綺麗のトリセツ

美容専門ハウツーサイト女子力UP!ウェブポータル

綺麗のトリセツ

掲載中のトリセツ記事数 1,855 記事

おしりがかゆい時どーする!?おしりお悩み解決法

2016年9月23日更新 | 4,563 views | お気に入り 415

おしりのハナシ

おしり

おしりのトラブルは普段あまり意識する人が少ないために、ひどくなってから気が付く場合も多いようです。また、親しい人でも気軽に相談できる部位でもありませんから、一人で悩みを抱えている方も多い箇所だといえます。

そのなかでも比較的多くの方が悩んでいるのが、おしりのかゆみではないでしょうか?かゆいからといって普段からボリボリかくわけにはいきませんが、夜中に知らず知らずに触れていたりすると、症状がひどくなってしまう場合もあるので注意してみましょう。

おしりがかゆい時

おしりがかゆい

おしりが何かかゆい。。。そんな時、ありませんか?きちんとお風呂に入っていて汚れているわけでもなくて、乾燥肌で肌が荒れているわけでもない。そんな場合は、もしかしたら次に紹介する理由でかゆみが出ているのかもしれません。

1)原因1.汗によるもの

汗をかくとなぜ皮膚がかゆくなってしまうのか、不思議に思ったことはないでしょうか?とくに敏感肌の方は、自分の汗さえも厄介な存在となってしまい、夏のようによく汗をかく時期にはかゆみを実感する人も増えてきます。

実は、このかゆみの正体は、汗のみが排出されているからなのです。乾燥肌や敏感肌の方は、毛穴からは汗のみが排出されていて、皮脂の分泌量が少ないために、肌のコンディションが悪くなっています。肌のかゆみを少なくするには、皮脂と汗の両方をきちんと出し、肌に刺激が少ない状態をつくりださなければなりません。

なぜ汗のみ出るとかゆみが出るのかというと、肌がアルカリ性になり、雑菌が繁殖しやすくかゆみが生じやすいからです。一方で健康な肌の人は皮脂と汗と両方が排出されているため、肌は弱酸性となり、雑菌を寄せ付けないコンディションができあがっています。

皮脂は肌のバリア機能を高め、菌の増殖を防いだり、肌の内側にある水分を蒸発しにくくする働きや、紫外線など外界からの刺激から守る役割があります。敏感肌の方はもともと肌の脂分が不足しており、汗のみが排出されてしまっているのがかゆみの原因となります。

2)原因2.肌に触れている素材によるもの

下着によるかゆみ

おしりがかゆい場合、下着の影響を受けている場合があります。おしりはショーツで常に覆われていて、歩いたり座ったり体を動かすことで、下着の繊維との摩擦が生じています。皮膚のなかでも衣類の影響を受けやすいのがおしりなのです。

素材で影響を受けているように思う方は、いつも身につけている下着の素材に注意してみてください。チクチクしやすいのは化学繊維に多く、コットンやシルク素材に変えることで刺激が少なくなる方もいます。さらに下着に付けられている洗濯表示タグや、縫い目がかゆみの原因となっているようなら、タグや縫い目が一切無い1枚の布でおしりを包み込むショーツを選ぶ対策もあります。

また、素材だけでなく、下着を洗う洗剤にも注意してみましょう。肌が弱い方は、石鹸タイプの洗濯洗剤のほうが刺激が少ないと感じたり、柔軟剤を使用して肌あたりをソフトにしたほうが優しくなったりもします。

さらに注意したいのは、洗濯洗剤が下着に残ってしまうことです。節水のためにすすぎを1回のみにしている方は、もしかしたら洗剤の成分が下着にまだ残っており、その成分が刺激になっているかもしれません。節水を心がけるなら、ためすすぎを2回使用しましょう。

3)正しい対処法

まずはおしりがかゆいからといって、かいたりこすったりしないことが一番大切です。肌が敏感になっていると、少しの刺激でも皮膚の表面を傷つけ、そこから汗や雑菌などが入り込み、余計に症状をひどくしてしまうことがあります。

よく間違ってやってしまうのが、かゆいから汚れていると勘違いして、ナイロンタオルでゴシゴシ洗ってしまう方法です。皮膚の表面は荒れれば荒れるほどかゆみが強くなり、外界からの刺激に弱くなって、肌の水分や脂分を失い、バリア機能が低下していきます。おしりがかゆい場合の洗い方は、優しくタオルで洗う程度にしてください。

