめです。

ちなみに体温計に使われている水銀は、口から入り込んでも吸収されにくいため害はありません。注意したいのはそのまま放置して水銀が気化し、肺から取り込んでしまった場合です。そのため直ぐに片付ければ必要以上に心配する必要はありません。

電子体温計

電子体温計は一般的に出回っているタイプです。電池式で動いており、温度センサーで体温の変化を測定しています。先端にはマイクロコンピュータが埋め込まれていて、サーミスタと呼ばれる温度センサーが温度変化を判断します。予想式があるのは電子体温計のみですから、忙しい方や水銀体温計の取り扱いに不安がある方におすすめです。

高機能タイプ

高機能タイプとは電子体温計にさまざまな機能が付けられたものです。体温を測定すると毎日の体温変化をメモリーで記録し、グラフ表示までしてくれる優れものもあります。毎日測るだけで手間が無く、グラフにわざわざ記録する必要がありません。お値段は通常の電子体温計より高くなりますが、毎日の手間と労力を考えるとリーズナブルと考える人もいるでしょう。

2)デジタルと水銀どちらを選ぶ?

電子体温計、水銀タイプはそれぞれ特徴があるため、どちらが基礎体温の測定に適しているとはいえません。メリットが高いほうを選ぶようにしましょう。

デジタル

メリット

  • 自動記録タイプなら二度寝もOK
  • 予測タイプなら30秒以下の測定以下のものも
  • 毎日続けやすい

デメリット

  • 時間が経つと表示が消えるタイプも
  • ちょっとした動きで誤差が出やすい
  • 高機能タイプは少々お値段が高め
水銀

メリット

  • デジタルでは差がわかりにくい方に
  • お値段がリーズナブル
  • 正確な体温測定は水銀が一番

デメリット

  • ピッと音が鳴らないため終了がわかりにくい
  • 暗い時間帯では体温が読み取れない
  • 割れると買いなおしが必要になる

低温期、高温期がハッキリしやすい方は、毎日続けやすい電子タイプのほうが利用しやすくなります。電子タイプは水銀体温計と比べると多少の誤差が出やすいのですが、体温の差がはっきりと出ている方なら予想が付けられます。

逆に体温がバラバラの方は、正確性の高い水銀製をおすすめします。まずはお手軽な電子体温計で試してみて、低温期と高温期がはっきり出ない方、排卵日がわかりにくい方は水銀体温計に変えると、グラフがはっきりとしてわかりやすくなる方もいます。

どちらにしても続けないと意味がありませんから、お値段・測定時間・取り扱い・手軽さなどを総合して自分に適切な体温計を選んでみてください。

3)基礎体温計×アプリ

・ ルナルナ 体温ノート

ルナルナ

Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.mti.bbt&hl=ja

iPhone:https://itunes.apple.com/jp/app/runaruna-ti-wennoto-ji-chu/id641423096?mt=8

基礎体温の管理をしながらグラフ表示してくれるアプリです。グラフ上では生理周期も表示され、生理日や排卵日の予測ができるようになっています。妊娠を望んでいる方や、基礎体温コラムで学ぶこともできるため体調や肌管理をしたい方にもおすすめです。iPhone&Androidどちらにも対応しています。

・ 妊娠・生理・排卵日予測のグラフアプリ~基礎体温ツール~

基礎体温ツール

iPhone:https://itunes.apple.com/jp/app/ren-shen-sheng-li-pai-luan/id532498469?mt=8

iPhoneユーザーにはこちらのアプリ。既に10万人がダウンロードしている人気アプリで、面倒な数字入力が不要でタッチするだけでグラフ化してくれます。生理日や排卵日の予想や、気分の入力もできます。

・ リズムノート

リズムノート

Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.omron.healthcare.wl.android.bbt

iPhone:https://itunes.apple.com/jp/app/rizumunoto/id895292466?mt=8

婦人体温計(MC-652LC)に対応したアプリで、測定したらデータを転送するだけの楽々管理ができます。体温の変化をグラフ化してくれるだけでなく、その日の体調を文章でチェックできるため、ダイエットや美肌対策としても使えます。iPhone&Androidどちらにも対応しています。

