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アロマテラピーのこと本当に解ってる?アロマテラピーの基礎

2014年8月20日更新 | 3,380 views | お気に入り 503

はじめに

日本では雑貨扱いのアロマテラピーのエッセンシャルオイル。フランスでは薬剤師さんが処方しているのが当たり前です。何も知らずに使用していると危険なこともあります。

今回はアロマセラピーの初心者でもわかるようにアロマの基本をお伝えいたします。

1、アロマがストレスにいいというけれど、なぜいいの?

私達の体は日々小さなストレスはかかっています。そのストレスは寝ている間にバランスが整い消化されまた元気に働くことができるのです。これを恒常性といいます。

この恒常性の維持には以下の3つのバランスが大切です。
そしてそのバランスを保っているのが脳の視床下部というところです。

大脳には大脳辺縁系という部分と大脳新皮質という場所があります。
大脳新皮質はいわゆる理性の脳で、いい悪いの判断などもここで行われています。

一方大脳辺縁系は古い脳、情動脳とも言われており、原始的な脳になります。私達の五感には触覚、味覚、視覚、聴覚、嗅覚とあります。

嗅覚以外は大脳新皮質を通るのですが、嗅覚のみはダイレクトに大脳辺縁系に行き、視床下部へと伝わります。

アロマテラピーが心と体の恒常性の維持に効果的なのはここなのです。

アロマテラピーを行うことで、なんだか気分がよくなった、よく眠れた、やる気が起きた、生理不順が治ったなどというのはこれが理由です。こころとからだが勝手に反応してくれます。食事などで例えると、栄養があるからこれを食べよう、からだにいいからこれを食べようというのではなく、肉ばかり食べているとなんか野菜を欲する、野菜が食べたい!と思いますよね。それが本能の部分です。

アロマテラピーとは、芳香浴をしたり、全身に塗布したり、入浴剤に使用したり、お化粧品を作ったりということをしながら、心と体の恒常性の維持と促進をはかります。

 

2、エッセンシャルオイルはどうやって作られるの?

エッセンシャルオイルのほとんどは水蒸気蒸留法という方法で抽出されます。

この蒸留方法の副産物として、フローラルウォーター(アロマウォーター、ハイドロゾルともいいます)ができます。ローズにはローズウォーター、ラベンダーにはラベンダーウォーターというものができるわけです。

柑橘類は圧搾法という方法で抽出されます。

その他にも溶剤抽出法、超臨界流体抽出法、アター抽出法などいろいろな方法があります。

それぞれメリット、デメリットがあります。

 

3、正しいアロマテラピーの方法

今、ネットでも原液塗布できます、飲用できますなどというものが数多く出回っていますが、エッセンシャルオイルは血液の中に入り、肝臓で解毒されます。

頻繁にこのような行為をすることはとても危険ですので私達のIFAの団体ではとても懸念しています。

エッセンシャルオイルの中でも安全なもので原液塗布が可能なものはありますが、常用することは危険ですので気を付けましょう。

通常セルフマッサージを行う場合は、ボディなら2~3パーセント濃度、お顔でしたら1パーセントまでが適切な濃度です。

2パーセント濃度を作成する場合はキャリアオイル(ホホバオイルなど)10mlに対して4滴が2パーセントとなります。

ブレンドすることで相乗効果が生まれますので数種類持っていると便利です。

 

エッセンシャルオイルは原則希釈をしてお肌のケアに取り入れます。

直接肌につけるとアレルギーの原因にもなりますので気を付けましょう。
お風呂に直接エッセンシャルオイルを入れるという方をよく聞きます。

実はこれも原液塗布をしていると同じことです。エッセンシャルオイルは親油性なので水には溶けません。混ぜてもすぐに塊になるはずです。入浴して出るときに、何か所かに原液がつくということが起こりえます。完全に溶かすには専用の液体が必要ですが、天然のお塩などに混ぜて使用すると少し刺激がなくなります。

 

著者情報

英国IFA認定アロマセラピスト/ 英国IFA認定プリンシパルチューター/ AEAJ認定アロマセラピーインストラクター/ AEAJ認定アロマセラピスト

本記事は、2014年8月20日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。