汗が直接的な原因の場合は、汗をよく吸い取りやすいショーツに変えることをおすすめします。綿素材は汗を吸いやすいことから選ぶ方も多いかもしれません。確かに保水性は高いのですが、その代わり一度濡れると乾きにくいデメリットもあります。汗を吸って発散しやすい素材で一番いいのはシルクです。最近では汗を発散しやすいポリエステルなどの化学繊維を使ったタイプも売られているので、化学繊維がチクチクしない方は機能性インナーも便利です。

肌が弱く化学繊維がチクチクするようなら、綿を選びたいケースも多いと思います。そのような場合は、綿100%でもステテコなどに使われるクレープ素材・メッシュ素材をチョイスする方法もあります。これらは綿のなかでも汗の吸収性や発散性に優れています。

おしりのかゆみの原因は下着の素材や摩擦でも影響を受けることがありますから、汗を発散しやすい素材に注意して、素材の優しさから選ぶなど、自分好みの下着の種類を選んでみてください。

4)薬について

おしりのかゆみが強く、寝ているときにかきこわしてしまった場合は、そのまま放置するより、市販の薬で素早く治療したほうがよいこともあります。

市販の薬のかゆみ止めは、ステロイド、かゆみ止め、抗生物質と3つの成分が使われています。単体のものから、複数の薬を組み合わせたものまで売られています。

ステロイド剤は炎症を素早く抑えるのに向いており、酪酸ヒドロコルチゾンなどが配合されています。かゆみ止めは抗ヒスタミン成分などが配合されていて、強いかゆみが起きているときに効果があります。抗生物質は抗菌作用があり、患部がじゅくじゅくしている場合に二次感染予防に向いています。

たとえば市販の塗り薬では次のようなものが売られています。それぞれの特徴をよく理解して選んでみましょう。わかりにくい場合は、ドラッグストアの薬剤師の方に相談してみましょう。

ロコイダン軟膏

ロコイダン軟膏

画像出典:http://www.kracie.co.jp/products/ph/1202048_2220.html

クラシエから販売されているステロイドを主成分とする塗り薬です。ヒドロコルチゾン酪酸エステルを主成分としており、炎症を素早く抑える作用があります。幅広い皮膚炎にも使用でき、かゆみがある湿疹や虫さされ、じんましん、あせもにも使うことができます。

フルコートF

フルコートF

画像出典:http://www.flucort.jp/intro.html

田辺三菱製薬から販売されている、ステロイドと抗生物質を組み合わせた薬です。炎症と化膿の両方に効く薬で、じゅくじゅくしてしまった湿疹に使用しましょう。炎症を抑える成分はフルオシノロンアセトニド、細菌の増殖を防ぐ成分はフラジオマイシン硫酸塩となっています。

オイラックスPZクリーム

オイラックスPZクリーム

画像出典:http://www.daiichisankyo-hc.co.jp/products/details/eurax_pz_cream/

第一三共ヘルスケアから販売されており、ステロイド剤とかゆみ止めの2つの医薬品と、さらに2つを加えた4つの成分が配合されている薬です。肌に吸収されると低活性になるステロイド剤のプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル、かゆみを止めるクロタミトンが配合されています。さらに血行をよくするビタミンEを補給する成分、殺菌成分が得られる成分も含まれています。

5)病院について

市販薬はあくまでも一時的な治療のみで、なかなか改善されない場合は、必要な成分が配合されていない場合もあるので、専門医に診てもらう必要があります。

汗や下着の素材による刺激で皮膚炎になっている場合は、皮膚科を受診しましょう。それ以外にも肛門周りがかゆいようならぎょう虫症も疑い、この場合は内科または肛門科を受診します。ほかにも皮膚カンジダ症といって真菌が影響していたり、皮膚がんや尖圭コンジローマなどが影響することもあります。これらは皮膚科を受診してもよいのですが、肛門周りにかゆみが集中しているようなら、肛門科を受診して詳しく診てもらう方法もあります。女性器周りのトラブルでしたら、婦人科でも診てもらうことができます。

このようにおしりのかゆみといっても、細菌・真菌・ウイルス・寄生虫などいろいろな問題から起こっている場合も考えられます。糖尿病のように免疫力が低下する疾患によるもの、婦人科疾患によるもの、単なる皮膚湿疹などもあります。