4)オススメの基礎体温計

・ オムロンMC-652LC

オムロンMC-652LC

画像出典:http://www.healthcare.omron.co.jp/product/mc/mc-652lc.html

スマホアプリ「リズムノート」対応の電子体温計です。オムロンから出ている商品で、約10秒で体温を測定できます。測定したデータはスマホに転送できるため、毎朝忙しい女性におすすめです。iPhone ユーザーはBluetooth通信で送信、AndroidユーザーはNFC通信を利用します。手持ちのスマホが対応しているかチェックしておきましょう。

参考価格:2,500円~4,300円

・ 森下仁丹 婦人体温計・基礎体温計

森下仁丹 婦人体温計・基礎体温計

画像出典:http://www.181109.com/item/25095/?_ga=1.196904684.1146428220.1463462420

リーズナブルな価格で購入できる婦人体温計、基礎体温計と兼用の商品です。正確に測れる実測式となっており、平均90秒でも測ることができます。5分で実測検温も可能なため、時間が無い人ある人でも対応しやすくなっています。口の中でもワキの下でも使える共用タイプだから、家族と一緒に使いたい方におすすめです。

販売価格:1,522円(税込)

・東芝婦人用電子体温計 HT-201

東芝婦人用電子体温計 HT-201

画像出典:http://item.rakuten.co.jp/toshiba-hc/digital_thermometer_tsb/

「ルナルナ 体温ノート」など多数のアプリにも対応する電子体温計です。東芝のオリジナルアプリも出ているため、管理がしやすくなっています。測定時間はわずか40秒の予測検温が可能です。そのまま口に入れておくと実測検温もできるため、その日の状況に合わせて使い分けをするのがおすすめです。小さくてかわいい形、日本製なのも魅力となっています。

商品価格:1,980円(税込)

・テルモ 電子体温計 WOMAN℃

テルモ 電子体温計 WOMAN℃

画像出典:http://www.e-terumo.jp/WOMAN%E2%84%83%E3%80%80%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%A2%E5%A5%B3%E6%80%A7%E4%BD%93%E6%B8%A9%E8%A8%88W525DZ%E3%80%80%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E9%80%81%E4%BF%A1%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%97/product/0/8025250/?cat=100002002&swrd=

約20秒でしっかりと測定できる電子体温計です。測定時間がかなり短くても大丈夫なため、面倒で続かなかった方におすすめです。データ転送できるタイプや、体温計ひとつでデータ管理できる高性能タイプが用意されています。高機能タイプの電子体温計は大型のものが多かったのですが、この体温計ならコンパクトで持ち運びもしやすくなっています。

商品価格:3,078円~7,714円(税込)

・ランズナイトセルフ

ランズナイトセルフ

画像出典:http://rans-night.jp/rans_pc/ransnight_self_spec.html

衣服内温度計というちょっと変わったタイプの体温計です。毎日リズムは知りたいけど、口の中で測定するのが大変という声から生まれました。体につけておくと朝起きたら測定できているため、何よりも手間がありません。寝る前にパジャマかショーツのウエストの部分に挟んで寝るだけです。

商品価格:5,980円(税抜)

・フェバー体温計

フェバー体温計

画像出典:http://store.ponparemall.com/foryou/goods/4975932154038/?vos=evppmpo0023x12884755

水銀体温計は最近ドラッグストアでもあまりみられなくなったため、購入希望の方はネットで買うと便利です。この水銀体温計は日本政府検定済みで安心して使用でき、昔ながらのタイプとなっています。正確性を一番に求める方はこのタイプがおすすめです。

商品価格:695円(税込)

まとめ

基礎体温の基礎知識から活用の仕方まで紹介しましたが、妊娠や生理のためだけでなく、美容やダイエットにも繋がると知り、測定したくなった方もいるでしょう。

以前は毎日ひたすら口の中で5分間測定し、それを地味にグラフ化するしかなったのですが、最近はスマホアプリや便利な電子体温計も出ているため手軽に続けやすくなっています。妊娠と無縁と思われがちの更年期の女性でも基礎体温は活用できますから、自分の体調管理のひとつとして幅広い方が利用してみてはどうでしょうか?

著者情報

最近はもっぱらナチュラル思考です。自然が大好き!

本記事は、2016年5月24日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。