もし市販薬で治療が長引いているようなら、無理せずに専門医に診てもらい、原因を特定してもらいましょう。

「かゆい」ということ

かゆい

皮膚がなぜかゆくなるか知っていますか?そのメカニズムを詳しく理解すると、なぜおしりがかゆくなったら、こすったりかいてはいけないかがわかるはずです。私たちは普段かゆいと何気に爪で引っかいてしまいますが、かゆくなるにはちゃんと理由があるのです。

1)かゆいメカニズム

皮膚がかゆくなるメカニズムはよくわかっていない面も多いのですが、はっきりしているのはヒスタミンが影響していることです。

皮膚には肥満細胞と呼ばれる部分が存在し、ここからかゆみを生じさせるヒスタミンが分泌します。ヒスタミンが発生すると痛みやかゆみを感知する「知覚神経」に作用が及びます。すると神経から脳に信号が送られ、皮膚にかゆみが発生していきます

さらにその信号は神経の末端にも到達し、神経ペプチドが放出されます。神経ペプチドは肥満細胞を刺激する作用があるため、かゆいからかくという行為は、ヒスタミンの分泌を促がしているようなものなのです。最初は狭い範囲でかゆみが起きていたのに、どんどん範囲が広がり問題ない場所までかゆみが起きた経験はないでしょうか?

皮膚のかゆみはどこかで食い止める必要があって、刺激をできるだけ与えないよう工夫したり、どうしてもかゆみが強いようならかかないように医薬品を使ったりする必要がある場合も出てきます。

2)かゆみの原因となるもの

かゆみの原因

かゆみを起こす原因物質にはさまざまなものが存在し、影響がある物質が特定できれば、それに触れないよう工夫することで、新たなかゆみを発生させる原因を取り除くことができます。人によってもその原因物質は異なっており、医師の診察では問診にてよく話を聞いて、その人の原因となっている物質を特定する治療法が利用されています。一般の人でも、どのような物質が影響を及ぼしやすいのか理解しておくことで、刺激を極力減らすことができるようになります。

植物

特定の植物に触れるとかぶれるという話を聞いたことがある方もいるでしょう。影響が強いのはウルシ科の植物です。山に入ったりガーデニングなどで植物に触れた際に、かゆみが出た経験がある方は、その植物を覚えておいて避ける必要があります。

観葉植物として育てられることが多い植物でもアレルギーが起こる場合もありますし、果物や野菜など普段食べることが多い食品にもアレルゲンは存在しています。注意したいのが、精油のように植物性で一見アレルギーが起こりにくそうな物質にも影響が見られていることです。植物性の成分を使ったスキンケア商品、アロマテラピーのように吸引する方法でも影響が出ないとはいえないのです。

化学物質

化学物質は洗剤、化粧品、シャンプーや石鹸など肌に触れる機会が多いもので影響が出る可能性があります。おしりに関係するのは、スキンケア商品や石鹸などに含まれる添加物です。防腐剤や香料が影響している可能性もあります。防腐剤でかぶれの原因として知られているのはパラベン類で、できるだけ化学物質が含まれていないスキンケア商品に変えてみるのもよいでしょう。

また、意外なところで医薬品として使用する消毒薬、アルコールが刺激となることもあります。おしりがかゆいからといって、ウェットティッシュや汗拭きシートで拭く行為が刺激となり、それらに含まれる成分でかぶれていることもあります。かゆみがある場合はぬるま湯で洗う程度に留め、何度も拭き取るのは避けたほうがよいでしょう。

食品

とくに皮膚には何も刺激となるものは接触していないのに、おしりにかゆみが起きている場合は、毎日食べる食品が影響していることも考えてください。ぶつぶつが起きてじんましんとなっている場合は、食品が問題となっている可能性があります。

魚介類はエビやカニなどの甲殻類、サバやイワシのように日常的に食べる魚類なども影響することがあります。人によっては豚肉アレルギーを持っていたり、野菜で湿疹ができる人もいるので注意してください。食品アレルギーとしてよく知られているのは、ソバやナッツ類でしょう。これらは明らかにアレルギー症状が出る人も多く気が付きやすいようです。しかし、食品アレルギーは人によっても症状の出方は変わり、時間が経ってから湿疹が現われる人もいますから、食べた直後だけでなく数時間~数日単位でも注意してみましょう。

ハチ・ムカデのように刺す虫、蚊やブユ・アブ・ダニのように吸血する虫などはアレルギー反応を起こす原因として考える必要があります。ほかにも毛虫などに接触するとかゆみを起こすこともあります。

3)かいてはいけない理由

かゆみのメカニズムでも紹介しましたが、かく行為は悪循環を招くため、避けなければなりません。かくとそのときは気持ちがいいかもしれませんが、皮膚への刺激はヒスタミンを発生する原因をつくりだしているようなもので、かかないだけでも症状をひどくしない対策となります。

さらにかけば皮膚が傷つき、皮膚の表面が荒れて細菌から守るバリア機能が低下していきます。皮膚は角質層がきれいに整っている状態が正常なのですが、爪で引っかけばその部分が乱れてしまいます。角質層が乱れている状態では、皮膚の内部にとどめるべきの潤いや水分が失いやすい状態となり、ドライスキンの原因ともなるため避けてください。

また、かけばかくほど皮膚の炎症は進んでいき、ひどくなればじゅくじゅくしてかき壊した状態にもなります。一度そのような状態になると、汗や細菌へのバリア機能が弱くなり、すぐにかゆみを感じやすいため、何度もかき壊して治りにくくなってしまいます。

どうしてもかゆみが我慢できないときには、保冷剤をタオルなどの布にくるみ、患部を冷すことで軽減させることができます。長時間当てたり、直接保冷剤で冷す行為は、凍傷を招いてしまいますから避け、かゆみが治まったら外して様子をみましょう。

「おしり」について

おしり

おしりは普段自分で見ることが少ない箇所で、下着で隠れているため、おしりの構造や役割は詳しく考えたことがない方が多いでしょう。かゆみを感じやすい方は、一度おしりとは何なのか理解してみてはどうでしょうか?

1)おしりの構成

おしりの構造で普段私たちによく関係するのは、便を排出する肛門でしょう。肛門の周りには内肛門括約筋が存在しており、通常は意識しなくてもこの部分がしまり肛門は閉じた状態になります。そのため、普段の生活で便やガスが漏れてしまうことはありません。

さらに腸の一番下の粘膜の部分が垂れ下がり肛門を覆っており、この部分で便が出てくるのを塞いでいるため、便やおならが外に出ないようになっています。トイレに行って便を排出することができたり、ガスを出すことができるのは、力むことで外肛門括約筋が弛緩しているからです。

肛門括約筋によりしめ付けられている部分は、肛門から腸の位置までと約4~5cm程度の長さで、ここを肛門管と呼びます。上は直腸の末端部分となっており、下には肛門上皮が含まれここは皮膚の一部となります。この肛門管と呼ばれる部分が一番トラブルが多い箇所で、痔が形成されるのはこの部分です。日本人は3人に1人が痔ともいわれており、20代や30代のような若い女性にも痔が多く見られています。

痔もおしりのかゆみの原因のひとつで、便秘体質でなかなか出ない人や、おしりを拭いたときに血が付くような方も注意する必要があります。便秘だとついつい排便の際にいきみ、肛門にある血管がうっ血して痔ができてきます。

2)おしりの役割

おしりの役割

おしりには大臀筋と呼ばれる後ろから大きな筋肉で包む部分、便を排出する肛門、おしりの中には骨盤が含まれ骨格を形成し、女性の子宮や卵巣を包む働きなどがあります。

おしり全体にある筋肉は、太ももと連動して歩行の際の動作に必要となっています。椅子に座る場合にも体を支えており、骨盤を保持させ上半身を支える働きもあります。同時に肛門の周りには肛門括約筋といって排泄をコントロールする筋肉が存在し、便やガスが出ないように引き締めたり、力むことで便やガスを出したりもしています。

女性の場合は、妊娠や出産とも関係が深い骨盤底筋群が、子宮を支える大きな働きを持っています。骨盤の下部にはハンモック状の筋肉で覆われ、子宮を支えており、骨盤内にある内臓を押さえる役割を持っています。出産時には胎児が母体から出てくるときにこの場所を通り抜け広がるために、出産後は骨盤底筋がゆるみ尿漏れに悩まされる女性もいます。さらに症状がひどくなれば子宮脱を起こすこともあります。

おしりとはこのようにさまざまな働きがあり、普段私たちが歩いたり座ったりする際に使用する役割や、排便のコントロール機能、内臓を支えるなど生活するうえで重要な部分となっています。

3)おしりの皮膚の特徴

おしりは普段露出することはありませんが、その代わり便や尿に触れる機会が多く、女性の場合は毎月の経血でかぶれやすい箇所でもあります。肛門付近がかゆい場合は便の影響、女性の場合膣周りなら経血やおりものの問題、男女共通していえるのが尿に含まれるアンモニアによる刺激です。

おしりは常にさまざまな物質と触れる箇所であり、いつも清潔に保つ必要があります。清潔を保つといっても、排便のたびにおしりをゴシゴシ拭くのは、肛門に必要以上の刺激がかかり痔の原因をつくるため避けてください。

女性の場合は、排便の際には前と後ろ側を別々に拭くことで、便に含まれる大腸菌が膣や尿道に付着しにくく、感染症予防になります。

男女共に排便や排尿の際には、ウォシュレットを使用し清潔を保つ工夫も必要でしょう。ただし、必要以上に清潔を保とうとして膣を洗いすぎると、今度は膣の自浄作用が低下して、膣炎やカンジダ膣炎になることもあります。ウォシュレットはやりすぎない程度に使用し、おしりの清潔を保つようにしてみてください。

このようにおしりへの刺激となっている原因を少しずつ取り除くだけでも、おしりの皮膚のトラブルは防ぐことができます。

おしりケア方法

おしりケア

おしりのかゆみの原因や、おしりのメカニズムを理解したら、今度は普段のおしりの正しいケア方法を見直すようにしてみましょう。清潔を保つためには正しく洗い、乾燥しないように保湿ケアも必要となってきます。

1)洗い方

おしりの洗い方はなかなか見直す機会は少ないのではないでしょうか。自己流で洗っている人がほとんどで、おしりはどの部分まで洗う必要があるかはあまり考えたことがない方が多いでしょう。

おしりの洗い方は、基本的に赤ちゃんのおしりを洗う方法と同じ考え方でかまいません。赤ちゃんは皮膚が弱く、おむつの中は長時間便や尿と触れやすく、おしりがかぶれやすいため、こまめに洗ってあげるはずです。大人の場合もおしりやその周辺を清潔に保ち、雑菌の繁殖を防ぐのは同じような考え方でいいのです。

おしりは入浴の際に石鹸を付けて優しく洗う程度で汚れは落ちます。肛門周辺にある皮脂もバリア機能を高めるために必要となっており、過剰な洗浄で取りすぎるのは禁物です。タオルでゴシゴシこする必要は無く、軽く洗う程度で充分です。

入浴以外でおしりを洗うといったら、ウォシュレットの使い方が気になる方も多いでしょう。排便の際にトイレットペーパーのみで拭くと、便に含まれる化学物質を肛門周辺になすりつけているようなものです。そのためウォシュレットで流すのは、かぶれ予防にもなります。便はお湯に溶けやすい性質がありますから、軽くウォシュレットで流し、その後にトイレットペーパーで水分をふき取れば汚れは広がりません。

注意したいのがウォシュレットの水圧の高さです。水圧を高くして肛門の中まで綺麗に洗うのが癖になっている人もいるようですが、洗いすぎは肛門を傷つけたり、必要な皮脂まで奪ったりして逆効果になることがあります。水圧は弱めでよく数秒ほどで充分汚れは落ちています。

ちなみにウォシュレットを使う方法は、必要以上にトイレットペーパーで肛門をふき取る必要が無く、痔の予防法としても勧められています。出産の後に痔になってしまった方は、排便の際にトイレットペーパーで強くこすって拭くよりも、ウォシュレットで汚れを落としてから水分を軽くふき取るほうが痔をひどくさせないことを覚えておきましょう。

2)保湿方法

おしりの保湿

おしりの保湿ケアは基本的には必要ないことなのですが、ドライスキンになっていて刺激に弱い状態になっているなら、保湿ケアをプラスして肌のバリア機能を高める方法が効果的です。

おしりのケアは清潔に保つことが基本で、必要に応じて、お風呂上りに洗い流した皮脂を補うケアをプラスしましょう。石鹸でおしりを洗うと、肌の表面を覆っている皮脂や、肌の内側を満たしている細胞間脂質が多少失われた状態となります。これを補うのがおしりの保湿ケアとなります。

細胞間脂質とはセラミドが主成分で、これが肌の内側に満たされていることで水分をがっちりキャッチすることができます。しかし、敏感肌の方や乾燥肌の方は、セラミドを失いやすく、スキンケアで補うと肌の保水力がアップします。皮脂は水分の蒸発を防ぐ働きがあるため、同じようにおしりに与えていきましょう。

シンプルに油分を与えるだけならワセリンを薄く塗り広げるだけでもケアできます。敏感肌や乾燥がひどい方は、セラミド入りのボディーローションをおしりに塗るのもおすすめです。

3)マッサージ

え?おしりってマッサージが必要なの?と思う方も多いかもしれません。実はおしりの筋肉と腰痛は密接な関係があることがわかってきています。おしりの筋肉がかたくなると、歩いたり座ったりする際に骨盤の負担が強くなり、それにより腰痛がひどくなるといわれています。

おしりの筋肉が緊張してしまう原因としては、重労働や激しいスポーツ、長時間のデスクワーク、立ち仕事などが考えられます。

おしりのマッサージ方法はとても簡単で、おしりに力を入れてみてかたくなる部分を丁寧にほぐしていきます。実は整体やカイロプラティックでおしりのコリをほぐすプロもいて、効果的なことは専門家の間でも知られていることなのです。

おしりのマッサージがやりづらいと感じる方は、足を開いてしゃがむ和式便座スタイルをやりましょう。別名ヤンキー座りとも呼ばれている方法で、この座り方をするだけでおしりの筋肉が伸びて腰痛予防になります。最近は和式便座に座ることがなくなり、おしりの筋肉がかたくなっている方が増えているようです。

おしり本

「おしり」を鍛えると一生歩ける!

「おしり」を鍛えると一生歩ける!

画像出典:http://hipup-artist.com/books/

おしり専門家として活動している松尾タカシさんの書籍です。ヒップアップ・アーティストの肩書きを持ち、おしりのエクササイズなども教えている方です。この本はおしりを鍛えると一生歩けて、寝たきりや腰痛・ひざ痛などのトラブルも防ぐことができるという内容となっています。

おしりは何歳からでも鍛えることができるそうで、おしりのトラブルを抱えている方から、美尻を目指す方まで、幅広い方が参考になります。おしりを鍛えるとO脚や尿漏れも防ぐことができるというのですから、女性必見の書籍でしょう。

◆松尾タカシさんのおしりに関する記事は、ココでチェック!↓

松尾タカシさんの綺麗のトリセツ記事はコチラ

1日1分 自分で治せる 腰痛改善 お尻ストレッチ!

1日1分 自分で治せる 腰痛改善 お尻ストレッチ!

画像出典:https://bookwalker.jp/decfe547e8-0b9f-4f4c-8bcf-67627c52a67a/?adpcnt=7qM_Vsc7&gclid=CIaRmOu6js8CFQMJvAodG1YJUg

おしりマッサージでも紹介した、おしりと腰痛が密接に繋がっていることを解説した本です。具体的なメカニズムやストレッチ方法なども掲載しているので、腰痛に悩んでいる方は、情報をチェックしてみるのもよいのではないでしょうか。腰痛の9割はおしりがカギを握っている、そのように書かれているように、腰痛がある方はおしりのコリを見逃すことができません。

接骨院の院長が執筆した本で信憑性が高く、1日1分でよいそうですから、本屋さんでちょっと覘いてみるのもいいでしょう。

「お尻のお悩み解消法」 恥ずかしくない!正しい肛門科のかかり方

「お尻のお悩み解消法」 恥ずかしくない!正しい肛門科のかかり方

画像出典:https://bookwalker.jp/de119a47da-cdeb-4d96-b2f6-b18a685332b5/?adpcnt=7qM_Vsc7&gclid=CLDsgOS9js8CFUYHvAodm9UCFQ

おしりのトラブルで多い痔に関する本で、痔の原因や治療方法、肛門科のかかり方まで解説されています。痔は3人に1人がかかるともいわれる国民病ですが、はずかしく病院を受診するのをためらっている方も多いようです。痔の受診率は4割弱ともいわれていていて、トラブルがあってもなかなか受診できないのが現状でしょう。痔は大腸がんやクローン病が隠れている可能性もあるようです。

痔が気になる方は、この本で肛門科のことを勉強してみるのもよいでしょう。

最後に

おしりのかゆみの原因や対策方法から、おしりにまつわる話まで幅広く紹介しましたが、実は知らなかった内容も多かったのではないでしょうか。おしりは普段私たちの身近にありながらも、深く追求することは少なく、意外と見逃されていることが多いようです。おしりのかゆみ対策をチェックしたら、おしり全般の美容や健康にも目を向けてみてはどうでしょうか?

著者情報

最近はもっぱらナチュラル思考です。自然が大好き!

本記事は、2016年9月23日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。